白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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連続してヘラ回です!
ゼウスを麻痺させて眠らせました。
そして、アレスとイケロスを引き出し…。


第312回 義祖母、見送。

さて…久々のオラリオだ。

糞神共へ挨拶しておこう。

「おい、そこのボケっとしている糞神共。」

「「「ひぃっ!な、何でしょうか?」」」

「私の可愛い義孫、そしてヘスティアを散々といじめてくれたな?」

「「「え、冤罪です!」」」

「あの方々は、嘘を言っております、ヘラ様。」

「「「(ビクゥゥゥッ!)」」」

 

む?神の嘘を見破れるだと?

ヒューマンの娘…か?

「……お前は?」

「シノスと申します。ヘラ様、お久しぶりです。」

 

久しぶりだと?

お前のような雌豚に会ったことは、ないはずだ。

「………久しぶり?私はお前に会ったことは…いや、待て。お前はまさか…。」

「ヘラ様。私は嘘を看破できるスキルを持っております。それは神でも、です。」

「「「え」」」

 

……変装か?

いや、それにしても神の力を一切感じない…。

だが…。

「…嘘は言ってないな。…貴様、よくも私の前に顔を見せたな?」

「あー、ヘラ。彼女はベルくんからの信頼が厚いぜ?駄目だよ?」

 

何だと?

このビッチにどれだけのことをされたのかを忘れたのか?あの子は。

…いや、新刊であったな。

だが、糞神共は許さん。

「…ちっ、わかった。おい糞神共、貴様らには逃げ場はない。震えて待て。」

「「「た、助けて下さい!ヘスティア様!」」」

「ボクは知らなーい。君らの自業自得じゃないかー。」

ふん、当然だ。

 

そろそろ、頃合いだな。

「さて…イケロスを送還するか。」

「「「え」」」

「おい、イケロス。」

「…ソウ…カン…シテ…。」

「ああ、送還してやる。次に言う言葉を覚えて、天界にいる奴らへ言え。」

「「「奴ら?」」」

そうだ…。

私とあの人のファミリアが出ていった後、オラリオを好き勝手にした奴らだ。

 

「まず、7年前の大抗争で関わった闇派閥の邪神共。そして私の可愛い義孫を傷つけ、悲しませ、苦しめたエレボス、ルドラ、イシュタル、タナトス、ディオニュソスだ。ついでにペニアもだ。」

特にディオニュソスは許さん。

同郷…オリンポス十二神の一神であることを汚し、ヘスティアの優しさを無碍にした罪は深い。

 

『イシュタル以外はベルに対して直接何もしてないはずだけど…。』

『少しでも関わりがあっただけでもアウトでしょうね…。』

 

そいつらには…。

「いいか?よく聞け。私が天界へ帰ったら貴様らと戦争だ。絶対に苦しませて殺す。何万年経って復活しても苦しませて殺す、とな。」

「「「ひぃぃぃぃぃぃっ!」」」

「特にエレボスは、念入りに殺ってやる。私の娘アルフィアを騙し、悪に落として汚しただけでなく可愛い義孫を1人ぼっちにさせた罪は冥界より深い。」

そうだ…。

同郷での古くからの神であろうが、絶対に許さん。

自分の眷属でやれば慈悲ぐらいはかけてやったが、私の娘を利用したのは1万回以上殺っても許さん。

しかもあの子を一人ぼっちにさせたのは言語道断だ。

 

『一人ぼっち…ゼウスの存在を無視しているぞ…。』

『神ではなく、家族という意味でしょうね…。まあ、理解できるわね。』

『騙されたわけではないのだが…、まあベルのためだ。仕方がない。許せ、エレボス。』

 

「わかったな?」

「…ハ…イ。」

「そうか、約束通り送還してやる。その前に身を清めさせてやろう。おい、始めろ。」

「「「「ハッ!」」」

「何をするのかしら?」

「…?石柱へもう一度入れて…上からお湯?」

「…何故、石柱の下に火を…まさか…。」

ああ、綺麗に洗ってやらないとな。

そうでなければ折角刻んだのが、見えにくくなるからな。

 

うむうむ…、いい湯加減だな。

「いい湯だろう?心地よいままで逝け。」

「うわぁ…ゆだっているぞ。」

「えげつないわ…。」

「…!…!(助けて!助けて!)」

「遠慮するな。おい、どんどんくべろ。」

「「「ハッ!」」」

まだまだだ…。

じっくりと浸かってやらないとな。

 

もはや、声すらも出なくなったな。

さて、オラリオの糞神共に警告しておこう。

「糞神共、よく見ておけ。これが貴様らの最期だ。」

「「「(ガクガクブルブル)」」」

『ああなりたくないわ…。』

『ヘラは、未だ健在ということね…。』

 

む?何だ?

見知った顔…、くくく久々に見るな。

「よー!ドチビ、何や?この騒ぎ…は。ウチ、ちょい用事を思い出したわ。」

「手遅れだよ…ロキ。」

「くくく…いいところへ来た。よくも私の義孫に色々としてくれたな?なぁ、ロキ?」

「…………ヘラ。」

「ふむ、そろそろか。じゃあな、イケロス。」

ポチッ

「「「ポチッ?」」」

最後の仕掛けだ。

 

シュババババ!

「………ッ!!!!」

「「「ひぃぃぃぃぃぃ!」」」

「な…石柱から無数の針が…。」

「ゆだって苦しめるだけでなく…串刺しか。」

 

ドーーーーーーン!

