白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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本日1回目です。

ベル君回です!


第65話 白兎、眠気。

整理しよう。

 

バーチェさんと模擬戦した。

うん、わかる。

 

模擬戦の後にアミッドさんが怒った。

わからない。

 

模擬戦の後に何があった?

わからない。

 

気絶したみたいで、カサンドラに膝枕してもらった。

何でかわからないけど、わかる。

 

柔らかい何かが顔に当たった。

わからない!わからない!わからないんだぁぁ!

 

まともに立てないから、カサンドラさんに肩を貸してもらって帰った。

うん、わかる。

 

メインストリートの真ん中をわざわざ通って帰った。

わからない。

 

途中で柔らかい何かが腕に当たったり胸に当たったり…。

わからない!わからない!わからないんだぁぁ!

 

ホームについたら、バーチェさんがメイド服を着て迎えに来ていた。

わからない。

 

エイナさんが新入団員で、ギルドを辞めてきたとのこと。

わからない。

 

ダメだぁぁぁぁぁ!

わからないぃぃぃぃ!

 

---------------------

 

ようやく落ち着いた…。

「ごめんなさい…。僕らのせいで…。」

「ベル君、謝らないで。いずれ遅かれ早かれこうなっていたの。今のギルドには前々から不満に思っていたから今回はいいきっけになったの。」

「…でも。」

「…ベルくんは私が入ったら、迷惑…?」

違う!違う!違う!

 

「いいえ!そんなことないです!エイナさんが入ってくれたら、僕嬉しいです!色々と知っていて凄く頼りにしていました!その…入ってくれたらいいなーと思ったこともありました…。」

うん、本当に…。困ったことなど色々と相談して…嬉しかった。

入ってくれて、すごく嬉しい!

 

「うん、ありがとう!じゃあ、改めてこれからも末永くよろしくね!」

「はい!」

そのために…、今回の戦争遊戯で頑張ろう!

 

あれ?さっきの言葉に何か含めてなかった?

ダメだ…疲れててわからない…。

 

「でね、私はメイさんより事務処理と財務管理を任せられているの。ということで、団長の決済印が必要になっている書類がこちらです。」

ドサドサドサドサ!

………ほえ?コレ、何?

 

「ベルくん、リリさんに全部任せたらダメだよ。団長なんだからちゃんと目を通しておかないと。戦争遊戯のための特訓も大事だけど、こっちも大事なんだよ。危うく脱税となる項目がいくつかあったよ。それは後でまとめてギルドへ提出するね。」

嘘でしょ……。…今までやったことない…。

 

「ベル様、申し訳ありませんでした。私が入団した時から事務処理や財務管理をしていました。ベル様、ヘスティア様がやるべき仕事、戦略などもリリが全て請け負っていました。」

「…………ごめん…リリ。僕がしっかりしてなかったから…。」

「いえ、その時のベル様はダンジョン巡りや色々とありましたから「うぐっ!」、リリがしばらくやってその後にベル様へ引き継ぐつもりでした。ですが、今日エイナ様が入って、事務処理と財務管理を担当していただきました。」

え?今日入ったばかりなのに、把握したの?

エイナさん!すごい!

 

「エイナ様はすごいですよ!ほんの数時間でここ数ヶ月かかった仕事を全部処理してもらいました!ベル様にも目を通した方がいい、と助言を受けました。なので、今後はベル様もやっていただきます。」

「う、うん…わかった。」

「ですが、今は戦争遊戯の準備でそれどころではないと分かっています。なのでメイ様の助言を受け、戦争遊戯後にまとめてやっていただきます。それまでメイ様とエイナ様とリリで回していきます。よろしいでしょうか?」

「うん、その時はよろしくね!メイ、リリ、エイナさん!」

不甲斐ないなぁ…。本当に戦争遊戯が終わったら、取り掛からないと!

 

「もちろんでございます。坊ちゃま。」

「うん、しばらくは私たちに任せてね!」

「リリたちにお任せ下さい!」

エイナさんが入ってくれて……本当によかった!

いつかお返しをしないといけないよね!

