白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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メイさん回です!

レフィーヤさんにハーレムのことを、そして古代の英雄の転生者について聞いているところです。




第280話 侍従長、考察。

私はレフィーヤさんに、メイド親衛隊そして坊ちゃまのハーレムについて説明しました。

「……ということでございます。」

「……ベル・クラネルのスキルを最大限まで強化するのはわかりました。そのため、ハーレムを作るのも必須というのもわかります。ですが!…私、彼を心底から愛しているレフィーヤ個人としても、前世でアル兄さんを慕っていたフィーナとしても、かなり複雑です。」

「前世を含めた想いで、ご心中察します。」

「(曲者ですね、このメイド)…私もそのメイド親衛隊に入ってもいいですね?」

「もちろんですよ。大歓迎いたします。」

「ありがとうございます。さて、本題ですね。直接ではないですが、リュールゥさんやオルナさんに聞いた話も含みます。」

「世界三大詩人の三人が言う事なら、信ぴょう性は確実ですね。」

全く、本当に坊ちゃまには驚かせてくれます。

【始まりの英雄】アルゴノゥトの生まれ変わりとは…。

しかもレフィーヤさんもアルゴノゥトの身内であったフィーナさんとは。

 

そして私はレフィーヤさんから、古代の英雄が生まれ変わったと予想される方を聞きました。

 

………。

驚きました。

まさか、これだけの古代の英雄の転生した方がオラリオに集結しているとは。

しかも身近に。

 

【始まりの英雄】アルゴノゥト→坊ちゃま…ベル・クラネル

初代クロッゾ→ヴェルフ・クロッゾ

【楽園の女王】アリアドネ→アイズ・ヴァレンシュタイン

古代三大詩人 歌い手のリュールゥ→ルゥ(リュー)・リオン

古代三大詩人 語り部のオルナ→ティオナ・ヒリュテ

争姫エルシャナ(エルミナ)→ティオネ・ヒリュテ

ドワーフの大戦士 ガルムス→ガレス・ランドロック

狼帝ユーリ→ベート・ローガ

フィアナ騎士団初代団長フィアナ→リリルカ・アーデ

フィアナ騎士団二代目団長フィン→フィン・ディムナ

フィアナ騎士団参謀ヘルガ→ライラ

フィアナ騎士団団員メイリア→メリル

フィアナ騎士団団員アルフ→アルフリッグ

フィアナ騎士団団員グレーン→グレール

フィアナ騎士団団員ベリン→ベーリング

フィアナ騎士団団員ドヴァール→ドヴァリン

女王アルキティーネ→アナキティ・オータム

ゴォール騎士団第三軍団長ラザル・ディアミッド→ラウル・ノールド

 

ある意味、先日の戦争遊戯は正しかったですね。

関係者のファミリアを傘下に収めたのだから。

「他の方々…特に第一級冒険者の前世も古代にいたはずですが、完全に思い出せません…。すみません。」

「焦らなくてもいいですよ。古代の英雄たちの転生者が今、ここにこれだけ集結しているとは運命を感じますね。」

「本当ですね……。あの……神々が裏で糸を引いているということはないでしょうか?」

あのクソバカ主神はやりそうですね。

問い詰める材料が増えましたね。

 

「あり得そうですね。ですが、ヘスティア様は関わりないと思いますよ?あの方はそのようなことができる神ではありません。」

「それはわかります。あの御方…ヘスティア様が古代の時に降臨していれば…いえ、やめましょう。そのようなたらればは意味ありませんね。」

「さすが、古代を生き抜いた英雄だけはありますね。」

【猛者】と違いますね。すぐに切り替えています。

 

「お世辞はやめて下さい。まさか、アル兄さんが転生してもミノタウロスと縁があるとは…。あっ!」

「どうなさいました?」

「アル兄さんとミノタウロスの決戦の時で…」

 

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「待たせたな、ミノタウロス! 準備はできたぞ我が敵よ!」 

 

「ここでお前を討つ! 私一人ではなく、姫と二人で! 本当に申し訳なく思う! だから――また会おう、我が敵よ! 生まれ変わり、次にまた巡り合った時、今度は一対一で! 私達の決着を!」

「約束だ、『好敵手』よ!」

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驚きました…。

そのような因縁があったとは。

 

【猛者】には感謝しなければなりませんね。

偶然とはいえ、ミノタウロスを鍛えアステリオスさんを引っ張り出し、坊ちゃまと戦い合わせるとは。

「そのようなことがあったのですか(現場にいたフィーナさんの言う事は本当に信ぴょう性が高いですね)。あのミノタウロスも、いえアステリオスさんもミノス将軍が転生したかもしれませんね。」

「……複雑です。何も転生してまでも、そのような縁も連れてこなくてもいいじゃないですか!」

そうでもしなければ、坊ちゃまはここまで強くなれなかったでしょうね。

 

「縁ですか…。本当に、全ての縁が現在ここに集結しているのですね。」

これは…黒竜を倒せる兆しなのでは?

なら私達【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】は、正真正銘彼らの踏み台となったのですか…。

私達【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】は、古代の英雄さえも超えることができなかったことを意味するのでしょうね。

複雑ですね。

 

古代からの縁がここに集結しています。

黒竜を倒す…いえ、世界を救い新たな世界を創り出すという使命を果たすために。




ダンメモ5周年の分を追加しました。
思ったより、多くいてビックリしました。

【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】の前世の方がいないのでわかりませんが、本作品ではそうさせていただきます。

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