白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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ベルくんの血を飲んだレフィーヤさんです!
おや…?レフィーヤさんの様子が…?


第276話 処女神、驚愕。

更新っと…。

どれどれ…、あー、やはり発現したか…・

あれ?あれれ?

「いかがでしょうか?ヘスティア様。」

「発現したけど…、スキルが2つも出ているけど?」

何だい…これは。

まーた、レアスキルかよ…。

 

「2つも発現したのですか?【白兎眷属】ともう1つは何でしょうか?」

「…うっ…頭痛が………。え?そんな……兄さんが?お義姉様…みんなも?……はぁぁぁぁぁ。」

レ、レフィーヤくん?

ど、どうしたんだい!?

 

「レフィーヤくん?大丈夫かい?」

「レフィーヤさん?いえ、貴女は誰ですか?」

「ちょ!?メ、メイくん!?」

メイくんがボクを抱えて、レフィーヤくんと距離とった!?

一体ど、どうしたのさ!

 

「失礼しました。ヘスティア様、メイさん。」

「もう一回聞きます。貴女は誰でしょうか?」

え?誰って…レフィーヤくんじゃあ…。

あれ?何か雰囲気変わった?

 

「メイさん、お待ち下さい。ヘスティア様。【白兎眷属】ともう1つのスキルを教えてくれませんか?」

「え?ああ…。」

 

【妖精前世】

・前世の記憶を持つ。

・前世に習得した魔法が使用できる。

 

前世って…何?

魂は漂白されて、記憶もないはずじゃなかったのかい!?

天界の連中、仕事さぼったなー!

 

「【妖精前世】…。やはりそうですか。」

「前世の記憶ですか。レフィーヤさん、貴女の前世は誰ですか?」

「今の私はレフィーヤ・ウィリディスです。そして…前世ではフィーナであった者です。」

「フィーナ?」

フィーナって…聞いたことないなぁ。

というか、ボクは天界で一万年ほどずっと寝ていたからね。

自慢じゃないけどさ!

 

「フィーナ…確かクソバカ主神が言っていました。【始まりの英雄】アルゴノゥトの近くにいた、ハーフエルフの名前がそれだったはずです。まさか、貴女は…。」

「はい、そうです。メイさん。私はそのフィーナの生まれ変わりです。」

「な、何だってー!」

アルゴノゥトって…古代の英雄で、3000年以上前じゃないか!

3000年以上の時を経て、前世の記憶が蘇ったということなのかい!?

天界の連中、ちゃんと仕事しろよ!

…3000年前の頃は、ボクも天界にいたんだけど担当じゃないからなー。

 

「これは驚きましたね…。まさか古代三大詩人の三人目で謎となっている方、フィーナ様が転生したのが貴女だったとは。」

「古代三大詩人ですか…今は、そんなに大げさになっているのですか。私はただのハーフエルフの詩人、フィーナの生まれ変わりです。それだけですよ?」

「待って下さい…。ヘスティア様、今更ですが嘘は言ってませんよね?」

「言ってない…全て真実だよ。こんなことってあるんだね…。でも、どうしてベルくんの血によって、レフィーヤくんの前世の記憶が蘇ったんだろう?」

フィーナくんの記憶が蘇ったのは、ベルくんの血がきっかけなのは間違いない。

じゃあ、何でベルくんの血で蘇ったんだ?

 

「それは簡単です。私の義兄であるアル兄さん…、いえ【始まりの英雄】アルゴノゥトの生まれ変わりである、【ヘスティア・ファミリア】団長ベル・クラネルの血によって私…フィーナの記憶が復活したからです。」

「何ですって!古代の…英雄の時代の、【始まりの英雄】アルゴノゥトの生まれ変わりが坊ちゃまなのですか!」

「嘘は言ってない…。マジかよ…。」

古代の英雄の生まれ変わりが、ベルくんなのか…。

 

ん?アル兄さんということは…。

【始まりの英雄】の近くにいたハーフエルフがフィーナくん…アルゴノゥトくんの義妹だったんだね。

そして、その義兄妹が1000年以上の時を経てベルくん、レフィーヤくんとして生まれ変わったのか。

こうして、同じ場所で巡り合うのは神ながらにして、運命を感じるね。

 

「レフィーヤさん、少々お待ちを。セバスを呼んできます。ヘスティア様、これはトップシークレット中のトップシークレットです。」

「う、うん。」

メイくんがこんなに焦るのは初めて見るね…。

ベルくんが時を越えたのも大事だったのに、ここまで焦ってなかったよね。

 

彼らにとって神時代の前の、英雄の時代の生き証人…。

彼らにとっては憧れの大先輩にあたる人が、転生した…。

そりゃ、焦るよね。

 

想いはスキルを発現するだけでなく、神々の魂の漂白を抵抗するとはね。

……何でボクの眷属になると、レアスキルばかりが発現するんだよ!

 

-------------------------------

 

「メイから聞きましたが、驚きましたね。」

「ええ、本当に。」

「ベルくんで大抵驚いたけど、これもだね…。」

「すみません。大事になってしまって。」

レフィーヤくんのせいじゃないのはわかっているけどね。

 

「世界三大詩人の中で謎となっている、フィーナ嬢に会えて大変光栄でございます。…まさかレフィーヤ嬢に転生されていたとは。」

「しかもフィーナさんの義兄である、【始まりの英雄】アルゴノゥトの生まれ変わりが坊ちゃまですか。【最後の英雄】最有力候補が【始まりの英雄】の転生者とは、皮肉なものですね。」

 

「ボクはもう疲れたよ…。」

いくら慣れたといっても、疲れるものは疲れるんだよ!

天界でもこんな驚くようなことなんて、1000年に1回ぐらいだよ!




ベルくんの血…義兄の血によって、前世のフィーナの記憶が復活しました!

ベルくんとレフィーヤは、前世が義兄妹であり今世でも強くつながっています。
コンビでノールック連携もできますし…。
あと、異端児騒動でベルくんの行動に対して一番納得できずモヤモヤしていた方ですからね。
以上から、ベルくんの血の【白兎眷属】の副次効果により前世の記憶が復活してしまいました。

他の方は、フィーナほどの強いつながりがありませんから復活できません。
アイズもまた同じです。

ソード・オラトリアの続編は、妖精覚醒とのことですね。
なので、妖精覚醒=フィーナの記憶復活とさせていただきました。

そして、古代三代詩人の最後の一人が不明ですが、ダンメモの「剣姫エンゲージ」で出てきたフィーナが自ら詩人と言ってました。なので三人目とさせていただきました。

…と本作品はそうさせていただきます。

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