 

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「ところで、坊ちゃま。加減はいかがでしょうか?」

「うん…何か特訓がきつくて体の調子が悪いみたい…。」

 

『…あの毒をたっぷりと飲んでたら、普通死んでもおかしくないのに…。ベルさん…すごい…。』

『そうだな…私のヴェルグスを耐えきるとは、団長はすごいな…。』

『!?ど、毒!?な、何があったんですか!カサンドラ様!』

『…後でお話します…。あの…セバスさんから泊まるようにと言われていましたが、いいのでしょうか…?』

『…【悲観者】もですか…。』

『また、増えました…。』

 

「なるほど…、今日はもう風呂へ入って寝た方がいいと思います。」

そうだね…。戦争遊戯まで本調子であればいいけど。

 

「ああ、坊ちゃま。今日はいつもの特製ドリンクで一段と濃いものにしておきました。」

「あ、いつものドリンクだね?わかった、ありがとう。」

グビグビグビグビ……はぁ。

ふー、このドリンクは効くなあ…。

 

………もし、【ゼウス・ファミリア】の彼らがいたら、

「うわ…あいつ。あのドリンクの特濃を一気飲みしてるぜ…。」

「やべえよ…やべえよ…。」

とつぶやいていただろう…。

 

『あの…あの飲み物は何ですか…?』

『リリさん、あれ大丈夫なんですか?』

『耐異常を通過するものらしいですよ…。でも効果は抜群みたいです。そうですね?春姫様?』

『は、はい。揺すっても軽く叩いても起きませんでした…。』

『…私が侵入しても気づかなかったくらいだからな…。何が入っているんだ…。』

『『『『怖くて…聞けない…』』』』

 

あれー?

バーチェさんとエイナさん、一日も経たずにリリと春姫さんと仲良くなっている…?

カサンドラさんも馴染んでいるし…。

いつの間に?

 

あ…れ…眠くなって…き……た……。

「坊ちゃま?大丈夫ですか?風呂へ案内しますね?」

「う…ん………にゃ…い…くぅ…。」

 

「ちょ!?メ、メイさん、大丈夫なんですか?」

「ええ、問題ありません。さあバーチェさん、仕事です。」

「!?わ、私がやるのか?いえ、やるのですか?あの…風呂までも…?」

「他に誰がいるのですか?なら、全員でもいいのですよ?嫌なら私が…。」

「「「「「やらせてください!」」」」」

んー?

 

んー、眠いー。

けど、風呂に入らなきゃ…汗だくだし…。

あうー…。

「ベ、ベル様、こちらですよ。」

「ほ、ほら、ベル君。ここに段差があるから…ね?」

「ささ、こちらでございます。」

「…ご主人様…か、肩をお貸しします。」

「わ、私はこちらの肩を…。」

 

「あいー。」

 

「「「「「!?(か、かわいい!)」」」」」

はやく ふろに はいらなきゃ

 

それから きおくが ない

ただ なにか やわらかった

それだけは おぼえている

 

 




はい、ベルくんバタンキューです。
エイナさんとバーチェさん、早くも【ヘスティア・ファミリア】に溶け込んでいますね。

ベルくん、何があったんでしょうね?

余談
・ヴェルフ
ベルくんが帰ってくる前にバーチェとエイナさんと顔合わせして、ある程度察して鍛冶場へこもりました。
・命
【タケミカヅチ・ファミリア】の稽古から帰り、ベルくんが帰ってくる前にバーチェとエイナさんと顔合わせ済み。
そして、メイさんより「神タケミカヅチを落とす手順書」をいただき【タケミカヅチ・ファミリア】へその日から寝泊まり中です。
・ヘスティア
ベルくんが寝てしまった後にバイトから帰ったため、しょんぼりしてどうにもなーれという気分で寝ました。

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現在(第65話)のハーレム経緯

物語の進捗状況に会わせて更新していきます。
候補者は多くいると思いますが、確定人物だけ記載します。
前触れもなく突如の方もいるかもしれませんので…。

確定条件
・ベルのスキル【兎囲女達】の発現以降であること。
・メイとセバスのお眼鏡にかなっていること。
・ベルに心酔または溺愛していること。
・ベルへの愛が、身も心も魂さえも捧げてもいいレベルまで達していること。

確定人物(確定したタイミング→第○話)
【ヘスティア・ファミリア】
神ヘスティア 第17話
リリルカ・アーデ  第20話
サンジョウノ・春姫 第20話
エイナ・チュール 第53話

【アストレア・ファミリア】
リュー・リオン 第24話

【ヘルメス・ファミリア】
アイシャ・ベルガ 第57話
ローリエ 第58話

【ミアハ・ファミリア】
カサンドラ・イリオン 第65話←NEW
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