主に戦闘メインの話です。
ベコン渓谷に着いたミナコ一向。
ホイミンの回復のおかげで戦いも捗り、チウのどうぐ管理を兼ねて順調に進んでいた。
ベコン渓谷の奥地にある洞くつ、そこは恐ろしい怪人「妖剣士オーレン」が住み着いていた。
その名をとって「妖剣士の塚」と呼ばれていた……。
「この奥にあるんだな……?」
「入り口前に立ってるだけでも、わかるぜこの気は……!」
塚の前に立つミナコ達、漂うその怨気は素肌を通して感じ取っていた。
この先には「レムルの聖杯」がある、そしてこの中には「怪物」がいるという…………。
「さて、どうする?」
「どうする……?
そんなものはとうに決まっているのではないのか?」
戦意と闘志を燃やし、いざ戦地へと向かわんと言わんばかりの気迫だった。
「…………」
しかし、そんな中ヒムは不満気だった……。
「ん? どうしたの?」
「ヒムちゃん? どうしたの?」
「いや……なんて言うか……。
「えっ?」
「そうか、ミナコにはまだ話してなかったな……」
クロコダイン達は元々のレベルが高く、モンスター数百以上と戦えるレベルだった。
そんな彼らはアストルティアに来てから、従来のレベルを糧にレベルが1になったのだ。
「それでもその強さなのね……」
「まあな、しっかしこれでも
「何を言ってるんだよ? 弱くなってしまっても、また強くなる為に鍛えればいいじゃないか?」
「そうだ、仮に弱くなったとしてもまた強くなればいいのだ」
「……だな、悪りぃな?
弱音を吐いちまってよ?」
「いいんだよ?
誰だって音を吐くさ」
「大丈夫だよ?
僕たちがいるからね?」
「そうだぞ!
何かあったらこの俺にドンっと言うんだぞ!」
「ヒム、俺たちだって未知の世界に冒険に来てるのだ。
多少の力が弱くなったとしても、「冒険心」を忘れないことだ!」
「冒険心?」
「アバン殿が、アストルティアに行く俺たちに言った言葉だ。
「未知の世界に冒険することになっても「冒険心」を持ち続けるべし」とな」
「……!」
「この世界では、見知らぬものや種族がたくさんいる。
しかし、それを「受け入れる・受け止める心」が大事だ!」
「……だな!」
「うむっ! さぁて、準備は万端だ!
行くぞ! みんな!!」
「うむっ!」「ええっ!」
「いつでも良いぜ! 隊長さま!」「うん!!」
ミナコとクロコダイン達は勇み足で塚に入った……。
「ところで、チウ?」
「んっ? なんだい?」
「その子、大丈夫なの?」
「うん? ホイミンのことかな?」
「大丈夫! 僕回復に関してはすっごい上手だから安心して!」
気合と情熱に満ち溢れた表情だった……。
ミナコ達は気合と戦闘意欲が上がった!! (たぶん)
塚の中は禍々しい邪気に包まれていた、
中にはがいこつが数匹いた。
数匹のがいこつはミナコ達に気づいた!
「!!」
がいこつたちはささっと戦闘態勢を整える為に
がいこつは骨を用意して組み立てる、ところが一匹のがいこつは頭蓋骨を用意するものずっこけてすっ飛んだ。
その時、すっ飛んだ頭蓋骨はキャッチした!
「オォォォォ…………
誰だ? われから聖杯をうばわんとする者は!?」
がいこつは帽子を用意した、そしてその帽子をかぶった。
「…………そうか、貴様
さてはガートラントの追っ手だな?」
その威圧感や覇気は、死してなお生前の全盛期を保ち、ミナコ達を驚かせた…………。
「わが名は、妖剣士オーレン…………。
レムルの聖杯は、われに残された
ただひとつの希望!!」
オーレンの傍らに突き刺さっていた二本の剣を抜き、その一振りをミナコ達を圧倒させた……!
「わが剣のサビにしてくれようっ!
者ども、かかれっ!!」
がいこつ軍団はミナコ達に目掛けて襲いかかってきた!!
「がいこつ!?」
「うわあっ!?
襲ってきたぁ!?」
「へっ!
力量を測るために兵を先に出すってのか?
