白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

279 / 439
久々のアリーゼさん回です!

アストレアがとうとう決断しました。
ちなみに、アリーゼさんたちは知りません。


第278話 紅花、驚愕。

あら?【千の妖精】、なんか雰囲気変わったかしら?

それより、こっちよ。

アストレア様、一体何をするつもりかしら…・。

「ヘスティア。ベルの血をちょうだい。……何で疲れているの?」

え?ベルの血?まさか…。

 

ヘスティア様、何か煤けているような気がするけど…何があったのかしら?

先程の【千の妖精】と何か関係があるの?

「色々とあったんだよ…。セバスくん、あるかい?」

「はい、ございます。…本当によろしいのですね?神アストレア。」

「ええ、もちろんだわ。」

も、もちろんじゃありません!

 

「ちょ、ちょっと待って下さい!アストレア様!何をするのでしょうか?私、すごく気になるんですけど!」

「先に説明していただけませんでしょうか?何故、若様の血をアストレア様が飲むのでしょうか?」

「そ、そうです!」

説明!説明をして下さい!アストレア様!

私がいうのも何だけど!

 

「ふふふ、それは後のお楽しみね。」

「アストレア…キミ、彼女たちに説明してなかったのかい?」

バッ!…ゴクゴクゴク…。

「「「ああっ!」」」

の、飲んじゃった…。

 

「さあ、ヘスティア。刻んで頂戴。」

「ええー…。」

……神が神の恩恵を神に刻めるの?

ええー…嘘でしょ?

さすがの私も言葉も出ないわ…。

 

■■■■■■■■■■

「よし…刻めたよ。……フレイヤに続き、ベルくんの眷属となったよ(もうどーにもなーれ)!」

「よし、やったわ!これが私のステータスね。ワクワクするわ!」

 

レベル1

レア

力: I 0

耐久: I 0

器用: I 0

敏捷: I 0

魔力: I 0

 

スキル

【星乙女】

・戦闘時に全アビリティ中補正。

・戦闘続行時に発展アビリティ『剣士』発現

 

【正義審判】

・相手が悪性の場合、全アビリティ高補正。

・相手が悪性の場合、異常無効

 

【白兎眷属】

・血をいただいた相手への忠誠または愛が強ければ強いほど、早熟する。

(ただし相手が異性のみ)

・血をいただいた相手が強ければ強いほど、ステータス高補正。

・血をいただいた相手が死ぬまで、神威・神力は完全に封じられる。

 

「【星乙女】かぁ…オリンポスでお転婆娘だったキミらしいよ。」

「ヘスティア、昔のことは言わないで頂戴。」

「いや、あちこち首を突っ込んでいたじゃないか…。」

 

「それに…【正義審判】ね。」

「それもキミらしいね。でも、モンスター相手にそのスキルは意味ないんじゃないかな?」

「そうね…でも闇派閥は完全に消滅したわけじゃないよね。」

「……試し斬りみたいなことはやめてくれよ?」

「………。」

「黙るなァ!」

 

「よーし!アビリティをバンバンと上げないとね!」

(あーあ、オリンポス武闘派に火が点いちゃったよ。)

------------

「え、えええ!?急に力が入らなくなったんだけど!?」

「ま、まさか!恩恵が切れたのか!?アストレア様が送還されたのか!?」

「で、でも!何も起こっていませんよ。」

-----------

「……キミ、彼女たちをどうするんだよ。」

「……ヘスティア、いえヘスティア様。あの娘たちを眷属にしていただけませんでしょうか?」

「キミに敬語で言われても、違和感しかわかないんだけど…。はぁ。」

■■■■■■■■■■

 

アストレア様がベルの血によって、神力を封印された?

ベルは本当にヒューマンなの…?

 

そして恩恵を失った私達は、ヘスティア様に恩恵を授けてもらった。

「………わ、私達のアストレア様がヒューマンに?」

「………若様の眷属?神がヒューマンの眷属に?」

「………鍛冶場へ戻ってもいいでしょうか?」

セシルちゃんはもう諦めモードね…。

私でも現実を受け止められないわ!

