白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

435 / 439
ダンまちⅤ期が決まりましたね!
ベルとシルのデートを見れるのはいいのですが、箱庭孤独あたりはキツい…。
小説でも心をえぐられるのに、アニメだと数倍なので今からでも苦しいです。
でも…絶対に見る!特に戦争遊戯のオッタル戦は。


第434話 義祖父、回想Ⅰ

おのれぇぇぇぇ!

こんなことになるとは…想定外じゃ!

 

クソぉぉぉ!

こんなハズではなかったんじゃ…。

半年前には思わんかったのに。

あの時から計算が狂っとったわ。

 

半年前…ヘラが正気に返ったから、それをきっかけにベルを焚き付けてオラリオへ行かせたんじゃが。

あの時は本当に心苦しかったワイ。

…そうでもしなきゃ、ヘラはベルを見たらどうなるかはわかったもんじゃないからのう…。

逆上して、目をえぐり皮を剥がし木へ吊るすか?

メーテリアの面影を見て、超々々溺愛して監禁するか?

…ヘラの感情によって星の数ほどのパターンがあるから、儂でも読めん。

読めるのはヘスティアだけじゃな。

…何故読めるんじゃ?ワカラン。

じゃから死んだフリをするしかなかったんじゃ…。

 

まあ、それはいいんじゃ。

だが、一ヶ月半でランクアップするとは思いもせんかったワイ。

あの子は才能がないはずじゃ、あやつとメーテリアの子じゃからのう。

だが、ランクアップしよった。

思わず飲んでいたお茶を吹いたぐらいじゃ。

 

それからじゃな、ベルの物語…いや英雄譚を見聞きするのが楽しみになったんじゃ。

クソガキヘルメスからの手紙や神の鏡などからな。

あそこまで成長するとは…下界の未知もまだまだあるんじゃな、と思ったわ。

 

変態神の戦争遊戯で、少人数が大勢に勝って格上のやつをタイマンで倒したのはビックリしたのう…。

ありゃ、レベル3へのランクアップ確定じゃな。

早すぎるじゃろ…。

じゃが、イケメンがぶん殴られて白目の大の字になっているのを見るのは気持ちええのう!

グッジョブじゃ、ベル!

 

イシュタルに喧嘩売って、フレイヤの怒りを買った?

ベル…いつのまに間男になったんじゃ。

しかも美の神の。羨ましいのう…。

それにあやつ、まだ精通してないはずじゃが…?

 

なぬーーーー!

歓楽街が…儂のオアシスが…パラダイスが…。

燃え…尽きた、じゃと…?

おのれ!フレイヤ!

下界へ誘った恩を忘れおって!

 

イシュタルは天へ還ったか、まあある意味イシュタルはラッキーじゃな。

ヘラが経緯を知ったら、送還した方がまだマシというぐらい責め抜くからかのう。

それはヘルメスも同じじゃな。

グフフフ、チクったろ。

 

アレスがヘスティアを拉致った?

ナンデ?

は?クロッゾの魔剣?

ありゃ、劣化版じゃろ?初代のはもっと威力あったぞ?

そんなんを求めるから、アレスは駄目なんじゃ。

 

ふむぅ?エダスの村?

…ああ!黒竜の鱗が落ちた村の1つか。

なぁる…え?アイズちゃんも一緒じゃと!?

ヤッたのか!?なぁ、ヤッたのか!?

…は?ヘスティアも一緒?

なーーーんじゃ、つまらんのう。

それ以前にベルはまだ精通しとらんから、意味ないんじゃがな。

 

…ヘスティアは気づいたんじゃろうな、あの子の闇に。

ロキでは無理じゃな。

天界で儂の知る限り、あの子の闇を見てその中にいるあの子の手を取ることができるのはヘスティアだけじゃ。

あの子は気づくかのう…、両親の願いの意味に。

 

異端児か…。

ベル、厄介な案件に関わったのう。

ここがターニングポイントじゃ、ベル。

お主が英雄になるか、反英雄となるかじゃ。

ヘルメスは関わらせる気はないようじゃが、儂は関わらせた方がよい。

予定よりかなり…いやメチャクチャ早いが、英雄のままごとから卒業せねばならん。

 

ブハハハハハ!