俺らの
ヒムは襲ってきたがいこつたちを回し蹴りで吹き飛ばした!
「隊長さんようっ!
戦闘準備は万全だぜ!!」
「うむっ!
獣王遊撃隊、戦闘開始っ!!」
「はいっ!」「いいぜっ!!!」
獣王遊撃隊はがいこつたちと戦い始めた!
「うむっ!
行くぞっ!!」
「よっしゃあっ!!!」
チウはヌンチャクをふるってがいこつ数匹と戦った。
ヒムは襲いかかってくる軍団を引きつけ、戦っていた。
ホイミンはその二人を
「ぬぅん!!」
オーレンは、クロコダインとミナコと対峙していた。
「なるほど……、死して尚この剣技と覇気……。
妖剣士オーレン、なかなかの強者とみたっ!!」
「感心するのは勝手だけどさ、押され気味のこの展開をどうにかしないとな!!」
「おぉぉぉぉっ……!
久しく見る強者よ、この「牙王丸」と「竜斬王」のサビにするのは惜しいものよ……、なれど戦人たる者としての礼儀を持って、我が奥義を披露しようっ!」
オーレンは二本の剣を闘気を纏わせたっ!
「っ!? あれは……!?」
「なっ!? 死者が闘気をっ!?」
「天地二刀水の型「
フッと振った二本の剣は無音にして斬撃を放った
そしてその一撃はクロコダインとミナコに直撃した!
「ぬわっ!?」
「きゃあっ!?」
何が起こった?
二人の横腹に刀傷がつけられていた……!
(何が起こった!?
いつ攻撃を受けたっ!?)
(速い……!?
まさか一瞬で!?)
「ほお?
我が天地二刀流を耐え忍んだか?
そうでなくては戦いになれぬっ!
期待してもいいのだな?」
オーレンは飛びかかって二人を切り掛かった!!
「ぬおっ!?」「ぐうっ!?」
(なっ何という剣圧だ!?
ハドラーやバランにも引けを取らぬ気迫だ!)
(なんてやろうだ!?
こんな奴吉田沙保里や那須川天心並みの化け物じゃない!?)
二人はオーレンの覇気に当てられ、冷や汗をかいていた……!
「見事だっ!!
やはり強者は生者に限る、久しく忘れていたよ!
戦いを通じ、礼節を持って戦うことへの悦びをっ!!」
オーレンは上段の構えを取り、二本の剣は蒼い炎に包まれた!!
(来るっ!)
(今度は何だ!?)
「天地二刀火の型「焔柱」!!」
二本の剣を大振りした瞬間、青い炎が柱となって襲いかかってくる!!
「おおおっ!?
これ防ぎようがないじゃないか!?」
焦るミナコ、しかしクロコダインは身構えていた。
「ミナコ!!
下がれっ!!!
獣王会心撃!!」
クロコダインの奥義は焔柱と激突し、爆破相殺した……。
(何という強者だ……。
今の俺たちは僅かに弱くなったとはいえ、こうして互角に戦っていられるのがやっとか……!)
もし、今の俺たちが元いた世界の強さのままだったら……!
そう思ったクロコダインであった…………。
「ほう……我が奥義を相殺するか?
ふっふっふっ、そうでなくてはな!!」
オーレンはクロコダインに切り掛かったっ!!
オーレンの連続攻撃に押され気味のクロコダイン。
防いでは切り掛かって反撃をするも、オーレンに与えるダメージは微量なものだった…………。
(なんという覇気……!
何を動かしているんだ、こやつは?)
クロコダインはオーレンの言葉を思い出す……。
(レムルの聖杯は、奴にとっての希望……?
いや、今は戦うことに専念するんだ!)
構え直したクロコダイン、息もわずかに上がりかけていた……。
(くっ……。
このまま長期戦になれば、かえって不利だっ!)
これ以上戦い続けたら身が持たない……。
オーレンを倒す
「どうした……?
よもやここまでならば、興醒めだ……。
なれど礼節は通さねばな……!」
オーレンの二本の剣は黒い炎に包まれた……!
「闇の炎に抱かれて、塵も灰も焼き尽くせ……!
奥義っ!! 浄破滅焼闇!!!」
黒い炎を纏った剣は大振りに切り掛かり、巨大な闇の炎はクロコダインとミナコに襲いかかる!!
