白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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アリシアさん回です!
顔合わせ、宴の翌日です。



第282話 純潔園、観戦。

先日の顔合わせと宴はよかったです。

神ロキのセクハラや酒癖がないのは気楽ですね。

改宗してよかったです。

 

ところで、レフィーヤはどこへ行ったのでしょう?

「どうしましたか?アリシアさん?」

「あ、はい。メイさん、あの…レフィーヤを見ませんでしたか?」

「レフィーヤさんならアルフィアさんのところで教えを受けていますよ。」

「そ、そうですか。お聞きしたいのですが…。」

「何でしょうか?」

今朝見ました。

ティオナのあの姿について…。

 

「どうして…ティオナがメイド服を着ているのでしょうか?」

「ティオナさんからメイド親衛隊へ志願してきたからです。」

「メイド親衛隊へ志願!?」

「ああ、丁度いいですね。今、稽古中ですので見学しますか?」

「あ、はい。お願いします。」

稽古中ですか。

メイド親衛隊が稽古…?

 

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「はぁぁぁっ!ガハッ!ガッ!」

「ティオナ…。見るんじゃない、感じるんだ。」

「無茶言わないでよ!バーチェ!見ないで感じろってどう感じるのさ!」

「はぁ…なら、お前からこい。見本をみせてやる。」

「…?バーチェ、何で目を閉じて…「さぁ、来い」!!舐めんなぁぁぁぁ!グハッ!」

「これが感じるというものだ。わかったか?」

「きつぅ…。」

ティオナと【蠱毒の…いえバーチェですか。

師弟対決ですか。

今は、バーチェがまだ圧倒的に強いですね…。

 

「…ルゥ、前より強くなっている…。どうしてですか…?」

「前にも言ったでしょう。ベルを愛するが故に、と。」

「……私も負けない。」

(なるほど、少しは改善したようですね。)

「なら、証明してみなさい。」

「言われなくても!」

 

【エアリエル】!

 

「くっ…。相も変わらず強力な風ですね。」

「もう、魔法は出させない…。」

「…そこだ!」

「なっ!風の隙間を…!ガハッ!」

「アイズ…貴女はその魔法に頼りすぎだ。」

「ぐっ…まだまだ!」

「来なさい!」

アイズとルゥ…。

戦争遊戯では、【戦車の片割れ】による音波攻撃で集中できませんでしたが…。

今はまだ同胞が有利ですね。

アイズ…頑張ってください。

 

それに…何故、アイズもメイド服なんですか!

それにこの稽古は…。

 

「………あの、これは?」

「稽古です。」

「どう見ても、殺し合いじゃないですか!」

「大丈夫です。あちらに【ミアハ・ファミリア】の皆様方がおられます。」

「え?」

【ミアハ・ファミリア】の治療士がスタンバイ?

そこまでするのですか…。

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「こちらでも【フレイヤ・ファミリア】がいた時と同じことをやるとは思いませんでしたー。」

「「「同感です。」」」

「まー、経験値がもらえるからいいんですけどー。何で全員メイド服着ているんですかー?ルーゼさん?」

「……そういうルールです。」

「機嫌悪いですねー?ベルが近くにいないからって、不貞腐れているんですかー?」

「なっ!………そうですよ。何か?」

「おやおやー?素直になったのはいいことですねー。」

「黙りなさい!ヘイズ!」

「はいはいー。…フレ…いえ、シノスさん、本当にヒューマンになったんですねー。」

「ええ…、信じられませんが事実です。それに…」

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「どうしましたか?エイナさん、春姫さん?」

「はぁ…はぁ…。」

「ふぅ…、ステータスに頼りすぎは駄目ですね…。」

「ふふふ、これでもかつて天界で大神の親衛隊隊長まで登り詰めたんですよ?ステータスが弱くても、私には技と駆け引きがあります。ステータスがはるかに上の皆さんには劣りませんよ?」

「冒険者はステイタスに振り回される者が多い…。けど、技と駆け引きと別。」

「エイナさんはわかっているようですね?けど、言うは易く行うは難しですよ?」

「きゃあっ!」

「い、今の内ですぅ!」

「はい、そこもです。」

「あうっ!」

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「ヘ…いえルーゼ?…フレ…シノスさんってあんなに強かったですかー?」

「私も今日初めて見ますが…、あきらかに武闘派ですね…。」

「…子は親に似るというのは本当ですねー。」

「ええ…、団…いえ【猛者】たち幹部が脳筋なのは…。」

 

「ルーゼ?エイナさんと春姫さんはもう立てないみたいなので、相手願えません?」

「いってらっしゃーい。」

「ヘイズ!…わかりました。怪我したらヘイズに診てくださいよ?」

「それはどっちですか?いいから、かかって来てください。」

「っ!レベル2を舐めないで下さい!行きます!」

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『ヘイズ様…。』

『何ですかー?』

『レベル1のフレ…シノスさんがレベル2のヘル…ルーゼさんを一方的に押していますが?私の目の錯覚でしょうか?』

『残念ですけど、私の目にもそう見えますねー。』

 

「きゃあああああっ!」

「ほらほら、レベル2だからって胡座かいたら駄目ですよ?」

 

『……技と駆け引きですかー。』

『ステータスがいくら上がろうとレベル差があろうと、技と駆け引きは別ですか…。』

『本当ですねー。今、正にシノスさんが証明していますねーしかもまだ余裕あるみたいですねー。』

『ン億年も生きた神の技と駆け引きにかなうわけじゃないですか…。』

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「…………。」

「おやおや、シノスさんの槍さばきは見事ですね。レベル1とは思えませんね。」

シノス…同胞が働いていた『豊穣の女主人』にいたシルという店員ではないでしょうか?

レベル1とは思えない程の槍さばきに…駆け引き。

 

あ、うまい…。

【勇者】の槍さばきより華麗で鋭く見えるのは気のせいでしょうか?

 

「ステータスが伸びれば、レベル2上位…いえレベル3に届くかもしれませんね。」

「シノスさんは何者でしょうか…?」

「(今はまだ明かす時ではないですね)その内にわかりますよ。」

「???」

どういうことでしょうか?




メイド親衛隊の稽古…?を見学中です。

戦争遊戯のタイマンの再戦中です。
ティオナVSバーチェ
アイズVSルゥ

そして…シノスVSエイナ&春姫…ルーゼ
シノスさんはレベル1になったばかりですが、ン億年の技と駆け引きがあります。
なので、レベル1下位でもレベル2上位以上はあると見ています。

フレイヤの眷属が脳筋ばかりなのに、フレイヤが美の神なのはおかしいなと思いました。
イシュタル・ファミリアを見ると…。
なのでフレイヤは魅了は後で手に入れたから、旧知のロキに「色ボケ」と言われているのではないかと思います。
つまり…それ以前は脳筋のバリバリ武闘派だったのではないかと思います。
と、本作品ではそうさせていただきます。

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