今回もメイさん回です!
「アスフィ、逃げ切ったなー。」
「仕方がない…マリウスの奴を手伝ってやるか。」
それは困りますね。
貴女が手伝うのはしばらく先になりますよ。
「新入りに任すのも罪悪感がわくなー…。ファルガー、あたしも…(ガシッ)…へ?だ、誰だよ。アンタは!」
「あっ……ファルガー、アタシはちょっと春姫のところへ行ってくるよ。じゃあね(ルルネ、生きろよ…)。」
「え?あ、ああ。」
アイシャさんは察したようですね。
「口を慎め!無礼な駄犬め!…申し訳ありません。我が神よ。こちらの駄犬が失礼しました。」
「「我が神!?(ヘルメス様はどうした!?)」」
本当にローリエさんは使い物になりますね。
いえ、裏の立役者と言っても過言ではありません。
たったの数日でファンクラブを取りまとめ、オラリオだけでなく世界へ轟かせるほどの組織を作り上げたのですから。
神ヘルメスはもっとローリエさんを重宝するべきでしたね。
「いえいえ。先程耳に入ったのですが、坊ちゃまを疫病神と言いましたね?」
「そ、それがどうしたんだよ!あいつに関わるとアタシがろくな目に合わないんだよ!」
はい、有罪。
そもそも貴女が余計なことをしなければよかっただけの話です。
さて、連れていきますか。
「鼻がきく方が欲しかったところです。ローリエさん、ルルネさんが抜けて支障はありませんか?数日後にお返ししますよ。」
「え?いや…それは「はい!ありません!煮るなり焼くなり刺すなり刻むなり好きにしてくださいませ!」ローリエぇぇぇぇ!」
「では、行きましょうか?」
「じょ、冗談じゃない!私は逃げ…ガフゥッ!?」
レベル3にしては弱すぎますね。
命さんの方がまだ歯ごたえがありますよ。
「ル、ルルネ!?アンタ、何する……んでしょうか?(いつの間に!?ルルネを横抱きにしたままでレベル4の俺の背後に回って喉にナイフを!?)」
遅いですね。
我らをもっと近くで見てきた、神ヘルメスは何をしていたのでしょうか…。
神ヘラにチクって教育してもらいましょうか。
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「ヒッ!?」
「どうしたんだい?ヘルメス?帽子をつかんで震えて…。風邪かい?」
「いや…ちょっと…悪寒が…。眷属たちの様子を見てくる…。」
「ふん、だらしないやつだ。少し教育しておくか。」
「ヘラ…、君の教育は半端ないからやめなよ。やるならロキにしなよ。」
「ファッ!?」
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ふむ、いいたてがみですね。
皮をはいで玄関でも飾りましょうかね。
「いいたてがみですね。そのたてがみを剥製に「!!…我が神よ、申し訳ありませんがファルガーは駄犬と違い【ヘルメス・ファミリア】に必要です。お許しいただけませんでしょうか?」…仕方がありませんね。ここはローリエさんの顔を立てましょう。この方は連れていきます。では、失礼します。」
さて、どのようにして調教しましょうか。
今までのようなパターンでは味気ありませんから…、アレをやってみましょうか。
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「はぁ…はぁ…。……怖かった怖かった怖かった!深層より生きた心地がしなかったぞ!俺のたてがみを剥製に、と言ったぞ…あのメイド。」
「ふぅ…よかったな、ファルガー。九死に一生を得たぞ、これは。」
「ローリエ…あのメイドは何者だ?一体、ルルネに何をするんだ…。」
「あの方は偉大なる神だ「偉大なる神!?ヘルメス様は!?」知るか。ルルネについては安心しろ、命は取らないだろう。…そう、命はな。」
「命!?マジで大丈夫なんだろうな!」
「ああ、それは大丈夫なはずだ。おや、愚神がやってきたぞ?私はファンクラブをまとめなければいけないから、後は頼んだぞ。」
「ローリエ…お前、ヘルメス様をそんな扱いにするのに何で【ヘルメス・ファミリア】にいるんだよ…。」
「やあ、ファルガー。アスフィは…ああ愚者くんのところか。(キョロキョロ)…あれ?ルルネはどうしたんだ?」
「さっき、怖いメイドに連れて行かれた…。何者なんだよ…。」
「あっ……そうか(とうとう裁きの時が来たな。さらば…ルルネ)。ファルガー…知らないほうがいいこともあるんだ。ルルネは…俺たちの…【ヘルメス・ファミリア】の尊い犠牲になったんだ…。」
「えっ?あっ…(ヘルメス様があの時【ヘスティア・ファミリア】を恐れていたのは…あのメイドが原因か!ローリエの言うとおり九死に一生を得たな…さ、逆らわないようにしよう。あばよ、ルルネ)。」
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ルルネさんを横抱きにして行こうとしたところ、セバスとアイズさんを見かけました。
恐らく先程の人事に不満があるようですね。
「あの…セバスさん。」
「はい、アイズ嬢。何でしょうか?」
「何故、私はオリンピアなのですか?リリさんに聞くと、セバスさんへ聞いてくれとのことでしたので…。」
「アイズ嬢。オリンピアだからこそ、貴女を派遣するのです。」
ええ、オリンピアがアイズさんへの試練に最適な場所はありません。
アイズさんは戸惑っていますね。
「どう…いう意味ですか?」
「アイズ嬢。リヴェリア嬢に聞きましたが、貴女の心を覆っている復讐の炎は未だに消えていませんね?」
「!」
本当に厄介な炎です。
できれば坊ちゃまに悪影響を与えたくないため近づいてほしくはないのですが、坊ちゃまの憧憬の相手なので無下にはできません。
なので、その炎の真の意味をアイズさん自身が知る必要があるのです。
「オリンピアには、それを極めた方がいます。貴女はそれを一部始終見てきなさい。」
「………わかりました(極めた…?どういうこと?)。」
「不満そうですね?それ次第では、貴女を今後の戦力から外すかもしれません。」
「そんな!?」
「それは嫌ですよね?それを踏まえた上で、しっかりと見てきなさい。いいですね?これは貴女のためでもあるのです。」
「はい…(私のため?どういうことなんだろう…?)。」
ええ、貴女のためでもあり坊ちゃまのためでもあるのです。
さて、ルルネさんをどう料理しましょうか。ふふふ。
はい、ルルネさん詰みました。
どうなるのでしょうか?
そしてアイズはオリンピア行きに不満を持ち、セバスさんに説得されました。
オリンピアの、極めた方についてはオリンピア編をご存知の皆様ならわかるはずと思います。
一旦、ここで定期総会は終了です。
次回からは各部隊ごとになりますので、お待ちくださいませ。
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