白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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メイさん、リヴェリアさんへ送る報告書を作成しています。


第286話 侍従長、報告。

順調ですね。

さて、【九魔…いえ、リヴェリアさんへの報告を作成しましょうか。

アイズさんがこっちにいる限り、リヴェリアさんもこちらの味方でしょう。

 

それに、アリシアさんが陥落したのは予想より遥かに早いです。

彼女は母性本能が大きいですが身持ちが非常に堅いので、陥落するのに一ヶ月以上はかかるかと思いました。

坊ちゃまがランクアップしたのもありますが、あの状態の坊ちゃまがアリシアさんの好みのツボにストライクしたのでしょう。

まあ早いのはいいことですが、入浴後メイド親衛隊へ志願するのは予想外でした。

 

■■■■■■■■■■■■

「お願いします!メイド親衛隊へ志願しますので、入れて下さい!」

「ちょ、ちょっと落ち着きなよ…。」

「アリシアさん、深呼吸してください。」

「すーはーすーはー…。」

 

『メイくん…彼女に何があったんだい…?』

『恐らくあのドリンクを飲んだ後の坊ちゃまが、アリシアさんの何かにストライクしたでしょう。』

『あー、あの時のベルくんかぁ…。うん…まあ…気持ちはわかるよ…。』

『他の皆様もダメージを受けておられました。恐らく坊ちゃまがランクアップしたのと、魅了が5段階上がったのと関係があるのでしょう。』

『あー…。』

 

「落ち着きましたでしょうか?アリシアさん。」

「す、すみません。はしたないところをお見せしてしまいました…。ですが、メイド親衛隊への志願希望は変わりません!」

「わかりました。アリシアさん、メイド親衛隊へ入る前に注意事項があります。」

「ち、注意事項ですか?」

そして私はアリシアさんへ【白兎眷属】についてお話しました。

 

「なるほど…デメリットで、私の寿命がヒューマン並になるということですか…。」

「はい、そうです。貴女にその覚悟がありますでしょうか?」

「……団長、ベルさんは異端児と人類の共存に欠かせない方です。異端児はたしかにモンスターですが、心は私達と同じです。私は…闇派閥よりセイレーンのレイに庇われ、救われました。もう私は彼らに対して剣も魔法も向けられません…。彼らがベルさんによって救われたなら、私はベルさんに救われたのも同義です。ベルさんに死なれては、人類と異端児の共存はありえません。私は…ベルさんと共に、異端児との共存に全てを注ぎます!」

「アリシアくん…ありがとう…。彼らのことを思ってくれて。」

ふむ、やはりこの前の宴で異端児の方との交流がかなり効きましたね。

良い兆候です。

改宗組で、異端児の方への思い入れが強いのはこの方だけですからね。

 

その前に確認しておきましょう。

「はい、わかりました。いいでしょう、その前にアリシア・フォレストライト。」

「は、はい!」

「貴女は坊ちゃまへ身も心も捧げる気はありますでしょうか?」

 

『ちょ!ちょっと!メイくん、彼女もかい!?』

『ええ、間違いありません。既に堕ちています。』

『ぬあー!ロキからの改宗した子、全員じゃないか!まだ3日目だよ!』

「はい!私…アリシア・フォレストライトはベルちゃん「ベルちゃん!?」い、いいえ!ベル・クラネルへ身も心も捧げ、共に生きることを誓います!」

 

『メイくん…さっきのベルちゃんって、まさかこの子…。』

『はい、ショタコンですね。』

『あー…うん。まぁ…ボクもそうだから…悪くいえないけど…。』

 

「分かりました。では、こちらを飲んで更新してもらいます。」

「こちらは…?」

「ベルちゃんの血です。」「ぶぶっ!」

「はい!飲みます!…ゴクゴクゴク…。」

『この子…気付いてないよ。』

『一気に重症化しましたね。』

 

「…ふぅ。ヘスティア様、更新をお願いします。」

「あ、うん。わかったよ(レフィーヤくんのようにまたレアスキルが出ませんように…。)」

 

「…うん。発現しているよ、おめでとう(おめでとうと言ったほうがいいのか判断に困るけどね)!」

「ありがとうございます!次はベルちゃ、いえベルさんと同じレベル6を目指します!」

「はい、その意気でお願いしますね。」

 

■■■■■■■■■■■■

 

