白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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ベルくんの幼児化状態はまだ続きます。
眠気は以前とくらべて抵抗があり、まだまだ保ちます。

そして…とうとうヘスティア様に、アノ事がバレました。


第369回 処女神、暴露。

やれやれ、メーテリアくんが逝きかけるのは驚いたよ。

折角この時代へ連れてきて、生き返ったというのに…。

こんなんで死んだら、ベルくんが本当に泣くよ?

 

「ベル?ほーら、こっちへおいで?」

「あーい!」

「はうっ!嗚呼…愛しいわ(スリスリナデナデ)。」

「はははーくしゅぐったいよー、ままー。」

……これ幸いと、メーテリアくんはベルくんを甘えさせているね。

まあ、ベルくんの赤ん坊から育てたかっただろうね。

 

「……姉さん。」

「何だ。」

「死の病が本当に憎いわ。赤ん坊からこの子の成長を…ずっと見届けたかったわ。」

「同感だ。」

……そうだね。

それは彼女たちにとって悔やんでも悔やみきれないからね。

でも、それはベルくんのスキルによって彼女たちをこの時代へ連れてきて解決するとは…。

時空の法則は大丈夫かな?

 

そしてメイくんが驚くべきことを言った。

「では、かなりの多人数となりましたので2グループに分けます。」

「え?」

「メーテリアお嬢様、お喜び下さいませ。坊ちゃまと共に入浴できますよ?」

「!?」

「ふろー?ままー、一緒にはいろ?」

「ええ!入りましょう!(はぁはぁ)」

「メーテリア…、落ち着け(襲いかねないな…見張っておこう。実の母なのにな)。」

一緒に入浴?

え?分けます…というのは、今までやっていたということ!?

 

待って待って待って!

「ボク…聞いてないけど?」

「申し訳ございません。ヘスティア様に言いますと反対されると思いました。」

「は、反対するに決まっているだろー!…まさか、今までずっと?」

(((サッ!)))

まさか……君たちは、もう既に?

な、な、何てことだぁぁぁぁぁl

 

「(ポンポン)ヘスティア、もう手遅れだ。諦めろ、(ニッコリ)ベルはまだ未精通だからいいではないか?」

「ヘ、ヘラ…。君までもそっちに回るのかい?」

そんな!ヘラまでも敵に回るなんて!

というか、キミがベルくんと一緒に入りたいだけじゃないか!

 

ううー…。

今更、仕方がないかぁ…。

「では、今日はご血縁の方と【ヘスティア・ファミリア】初期メンバーと元【アストレア・ファミリア】、ヘスティア様とヘラ様となります。」

「え?今日は?…どういうこと?」

「メーテリア、風呂で話す。」

……ああ、あのスキルか。

そうだね、あのスキルを最大限まで引き出すのはそれが効果的かもしれないけど…。

ベルくんの意識がない内に、どうにかするのはどうだと思うんだ。

 

「ああ、そういうことか…。ずっと独占したいが、ベルのためならやむをえまい。……やはり口惜しい。」

「ぐぬぬぬ…。そういえばボクはずっと気絶してたか寝ていた…。しまったぁぁ!折角のチャンスをぉぉぉぉ!」

と、時を戻せないかな?ベルくんのスキルで。

あ、ダメだ。本人でないと。

 

「明日は、元【ロキ・ファミリア】と元【フレイヤ・ファミリア】と元【アルテミス・ファミリア】となります。」

「仕方がありません…私達は戦争遊戯で負けたのですから。」

「そうですね。」

「…だから、あの時改宗するべきと言った。おのれ、フィン…。」

「アイズ…、フィンを責めたって仕方がないよー。」

「分かっている…(ぶすっ)。」

………傍からみると、ハーレムのようだけどハーレムじゃないよね。

一人の男の子をボクら女性が貪っているように見える…。

 

そしたらアルテミスが、思い出したかのように言った。

「待て。ユーティス、お前は戦争遊戯前にずっとオリオンと入ってたのか?」

「い、一週間ぐらいよ!」

「いえ、違います。ベルさんが9歳の時に2ヶ月間も2人きりで入っていたことも含みますよ?」

「(サッ!)」

そうだった!

