アストレアがとうとう決断しました。
ちなみに、アリーゼさんたちは知りません。
あら?【千の妖精】、なんか雰囲気変わったかしら?
それより、こっちよ。
アストレア様、一体何をするつもりかしら…・。
「ヘスティア。ベルの血をちょうだい。……何で疲れているの?」
え?ベルの血?まさか…。
ヘスティア様、何か煤けているような気がするけど…何があったのかしら?
先程の【千の妖精】と何か関係があるの?
「色々とあったんだよ…。セバスくん、あるかい?」
「はい、ございます。…本当によろしいのですね?神アストレア。」
「ええ、もちろんだわ。」
も、もちろんじゃありません!
「ちょ、ちょっと待って下さい!アストレア様!何をするのでしょうか?私、すごく気になるんですけど!」
「先に説明していただけませんでしょうか?何故、若様の血をアストレア様が飲むのでしょうか?」
「そ、そうです!」
説明!説明をして下さい!アストレア様!
私がいうのも何だけど!
「ふふふ、それは後のお楽しみね。」
「アストレア…キミ、彼女たちに説明してなかったのかい?」
バッ!…ゴクゴクゴク…。
「「「ああっ!」」」
の、飲んじゃった…。
「さあ、ヘスティア。刻んで頂戴。」
「ええー…。」
……神が神の恩恵を神に刻めるの?
ええー…嘘でしょ?
さすがの私も言葉も出ないわ…。
■■■■■■■■■■
「よし…刻めたよ。……フレイヤに続き、ベルくんの眷属となったよ(もうどーにもなーれ)!」
「よし、やったわ!これが私のステータスね。ワクワクするわ!」
レベル1
レア
力: I 0
耐久: I 0
器用: I 0
敏捷: I 0
魔力: I 0
スキル
【星乙女】
・戦闘時に全アビリティ中補正。
・戦闘続行時に発展アビリティ『剣士』発現
【正義審判】
・相手が悪性の場合、全アビリティ高補正。
・相手が悪性の場合、異常無効
【白兎眷属】
・血をいただいた相手への忠誠または愛が強ければ強いほど、早熟する。
(ただし相手が異性のみ)
・血をいただいた相手が強ければ強いほど、ステータス高補正。
・血をいただいた相手が死ぬまで、神威・神力は完全に封じられる。
「【星乙女】かぁ…オリンポスでお転婆娘だったキミらしいよ。」
「ヘスティア、昔のことは言わないで頂戴。」
「いや、あちこち首を突っ込んでいたじゃないか…。」
「それに…【正義審判】ね。」
「それもキミらしいね。でも、モンスター相手にそのスキルは意味ないんじゃないかな?」
「そうね…でも闇派閥は完全に消滅したわけじゃないよね。」
「……試し斬りみたいなことはやめてくれよ?」
「………。」
「黙るなァ!」
「よーし!アビリティをバンバンと上げないとね!」
(あーあ、オリンポス武闘派に火が点いちゃったよ。)
------------
「え、えええ!?急に力が入らなくなったんだけど!?」
「ま、まさか!恩恵が切れたのか!?アストレア様が送還されたのか!?」
「で、でも!何も起こっていませんよ。」
-----------
「……キミ、彼女たちをどうするんだよ。」
「……ヘスティア、いえヘスティア様。あの娘たちを眷属にしていただけませんでしょうか?」
「キミに敬語で言われても、違和感しかわかないんだけど…。はぁ。」
■■■■■■■■■■
アストレア様がベルの血によって、神力を封印された?
ベルは本当にヒューマンなの…?
そして恩恵を失った私達は、ヘスティア様に恩恵を授けてもらった。
「………わ、私達のアストレア様がヒューマンに?」
「………若様の眷属?神がヒューマンの眷属に?」
「………鍛冶場へ戻ってもいいでしょうか?」
セシルちゃんはもう諦めモードね…。
私でも現実を受け止められないわ!
「みんな、ごめんね!テヘペロ☆」
「何がテヘペロ☆だ!反省しろー!」
ゴンッ!