「ぬおっ!?」「きゃあっ!?」
誰もが敗北を感じた、その時だった。
闇の炎の大波に飲まれ、誰もが敗北をそうぞうしたであろう…………。
「っ!?」
オーレンは驚いていた、なぜなら目の前には
「ギリギリセーフってところかな?」
クロコダインとミナコの前にはヒムが立っていた!!
「ヒム!!」
「どうやら、間に合えたってところだな?」
「クロコダインさん! ヒムちゃん!」
「チウ!」
オーレンの前に、クロコダインとミナコとチウとヒムとホイミンが立ち並んでいた!
「ほお……!
中々の強者に、将来性のある戦士が揃うとはな……!」
「なるほどな、こいつがオーレンか!」
「っ!!」
「この人が……!」
オーレンの覇気に驚くチウとホイミン、しかし二人は一歩も退いてなかった。
「ふっふっふっ……!
強者が多い方が、戦い甲斐があるというもの!
さぁ、楽しもうか!!」
オーレンは闘気を高め、クロコダインたちに剣圧を放った!
その時、光の霧の障壁が剣圧をかき消された!
「!?」
「何っ!!?」
「ふうむ、やっと間に合ったようじゃのう?」
その時、クロコダインたちの後ろから老人の声が聞こえた!
「貴様……!?
エイドスかっ!?」
「エイドスどの!?」「エイドスさん!?」
「さすがじゃな、アバンの使徒と共に戦った仲間ならば当然か…………」
賢者エイドスの登場に、この場にいたみんなは驚愕していた……。
「エイドス……!
なぜ貴様がここにっ!?」
「話は後じゃ、オーレンよ?
すまないが「レムルの聖杯」を貸してはくれぬか?」
「ならぬっ!!
この聖杯は
例えお前の頼みでも、これは譲れぬのだ!!」
「………………」
「そうまでして欲しいのなら、チカラでこのオーレンを超えて見せよ!!!」
オーレンは闘気を全快にし、クロコダインたちに切り掛かった!!
「魔神剣・双牙!!」
「ぬおっ!?」
二発の魔神剣がクロコダインに襲いかかる!
「ほお、耐えたか?」
(なんだ!? 今の技は!?
闘気剣とは似た技か!?)
クロコダインは驚いていた、魔神剣の威力と性質に。
「ぬぅん!!」
クロコダインの攻撃
しかしオーレンは防いだ!
「ぐっ!」
「中々の威力だな?
期待しているのだ、私は……。
この私を満足させてくれたまえ!
奥義っ! 魔王炎撃破!!」
オーレンの剣に赤黒い炎を纏い、クロコダインに切り掛かった!
「ぬおっ!?」
クロコダインはギリギリかわした!
「ほお、かわしたか……」
「おおおおおっ!!!!」
ミナコは虎牙破斬でオーレンに攻撃を仕掛けた!
「ぐあっ!?」
「オーレンさんよ!
相手はあたしたちだってことを忘れてるよな!」
「ぐぅ……!
そうであったな、私としたことが熱くなりすぎてしまったよ」
オーレンは二本の剣を下段に構えた。
「天地二刀地の型「土竜洞」!」
下段に構えた二本の剣は闘気を纏い、二本とも突き刺した!
突き刺した二本の剣に、闘気は地面に通じてクロコダインたちの足元を襲った!
「ぐあああっ!!」「きゃあああっ!!」
「うわあああっ!?」「うおおおおっ!?」
「ぬうっ!」
クロコダインたちとエイドスにダメージを受けたっ!!
「ふっはっはっ!
流石に勢いがありすぎたか?」
「オーレン……!
お主、死してなお
「なんなんだよあいつ!?
下手したら今まで以上にやばいぞ!?」
「こんなに強いなんて……!
想像以上にやばいじゃない!?」
「ぬう……!
お主たち! 今から術技の記憶をその身に授ける!
そのチカラで、やつと対抗できるはずじゃ!」
エイドスはそう言い、懐から
その時、辞書は光り輝き出した!
そして光の球となり、クロコダインとチウとヒムに包まれた!
