ベルのグッズを見たティオナは…。
下記へどうぞ!
あたしはティオネにお願いしている。
「ティオネ!お願い!お金貸して!」
「嫌よ。あんた、大双刃の借金まだでしょう!それを全部返してからにしなさい!」
「わかっているよ!けど、どうしても欲しいものがあるんだ!お願い!」
極東で伝わっている土下座で、ずっとお願いしている。
どうしても…アルゴノゥトくんのグッズが欲しいんだ!
「…はあ。仕方がないわ。いくら欲しいの?」
「ほんと!ありがとう!100万ヴァリス!」
「ふざけんなよ!てめえ!高いじゃねえか、何買うんだ!」
「アルゴノゥトくんのグッズ!」
「は?」
あたしはティオネにアイズの部屋について説明した。
「あのアイズがねえ…。なら貸してもらったらいいじゃない。」
「いや、それが…貸してと言ったらさ…、「私と戦って勝ったらいいよ」と本気モードで…。」
「………気になるわね。アイズの部屋を見せてもらいましょう。」
そしてあたしたちはアイズの部屋に行った。
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「この人だかりは何…?」
「あれーおかしいな?さっきまでなかったのに…、アイズの部屋からだ…。」
何で?女性だけがアイズの部屋を行き来している?
どうしてー?
「あら、ナルヴィじゃない?これは何?」
「あ、ティオネさん、ティオナさん…。いえ、あの【白兎の脚】のグッズ全種類をアイズさんが持っているので、どんなものかを見に…。」
「全種類ですって!?アイズ…どれだけ買ったのよ…。」
うん、だから全種類を買うのに、100万ヴァリスかかるんだ。
「あ、アリシアだー。」
「ふむ…なるほど。アレがこの値段ですか…。明日はリヴェリア様も行かれるようだし、ずらして行ったほうがいいでしょうか?…いえ、護衛のためについていったほうがいいでしょうか?ロキも行くようだし…。」
「アリシア、どうしたのよ?」
「え?あ、ティオネですか。いえ…ちょっと気になることが…。お二人こそどうしたのですか?」
「このバカがね、100万ヴァリス貸してほしいってさ。ほら、【白兎の脚】のグッズを買いたいってさ。」
「何さーいいじゃんー。」
アイズが羨ましいよ!本当に。
アルゴノゥトくんのグッズって、最高じゃん!
「ティオナ…、まず大双刃の借金を返してからの方がいいですよ。」
「ほら。」
「ううー…、でも欲しいんだもん…。」
「全種類はダメでも、少しずつ集めたらいいのではないでしょうか?私もそうしますし。」
「え?」「は?」
「あ!いえ、では私はこれで!」
ええー…、あのアリシアまでも…。
「何が起こっているのよ…。」
そしてアイズの部屋を見せてもらうのに、数十分かかった。
「ティオネ…大丈夫?」
「うん?あー…あのことね。とんだ失態だわ…。誰よ、本当にっ!」
ティオネがアルゴノゥトくんのぬいぐるみを殴ろうとしてたら、さっとアイズがぬいぐるみを助けてた。
「ティオネ…ベルに八つ当たりしないで…!」
「!?あ、ごめん…(今の、本気の殺気だったわよ!)。」
ヤバい。
「あー、ごめん、ティオネが。でもこのぬいぐるみ可愛いよねー!」
「うん、私はこっちの笑顔のベルがいい。」
「あー、わかる!」
(話についていけない…。)
「でもさー、ティオネもフィンのグッズがあったら、どうする?」
「何言ってんのよ、店丸ごと買うに決まってるじゃない!」
「ほらー、ならあたしの気持ちわかるよねー!」
「……仕方がないわね。ただ、アリシアの言う通り少しずつ集めたらいいじゃない。ほら、アイズは全種類持っているんだから、それを見たらいいじゃない!」
「ううー…、仕方がないかー。うーん、どれがいいかなー。」
「ティオナ…日ごとに色々新しい商品が入ってくるからキリがないと思うよ…。ダンジョンへ一緒に行って魔石稼ごう?」
「え?アイズ…あんたこれだけ集めても満足できないわけ?」
「うん…、だって新商品や限定商品がどんどん入ってくるから…ほら、これは限定で10人しか持ってないんだ。」
((ガチだ…。))
「そ、そうだね!明日は店へ行っていろいろと教えてくれるといいなー!」
「あ…なら、支店へ行ったほうがいいかも。そっちが空いているから。」
「え?し、支店?できて間もないわよね…?」
「うん、思ったより大好評なので東西南北で支店を作るって。あ、これはゴールド限定の情報ね。」
『マジでガチになっているわよ…アイズ。』
『じゃが丸くんとダンジョン以外のこんなアイズ、初めて見るよ…。』
「あと…本店は行列がすごいから、私はゴールドだから優先的に入れるけど、付添は1人だけしかできないんだ。それは早いもの勝ちでリヴェリアにするつもりだけど…。」
「そ、そうなんだ…。って、それレフィーヤへ言った方がいいよ!」
「明日の朝でいいかな…と思ったけど、ダメ?」
「今、言った方がいいわよ。あの子すごくがっかりするわよ。」
「うん、わかった。」
そして、夕食の時間でアイズがそれを言ったら、ロキと女性陣ががっかりし、リヴェリアが大変申し訳なさそうにしていた。
ラウルたち男性陣は微妙な表情をし、『後でもいいか』と。
ベートは興味なさそうだったが、尻尾が興味ありそうにフリフリとしていた。
素直じゃないなー。
そしてフィンは何かを考え込んでいた。
逆効果にならなきゃいいけど…。
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私たちの本拠に近いファンクラブは、私たちで大盛況だった!