「いたーい!」
「それはいいのですが、ライラ嬢はよろしいのでしょうか?」
「「「あ」」」
ライラのことをすっかり忘れていたわ…。
ダンジョンへ潜っていなければいいけど…。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「え?この感じ…力が入らないだと?」
「ライラ…どうしたんだい?……この感じは、まさか!ロキ、ライラの背中を見てくれ!」
「何やー?ライラたん、どないしたんや?ちょい、こっちへおいでやー。」
---------------------
「…恩恵が…消えとる。」
「何だって!アストレア様は!?」
「ちょ、ちょい待ち!……天の柱があらへんちゅうことは…送還されとらんはずや。」
「くっ…今から【ヘスティア・ファミリア】へ行ってくる!」
「待ちーや!護衛…いやウチも一緒に行くわ!誰かおるんかー?」
「どうしたのよ?ロキ?」
「ちょうどよかったわ!ティオネ、ウチらと【ヘスティア・ファミリア】へ行くで!ライラたんの恩恵が切れとった!」
「何ですって!わかったわ、抱えていくわ!」
■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【怒蛇】がライラと神ロキを抱えて来た時は、何事かと思ったわ!
ライラがダンジョンへ潜ってなくてよかったわ!
アストレア様がおられることで、ライラはホッとしていたようだけど、神ロキが「神の力を感じられへん…」と言ったことから、ヘスティア様が仕方なく明かしたわ。
「………は?」
「………アストレア様がバグ兎の眷属に?」
「………あの子、ヒューマンよね?」
まあ、そうなるわよね!
ベルは神の格上の存在じゃないかと思ってしまったわ!
「ごめんなさいね、ライラ。どうしても試してみたかったの。」
「(いい加減にしろよ!あのバグ兎!)…ヘスティア様。その、すまないけど恩恵もらっていいかい?」
「うん…いいよ。すまないね、ロキんとこの監査役になって。」
「いや、【勇者】サマの近くにいるからいいんだけどなぁ…。まさか、こんなことになるなんて…。」
ご心中察するわ、ライラ!
アストレア様がとうとうベルの血を飲んで、ベルの眷属になってしまいました…。
フレイヤ様に続いて2人目です。
そして、当然神力を封じられたので恩恵が切断されました。
ヘスティアからの恩恵を受けて、正式にヘスティア・ファミリアとなりました。
アストレア・ファミリアは自然消滅してしまいました…。
ライラも当然及ぶことで、ベルくんに対してキレました。
仕方がないですね。
----------------------------------
現在(第275話)のハーレム経緯
物語の進捗状況に会わせて更新していきます。
候補者は多くいると思いますが、確定人物だけ記載します。
前触れもなく突如の方もいるかもしれませんので…。
確定条件
・ベルのスキル【兎囲女達】の発現以降であること。
・メイとセバスのお眼鏡にかなっていること。
・ベルに心酔または溺愛していること。
・ベルへの愛が、身も心も魂さえも捧げてもいいレベルまで達していること。
確定人物(確定したタイミング→第○話)
【ヘスティア・ファミリア】
神ヘスティア 第17話
リリルカ・アーデ 第20話
サンジョウノ・春姫 第20話
ルゥ(リュー)・リオン 第24話
エイナ・チュール 第53話
バーチェ・カリフ 第169話
アーディ・ヴァルマ 第182話
シノス・フローヴァ 第235話
ルーゼ・フローヴァ 第235話
ティオナ・ヒリュテ 第257話
レフィーヤ・ウィリディス 第275話←NEW!
神アストレア(名前は後日に改名予定) 第112話
アリーゼ・ローヴェル 第152話
ゴジョウノ・輝夜 第152話
【ヘルメス・ファミリア】
アイシャ・ベルガ 第57話
ローリエ 第58話
【ミアハ・ファミリア】
カサンドラ・イリオン 第65話
【ヘラ・ファミリア】
アルフィア 第148話
感想・評価をいただけますと、嬉しいです!