白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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本日一回目です!

今回も、ローリエさんです。

ローリエさん回で感想が多くビックリしています。
ありがとうございます。
※ショートストーリーの内容を知らない方は、感想を見ていただけるとありがたいです。

前話(第57話)の後書きにハーレム経緯を載せるのを忘れていました。
アイシャ・ベルカ追加!


第58話 応援妖精、狂喜。

「もうランクアップしたのか…。あっという間に追い越されちまったよ。何さね、あたしのトラウマの魅了とそのスキルは。反則じゃないのかい?ねえ、元ギルドの受付嬢さん?」

「私もそう思います。ですが、ベル君のことですから今更でしょう。」

「アイシャ様。ここは達観したほうが楽になりますよ。」

反則?何を言っている、アイシャ。

これは我々とベルきゅんのためのスキルじゃないか!

 

「さて、アイシャ様。戦争遊戯ですが、貴女は春姫さんの護衛を終始やっていただきたいのです。」

「…レベル7上位のあんたと同格のセバスという人が出張るなら、あたしはいらないんじゃないのか?」

「いいえ、アイシャ様。この戦争遊戯は、布石なのです。ダンジョン制覇と黒竜討伐のための。」

「!?…なるほどね。だからあたしたちの手で決着をつけなきゃ意味がないということね。いいよ、引き受けたよ。」

「そして、ローリエ様。貴女には…」

「戦争遊戯に参加しろと仰せなのですね!「いいえ、違います。」な、何ですと!」

何故!アイシャは参加できて私が参加できないんですか!

そんなの…そんなの…。

 

『急に泣き始めましたよ。この人…。』

『ローリエさんって…こういう方だったのですか…。』

『……あたしも驚いている…。』

『春姫は、もうついていけません……。』

 

「泣かないでください、ローリエ様。貴女しかできないことをお願いしたいのです。」

「…え…私でしか…できないこと…!?な、何でしょうか!」

「坊ちゃまのための、応援組織を作っていただきたいのです。」

「「「「は?」」」」

「応援…組織…ですか?」

「ええ、先程【白妖の魔杖】によって故意に助けられたと言いましたね?貴女だけではないのです。他にも多くいます。」

「「「「え?他にも?」」」」

「私の…他にも…?」

「ええ、ですが坊ちゃまが人前に出たら、あの発展アビリティが発動しますと暴徒が出かねません。その暴徒が坊ちゃまに被害を及ぼすとなると…」

「なるほど!その暴徒共を殲滅するためにですね!「違います。」え…?」

違う…?

で、では、一体何を…。

 

「その暴徒をまとめてほしいのです。そう、坊ちゃまのための応援組織として。」

「あっ!」

「ええ、特に貴女と同じように助けられた方々は、今の坊ちゃまの魅了にかかりやすいでしょう。ですので、前もってその方たちをまとめて組織として作り上げてほしいのです。お願いできますでしょうか?」

「おお…我らと同じ"同志"を組織として…。ありがとうございます、メイ様。この素晴らしい任務を与えていただき感謝いたします。」

私と同じ"同志"が他にもいたとは…、集めなければいけない!

ベルきゅんのためにも!

 

『リリは、あの方と同じ"同志"にされたくないのですが…。』

『リリさん、私もです…。』

『それ以前に、あたしはあいつと同じファミリアであることが不安だよ…。』

『アイシャ様………。』

 

「ローリエ様、お引き受けいただき感謝します。なお、計画書はこちらにまとめております。それを【ヘルメス・ファミリア】の事業の1つとして立ち上げて下さい。なお、ローリエ様が中心でなければなりません。」

おお…、計画書までも…。

ここまで私達"同志"のために…。

 

『いつの間に…作成したのですか…。』

『…あたし、【ヘスティア・ファミリア】へ改宗したくなってきたよ…。』

『…アイシャさん…この前、改宗したばかりじゃないですか…。』

『…あと1年ですね…。』

 

「承知いたしました!あ、でも…あのヘルメス様とアスフィがこれについて承諾してくれるかどうか…。」

「ご心配いりません。この計画書をお見せする前に、こちらの手紙を先に見せてあげてください。それだけで承諾してくれるはずです。」

「おお……至れり尽くせりですね…。ありがとうございます。我が神よ…。」

ああ…私の神はここにいましたか…。

 

『!?アイシャ様!アイシャ様!ローリエ様の主神はヘルメス様ですよね!?』

『もう、あいつの中ではあのメイドが神だろうね…。』

『うわぁ……。』

『あの手紙って…そういうことですよね…?』

 

「ああ、ローリエ様。2つお願いしたいことがあるのですが。」

「何でも申しつけてくださいませ!」

「【ヘルメス・ファミリア】にルルネ・ルーイという【泥犬】がいますね?」

「あの駄犬が何をしたのでしょうか?ご命令とあらば、抹殺してまいります!」

「いえいえ。実はその【泥犬】が、半年前に坊ちゃまのそちらへの入団試験を勝手に行って追い出し、そして今もなお坊ちゃまのレベルが上だというのに、見下しているからです。…本当に困っています。」

何……だと…!?