 

久々に見るな。

イケロス、奴らへよく伝えておけよ。

「うむ、いい天の柱だな。」

「えー…言葉が見つからないけど。」

「さすがヘラだ、プロの匠といったところか。おかげでかなり溜飲が下がったぞ。」

「アルテミス…貴女、かなり毒されているわよ…。」

 

さて、ラキアの奴らは帰してやろう。

ついでにこの馬鹿神も解放しよう。

「約束通り、アレスは解放してやろう。」

「はっ!ありがとうございます!」

「ああ、アレスが入っていた石柱と捕獲した糞神を入れた石柱は置いとけ。いや…アレスを入れた石柱にそこのアポロンを入れろ。」

「「「え」」」

「かしこまりました!おい!そこの変態神を入れろ。」

「「「はっ!」」」

「……!……!(やめてくれ!私が悪かった!)。」

「安心しろ。ただ、入るだけだ。…そう私が直接手を下すまでな?」

「「「ひぃっ!」」」

アポロンは特に念入りにしてやる。

同郷の面汚し、アルフィアとメーテリアの教会の破壊、ベルを自らの性欲のために追い詰め、ヘスティアを送還しようとしたことなど多くの罪がある。

 

アレスやイケロスより、じっくりとたっぷりとしてやろう。

 

■■■■■■■■■■■■

 

~天界にて~

 

「……………。」

「や、やあ。おかえり、イケロ…ス。ひぃっ!」

「あ?どうしたんだ?タナトス。イケロスの野郎…が。げぇっ!」

「「「うわぁ…。イケロスの顔や体中に聖痕がめちゃ刻んである…。」」」

 

"これを見ているだろう?邪神共。絶対に絶対に絶対に殺す殺す殺す。何万年経とうが殺す。"

「「「ひぃぃぃぃぃっ!」」」

 

"ルドラ、貴様の眷属が呼んだジャガーノートによって、私の可愛くて愛しい義孫の左腕が使い物にならなくなった。治ったのは奇跡に近い。帰ったら貴様の両腕両足をちぎり燃やし生えないようにしてやる!"

「お、俺は知らねえぞ!勝手にやったジュラが悪ぃんだぞ!ちくしょぉぉぉぉ!……先に消滅することも考えるか…。」

 

"タナトス、貴様は同郷の神として恥ずべきことをした。義孫にも危機が及ぶところだった。よってオリンポスの、私の法に従って極刑SSS級の名誉を与えよう。"

「り、理不尽だ!俺はヘスティアにも【白兎の脚】にも何もしてないのに!ディオニュソス!てめえが何もかも悪いんだ!」

 

"ディオニュソス、貴様はやはり十二神の座にも神の座にも相応しくない。特にヘスティアの優しさを無碍にした罪は重い。タナトスと同じくオリンポスの、私の法に従って極刑SSS級の名誉を与えてやる。ついでに酒の神の座を取り上げてやる。ついでにペニアもだ。"

「……………」

「あ、コイツ立ったまま気絶しているぞ…。」

「あたしは関係ないじゃないか!むしろ被害神の方だよ!理不尽すぎるよ!」

 

"イシュタルゥゥゥ!貴様は許さん!絶対に許さん!私の義孫を魅了しようとしたな!しかも傷つけたな!貴様のご自慢の美とやらの目をくり抜き、皮をはぎ燃やしてやる!美の神としてでなく醜の神としてやろう!覚えておけ!"

「な、な、な…!あいつは魅了されなかったじゃないか!ひどい目にあったのはこっちだ!ふざけんなぁぁぁぁ!……上等だ!バビロニアの神々に招集かけて戦争だ!」

「「「いや、協力しないから。だって、ヘラが怖すぎるもん。」」」

「なっ…!」

 

"エレボス。わかっているな?貴様の極めて重い罪を。同郷の古き神といえども容赦はせん。私の娘を騙し悪という汚泥に塗れさせた上に、私の可愛くて愛しい義孫を泣かせ一人にさせてくれたな?絶対に許さん!貴様の声があの子に似ているようだが、喉そのものを潰し声を出させないようにしてやる!覚えておけ!この中でお前は私が全身全霊をかけてでも苦しませて殺してやる!"

「あれ?エレボスはどうしたんだ?」

「奥さんのニクスにめちゃくちゃ絞られているぞ。」

「何で?」

「エレボスとニクス、【白兎の脚】にメッチャハマっててさ。半年前からずっと覗き見してたってよ。」

「あー…。」

「それで気になって2柱で神力を使って【白兎の脚】の過去を見たら、エレボスのやつが誘った【静寂】と血が繋がった実の甥と知ったニクスのやつがガチブチキレてさ。エレボスに石抱きさせながら、説教中ってさ。」

「その時のエレボス、顔面蒼白の上涙目でウケる。『あの時言った言葉が真実となるなんて…』と。」

「コレ、見に行かせようぜ。」

「というかイケロス、息してる?」

「息しているけど、目が完全に死んでるぜ。」

 

「「「ナニしたんだよ…(ガクガクブルブル)。」」」




シノスの正体を見抜いたヘラです。
怒りに任せようとしましたが、ヘスティア様によって止められました。
すごいですね!ヘスティア様は!

邪神たちへ宣戦布告した後にさんざんと苦しませて、イケロスを送還しました。
自業自得ですね。

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