まさか、あやつまでも転生しとるとはな!

くそっ!儂も見たかったワイ!

あの時の再現を!

あの時の約束の続きを!

 

ベル、言ったじゃろ?

アルゴノゥトの物語はまだ終わりではない、と。

そう!これからじゃ!

アルの魂の一部が転生したお主が紡ぐんじゃ!

 

遠征でヤヴァイことになったじゃと?

……隠しとるからわからん?

うーむ、左腕を失うほどかのう…。

は?

アストレアんとこのエルフとますます懇意になったじゃと?

ちょ、それ詳しく!

 

え?わからん?

役立たずじゃな!ヘルメス!

何のためにおるんじゃ、お主は。

 

あー、ディオニュソスか。

お主ら、あ奴の外面に騙されすぎじゃ。いやヘスティア以外な。

あれは…狂っとる。

まあ、儂やウラノスにとっては取るに足らんやつじゃから、スルーしとったがな。

しかし、ペニア如きでは相手にならん。

仮にもオリンポス十二神の候補に挙げられたぐらいじゃからのう。

 

デメテルを労ってやれ。

あ奴も苦労しとったからのう。ナニが重いから肩だけでなくソッチも揉んだろか?と言ったらダメじゃぞ☆

え?それを言えるのは儂だけじゃと?

ははは、ナニを言っとるか。

常識じゃろ?

 

【勇者(笑)】もお主のジョーカー…ベルを認めたか。

これから始まるぞ、ベルの争奪戦が。

ディオニュソスは役に立ったのう、ベルの引き立て役にな。

お礼を言っておけ。

おお!ディオニュソスよ。送還されてしまうとは情けない!ってな。

ん?お礼になっていないとな?

皮肉じゃよ、ひ・に・くぅ。

 

ここまでで半年か…。

スーパーハイペースすぎるじゃろ、ベル…。

おかしいのう?そこまで運が悪くないはずじゃが。

…いや、逆なのか?

ベルが引き寄せているのか?

自らが成長できる機会を?

それしか考えられないのう、無意識なのがタチ悪いが。

 

しかもべルが助けようとした子ら全員生きとるし、ハッピーエンドになっとるし。

逆に危害を加えようとした輩はバッドエンドに…。

え?何?あやつ、いつの間に主人公になっとったんじゃ?

精通しとらんじゃ意味なかろうに。

おなごの方は生殺しじゃろうな…ベルから手を出してほしいじゃろうに。

よし!ワシが手ほどきしてしんぜよう。

グフフフ。




はい、初のゼウス回です。
本編でもゼウスはあまり出てこないようですが、こういう感じかなと思っています。
ーーーー
天界へ帰った神々がゼウスの回想を知った場合
イシュタル「改めて思うが、ゼウスの言う通り早めに送還されてよかったかもな。フレイヤには絶対に感謝しないが。それに、ヘラにとっ捕まっていたらと思うと…恐ろしい。ということでヘラが来たら私を守れ!」
神々「「「だが!断る!というか巻き込むな!シッシッシッ」」」
イシュタル「くそが!」
神々「でもあのフリュネはすごいなー。アフロさんだぜ?」
イシュタル「……笑えばいいのか憐れむべきなのか悲しむべきなのか、複雑だな。もう片鱗さえないではないか…。」

神々「「「おお!ディオニュソスよ。送還されてしまうとは情けない!」」」
ディオニュソス「貴様らぁぁぁぁぁぁ!ゼウス!絶対に許さん!」
タナトス「俺、全然ヘスティアと【白兎の脚】に関わっていないのに…とんだとばっちりだ。」
ペニア「同感だよ。そりゃ、あたしはオリンポスの神として神格は低いよ。だからと言ってあたしまで巻き込まないでおくれよ!」
ルドラ「それは俺もだ!ジュラの野郎…あのエルフに執着するからだ!クソッタレ!」
イケロス「お前らも俺と同じ苦しみを味わえ……。」
神々「「「…………。」」」

ニクス「ゼウス、全然反省していないわね…。」
エレボス「ああ、ゼウスらしいといえばらしいけどなー。というか、こいつらここでたむろするなよー。」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。