白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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加熱していきましたね!
今回は…。


第423回 栗鼠、進行Ⅱ

ここはフィン様たちにとっては他人事ではないでしょうね。

フィン様たちも関わったことがあるのですから。

「2つ。現在、デタイン砂漠を中心に周辺諸国へ大きな被害が出ています。その内の1つシャルザード王国より使者が来られて、王国軍勢が囲んで討伐したモンスターのドロップアイテムで、こちらが調べたところ、あるモンスターが特定しました。かつての三大クエストの内、ベヒーモスが復活している可能性が高いとわかりました。」

「何じゃと!?」

「馬鹿な…。いや…メイとザルドが確認した上なら…確定ではないか。」

「厄介だね…。眷属を産むという新たな能力を身に付けたのか?」

リリはかつてのベヒーモスを知りませんが、メイ様とザルド様が見たところベヒーモス復活確定と言っていました。

 

仕留め損なったのでは?と思ったのですが、その場合もっと復活していたはずです。

ベヒーモスのドロップアイテムを人またはモンスターが食らったことによって、復活を果たしたのでしょう。

メイさんの危惧通りとなりましたが、その時はもう全滅寸前だったので引き返したそうです。

まさか、このタイミングで復活するなんて…。

 

やはりざわついているようですね。

仕方がありません。

グランド・ディとなったモンスターですからね。

「静粛に!動揺する気持ちはわかります。ベヒーモスに対する新たな情報が入り次第、報告しますので他言無用です。」

「「「………。」」」

…まあ、こんなところでいいでしょう。

 

さて、進めましょう。

3つ目は…相手がお気の毒としか思えません。

マッチポンプに近いですが、仕方がありません。

「3つ。先日、オラリオ連合の盟主である【ヘスティア・ファミリア】に宣戦布告を仕掛けたファミリア【アマテラス・ファミリア】の討伐です。【アマテラス・ファミリア】の使者が我が主神ヘスティア様に無礼を働き、団員であるサンジョウノ・春姫を無理矢理拉致しようとしました。」

「「「はぁ!?馬鹿なのか!?」」」

ええ、本当に馬鹿なんです。

ヘラ様の作戦通りと言っても、予想以上に事が運びすぎです。

…恐かったのはメーテリア様を怒らせたら、元の人格が欠片すらもなくなったことです…。

ぶるっ。

 

■■■■■■■■■■■■

「え?春姫ちゃんを…!?」

「な、何だと!?」

「落ち着け、貴様ら。最後まで聞け(あいつらがいるというのに、そんな真似が成功できるわけがないだろう)。」

■■■■■■■■■■■■

 

【アマテラス・ファミリア】からの使者の神様はヘラ様によって既に裁かれているようです。

既に情報は引き出されているのですが、それでも続いているようです。

ヘスティア様からあの言葉をかけられたのが嬉しくて、励んでいるとのことです。

…ヘスティア様も「あの時の発言は軽率だったなー」と言うぐらいでした。

想像もしたくありませんね!

 

まあ、それはそれとして10億ヴァリスが入ってきたのはいいことです。

色々と先立つ物が多くありますからね!

………それでも相殺するのですが。

 

続けましょう。

「幸い拉致は防止できましたが、ヘスティア様が大層お怒りで宣戦布告と受け止めました。それについて調査したところ、極東にも古代のモンスター、ヤマタノオロチがいることが判明しました。極東だからといって関係ないかもしれませんが、オラリオの冒険者として捨て置くことはできません。【アマテラス・ファミリア】討伐と共にヤマタノオロチを討ちます!」

「また…古代のモンスター。」

「アイズ、落ち着きなさい。」

「落ち着いて下さい、アイズさん。」

「うん…ごめん。」

…アイズ様は古代のモンスターに対して並々ならぬ気持ちをお持ちのようですね。

何かあるのでしょうか?

 

おっと、いけません。

こちらに集中しなければ。

 

これは非常に厄介で難しいです。

オラリオをクエストにより空にした状態でおびき出すという不安定です。

「4つ、長年冒険者をされている方はご存知と思いますが【オシリス・ファミリア】と【セクメト・ファミリア】の活動が活発化しています。隙あらばオラリオを狙おうとしています。それについての対応は後で説明します。」

…【オシリス・ファミリア】は闇派閥でありながら、超がつくほどの武闘派ファミリアと皆様から聞いています。

それが、搦手ではえぐい【セクメト・ファミリア】と手を組んだのです。

かなり、めちゃくちゃ、厄介です。

 

オラリオの戦力がごっそり抜けた状態で、彼らが攻めてくるのを待ちそれを返り討ちするという作戦です。

そのため、【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】の復活を隠しているのです。

ノコノコとやってきたところにゴツン、と。

…ゴツンで済めばいい方かもしれません。

 

■■■■■■■■■■■■

「やはりのう…あやつらがそう簡単に壊滅するとは思わんかったぞい。」

「ああ、もし大抗争に参加していたら間違いなく僕たちは負けていた。」

「そうだな…。何故、今なのだ?」

「恐らく…彼の台頭じゃないかな?彼は良くも悪くも皆を奮い立つからね。それがあのファミリアの琴線に触れたんじゃないかな?」

「「ああ…、あの脳筋たちなら納得じゃ(だ)。」」

■■■■■■■■■■■■




はいベヒーモス、ヤマタノオロチ、真・闇派閥の説明がありました。

各関係者でいろいろとあるようですね。

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