俺は誰かと同じことを合うることが嫌いだ。だから人と真逆のことをし、時には人にイタズラをしたりしてた。
そうして過ごしていたある時、俺はついに犯罪に手を染めた。まあ簡潔に言うと好きだった彼女を殺した。「好きだったのになんで殺したのか」って?
なんとなく殺したくなったんだよ言わせんな恥ずかしい…
んでその後警察に捕まるくらいだったら死んだほうがマシだと思ってマンションのベランダからそいつの部屋から飛び降りたんだが……生きてる。あいつの部屋6階位の場所だったから生きてるわけ無いと思うんだが…
「てかここどこだよ森の中?夢でも見てるのかいな?」
試しに近くの木を叩く。…普通に痛えわ
死んだ後宗教でありがちな死後の世界でもなさそうだな。足もあるし痛覚もある
「取り敢えず移動するか。喉乾いたし近くに人もおるかもしれん」
しばらく歩いたら微かに水の流れる音が聞こえた。それをもとに暫く歩いているのだが…見つからない
「おっかしいな、確かに水の流れる音は聞こえてるんだがな…」
そうやって数十分間歩いてるとようやく見つけることができた。
やっとの思いで水にありつける。そう思い川辺に膝を下ろして川の水を飲もうとしたとき自分の体に起きている異変に気付いた。
「でこに角生えてんじゃねえか…」
服装は今日着ていたものと変わらない。だがその額に生えた小さな角はまるで鬼のようだ。身長も元々170あるかどうかくらいのが数センチ目線が下がったような気もする。というか高校時代の若干幼さが残っている顔だ。
「これはどちらかというと鬼というより小鬼だな…いや、俺の性格的に考えると……まさか天邪鬼?」
そう呟いていると近くからガサガサと音がする。何だと思い振り返ると
「グルルルル…」
…狼ですらない化け物のようなのがいた
「えっ…なにあのバケモン」
思わず後ろに飛んでしまうくらい驚いてた。しかしあのバケモノのそれに反応したのかこちらに飛びかかってくる
終わったか俺の人生…と思った時、突然頭の中が冴え脳が考えるよりも早く体が意味不明なことをしだした。
いつの間にか手に持っていた木の枝を放り投げこう言う
「転符『チェンジ·ザ·リレーション』」
と訳わからない言葉を口にすると枝と俺のいた場所が変わった。よくわからないが本能的な行動に感謝しつつ奇跡的に近くに落ちてた片手で使えそうなサイズの斧を拾い敵の後ろから一撃を加える
「グ、ガアァァ!」
「うるせえ、とっととくたばれこのバケモン!」
しかしそれだけではよろつく程度に見えたので何度も頭をかち割ろうと叩いた後、ようやくのこと倒すことができた
「…これもしかしたらとんでもないとこに来ちまったな」
こんな感じの生き物がそこら中に屯しているのなら間違いなく数日で化け物の胃の中に入りそうだな…
腹も減ってきたことだしどっか身を隠せるところに行ってこいつを食うかと思った。