白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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引き続いてアイズさん回です!

メイさんからの教育中です。


第272話 剣姫、入隊。

「貴女と仲がいいティオナさんは、既に加入しています。」

「え?い、いつの間に…。」

「昨日です。」

「昨日!?な、何で…。」

ど、どうして!?

ティオナが入れて、何で私が入れないの!?

 

「貴女はその時、どこにいましたか?」

「……あ。」

途中で抜けて、リヴェリアとアルフィアさんのところにいました…。

 

「あの時逃げ出さなければ、ティオナさんと同時に加入してましたね。」

(ガクッ…)

私の……せいだ。

入れない…いやだ…。

 

「なので、一人で行動してはいけないと言ったのです。」

「大変理解いたしました…。」

「わかっていただけて嬉しいです。話が逸れましたね、メイド親衛隊へ「入ります!」はい、歓迎しますよ。」

「あ、ありがとうございます!」

「ここの女性はほとんどメイド親衛隊に入っています。なので、自然に仲良くできると思いますよ?」

「わ、わかりました。が、頑張ります。」

「そこまで力まないでくださいね。自然にしてください。そしたら同じ親衛隊の皆様から色々と教えてくれますよ。」

「わ、わかりました。」

ダンジョンの深層で戦うより難しいけど…ベルのためになら!

 

「ああ、2つ注意をしておきましょう。」

「え?な、何ですか?」

「元【フレイヤ・ファミリア】改宗組がおられますが、喧嘩してはだめですよ?特にシノスさんは。」

「シノスさん…神々の中にいた人間の女性ですか?」

「はい、そうです。理由はまた説明します。」

シノスさん…以前はシルさんと名乗っていた人?

どうして【フレイヤ・ファミリア】に?

 

「わかりました…。その…2つ目は?」

「神ロキには近づいてはいけません。向こうから近づいてきたら、すぐ私かセバスへ来てください。」

「はい、わかりました。」

わかった。ロキのせいでいろいろと怒られたし…。

ロキには近づかないようにしよう。

 

「では、こちらへ着替えて下さい。」

「それは…以前ロキが用意したメイド服?ちょっとデザインが違うくらい?」

「神ロキの欲望に塗れた服と一緒にしないで下さい。神聖な戦闘服です。」

「は、はい!わかりました。すみません!着替えてきます!」

こ、怖い!本気の殺気だった!

メイド服をバカにしないようにしよう…。

 

「あの…気味悪いほどピッタリなんですが…。」

「それでいいのです。では、同僚の方々を紹介しましょう。付いてきてください。」

「あ、はい。」

だ、大丈夫かな…?

メイさんを信じよう…ううん、信じるしかない!

 

「皆様方、アイズさんがメイド親衛隊に入りました。」

「よ、よろしくお願いします。」

こ、こんなに多くいるの!?

……うう、ベルがレベル1の時に攫っておけばよかった…。

 

「おー!アイズも入ったんだ!」

「へー!メイド服がすごく似合うねー!」

「…なるほど。メイ様の言う通りですね。」

『魂の淀みが薄れたわ…ひとまずは成功ですね。さすが【最強侍従】ですね。』

『シノス、そうなのですか?』

「はいはい、皆様。そこまでです。アイズさんの担当は、エイナさんと春姫さんにお願いします。」

「はい、承知しました。エイナです。アイズさんと呼んでも?」

「あ、はい。」

「春姫でございます。アイズ様、お互い頑張りましょうね。」

「あ、はい。お願いします。」

(メイさんの言った通りね…。)

(何となく怯えていますね…。ウィーネ様と同じように接しないと。)

「しばらくは三人で行動してもらいます。よろしいですね?」

「「「はい。」」」

この2人…優しそう。

何とかやっていけるかな…が、頑張ろう。

 

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シーツの張替え…。自分のだけしかやったことがない。

「えっと…。」

「あ、そこのシーツの端を押さえて下さいね。……はい、問題ありません。」

「うん、最初にしてはいいと思うよ。」

「そ、そうですか?」

褒められた!嬉しい。

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「わわっ…。あ、ありがとうございます!アイズ様。」

「いえ…。その…様づけは…。」

「これは、春姫の口癖ですので気になさらないで下さい。」

「大丈夫!?ああ、よかった。2人とも。」

私の担当がエイナさんと春姫さんでよかった…。

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「へー、じゃが丸くんにも多くの種類があるんだ。」

「うん。私のおすすめは小豆クリーム味です。」

「じゃが丸くんに小豆クリーム味ですか…?」

「ん?じゃが丸くんの話かい?……小豆クリーム味は玄人向けだね。わかっている人しか知らないんだよ。」

「ふふん!」

(威張ってるアイズさん、可愛い…。)

(確かにウィーネ様並で精神的に幼いですね。)

(馴染めてきたかな?メイくんたちの作戦がうまくいっててよかったみたいだね!)

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みんなは優しい…。

けど、この人だけは…何故か負けたくない。

「【剣…いえ、アイズ。」

「何ですか…【薫…ルゥ。」

「アイズ、そこにある箒があるでしょう。私はこのモップです。」

「いいえ、このモップは私が先に取りました。なので、その箒はルゥです。」

「「…………。」」

何故かわからないけど、負けたくない!

二度と負けてたまるものか!

 

「何で睨み合っているんですかー!メイさんに怒られますよー!」

((ビクゥッ!))

メイさんに怒られたくない!

 

(この2人、似てないようで似てるわね。意外といいコンビになるかもしれないわ…。)




アイズさんがメイド親衛隊へ入りました!
ですが、まだまだハーレムへは遠いです。

今は、春姫さんの母性に、エイナさんの教えを受けています。
皆さんとの関係を構築中です。

ですが、ルゥさんとは合わずかち合っています。
本妻争いを幾度が繰り返していますからね!

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