白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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大変遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
本来なら年末に更新するべきでしたが、家の都合と体調不良が重なりできませんでした。
今後の頻度も低くなると思いますが、できるだけ頑張ります。
今年もよろしくお願いします。


第436話 義祖父 暴走1

ここを抜け出すには…よし、儂ぁやるぞ!

厄介なメイとセバスがおらんうちに、抜けなければならん!

 

さて…始めるかのう。

まずは1番よく知っとるこやつからじゃな⭐︎

小芝居スタートじゃあぁぁぁ!

「儂の味方は……おらんか。むぅ…止むを得んのう。」

「おい…何をする気だ?糞爺…。何を企んでやがる?」

「(ニヤリ)……ヘラ!ヘラ!ザルドはお主んとこの娘に手を出しておったぞ!」

「なっ!?嘘つくんじゃねえ!糞爺!誰が手を出すか!深層へ落ちた方がまだマシだ!」

くっくっく…、かかりおったな。

お主はもう儂の術中よ。

 

「ほう…、私のファミリアを深層以下扱いするとはいい度胸だな?【暴喰】?」

「…………糞爺!ハメやがったな!」

「ん~?何のことじゃあ~?儂ぁ、事実を言ったまでじゃがぁ~?(ふははは!一人でも多く道連れじゃ!)」

「こ、この糞爺…「おい【暴喰】。私の話は終わってないぞ?」ま、待ってくれ!」

「「「うわぁ…。」」」

よしよーし!

次は…だ・れ・に・し・よ・っ・か。

お主にきめーた!

 

「他にもおるぞ!そこの【勇者(笑)】もお主んとこの、小間使の小人族に色目使っとったぞ!」

「…そういえば、熱心に話しこんでいたな。」

「なっ!…じ、事実無根だ!(彼女は黒竜討伐に同行して亡くなった…折角親密になりかけていたというのに)」

「フィン…、嘘はあかんで。」

事実じゃがのう。

それにこやつ、本当に女運ないのう。

前世がアレじゃがらアレじゃが…。

 

フィアナちゃん…いやリリちゃんをもっと早く助けておれば、よかったのにのう。

名誉に目が眩むからこうなるんじゃ、自業自得とはこのことよ!

…ベルが精通しとれば完全にネトラレじゃがのう。

もったいないのう…。

 

諦めるんじゃな。

前世と同じようにあのアマゾネスに委ねるしかあるまい。

…いや、あのイカした小人族も生きとるから両手に花じゃな!

喜ぶがいい!ファッファッファッ!

 

さて次は…ヨシ、お主にしよ!

「【九魔姫】も羨ましがっておったぞ!」

「それは悪口なのか…?まあ、【ヘラ・ファミリア】は魔導士中心なので勉強になるから、羨ましかったのは間違いではないが。あの苛烈さだけはいただけんな…。」

「だから、お前はレベル7止まりなのだ。行き遅れめ。」

「行き遅れは関係ないだろう!それはお前もだろうが!」

どっちもどっちじゃな…。

いや、リヴェちゃんはアイズちゃんを育てたから軍配はリヴェちゃんにあるのう。

 

「何だと?もう一回言ってみろ。」

「何度も言ってやる!行き遅れの上に甥を見捨てた自分勝手な女、とな!」

「…よし、その喧嘩買った。」

「いいだろう!」

ふははは!儂の術中にはまっとったな!

こ奴らの魔法に巻き込んでこれを破壊してもらうんじゃ!

その間に逃げれば儂の勝ちじゃああああ!

 

む?

「まあまあ、二人とも落ち着いてね?」

「ちっ…メーテリアに感謝しろ。」

「ふん、それはこっちの台詞だ。」

メーテリアめ…邪魔しよったな。

…失敗じゃのう。

 

さて…ヨシ!

お主にきめーた!

「オッタちゃんもお主んとこの悪口言っとったぞ!」

「!?神ゼウス!勝手に作り話をしないでもらいたい!あと、オッタちゃんという呼び方はやめてもらいたい!何回も言ったはずだ!」

オッタルちゃんと何か呼びにくいからオッタちゃんにしたんじゃ。

オッちゃんというのも当たり前すぎてピンとこないからのう。

 

ヘイヘイ、カモーーン!

オッタちゃんの剛腕ならコレを打ち砕けるじゃろう。

…と思っとったが。

「…オッタルさん、そう呼ばれていたのですか?何故報告しなかったのですか?」

「ほ、報告する必要がありませんでしたので…。」

「罰としてこれからもオッタちゃんと呼びますね♪」

「本当に許してください…。」

「仕方がありませんね。…ゼウス様、残念でしたね。」

ちっ…見抜かれとる。

こやつ、ヒューマンとなってからますます神らしくなっとらんか?

ベルの血が限定とはいえ神力を封じるとはのう…。

 

残るのはこやつじゃが…。

「【重傑】は…えーと………何もないんじゃった、つまらんドワーフじゃのう。何が楽しいんじゃ?お主。酒だけではないか?もう少し趣味増やしたほうがよいゾ?」

「そうだね。」

「確かに。」

「そういえば酒と戦いしかあらへんわな。甘酸っぱい話もないし…枯れとるなぁ、ガレス。」

「大きなお世話じゃ!」

つまらんやつじゃのう。

前世のガレムスはいろいろとツッコミどころがあったのに…。

こやつはハズレじゃな☆

 

ウォーミングアップはこんなところじゃのう…。

本腰を入れるとしようかのう!

「ロキもベルのことを散々とこき下ろしてたじゃろう!ヘルメスから聞いとるぞ!」

「ほう。」「何だと?」「へぇ…。」

「ひっ!?ま、待ってや!散々とやない!………ち、ちょっとだけや。」

「ロキ…。」

「何を言ったんじゃ…。」

「はぁ……(後で謝罪しなければならんな)。」

くくく、トリックスターなぞ儂の手にかかれば赤子じゃよ、あ・か・ご。

ベルが赤子の方が苦労したワイ…。

 

ふははは!まだまだ行くぞい!

 

 

 




はい、ゼウスの暴走が始まりました。
さて、その場にいる皆さんはどうなりますでしょうか?

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