白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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今回もレフィーヤさんです!

感想でレフィーヤさんへの人気が高く、ビックリしています。



第83話 千妖精、詰問。

「おい‥【ロキ・ファミリア】の【千の妖精】だぞ‥。」

「戦争遊戯はまだだろ?前哨戦か?」

 

周りがざわついていますが、知りません!

私は、あの少年…ビクビクしている白兎のところへ、一直線に行きました。

「レ、レフィーヤさん!?お、お久しぶりです。あの…何かご用でしょうか?」

「ええ!久しぶりですね!用がなかったら駄目なんですか!?」

「「ひいっ!」」

いつもビクついていますね!この少年は!

失礼な人です!

 

「ところで‥貴女は誰ですか?」

「わ、私ですか?私は【ミアハ・ファミリア】のカサンドラ・リオンと言います…。」

「それはご丁寧に。私は【ロキ・ファミリア】のレフィーヤ・ウィリディウスと言います。ああ、お引取りいただいても結構ですよ。私はこの【白兎の脚】に話がありますので!」

「あの‥私はミアハ様より、ベルさん専属治療士と任じられております。それに、ホームまで送るよう言われておりますので…。」

「は?」「え?」

何で貴方が知らないんですか!

 

『あの…カサンドラさん。何で、いつから、僕の専属治療士になったのですか?』

『メイ様とセバス様からお願いされましたが…その、駄目でしたでしょうか?』

『いいえ!凄く嬉しいです!でも…いいのですか?【ミアハ・ファミリア】は?』

『大丈夫です。団長もダフネちゃんも承知しています。』

『本当に…ありがとうございます!』

気に入りませんね。何をこそこそと話しているんでしょうか?

どうせ、碌なことではありません!

 

「ちょっと!何をこそこそと話しているんですか!」

「「ひぃっ!」」

「どうせ、その【白兎の脚】に無理やりされているんでしょう!私が折檻しますので、帰っていただいても結構ですよ。」

「「折檻!?」」

「それよりどういうことですか!神フレイヤの魅了が効かないなんて、何しているんですか!オラリオ中に貴方が【フレイヤ・ファミリア】と刷り込ませたなんて、どうしてなんですか!」

「えと…それは…。」

「とにかく!全部!話しなさい!とりあえず私達のホームへ行きますよ!」

「「いいっ!?」」

 

「おい…なんだあれは。」

「えーと…【白兎の脚】が【悲観者】といちゃついているのを、【千の妖精】が割り込んできた?」

「浮気現場を発見した、恋人の修羅場?」

「でも【千の妖精】、【白兎の脚】を【ロキ・ファミリア】のホームへ連れて行こうとしているぞ。」

「【白兎の脚】ボロボロじゃねえか…。戦争遊戯が始まってからにしろよ…。」

周りが何かと言っているようですが、無視です無視!

 

「さあ!行きますよ!」

「あ、あのレフィーヤさん!僕らは戦争遊戯で…。」

「そんなの関係ありません!貴方は何か隠しています!そんな気がします!」

 

「「「いや、無茶苦茶だろ…。」」」

 

「それが嫌なら今!ここで!話しなさい!」

「あ、あの…強引なのはいけないと思います。ベルさん、体調がよくありませんので…。」

「体調がよくない…?そういえばそうですね。」

((ほっ‥))

「私が口を利いてあげますから【ディアンケヒト・ファミリア】へ行きますよ!」

「「ええっ!?」」

「何ですか?何か人に言えないようなことでもしたんですか!不潔です!」

「ち、違いますよ!」

「そ、そうです!(さっきまでアミッドさんと一緒にいたなんて言えない…。)」

何か隠していますね!この人達!

怪しいです!

 

「第一、貴方は隠しごとが多いんです!こちらの綺麗な人と何をしていたんですか!」

「き、綺麗な人…はう…。」

「な、何をって…、さ、散歩?」

「ほう…、散歩ですか?寄り添ってくっつけあって散歩ですか?」

よく見れば、この方前髪で隠していますが結構美人ですね。

それに…胸も大きい…。はぅ!?

 

「あ、貴方は何を考えているのですかぁぁぁぁ!不潔です!信じられない!」

「「ひぃっ!」」

「この人をどこかへ連れ込んで、何かいやらしいことでもするんでしょう!そうに決まってます!」

ええ!そうに違いありません!

やはり!全部話してもらわないと!