「こっこれは!?」
「なっなんだぁ!?」
「なんだ!?」
光の球体に包まれた三人、しかしどういうわけか
「これは……!」
「なんだ……?」
「チカラが、湧きあがってるような……!?」
「経験値の聖書じゃ、それを使えばお前たちの基礎能力を底上げができる。
聞けばそなた達は元は異世界から来た身であろう?
それならば
「えっ? それって……???」
「まあつまり、お前たちの戦闘能力は
この世界の魔素とお前たちの
「っ! それって!」
「なるほど……!
今の俺たちなら、
「そうじゃ!」
「ありがとう、エイドス殿!!」
賢者エイドスは懐から「アモーレの水」と「賢者のせいすい」を出し、クロコダインたちを癒した!!
「さて、残るところはオーレン…………。
じゃが油断は出来んぞ!」
オーレンはがいこつたちを呼び寄せた!
「行け!」
がいこつたちはクロコダインたちに襲いかかった!
「ぬぅん!!」
クロコダインはがいこつたちをなぎはらった!
「おおっ! これは!!」
「ふむ、どうやら馴染みが良いようじゃのう?
元々の
「んなこと言ってる場合!?
また来るよ!!」
がいこつは軍団となって襲いかかった!!
「うぉらっ!!!」
ヒムは軍団を蹴散らした!!
「ヒムっ!」
「クロコダイン!
ミナコ!
こいつらは俺たち遊撃隊に任せろ!」
「ヒム!?」
「そうだ、こいつらは我ら遊撃隊が引き受ける!
ホイミン、君はクロコダインと一緒にオーレンを!」
「はいっ!!」
チウとヒムはがいこつ軍団を引きつけて戦った!!
「ほお……、あやつらは中々の強者と見た。
あのおおねずみと金属体の男といい、大した者たちじゃ!」
「ああ、彼らは頼もしい仲間たちだ」
「そうか……」
「よっしゃぁ!
がいこつの心配は彼ら遊撃隊に任せて、私たちはオーレンを!」
クロコダイン・ミナコ・ホイミン・エイドスたち四人はオーレンと戦うことになった!
「いくぞ!」
クロコダイン達の周囲にはチウとヒムががいこつ軍団と戦ってる……!
その間にオーレンに勝つんだ!
「ほお?
奴らは中々の……?
しかし、聖杯を欲するというのなら
我に打ち勝ってみせよ!」
オーレンの双剣に闘気を纏った!!
「いくぞ!」
オーレンは闘気を纏った双剣をなぎはらった!!
「ぐああっ!!」「きゃああっ!?」
「うわあっ!?」「ぐっ!!」
クロコダインたちはダメージを負った。
「なんなんだ、あいつは!?」
「どういうことだ!?
死者に闘気を使うなど、ありえない!
闘気は本来、生命の力を用いて使う……
死者であるオーレンに、闘気を使うなど出来ないはず!!」
「死者に闘気…………。
……そうか!
聖杯の力か!」
「えっ?」「聖杯の力……?」
「エイドス殿、それはどういう……?」
「そなたらの言う通り、オーレンは死者じゃ。
死者に闘気使えない、使うことはできん
しかし、オーレンの命と魂は聖杯に通じて闘気を使っておるのじゃ!」
「それじゃあ、今まであいつが闘気を使った奥義を出せたのは……!!」
「そうじゃ、聖杯はいわばあやつの心臓の役割になっている。
故に闘気が使えるのはその影響じゃ!」
オーレンの懐にある「レムルの聖杯」によって、生前の闘気を使える事実を知ったクロコダイン達。
死者でありながらも、生前の
そんな相手に勝てるのか?
誰もが不安を抱いてもおかしくなかった…………。
(死者に闘気を使えるとなると、こやつの強さはミストバーン並か……!)
クロコダインの額に冷や汗をかいていた……。
眼前の
そう感じたクロコダイン、しかしここで臆しては自身が許さない。
何のためにこの世界に?
友を、
(何を恐れる、恐れは
この戦いに勝たねば、皆の足並みを乱してしまう!!)
クロコダインは勇気と闘志を振り絞った!!
(ダイを探しに来たのだ……!
ここで敗れるわけにはいかんのだ!!!!)
「ふっふっふっ……!
さあ、これをどう防ぐ?
月閃光!!」
オーレンはクロコダインに切り掛かった!!
「ぬおっ!?」
「まだだっ!
