白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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サブタイトルの推断は「ある手がかりをもとにおしはかって判断すること)」を意味します。

今日は節分です!
恵方巻・豆まき・イワシ・ひいらぎは欠かせません!

さて今回は鍛冶神ヘファイストス様視点です。
※ここでは、ダンメモ1周年・4周年は別としています。
(あくまでも原作に沿っています。1周年・4周年はパラレルワールドと聞きましたので…。)



第7話 鍛冶神、推断。

「はっはっはっは!ヴェル吉よ、何たる様よ!」

「うるせぇ!椿、お前もだろが!」

相も変わらずね…、この二人は。

 

「はいはい、じゃれ合いはここまでにして本格的な装備強化に入りましょうか。」

「…今回は手前も納得できんからのう。特別に譲ってやろうではないか!そこの鍛冶士と違い、いいものを揃えておるぞ!」

「椿、てめぇ!」

「悔しいなら、はよランクアップせんか。そこのベル・クラネルと同じようにな。」

「こいつはぶっ壊れてんだ!」「ひどい!ヴェルフ!」

まあ、私も思うわ。ベル・クラネルは異常な速度でランクアップしているものね。

レアスキルであることは間違いないみたいだけど、非常に興味がわくわね…。

 

「ベル・クラネルを見る限り、軽装あたりで敏捷が生かせるようなものかのう。」

「ああ、そのあたりだな。まずは…。」

なんやかんやと言って、仲いいものねあの二人は。

…嫉妬するわね。いけない、いけない。

そういえば、ヘスティアは?

「うげっ、この盾は結構するはずだよ。あれもこれも…。」

「これ、いいですね!どのくらいするんです?」

「えーと、1000万ヴァリス以上あったような…。」

「ゑ?ま…まじですか…?」

ああ、ヘスティアはうちでバイトしているからある程度目が肥えているものね…。

普通なら絶対に譲らないけど、今回は特別よ。

 

「ところで、【白兎の脚】(ラビット・フット)は何が欲しいのかの?先日ラキアが攻めてきた時に、リヴィラでどっかの鍛冶士が打った、なまくら武器を叩き割った時のお詫びをせねばな。」

「椿!てめぇ!」「事実じゃろ?あのなまくらは。」

「椿…、それ初耳だけど?何てことをしてんのよ、あんたは。」

「あ…、言うのを忘れとった。すまん、主神様よ。」

「はぁ…、ベル・クラネル。ごめんなさいね。今回とは別に、椿へどんな要望をしてもいいわよ。もちろん無料よ。」

頭が痛くなってきたわ…。まあ、椿のコレは今に始まったことではないけどね。

さて、ベル・クラネルはどんな要望をしてくるのかしら?

 

「え、あ、あの時の…。でも、僕はヴェルフの打ったものが…。」

「ベル、それは嬉しい。だが、今は時間がないんだ。それに…、意地と仲間を秤にかけるのはやめたんだ。」

ヴェルフ…、成長したわね。

だからといって、鍛冶にのめりすぎないで私を見てほしいわね。

いけない…、何を言っているのかしら。

 

「そ、それでしたら砕けない大剣が欲しいです。」

「ん?砕けない?不壊属性のか?」「あー…、ベルのあのスキルか…。」

「スキル?どんな内容なの?ヘスティア?」

「あ、うん…。ヘファイストスならいいか、他言無用で頼むよ?」

・・・・・・。

なるほどね、チャージしてそれを放つか…。

「アポロンの戦争遊戯で、魔法を放ったあれはチャージ、つまり貯めていたのね。」

「なるほどなあ、黒いミノタウロスの戦いの最後で放ったアレは貯めていたのか。」

「あ、はい。そうです…。」「それでも負けたのじゃがな。」

「ぐはぁっ!?」

ちょっと、椿。古傷をえぐらないでよ。ほら、凹んでいるんじゃない。

なるほどね……。でも、それなら不壊属性でも耐えれるかどうかわからないわね…。

 

「ふーむ…不壊属性の武器でやってみぬとわからんな。いくつか作ってやるから試すといい。」

「そうだな…。黒いゴライアスで使ったあの武器でも消し飛んだからな…。」

「ヴェルフ、黒いゴライアスって何のこと?」「あっ!?」

「あー18階層のアレかぁ…。ヘファイストス、それもボクが説明するよ。」

・・・・・。

「ヘスティア…、だからダンジョンにも潜るなと言ったじゃない。」

「うう…ごめんよ。罰金取られたんだから勘弁してくれよ~。」

全く…、まあダンジョンに飲まれるよりはマシね。

けど、黒大剣か。深層産のドロップアイテム…、まさかウダイオスのドロップアイテム?

なら、生半可なものじゃ駄目ね。

 

「椿、私も参加するわ。相槌をしなさい。」

「おお!主神様と?何十年ぶりじゃな!」「む…。」

「お?ヴェルフ、羨ましいんじゃろ?な?どんな気持ちじゃ?ん?」

「椿!てめぇ!?」

ヴェルフも後学のために見学させるべきかしら?

「ヴェルフ、貴方も参加しなさい。相槌はまだだけど見ておきなさい。」

「あ、はい!喜んで参加させていただきます!」

うん、いい返事。改宗させたのは、失敗だったかしら…。

レンタルにすればよかったかもしれない。

でもヴェルフの決めたことだものね。

 

ベル・クラネルの大剣についてヴェルフ、椿といろいろ話していたところ、ベル・クラネルを見ると、手を耳に当ててキョロキョロしていた。

どうしたのかしら?

「ベル・クラネル?どうしたのかしら?何かあったの?」

「ベルくん!大丈夫かい?今日は休んだ方がいいんじゃないかな?」

「いえ神様、違います。聞こえません?なんか雷のような音が…ゴロゴロと。」

「いや、聞こえぬぞ。」「ベル…今日は休んだほうがいいんじゃないか?」

「ベルくん…疲れてるんだね…帰ろうか?」

雷のような音?ここは室内よ。しかも外は曇ひとつもないし…。

 

「いえ、はっきりと聞こえます…。うん、確かにこっちから…」

そっちは…、いえ、まさか。呼んでいるの?彼女が…。

ベル・クラネル…貴方はまさか…。




椿の話し方が違和感あるようなないような…。
違和感もった方、すみません。

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