白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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ベルくんへ姫様抱っこしてもらって、メイさんのところへ向かっています。


第275話 千妖精、覚悟。

「…………(何でだろう…安心できる。もう確定だ…私はベル・クラネルを…)」

「もうお義母さんたら…。でもレフィーヤさんってこんなに軽いんだ。」

「………(失礼ですね!そんなに…食べてないはずです!…多分)」

「さて、ここかな…。」

あ…、もう終わりですか。

うう…名残惜しいです。

 

ガチャ

 

「おや、坊ちゃま。どうしましたでしょうか?」

「やぁ、ベルく…ベ、べべべベルくん!何をやっているんだー!」

「ち、違うんです、神様!セバスから精神疲弊したレフィーヤさんを、メイのところへ運んでと言われたです!」

「ほう、セバスが?わかりました。そちらのソファーまで運んでいただけませんか?」

「あ、うん。……っと。じゃあ、僕は行くね。師匠が待っているんで。」

「はい、行ってらっしゃいませ。」

「ベルくん、頑張ってね!」

もう少しいてもいいじゃないですか!

 

バタン

 

「さて、レフィーヤさん。起きていいですよ。」

「へ?」

「………はい。」

うう…やはりお見通しでしたか…。

まあ、団長がいるとこで起きると気まずいですからね。

 

「キ、キミは寝たふりをして、ベルくんに運んでもらっていたのかい!何て策士なんだ!」

「ちちちち違いますよ!本当に偶然ですよ!」

「…嘘は言ってないね(その手があったか!)」

「レフィーヤさん、何故すぐに起きなかったのですか?」

「そ、それは…。その…。」.

団長にしばらく抱いていたかったからです、と言えるわけじゃないですか!

でも…心地よかったなあ…。

 

「(あー…なるほど)キミ、ベルくんを本気で好いているね?」

「なっ…………はい、そうです。」

「ようやく自覚してくれたようですね。」

もう隠せないし…、もう知らないフリできません…。

メイさんの言う通り、私は団長を好いています。

 

いつ頃からだろうか…。

18階層で闇派閥の罠に落ちた頃?

59階層で『穢れた妖精』との決戦で、フィン団長からの発破?

……違う、もっと前から。

そう、ベル・クラネルと初めて会った時…街角でぶつかった時からです…。

あの時、私はベル・クラネルに一目惚れしたのでしょう。

 

「はぁぁぁ~、また増えたー!」

「え?ふ、増えた?」

「レフィーヤさん、メイド親衛隊で貴女をスカウトしなかったのは何故かお教えしましょう。メイド親衛隊は、坊ちゃまのためのハーレムです。」

!?

ハ、ハーレムですってぇぇぇぇぇ!

テ、ティオナさんもアイズさんも!?

何て羨ましい…じゃなくて…じゃないですか!。

こ、ここは反論しておきましょう!

 

「なななな、何ですって!ハ、ハーレム!?ふ、不潔です!」

「……さっきまで寝たふりして、ベルくんに姫様抱っこしてもらって満喫したキミに言われたくないんだけど?」

「うぐっ!?」

か、返す言葉もありませぇん…。

しょうがないじゃないですか!

 

「何故、ハーレムを作らなければならないのかをお教えしましょう。」

「へ?」

そして、私は団長のスキル…【猛者】を倒したからくりを聞きました。

 

「……『魅了』……『兎囲女達』…。全部ゼウス様のせいじゃないですか!」

「まー、そうだね。」

「それは同意します。話は変わりますが、レフィーヤさんは強くなりたいですか?」

「は、はい!」

もちろんです!

 

「坊ちゃまに置いていかれたくないですね?」

「……はい。」

「それは好敵手としてですか?または異性としてですか?」

「…り、両方です。」

本当は異性としてですが、好敵手…いいえ、あ、相方としてですが。

 

「ですが、今の貴女はレベル4下位です。坊ちゃまはレベル6ですがスキルによる後押しのため、レベル9に匹敵するかもしれません。」

「レ、レベル9!?」

今の団長はもうそこまで強くなっているのですか!?

