はい、応援妖精=ローリエさん視点です。
本当は残念妖精にしようと思ったのですが、残念妖精に該当する方が多いため応援妖精にしました。
ちょっと、今回はコメディが多めです。
では、どうぞ!
「……昨晩、ヘルメス様たちが怯えて帰ってきたのは、あんたの仕業か?」
「心外ですね。久々にお会いしましたので歓談をしただけですよ。」
(あれが…歓談……?嘘ですよね…?)
ヘルメス様などどうでもいいです。
さっさと送還されてしまえ!
私はベルきゅんに会える最後の機会を逃したくないのだから!
「そうかい。それであたしたちに何をしろと?いや、その前にローリエとあの坊やの関わりを教えてほしいものだね?」
は?何でよ!?
「……貴女には関わりのないことです(黙れよ!脳筋アマゾネスめ!)。」
「冷たいね。同じファミリアじゃないか?」
「……しつこいですよ。アイシャ(何故、お前に言わなきゃならないんだ!)」
「ああ、私は【ゼウス・ファミリア】の系譜を持つものなら、記憶全て読み取れます。なので、貴女と坊ちゃまの馴れ初めは全て存じておりますよ。ローリエ様。」
「!?(何…だと…!?ベルきゅんの記憶を…何て羨ましいことを…。)」
「それを踏まえてお答えしましょう。ただ、貴女の思うようではないことは前もって伝えます。」
「………(え?思うようなことではない?どういうこと?)」
そしてベルきゅんの私の出会いが、【フレイヤ・ファミリア】の【白妖の魔杖】ヘディン・セルランドによる特訓のために、利用されたこと知った…。
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「………以上となります。アイシャ様、ご理解できましたでしょうか?」
「……ああ、よくわかったよ。…その…すまないね……ローリエ。皆には黙っといてやるよ。」
『うわぁ……、リリはまだそこまで聞いていませんでしたが、【白妖の魔杖】はえげつないことをしますね。』
『ベル君に、女性慣れをさせるためといえ怪物贈呈までやるなんて…。ギルドが知ったら懲罰ものよ。』
『…ローリエ様、おいたわしや…。ショックでしょうね、あれが作られた救出劇ということに…。』
そ れ が ど う し た ?
そ ん な の 関 係 な い。
あれは私とベルきゅんの運命の出会いなのだ!
【白妖の魔杖】には感謝しかない!贈り物をしてもいいくらいだ!
その頃、【白妖の魔杖】は神フレイヤの八つ当たりでボロボロになりながら、背筋に寒気が走ったのこと。
メガネのズレを直しながら、冷や汗をかいていた。
「…ロ、ローリエ?」
「ふ、ふふふ。それがどうしましたか?ええ、それが本当にどうしましたか?(何でもありませんよ。どうしましたか?アイシャ?)」
「「「ひっ!」」」
「私とベルきゅんの出会いがそうであろうとも……、ベルきゅんへの愛はそんなものでは崩れされはしなぁぁぁぁい!(ええ、そういうことがありました。それが何か?)」
「「「ひぃっ!?」」」
「ちょ、ちょっと待ちなよ!ローリエ!落ち着きなよ!」
「ローリエ様、ローリエ様、本音と建前が逆になっておりますよ。」
「はっ!?………………………………殺してくれ…。」
もうダメだ……。
ベルきゅんに知られたら…死ぬしかない…。
「ローリエ様。このメイ、いたく感動いたしました。」
「「「「は?」」」」
「………え?」
「真実を知ってもなお、坊ちゃまへの愛を貫くとは素晴らしいです。」
「………貴女は…わかってくれるのか…?」
神は……ここにいたのか……。
「ええ。そういう貴女を見込んでお願いがあるのです。坊ちゃまのために。」
「べ、ベルきゅんのためにだと!?な、何だってする!」
「「「「うわぁ……。」」」」
そうだ!何でもする!
たとえ、ヘルメス様を殺せと言われたらする!
その頃、神ヘルメスは背筋に先程より強い寒気が走ってうずくまってしまい、そばにいたアスフィがかなり戸惑って、介抱せざるを得なかったとのこと。
「アイシャ様。口外無用でよろしいですね?」
「あ、ああ。もちろんさ。」
「では……坊ちゃまのスキルを…」
「メイ様!それは!」
「駄目です!他のファミリアには!」
「リリさん、エイナさん、お黙りなさい。この方たちは“同志”なのです。」
「「!?」」
「同志…?坊やのスキルを知りたいけどさ、同志って何のことさね?」
「アイシャ・ベルカ、貴女はベル・クラネルに身も心も捧げる気はありますか?」
!?私はある!全て捧げたっていい!
「……あの坊やには深い恩がある。そこの春姫をあのイシュタル様から、救い出しただけじゃない。この私も、イシュタル様の魅了の呪いに囚われていたんだ。それをあの坊やが、解放してくれたんだ。」
何…だと…?ふざけんな!
アイシャぁぁ!そんな羨ましいことをぉぉ!
「捧げるったって?そんなの、とっくに捧げているさ。あの坊やがあたしを負かしたときからね。それはあんたも見ているだろう?だから、…異端児や遠征へついていったのさ。そしてこれからも、何があろうともね。」
何を!かっこつけているんですか!貴女は!
それは…、私の台詞だぁぁぁぁぁ!
「なるほど、よくわかりました。では、ローリエ様…貴女は…」
「捧げる!何でも、全て捧げる!ベルきゅんのためなら、あのヘルメスの命でも持ってきます!」
「………ローリエ、お前…。」
「「「…怖い。」」」
「素晴らしい回答です。ですが、神ヘルメスはあれでも使い道はあるのです。そのまま泳がせておきなさい。」
「承知しました!メイ様!」
「では、坊ちゃまの発展アビリティとスキルですが…」
そして、メイ様からベルきゅんの発展アビリティ『魅了』とスキルの『兎囲女達』について教えていただいた。
ローリエさんの下の名前、調べてもわかりませんでした…。
二つ名もです。
感想・評価をいただけますと、嬉しいです!
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現在(第57話)のハーレム経緯
物語の進捗状況に会わせて更新していきます。
候補者は多くいると思いますが、確定人物だけ記載します。
前触れもなく突如の方もいるかもしれませんので…。
確定条件
・ベルのスキル【兎囲女達】の発現以降であること。
・メイとセバスのお眼鏡にかなっていること。
・ベルに心酔または溺愛していること。
・ベルへの愛が、身も心も魂さえも捧げてもいいレベルまで達していること。
確定人物(確定したタイミング→第○話)
【ヘスティア・ファミリア】
神ヘスティア 第17話
リリルカ・アーデ 第20話
サンジョウノ・春姫 第20話
エイナ・チュール 第53話
【アストレア・ファミリア】
リュー・リオン 第24話
【ヘルメス・ファミリア】
アイシャ・ベルカ 第57話 ←NEW!