白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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改宗組がいなくなり、寂しがってるリヴェリアさんです。
そこへ…。


第287話 九魔姫、閲覧。

「ふぅ…あいつらがいなくなると寂しいものだな。おや…これはメイからのか。いつの間に…いや、また忍び込まれたのか。はぁ…どれどれ…。は?メ、メイド親衛隊へ全員入団だと?アリシアまでもか!?………そうか。ほう、アイズが料理を手伝うとはな。ふふふ、今度行ってそれを食べたいな。それに、ダンジョンへは改宗してから行ってないのか…新記録だな。……他のやつも馴染めているようんだな。ティオナは…一番馴染めているのか。今、ティオネが寂しがっているというのにな。まあ、時間が解決してくれるだろう。レフィーヤはアルフィアに指導うけて…、メイド親衛隊で体捌きや回避を身に着けているのか…。アリシアもか?……次に行くのが楽しみになってきたな。彼女たちを改宗させて正解だったな。…明日にフィンとガレスへ教えるか。」

メイとセバスに任せて正解だったな。

これで安心して寝られるな。

 

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昨晩はよく寝られたな。

メイからの報告書は非常に助かるな。

 

「リヴェリア…何か上機嫌だけど何かあったのかい?」

「珍しいのう…。」

「ああ、メイからの報告書があってな。ほら、これだ。」

「【最強侍従】から?…ホームの警護をいくら固めたって意味ないじゃないか…。見させてもらうよ。………そうか。アイズがダンジョンへ潜らず彼らと楽しんでいるのか…。」

「よかったのう…。」

「ああ、改宗させてよかったと思うよ。」

うむ、アイズに笑顔が増えるのはいいことだ。

ここへはもう帰ってこないだろう。

まあ、いい。私から出向いたらいいだけのことだ。

 

「ちわー!三河屋でーす!」

「「「………」」」

こいつは…。

 

「ちょ!無口はやめてーや。ん?フィン、何見ているんや?」

「【最強侍従】からの報告書だよ。ホームへ忍び込まれリヴェリアの机上に置かれたみたいだよ。ほら。」

「またかいなー警備に意味あらへんやんけ…。おー、どれどれ…。何やと!メイド親衛隊やと!ウチからの改宗組全員やんか!こうしちゃおれん!ドチビんとこへ行くで!」

「何故だ…?」

どうせ、またくだらんことだろう…。

 

「全員のメイド姿が見れるやんか!ウヒヒ…ホームではセクハラ禁止やが、あっちでやっても問題ないやろ。では、行ってくるでー!」

「「「…………。」」」

「やれやれ、アイズたちがいないから大人しくするかと思ったが、相変わらずだ。」

「あれでも寂しがっているんだよ。」

「困った神じゃのう。」

しかし、あいつはわかっているのか?

【ヘスティア・ファミリア】には彼らがいるというのに…。

それに、アイズはロキ接近禁止が言い渡されているからな。

 

コンコン

「ん?誰だい?」

ガチャ

……いきなり来るとは。

 

「……どうしたのだ?メイ?」

「返品しにきました。頼んだ覚えもありませんので。」

「……返品じゃと?」

「はい、こちらでございます。神ロキ詰め合わせセットです。」

「……!……!……!(開けてー!助けてやー!息しにくいんやー!)」

そうか…。

この部屋を出て数分もなかったはずだが…。

 

「……早くないかい?」

「こちらへ来る気配を感じましたので、出向いてきました。」

「そうか。そこに置いといてくれ。」

「はい。では。」

手間かけてすまないな…。

メイもやること多くあるだろうに。

 

バタン

 

「……!……!……!(スルーせんといてやー!助けてやー!ママー!)」

「さて、仕事に戻るか。ライラがいるおかげで事務が非常に進むな。」

「ああ、彼女の助けは大きいよ。……ティオネとよくつるむからこちらとしては助かるよ。」

「他のやつらへもよく声かけとるわい、監査役としては、得難い人材を得たのう。」

全くだ。【アストレア・ファミリア】は何故か解散したようだが…。

まあ、ライラは正式に【ヘスティア・ファミリア】の監査役となって派遣してきたが、色々と手伝ってくれてこちらとしては非常に助かっている。

ラウルとアキは新居探しで忙しいようだしな。

 

「……!……!……!(フィンー!ガレスー!助けてやー!)」

「【ヘスティア・ファミリア】にメイとセバスがいるのに、外部からの神に好き勝手させるわけがないだろう…。」

「全くだよ。今の【ヘスティア・ファミリア】は難攻不落だというのに…。なのに、こちらへは簡単に忍びこまれてはたまったものじゃないよ。」

「まあ、送還されないだけマシじゃのう…。」

送還されたら、ヘスティア様にお願いしよう。

 

「……!……!(ひどい!ウチはただアイズたんを心配しただけやのにー!)」

「あいつらはもうこちらへは戻らないだろうな。」

「ほんのすこし彼らの動向を見てほしかったけど、やはり無駄に終わったね。…こんなに早くなるとは思わなかったよ。」

「何じゃ、お主また何か企んでおったのか。呆れたやつじゃのう。」

また企んでいたのか…。

だが、それはメイとセバスが許さんだろうな。

あいつらはもう完全に【ヘスティア・ファミリア】の団員となったのだ。

 

「……!……!(いい加減に無視せんといてやー!そろそろ苦しくなってきたんやー!)」

コンコン

「失礼します。団長。」

「よう、フィン。例のものをギルドへ提出したぞ。……なんだこの箱は?」

「ああ、ありがとう。……気にしなくていいよ。」

ああ、そうだ。

 

「そう言われると気にするぜ?どれどれ………さて行くか。」

「どうしたのよ?ライラ?何よ、それ?見せて…よ。……団長、そろそろ昼食です。食堂へ行きませんか?」

「む?そんな時間なのか。ふぅ…行くとしようか。」

「ああ。そうだね。」

「おい、こいつはどうするんだよ?」

「…ハァ。仕方がない。開けてくれ。」

「わかったわ…。」

ビリビリ

 

「ぷはー!苦しかったわー!」

「反省しろ。ロキ。」

「何したんだよ……ロキは。」

「【ヘスティア・ファミリア】のアイズたちのメイド姿を見に行こうとしたんだよ。」

「何考えているのよ…。」

「じゃかあしいわ!メイドがいるのに見に行かんでどうするんや!」

「理解できん…。」

本当に神ヘスティアとの差を感じるな…。




リヴェリアさん、メイからの報告書を見て上機嫌です。
案の定、ロキはアイズたちのメイドを見に行こうとしましたが、メイに捕獲され詰込みセットにされました。

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