白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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久々のメイド回です!


第38話 侍従長、管理。

【ヘルメス・ファミリア】に釘を刺した上で、首輪をつけることに成功できました。

神ヘルメスは、私達の恐ろしさを知っていますのでこれ以上の手出しはしてこないでしょう。

ローリエさんは坊ちゃまの強化のために、お願いしたい事があるのでそれをやってもらいましょう。

 

坊ちゃまの記憶にある限り、ローリエさんは既に坊ちゃまに堕ちています。

【ヘルメス・ファミリア】でなく坊ちゃまのために尽くしてくれるでしょう。

また、ローリエさんにも坊ちゃまのハーレムにも入っていただきましょう。

坊ちゃまの好みにストライクしていますし。問題ありませんね。

 

セバスは【フレイヤ・ファミリア】ホームに忍び込み、今回の様子を確認してくるとのことです。

まあ、大丈夫でしょう。

セバスのことですから探るだけでなく何かを盗ってくるかいたずらでもしてくるでしょう。

 

「じゃあ、オレたちはもう帰るから。今後のためにやること多くできたからさ。」

「…お疲れさまでした。何かありましたらローリエを通して言ってください。」

アスフィ姫は大変お疲れのようですね。

あとで、【ゼウス・ファミリア】直伝のマッサージをしてあげましょう。

ダンジョン内であの子たちによくマッサージしてあげたものです。

あのバカ主神にもやってましたね。ほぼ、神ヘラの折檻関連ですが。

 

そうして、神ヘルメスとアスフィ姫は帰っていきました。

「ヘスティア様、報告があります。不在の間に入団希望者が1人出てきました。」

「え?この時期に?誰だい?」

「…ベル様のアドバイザーのエイナ・チュール様です。ヘスティア様。」

坊ちゃまの記憶に出てきた、ギルドのアドバイザーの方ですね。

坊ちゃまが駆け出しの時から甲斐甲斐しくお世話しており、そして並ならぬ好意を持っている方ですね。

容姿も性格も申し分ありませんし、坊ちゃまとの仲も非常に良好です。

 

「ああ、あのアドバイザーくんかい?何でまたどうして?借金まみれのこのファミリアに?」

「【フレイヤ・ファミリア】にお咎めなしとなったことで、ギルド長と意見がぶつかり堪忍袋の尾が切れて退職したので、【ヘスティア・ファミリア】へ入りたいとのことです。」

「……それはまた悪いことをしたね…。しかし今から入ってもらってもレベル1だよね。戦争遊戯があるのに、いいのかなぁ…。」

「ヘスティア様、ご心配なく。彼女は入団させるべきです。レベル1でも、彼女の事務処理能力はズバ抜けていますので、【ヘスティア・ファミリア】の事務担当をやっていただきたいと思います。」

今からだともちろん戦力にはなりませんが、事務処理能力はオラリオでもずば抜けているのでそこを担当してもらいましょう。

 

「事務処理能力?あー、ギルドの受付嬢をやっていたものねえ。…そんなに高いの?」

「はい、高いです。ギルドの事務の半分以上を彼女が回しているとのことです。」

「それはすごいね。……ギルドは大丈夫なのかい?」

「【フレイヤ・ファミリア】にお咎めなしにしたり、【ロキ・ファミリア】にうちへ味方するな、と言ったギルドなど、リリは知りません!むしろ、エイナ様は必要です。今までヘスティア様、ベル様がやるべき仕事もリリが担当してました!その分をエイナ様にやっていただきます。リリは戦略などに専念させていただきます!」

「う、うん…。サポーターくん、今まですまなかったね。そうだね、まず本人と面談が先かな。特にベル君への邪な思いを確認してやる!」

「不要です。」

「……え、でも……。」

「不要です。」

「(怖い…)……はい、わかりました。ただ入団確定とするけど、アドバイザーくんの話を聞くぐらいはいいよね?」

「はい、それなら問題ございません。」

(エイナ様もベル様にぞっこんと惚れているのは確実です。それでまず、ベル様を裏切ることなどありえませんでしょう。これで、ようやくリリの負担が軽くなり戦略に集中できます!)

 

エイナ嬢には今回の戦争遊戯だけでなく、ダンジョン及び黒竜征伐のための遠征のための手続きや軍資金管理などをやってもらいましょう。もちろん、私とセバスの指示及び監視つきですが。

それに、エイナ嬢なら坊ちゃまを裏切ることなど皆無ですし、更に坊ちゃまのハーレムに入っていただきましょう。ご本人も喜ぶのは間違いないでしょう。

 

「…俺、部屋を引き払って鍛冶場にこもっていようかな。ここは女性比率が高すぎる…。これからも増え続けるなら引っ越しするぞ…。」

「まあまあ、ヴェルフ殿。ベル殿の肩身が狭くなるので今のままでいいのでは…。」

「いや、勘だがどんどん増える気がする…。うん、絶対に増える。ベルには悪いが、それ以前に俺の肩身が狭くなるので俺は鍛冶場へ引っ越す。うん、戦争遊戯が終わった後にでも引っ越ししよう。」

「…ヴェルフ様…。」

まあ、そう思うのも仕方がありません。

ヴェルフさんの勘の通り、これからもどんどん増えて…いえ増やしていかなければいけませんからね。坊ちゃまの強化のためにも。

ヴェルフさんへのお詫びとして、神ゴブニュへ鍛冶場の拡張依頼をしましょう。金はなんとかなるでしょう。

 

…む?侵入者の気配が…。

【フレイヤ・ファミリア】でしょうか?

……坊ちゃまの部屋に向かっている?

暗殺でしょうか?

すぐに捕らえないといけませんね。ふふふ。

 

久々に腕がなります。さあ、狩りの時間です。




はい、誰が侵入してきたのでしょうか?
ヒントは高レベルのあの方です!
次回はその方視点です。

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