その『兎囲女達』は非常に強力じゃないですか!

 

「既に差は限りなく開いています。貴女はそれでも諦めませんか?」

「…諦めたくないです!」

「まさか…メイくん。」

「レベルは縮めることはできませんが、貴女は貴女の売りがあります。それを伸ばす方法がありますが、寿命が縮むかもしれません。どうされますか?」

「……数分考えさせて下さい。」

『メイくん、彼女はそこまでの想いがあるのかい?』

『はい、あります。絶対に乗ってきますよ。』

 

……団長はヒューマン。私より早く死ぬでしょう。

私は、長命族のエルフ…。団長より長く生き、団長を超えるかもしれません。

それでいいのでしょうか?

いいえ…、団長がいない世界を考えると…、強くなる張り合いが…いいえ生きる張り合いがなくなるでしょう。

寿命が縮むのは怖いですが、団長と共に生きたい…。

覚悟を決めましょう。

 

すぅ…はぁ…。

「かまいません!団長に…ベル・クラネルに…置いていかれたくない…。強くなりたいです。リヴェリア様…アルフィアさんよりも!」

「いい回答です。ティオナさんが強くなっている様子に気づきましたか?」

「え?あ、はい。」

「その秘密をお教えしましょう。」

え?ティオナさんが強くなった秘密が?

 

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「【白兎眷属】…。まさかア、アイズさんも?」

「いえ、アイズさんは時期尚早です。今、やっても恐らく発現しないでしょうね。」

「時期尚早?」

「後で詳しく話しますよ。どうされますか?」

 

それでも私の気持ちは変わりません!

「……私、レフィーヤ・ウィリディスは団長…ベル・クラネルを好敵手として見定めているだけではなく、異性としてベル・クラネルを半年も見てきました。彼のおかげで私はこの半年の間で強くなったと言って過言ではありません…。そして、改宗して先程確信しました。私は…ベル・クラネルを好いていることに。たとえ、寿命が縮まろうが呪詛にかかろうが、私レフィーヤ・ウィリディスはベル・クラネルと共に生き、共に戦い、共に散ることを誓います!」

「レフィーヤくん…。」

「素晴らしい回答です。では、その想いが本当かどうかこれを飲んで更新していただきます。」

「これは…?」

「坊ちゃまの血が入って「(バッ!)…ゴクゴクゴク」…ヘスティア様、更新をお願いします。」

「話は最後まで聞きなよ…。はぁ…絶対に発現しているよ、コレ。」

さぁ!ヘスティア様、更新して下さい!




とうとう、レフィーヤさんは自覚してしまいました。
そして、ベルくんハーレムへ入ることが確定しました!

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現在(第275話)のハーレム経緯

物語の進捗状況に会わせて更新していきます。
候補者は多くいると思いますが、確定人物だけ記載します。
前触れもなく突如の方もいるかもしれませんので…。

確定条件
・ベルのスキル【兎囲女達】の発現以降であること。
・メイとセバスのお眼鏡にかなっていること。
・ベルに心酔または溺愛していること。
・ベルへの愛が、身も心も魂さえも捧げてもいいレベルまで達していること。

確定人物(確定したタイミング→第○話)
【ヘスティア・ファミリア】
神ヘスティア 第17話
リリルカ・アーデ  第20話
サンジョウノ・春姫 第20話
エイナ・チュール 第53話
バーチェ・カリフ 第169話
アーディ・ヴァルマ 第182話
シノス・フローヴァ 第235話
ルーゼ・フローヴァ 第235話
ルゥ(リュー)・リオン 第24話
ティオナ・ヒリュテ 第257話
レフィーヤ・ウィリディス 第275話←NEW!

【アストレア・ファミリア】
神アストレア 第112話
アリーゼ・ローヴェル 第152話
ゴジョウノ・輝夜 第152話

【ヘルメス・ファミリア】
アイシャ・ベルガ 第57話
ローリエ 第58話

【ミアハ・ファミリア】
カサンドラ・イリオン 第65話

【ヘラ・ファミリア】
アルフィア 第148話

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