 

「レ、レフィーヤさん!誤解です!そんなことはしていません!」

「……(ベルさんではなく私達ですが…、い、言えません…。)」

「そちらの方はそう言ってませんが?」

「ふぇ?カ、カサンドラさん!何か言って下さい!」

「……(昨日のアレは凄かった…。今日も…。)」

「ほら!私の言っていることは、間違っていないでしょう!さあ、行きますよ!」

「カサンドラさん!カサンドラさーん!?」

「…はっ!あ、あの…それは戦争遊戯の後にでも…。」

そんなの関係ありません!

…この人も怪しいですね!

 

「わかりました!貴女も一緒に来なさい!」

「「ええっ!」」

「神フレイヤ?戦争遊戯?そんなの知りません!貴方は、いえ貴方たちは何か隠しています!ええ、絶対に何か隠しているに違いありません!」

 

「無茶苦茶なこと言っているぜ…。」

「【千の妖精】やばいと思ったが、ここまでやばいと思わなかったゼ…。」

「おいおい、ここで抗争するのかよ。逃げろ逃げろ!」

 

周りが騒がしいようですが、知りません!

「ま、待って下さい!レフィーヤさん!本当に待って下さい!」

「問答無用です!…いえ…ここで魔法をぶつけて、丸焦げにして引っ張ったほうが早いかもしれませんね。」

「「ひぃぃぃぃっ!」」

そうですね。

最初からそうすればよかったですね!

軽ーく炙っておけば死なないでしょう。

レベル4ですからね!

 

「だ、誰か【ヘスティア・ファミリア】を呼べー!」

「いや【ガネーシャ・ファミリア】だろ?」

「あ…。お、おい…あれ見ろよ…。」

さて、【アルクス・レイ】を軽くぶつけて…。

 

「「!?」」

 

「レ、レフィーヤ!何しているのですか!」

「待って下さい!この少年を折檻して連れていきますから!」

「せ、折檻!?」

「つ、連れて行く!?」

「レフィーヤ、な、何を言ってるっすか!」

何か聞き覚えのあるような声がしますが、知りません!

邪魔しないでください!

 

「おい、レフィーヤ。」

「何ですか!私は忙しいんです!」

「おい、レフィーヤ!」

「あ、あのレフィーヤさん…。」

「何ですか!全部話す気になりましたか!」

「あ、あの…後ろを見て下さい‥。」

「ははーん、その隙に逃げ出そうという腹ですね!そうはさせませんよ!」

ええ!いつもそうです!

私から逃げようとするなんて、許せません!

今日こそは逃しません!

 

「ち、違います!後ろを!後ろを見て下さい!」

「何ですか!後ろに何もな…いことは…なかった…で…すね。」

そこには…私達【ロキ・ファミリア】の仲間がいました。

そして、怒りをあらわしたリヴェリア様が…。

 

「私に意見するとは、お前も偉くなったものだな。レフィーヤ。」

「い、いえ、これには事情がありまして…。」

「ほう、いきなり歩きだして【白兎の脚】を見つけ難癖つけて、魔法をぶつけようとしたことが事情か?」

「あわわわ…。ベ、ベル・クラネル!せ、説明しなさい!」

「え?ぼ、僕ですか?」

そうです!そもそも貴方が悪いんじゃないですか!

全部話しなさい!

 

「いや、ベル・クラネル。不要だ。私の仲間がすまなかったな。」

「い、いえ…あの…僕らは、これで失礼していいでしょうか…?」

「ああ…、いや待ってくれ。アリシア、お詫びにエリクサーを渡してやってくれ。体調が悪いようだしな。」

「あ、はい。わかりました。…ベル・クラネル、うちのレフィーヤが本当にすみません…。」

「あ、あの…エリクサーは結構ですが…。」

「いや、受け取ってくれ。レフィーヤだけでなく、私たちの仲間が君たちに迷惑をかけてしまったようだからな…。私達は先程までダンジョンに潜っていたから、事の次第を知らなかったのだ。」

「え、あ、そうでしたか。それはお疲れ様です…。ええと…はい、わかりました。ありがたく受け取らせていただきます…。では、これで僕たちは失礼させていただきます。」

「ああ、すまなかったな。「待ちなさい!ベル・クラネル!」待つのはお前だ!アキ!アリシア!レフィーヤをホームへ連行しろ!」

「レフィーヤ、貴方が悪いわ。」

「レフィーヤ、反省して下さい。」

「あ、ちょ、放して下さい!ま、待ちなさい!ベル・クラネル~~!全部!説明!しなさぁぁぁぁい!」

そして、私はアキさんとアリシアさんに拘束され、ホームまで連行されました。

リヴェリア様からの、今までにない程の怒りと共にお叱りを受け、謹慎されたのは言うまでもありませんでした。

 

これもそれも全て、ベル・クラネルのせいです!

 




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