 

「みんな、ごめんね!テヘペロ☆」

「何がテヘペロ☆だ!反省しろー!」

 

ゴンッ!

 

「いたーい!」

「それはいいのですが、ライラ嬢はよろしいのでしょうか?」

「「「あ」」」

ライラのことをすっかり忘れていたわ…。

ダンジョンへ潜っていなければいいけど…。

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■

「え?この感じ…力が入らないだと?」

「ライラ…どうしたんだい?……この感じは、まさか!ロキ、ライラの背中を見てくれ!」

「何やー?ライラたん、どないしたんや?ちょい、こっちへおいでやー。」

---------------------

「…恩恵が…消えとる。」

「何だって!アストレア様は!?」

「ちょ、ちょい待ち!……天の柱があらへんちゅうことは…送還されとらんはずや。」

「くっ…今から【ヘスティア・ファミリア】へ行ってくる!」

「待ちーや!護衛…いやウチも一緒に行くわ!誰かおるんかー?」

「どうしたのよ?ロキ?」

「ちょうどよかったわ!ティオネ、ウチらと【ヘスティア・ファミリア】へ行くで!ライラたんの恩恵が切れとった!」

「何ですって!わかったわ、抱えていくわ!」

■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

【怒蛇】がライラと神ロキを抱えて来た時は、何事かと思ったわ!

ライラがダンジョンへ潜ってなくてよかったわ!

アストレア様がおられることで、ライラはホッとしていたようだけど、神ロキが「神の力を感じられへん…」と言ったことから、ヘスティア様が仕方なく明かしたわ。

「………は?」

「………アストレア様がバグ兎の眷属に?」

「………あの子、ヒューマンよね?」

まあ、そうなるわよね!

ベルは神の格上の存在じゃないかと思ってしまったわ!

 

「ごめんなさいね、ライラ。どうしても試してみたかったの。」

「(いい加減にしろよ!あのバグ兎!)…ヘスティア様。その、すまないけど恩恵もらっていいかい?」

「うん…いいよ。すまないね、ロキんとこの監査役になって。」

「いや、【勇者】サマの近くにいるからいいんだけどなぁ…。まさか、こんなことになるなんて…。」

ご心中察するわ、ライラ!




アストレア様がとうとうベルの血を飲んで、ベルの眷属になってしまいました…。
フレイヤ様に続いて2人目です。

そして、当然神力を封じられたので恩恵が切断されました。
ヘスティアからの恩恵を受けて、正式にヘスティア・ファミリアとなりました。
アストレア・ファミリアは自然消滅してしまいました…。

ライラも当然及ぶことで、ベルくんに対してキレました。
仕方がないですね。

----------------------------------
現在(第275話)のハーレム経緯

物語の進捗状況に会わせて更新していきます。
候補者は多くいると思いますが、確定人物だけ記載します。
前触れもなく突如の方もいるかもしれませんので…。

確定条件
・ベルのスキル【兎囲女達】の発現以降であること。
・メイとセバスのお眼鏡にかなっていること。
・ベルに心酔または溺愛していること。
・ベルへの愛が、身も心も魂さえも捧げてもいいレベルまで達していること。

確定人物(確定したタイミング→第○話)
【ヘスティア・ファミリア】
神ヘスティア 第17話
リリルカ・アーデ  第20話
サンジョウノ・春姫 第20話
ルゥ(リュー)・リオン 第24話
エイナ・チュール 第53話
バーチェ・カリフ 第169話
アーディ・ヴァルマ 第182話
シノス・フローヴァ 第235話
ルーゼ・フローヴァ 第235話
ティオナ・ヒリュテ 第257話
レフィーヤ・ウィリディス 第275話←NEW!
神アストレア(名前は後日に改名予定) 第112話
アリーゼ・ローヴェル 第152話
ゴジョウノ・輝夜 第152話

【ヘルメス・ファミリア】
アイシャ・ベルガ 第57話
ローリエ 第58話

【ミアハ・ファミリア】
カサンドラ・イリオン 第65話

【ヘラ・ファミリア】
アルフィア 第148話


感想・評価をいただけますと、嬉しいです!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。