そして本店はリヴェリアとアイズで行き、ゴールド優先の待遇そしてグッズの内容にリヴェリアも唖然としたみたいだけど、本には興味津々で全部買ったとのこと。
いいなー!
私は全部気に入って、ティオネにお願いしたけど貸してくれなかった!
ティオネと一喧嘩しようとしたら、お店の人が出てきて「出入り禁止」と通達されるところだった…。
危なかったよー。
貸してもらえるだけ貸してもらって、グッズを部屋に置いた後ダンジョンへ行こうっと!
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~『ベル・クラネル』グッズ専門店の北支店の店員控え室~
「支店長、【ロキ・ファミリア】の女性陣のほぼ全員が来店しました…。」
「会長に報告を。戦争遊戯の敵対派閥が常連になるなんて…。」
「【ロキ・ファミリア】からはシルバーが4人、ブロンズ3人入りました!」
「誰なの?」
「シルバーは、主に【千の妖精】、【純潔の園】、ナルヴィ・ロール、ラクタです。特に【千の妖精】はゴールド寸前です!」
「ブロンズは、【大切断】、【道化の魔書】、シャロンです。」
「おかしいわね…会長の計算では、【大切断】は即ゴールドのはずよ?」
「それが…【大切断】が【怒蛇】に泣きついて金を貸してくれなかったそうです。店中で暴れるところで、出禁にすると言ったら【大切断】が即大人しくなりました。」
「ああ、確か【大切断】は、自分の武器の借金をまだ返してないと情報があったわ。」
「まあ、第一級冒険者だから魔石をガッポガッポ稼いでくるから、ゴールドは近いうちになるでしょう。」
「はい、グッズをホームに置いたらすぐにダンジョンへ行く、と息巻いていました。」
「本店では、【九魔姫】が主に書籍を大量購入したため、シルバー会員になったという報告がありました!あと…【剣姫】がプラチナ寸前です…。」
「さすが第一級冒険者と言ったらいいのか…というか【剣姫】買いすぎじゃない?」
「うん、限定商品をすぐさま予約しまくっているわ…。」
「それより、【ロキ・ファミリア】の様子はどう?」
「女性陣の話では、【九魔姫】は予想外にも戸惑っていないそうよ。男性陣は行きたがっているみたいのようです。【重傑】は動きなし。ただ、【勇者】は何かを考え込んでいるみたい。」
「!!すぐさま、その件を会長に報告して!【勇者】の動きは最優先よ!」
「「了解!」」
「男性用の店も作ったほうがいいのかしら…。」
「リヴィラのならず者どもが、「俺らが入りにくいじゃねえか!」との苦情がありました…。」
「支店長会議の課題に入れておくわ…。恐ろしいわ、ベル様はリヴィラのならず者までも手懐けるなんて…。」
「あ、それはかなり前からですよ。確か【アポロン・ファミリア】の戦争遊戯で【ヘスティア・ファミリア】に全員賭けたそうですよ。」
「ああ、だから倍率がそんなに高くなかったのね。大儲けだったそうね。何故かしら?」
「それはほら、伝記の第2巻に載ってたわよ。」
「それ、ギルドでは口外禁止じゃなかった?」
「ギルド長公認だから問題なかったそうよ。」
「え?あの豚が?」
「いや…それがね…。」
「「「ええーっ!」」」
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