あの…あの…駄犬がぁぁぁぁぁ!?

 

「ちょ…あんた、そんなこと言ったら…「ユルサン…コロス…ルルネ…」ひぃっ!?」

「ローリエ様、落ち着いて下さい。【ヘルメス・ファミリア】の方針上、アイシャ様がこちら側につくなら、あちら側にも誰かを派遣しなければいけません。その方をルルネ様にしていただきたいのです。確か…【ロキ・ファミリア】と懇意でしたよね?」

「フーッ…フーッ…すみません、取り乱しました。なるほど、そういうことですか。確かにあの駄犬は【ロキ・ファミリア】と親しくしていました。でも、いいのでしょうか?敵に塩を送るようなものですが…。」

「ローリエ様、お気遣いいただきありがとうございます。でもこちらについては大丈夫です。そう、坊ちゃまの勝利にはローリエ様にかかっております。」

「はっ!このローリエ、命に代えても任務を達成してみせます!」

「「「「………。」」」」

 

「そして、もう1つは…大丈夫かもしれませんが…。」

「何でも申し付けてくださいませ!」

「ありがとうございます。神ヘルメスと団長アスフィ姫には釘をさしておいたのですが、念の為【ヘルメス・ファミリア】が怪しい動きがないよう、見張っていただきたいのです。そして怪しい動きがあるようなら私、メイまで連絡いただきたいのです」

「承知いたしました。監視して報告いたします!」

アスフィ姫…?

まあ、いい。我が神、そしてベルきゅんに何かをするようなら、許さん!

それが、同じファミリアであろうとも、同胞であろうともだ!

 

『あの……よろしいのでしょうか?アイシャ様…。』

『もう、あたしは知らないよ…ああ、知らないとも…。聞かなかったことにするし見なかったことにするよ…。』

『うわぁ…、ファミリア内にスパイ…。しかもこのような形で…。』

『…怖いです…お二方とも…。ぶるぶる…。』

 

「ローリエ様、重ね重ねありがとうございます。ああ、これはせめてもののお礼です。」

「いえ!……?こちらは何でしょうか?タオル…?シャツ?スプーン?パンツ?」

「坊ちゃまの使用済みの「ありがとうございますっ!家宝にいたしますっ!」いえ、必要になりましたら言って下さい。いつでも提供します。」

おお……ベルきゅんの…。

ああ…やはり私の神はここにいました……。

 

『どおりで、ベル様の洗濯物が少ないと感じました…。』

『あのメイド…そこまでやるのか…。』

(ベル君の…はっ!ダメダメ!)

『その手がありましたか…メイ様…恐るべしですね…。』

 

「このローリエ!メイ様からの任務を、命に代えても果たしてみますっ!」

「ローリエ様、何度も言いますが坊ちゃまの勝利は、貴女にかかっています。お願いいたしますね。」

「はっ!ベルきゅん…いえ、あの御方の勝利のために、このローリエ全てを捧げます!私はこの計画書に目を通して、あのバカ神に許可を取ってきます!これで失礼します!」

「「「「………。」」」」

よっしゃー!とうとう、あの御方のために命を賭ける時がきた!

さっそくホームの自室へ戻って目を通さねば!

 

そして私と同じ"同志"を探し出し、あの御方のための応援組織を立ち上げる!

そう…【ベル・クラネル応援組織】を!

 




はい、ベル君の応援組織…ファンクラブ設立のフラグが立ちました!
次回は…今回のハーレムメンバーへ新たに入ったあの方です!

感想・評価をいただけますと、嬉しいです!

--------------
現在(第58話)のハーレム経緯

物語の進捗状況に会わせて更新していきます。
候補者は多くいると思いますが、確定人物だけ記載します。
前触れもなく突如の方もいるかもしれませんので…。

確定条件
・ベルのスキル【兎囲女達】の発現以降であること。
・メイとセバスのお眼鏡にかなっていること。
・ベルに心酔または溺愛していること。
・ベルへの愛が、身も心も魂さえも捧げてもいいレベルまで達していること。

確定人物(確定したタイミング→第○話)
【ヘスティア・ファミリア】
神ヘスティア 第17話
リリルカ・アーデ  第20話
サンジョウノ・春姫 第20話
エイナ・チュール 第53話

【アストレア・ファミリア】
リュー・リオン 第24話

【ヘルメス・ファミリア】
アイシャ・ベルカ 第57話
ローリエ 第58話←NEW
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