これで【ロキ・ファミリア】改宗組は完全に落ちましたね。

【勇者】へのつながりは完全に断たれ、情報漏洩の心配はありませんね。

また多くの貸しがありますから、早々と反旗をひるがえすことはないでしょう。

 

テイオナさんと【怒蛇】がやや不安でしたが、ティオナさんがそこまで坊ちゃまへ入れ込んでいるのは予想以上でしたね。

全く最近は予想以上の成果で嬉しいですね。

 

さて、アイズさんの状況は…。

 

■■■■■■■■■■■■

「はい、春姫さん!」

「ありがとうございます。うん…、揚げる前のじゃが丸くん、きれいにできましたね。」

「ううん、春姫さんの教えがうまかったです。」

「いいえ、アイズさんの飲み込みが早かっただけですよ。」

 

「メイくん…アイズくんに笑顔が増えてきたね。」

「ええ、春姫さんの大きな母性に包まれたのでしょう。」

「春姫くんはお母さんの才能があるね!」

「ええ、お子様が生まれた時が楽しみです。」

「まだ早いよ!ダメだー!」

 

「アイズ…ロキのところにいた時より笑顔が増えたね。」

「ええ、ティオナさん。改宗してよかったと思いますよ。」

「春姫とエイナだけじゃないね、ヘスティア様も。」

「はい。それに…あちらではアイズさんは特別扱いされていましたから仕方がないかと。」

 

「うーん。複雑だね。…ところでレフィーヤは何か変わった?」

「え!?わ、私ですか?」

「うん、何か大人びた感じがするんだー。」

「(す、鋭いですね!さすがオルナさんが転生しただけはありますね)ここにいますと、そうなりますよ?ティオナさんもあちらより楽しそうですよ?」

「うん!楽しいよ!アーディも春姫もいるし、ベルくんも!至れり尽くせりだよ!」

「そうですね!(恐らくフィンさんは私達を間諜として送り出したかもしれませんが)」

「でもさー。アリシアまでも入団するのは予想外だったよ。」

「ええ…私もです(後でメイさんへ聞きますと、幼児退行したベルにやられたそうです…。まさかアリシアさんにそんな性癖があったとは…)。」

「んー、まーいいか!」「ティオナー!どこー?」

「あ、いけない!アーディに頼まれたのを終えたことを伝えないと!じゃあ、後でね!」

「あ、はい!」

 

「ロキからの改宗組が全員メイド親衛隊になるとはね…。」

「ええ、こんなに早くなるとは予想以上です。坊ちゃまはすごいですね。」

「予想以上?」

「はい、【勇者】はこちらを探るために彼らを送り出したかもしれませんが人選ミスですね。」

「考えすぎじゃないかい?」

「そうだといいですが、念には念をです。」

 

■■■■■■■■■■■■

 

…この内容でいいでしょう。

さて送りますか。気づきますでしょうか?




アリシアさん、完堕ちしました。
ベルちゃんというくらい、重症化していますね。
これで、ロキ改宗組は2日でクリアーしました!

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現在(第286話)のハーレム経緯

物語の進捗状況に会わせて更新していきます。
候補者は多くいると思いますが、確定人物だけ記載します。
前触れもなく突如の方もいるかもしれませんので…。

確定条件
・ベルのスキル【兎囲女達】の発現以降であること。
・メイとセバスのお眼鏡にかなっていること。
・ベルに心酔または溺愛していること。
・ベルへの愛が、身も心も魂さえも捧げてもいいレベルまで達していること。

確定人物(確定したタイミング→第○話)
【ヘスティア・ファミリア】
神ヘスティア 第17話
リリルカ・アーデ  第20話
サンジョウノ・春姫 第20話
エイナ・チュール 第53話
バーチェ・カリフ 第169話
アーディ・ヴァルマ 第182話
ルゥ(リュー)・リオン 第24話
シノス・フローヴァ 第235話
ルーゼ・フローヴァ 第235話
ティオナ・ヒリュテ 第257話
レフィーヤ・ウィリディス 第275話
神アストレア 第112話
アリーゼ・ローヴェル 第152話
ゴジョウノ・輝夜 第152話
アリシア・フォレストライト 第286話←NEW!

【ヘルメス・ファミリア】
アイシャ・ベルガ 第57話
ローリエ 第58話

【ミアハ・ファミリア】
カサンドラ・イリオン 第65話

【ヘラ・ファミリア】
アルフィア 第148話

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