先にやったのはアストレア、いやユーティスくん!

キミかー!

 

ヘラが、邪笑みならユーティスくんへ近づいた。

ボクも便乗させてもらうよ?

「そうだったな。その辺り、ゆっくりと聞かせてもらおうか?ん?アストレア?」

「ヘ、ヘラ…。ま、待って。」

「あらあら、実母である私も聞きたいわ。0巻に載っていたことについてね。」

「私もだ。」

「ボクもだね。」

「…………。」

「「ご愁傷様」」

 

更に、メイくんが爆弾発言した。

「添い寝について報告します。ヘスティア様。」

「は?そ、添い寝?」

「はい、坊ちゃまが入団されてすぐ、坊ちゃまが熟睡したのを見計らってこっそりと坊ちゃまと一緒に寝たアレでございます。」

「わぁぁぁぁぁぁ!何でそれを今言うんだい!?」

「ヘスティア、処女神としてあるまじき行為だぞ。駄目だぞ?」

「確かにな。あの子の義祖母として見過ごせん行為だ。」

「ううー!」

仕方がないじゃないか!

ベルくんが一緒に寝ようとしないから、ボクから行くしかないだろー!

 

『リリは初耳です!』

『ずるいです…。』

『あの時から?(……もっとアプローチすればよかったかな?)』

知らなーい。

あの時はボクとベルくんの2人だけの時間だったからね。

……それも2ヶ月半しか保たなかったけどね。

 

「坊ちゃまのスキルを最大限まで生かすため、今日からローテーション開始します。」

「「「やったー!」」」

「ふぇ?え?まさか…ベルくんがあのドリンクを飲んで、みんなと風呂入って、その後…添い寝していたのかい?ボクは…気絶か寝ていた…。何てことだぁぁぁぁぁl」

ローテーションって…何でボクは参加できなかったんだ!

道理でみんながベルくんがドリンクを飲む時にソワソワしてたわけだよ!

不覚だぁぁぁぁ!

 

「ということで、今回はアルフィアお嬢様とメーテリアお嬢様となります。」

「ええー?毎日じゃないの?私はベルの実母なのに…。」

「メーテリア、気持ちはわかるがベルのスキルを最大限に生かすためだ。それについては風呂で話す。」

「むー!」

まあ、気持ちはわかるよ。

実母なのに一緒に寝られないというもどかしい気持ちは。

でもね…、それ以前にベルくんはもう14歳なんだよ?

 

「明日は、ヘスティア様と神ヘラです。」

「…まあ、添い寝できるならいいけどさー。いの一番でボクに報告してほしかったよ。」

「お前は反対するだろう。…ヘスティアと一緒に寝るのは何千年ぶりだろうか。」

「そうだね!」

まあ、ここまで至っては仕方がないね。

ベルくんがまだ未精通だったのが幸いだね。

 

天界で、ヘラがゼウスについてよく泣きついてきて一緒に寝た時が懐かしいね。

ボクの眷属であるベルくんを挟むとはあの時は想像だにしなかったよ。

 

■■■■■■■■■■■■

 

『ヘラと添い寝できるって…ゼウスとヘスティアだけと思うわ。』

『私は無理です。寝首を確実にかかれますので怖いです。』

『私も無理だな。』

 

『ヘラと…添い寝だと?偉業に値するぜ、ベル。』

『ザルド殿。聞こえたらまずいですよ。』

『い、今の内に退散しよう…。』

『風呂へ入ろうぜ。こっちに火の粉が飛んで来ない内に。』

『許せ、ベル。』

『俺たちはあまりにも無力だ。』

『このことは決して外へバラさない。』

『いや…バラしたら俺ら消されるぞ。』

『『『空気読めよ!アルフリッグ!』』』

 

■■■■■■■■■■■■

 




はい、ヘスティア様にお風呂へ一緒に入ったことと添い寝の事がバレました。
案の定反対しましたが、味方はいませんでした。
仕方がありませんね。

そしてローテーションに、アルフィア&メーテリア、ヘスティア&ヘラが加わりました!

ベルくんは全く、微塵も知りません。

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