この時点で、第21話より2日進んでいます。
その時のオラリオの状況は…!?
時系列がややこしくなってきたので、本作品の小説情報のあらすじに記入しました。
1,000字を越え始めたら新たにページを作成します。
リューの話を聞いて確信した。
フレイヤは【白兎の脚】を『伴侶』と見定めた。
だから、都市全てを敵にしても手に入れたかった。
…以前、フレイヤが伴侶探しのために下界へ降りた話をしたことがある。
当初は世界中を回っていたそうだ。
だが、あの最強最悪の【ヘラ・ファミリア】との抗争で、オラリオに強制的に縛られて伴侶探しを断念せざるを得なかったとのこと。
その『伴侶』が見つかった…、リューの想い人の【白兎の脚】が。
フレイヤが全てを賭けて、戦争遊戯を仕掛けたのが何よりの証拠。
非常にまずい。自由気ままにしていた彼女が本気になったら…。
しかも、ロキまで?
ロキはまあ、フレイヤの狙ったものを掠め取って笑おう、というのが狙いでしょうね。
いずれにしろ、一刻も早くオラリオへ向かって【白兎の脚】…【ヘスティア・ファミリア】と合流しないといけないわ。
…そういえば、まだ名前を聞いてなかったわね…。
まあオラリオへ着いて、直接本人へ聞いたらいいわね。
あら…何故かしら?ベルの顔が浮かんでしまったわ。
あの子は元気かしら?
最近、ベルの顔が浮かぶのが多くなったわね…。
早く迎えに行かないといけないわね。
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夜通し飛ばして、ようやくオラリオへ着いた。
「わぁ…ここがオラリオなんですね!」
「ええ…セシル。ここがオラリオです。かつて【アストレア・ファミリア】があったところもここです。」
「もー!センパイ、ダメですよ!【アストレア・ファミリア】は、今!ここに!いるんですから!」
「!!そうですね…すみません。セシル、【アストレア・ファミリア】はここにあり、ですね。」
リュー…、セシル…わずかな期間で打ち解けたようで何よりだわ。
ある意味、【白兎の脚】に感謝しなければならないわね。うふふ。
「門番は…、【ガネーシャ・ファミリア】ですか。…シャクティがいます。大丈夫でしょう。」
そして、私達はオラリオへ到着した。
「(む…リオンか)ここは私が対応する。お前らは指定した位置につけ。」
「シャクティ…久しぶりです。アストレア様、そして新たな眷属セシルです。」
「久しぶりね。シャクティ、5年ぶりかしら?」
「アストレア様…お久しぶりです。リオン、お前は死んだことになっているのだから、堂々と入るな。まあ、【ガネーシャ・ファミリア】は周知しているが、他の者が対応したら面倒になっていたぞ。」
シャクティは相変わらずね。元気そうでよかったわ。
「こっちへ来い。現状を確認したい。」
「すみません。シャクティ、ご迷惑をおかけします。」
そうして、私たちは詰所へ入った。
「リオン…お前が、いや【アストレア・ファミリア】がオラリオへ戻ったということは【ヘスティア・ファミリア】へ加勢するつもりなのか?」
「そうです。シャクティ、今はどうなっているのですか?【フレイヤ・ファミリア】と【ロキ・ファミリア】が【ヘスティア・ファミリア】へ戦争遊戯を仕掛けていることは途中の街で聞きましたが。」
「………まだ何も進んでない。」
「え?」「は?」「ふぇ?」
あれからかなり時間が経っているというのに?
フレイヤやロキらしくもないわね…。
「どういうことかしら?神会はもう開いて日程は決まったんじゃないの?」
「それは…「そう!俺がガネーシャだ!シャクティ、そろそろ休憩しろ!」。」
ガネーシャ…間が悪いわね。
「む!アストレアではないか!5年ぶりだな!元気だったか!」
「ええ久しぶりね、ガネーシャ。貴方も元気そうね。」
「そう!俺がガネーシャだ!」
「センパイ…その神は何なんですか…?」
「しっ!セシル…その神はオラリオの有力派閥の1つ【ガネーシャ・ファミリア】主神です。」
「ええ…?この神が…?」
「すまない…恥をさらすようで…。ガネーシャ、少し黙ってくれないか?」
ひどい扱いようね…ガネーシャ。
それと、まともに返事をしてほしいわ。
「それで、ガネーシャ。私達【アストレア・ファミリア】は【ヘスティア・ファミリア】へ加勢するつもりなの。今の現状を教えてくれないかしら?」
「それは…ガネーシャだ!」
イラッ☆
「ガネーシャ?」
「ハイ!すみません。えーとな、神会は開いたことは開いたんだが…」
「ガネーシャ、お前が説明すると長くなる。なので、私が説明する。だから、あっちへ行ってくれないか?」
「む!そうか、シャクティ。後は任せたぞ!…アストレア、【ガネーシャ・ファミリア】は【ヘスティア・ファミリア】へ加勢するかどうかを迷っている。ではな!」
ガネーシャ…相変わらずな扱いようね。
「コホン…。すまない、騒がせたな。」
「いえ…。」「あれが有力派閥…。」
「ああ、君はオラリオが初めてか。念の為に言っとくが、主神はアレでもまだまともな方だ。」
「アレがまとも!?…オラリオってコワイ…。」
シャクティ…うちの新入りの娘を怖がらせないでくれるかしら?
「シャクティ…さっきの話の続きをお願いします。」
「ああ…いや私も聞いて耳を疑ったんだ。その…神フレイヤが体調不良で神会へ全く出てないそうだ。だから、神フレイヤの体調が戻り次第開くそうだ。…戦争遊戯の合意から、もう5日目だがな。」
「え?それは本当なの?当事者なのよね?」
「体調不良……、何があったのですか?」
「…………二日酔いだ。」
「は?」「え?」「ふぇ?」
二日酔い?え?どうしてそうなるの?
「聞いた話だが…私も未だに信じられないんだ…。あの神フレイヤがやけ酒で二日酔い、酔いが冷めたらまたやけ酒…の繰り返しだそうだ…。オッタルたちが止めようにも、癇癪をおこしてどうにもならないそうだ…。」
「「「………。」」」
私達はしばらくの間、呆然としてしまった。
フレイヤ…、彼氏とケンカしたみたいなことをしないでちょうだい!
真面目に考えて、夜通し駆け抜けてきた私たちが馬鹿みたいじゃない!
はい。フレイヤ様が2日酔いでダウンしていました。
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