メイさんからの教育中です。
「貴女と仲がいいティオナさんは、既に加入しています。」
「え?い、いつの間に…。」
「昨日です。」
「昨日!?な、何で…。」
ど、どうして!?
ティオナが入れて、何で私が入れないの!?
「貴女はその時、どこにいましたか?」
「……あ。」
途中で抜けて、リヴェリアとアルフィアさんのところにいました…。
「あの時逃げ出さなければ、ティオナさんと同時に加入してましたね。」
(ガクッ…)
私の……せいだ。
入れない…いやだ…。
「なので、一人で行動してはいけないと言ったのです。」
「大変理解いたしました…。」
「わかっていただけて嬉しいです。話が逸れましたね、メイド親衛隊へ「入ります!」はい、歓迎しますよ。」
「あ、ありがとうございます!」
「ここの女性はほとんどメイド親衛隊に入っています。なので、自然に仲良くできると思いますよ?」
「わ、わかりました。が、頑張ります。」
「そこまで力まないでくださいね。自然にしてください。そしたら同じ親衛隊の皆様から色々と教えてくれますよ。」
「わ、わかりました。」
ダンジョンの深層で戦うより難しいけど…ベルのためになら!
「ああ、2つ注意をしておきましょう。」
「え?な、何ですか?」
「元【フレイヤ・ファミリア】改宗組がおられますが、喧嘩してはだめですよ?特にシノスさんは。」
「シノスさん…神々の中にいた人間の女性ですか?」
「はい、そうです。理由はまた説明します。」
シノスさん…以前はシルさんと名乗っていた人?
どうして【フレイヤ・ファミリア】に?
「わかりました…。その…2つ目は?」
「神ロキには近づいてはいけません。向こうから近づいてきたら、すぐ私かセバスへ来てください。」
「はい、わかりました。」
わかった。ロキのせいでいろいろと怒られたし…。
ロキには近づかないようにしよう。
「では、こちらへ着替えて下さい。」
「それは…以前ロキが用意したメイド服?ちょっとデザインが違うくらい?」
「神ロキの欲望に塗れた服と一緒にしないで下さい。神聖な戦闘服です。」
「は、はい!わかりました。すみません!着替えてきます!」
こ、怖い!本気の殺気だった!
メイド服をバカにしないようにしよう…。
「あの…気味悪いほどピッタリなんですが…。」
「それでいいのです。では、同僚の方々を紹介しましょう。付いてきてください。」
「あ、はい。」
だ、大丈夫かな…?
メイさんを信じよう…ううん、信じるしかない!
「皆様方、アイズさんがメイド親衛隊に入りました。」
「よ、よろしくお願いします。」
こ、こんなに多くいるの!?
……うう、ベルがレベル1の時に攫っておけばよかった…。
「おー!アイズも入ったんだ!」
「へー!メイド服がすごく似合うねー!」
「…なるほど。メイ様の言う通りですね。」
『魂の淀みが薄れたわ…ひとまずは成功ですね。さすが【最強侍従】ですね。』
『シノス、そうなのですか?』
「はいはい、皆様。そこまでです。アイズさんの担当は、エイナさんと春姫さんにお願いします。」
「はい、承知しました。エイナです。アイズさんと呼んでも?」
「あ、はい。」
「春姫でございます。アイズ様、お互い頑張りましょうね。」
「あ、はい。お願いします。」
(メイさんの言った通りね…。)
(何となく怯えていますね…。ウィーネ様と同じように接しないと。)
「しばらくは三人で行動してもらいます。よろしいですね?」
「「「はい。」」」
この2人…優しそう。
何とかやっていけるかな…が、頑張ろう。
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シーツの張替え…。自分のだけしかやったことがない。
「えっと…。」
「あ、そこのシーツの端を押さえて下さいね。……はい、問題ありません。」
「うん、最初にしてはいいと思うよ。」
「そ、そうですか?」
褒められた!嬉しい。
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「わわっ…。あ、ありがとうございます!アイズ様。」
「いえ…。その…様づけは…。」
「これは、春姫の口癖ですので気になさらないで下さい。」
「大丈夫!?ああ、よかった。2人とも。」
私の担当がエイナさんと春姫さんでよかった…。
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「へー、じゃが丸くんにも多くの種類があるんだ。」
「うん。私のおすすめは小豆クリーム味です。」
「じゃが丸くんに小豆クリーム味ですか…?」
「ん?じゃが丸くんの話かい?……小豆クリーム味は玄人向けだね。わかっている人しか知らないんだよ。」
「ふふん!」
(威張ってるアイズさん、可愛い…。)
(確かにウィーネ様並で精神的に幼いですね。)
(馴染めてきたかな?メイくんたちの作戦がうまくいっててよかったみたいだね!)
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みんなは優しい…。
けど、この人だけは…何故か負けたくない。
「【剣…いえ、アイズ。」
「何ですか…【薫…ルゥ。」
「アイズ、そこにある箒があるでしょう。私はこのモップです。」
「いいえ、このモップは私が先に取りました。なので、その箒はルゥです。」
「「…………。」」
何故かわからないけど、負けたくない!
二度と負けてたまるものか!
「何で睨み合っているんですかー!メイさんに怒られますよー!」
((ビクゥッ!))
メイさんに怒られたくない!
(この2人、似てないようで似てるわね。意外といいコンビになるかもしれないわ…。)
アイズさんがメイド親衛隊へ入りました!
ですが、まだまだハーレムへは遠いです。
今は、春姫さんの母性に、エイナさんの教えを受けています。
皆さんとの関係を構築中です。
ですが、ルゥさんとは合わずかち合っています。
本妻争いを幾度が繰り返していますからね!
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