散れ、月閃虚崩!!」
オーレンの二撃がクロコダインに襲いかかる!
「ぐああっ!!」
「クロコダインっ!」
「クロコダインさん!!」
ホイミンはクロコダインにホイミをかけた!
(オーレン……!
まさか死しても剣技を磨いていたか……!)
エイドスは冷や汗をかいていた……。
「ぐっ、何という切れ味……!」
「ほお?
耐えたか、こうでなくてはな!!」
オーレンはクロコダインに切り掛かったっ!!!
クロコダインは防ぐも押され気味だ!!
(これほどとは!
だが、ここで負けるわけには!)
クロコダインは隙をついて攻撃をした!
オーレンは攻撃を受けた!
「ぐうっ!」
「入った!」
「ふふふ…………!
そうでなくてはな!」
オーレンは猛攻を繰り広げ
クロコダインは引けを取らずに受け止めていた!
(何という実力だ!
長期戦となれば、かえって不利になりかねん!)
クロコダインはエイドスから授けられたチカラが脳裏に浮かんだ!
(一か八か、やるしかない!)
「魔神剣・改!!」
クロコダインのグレイトアックスに闘気の斬撃の壁が放った!
「ぬおっ!?」
オーレンにダメージを与えた!
(なんと……っ!
これほどの威力とは!?)
「ほお、初めにしてはいい線をしてるな?」
「エイドス殿、これは!?」
「これについて簡潔に言えば、
闘気と魔素が異なる者に対し扱いやすくするための術技じゃ」
「ええっと、つまり?」
「まあ要は
「へぇ〜、そうなんだ?」
「……まあとにかく、奴と対等に戦えるようになったわけじゃが、油断はならぬぞ!」
エイドスの号令で体勢を整い直した一同は身構え直した。
オーレンはがいこつ軍団を呼んだ!
「ふはははっ!
我が軍団は不滅!
何度打ち倒しても蘇るのだっ!!」
「クソッタレ!
これじゃあキリがないじゃないか!?」
「案ずるな!
お主たちの今の実力ならば勝てる!」
「そう思いたいよ!」
ミナコは武器を振りかぶった!
がいこつ一匹を倒した!
「よしっ!
陽炎!!」
がいこつ一体に目掛けて切り掛かったっ!!
「……あれ?」
「ミナコ!? 今のは!?」
「なんと飲み込みの早い……!」
「ほお、中々やるな?
少し気合を入れるとしよう!!」
オーレンの全身に闘気が高まった!
「来いっ!
我を楽しませてくれるよな?」
オーレンの双剣に闘気を纏った!
「ぐっ……!」
クロコダインはホイミンに治療を受けていた。
「これでよしっ!
いけますよ!」
「ありがとう……!」
クロコダインは全快になった!
「クロコダインっ!」
「ああっ! 行くぞ!!」
クロコダインとミナコはオーレンに攻撃を仕掛けた!
「双打鐘!!」「襲爪雷斬!」
オーレンにダメージを与えた!
「見事っ! 幻影刃!!」
「ぐっ!」「痛っ!?」
クロコダインとミナコはダメージを受けた!!
「ぐっ、大したものだな……!」
「やるじゃねぇか!」
ミナコは武器を大振りした!
「くたばれっ!
爆砕斬っ!!!」
オーレンにダメージを与えた!
「中々の威力だ、これはどうかな?
魔神剣・翔牙!!」
オーレンは高く飛び、魔神剣を放った!
「危なっ!?」
ミナコはギリギリ避けた!
「ふっ、さすがだな?」
「隙あり!!
剛・魔神剣!!」
着地の瞬間を突き、クロコダインはつかさずに技を放った!
「ぐあっ!
今のは効いたぞ……!!」
オーレンは呼吸を整えた!
「これはどうする……?
鳳凰天駆!!」
オーレンは炎を纏い、ミナコとクロコダインに向けて切り掛かった!!
「まだだっ! 奥義!
緋凰絶炎衝!!!!」
さらに全身から双剣にかけて炎を纏い、クロコダインとミナコに切り抜けた、そしてその衝撃を伝って火柱が上がった!!!!
「なっ!?」「しまっー」
爆炎の柱はクロコダインとミナコを飲み込んだ!
「っ! クロコダイン!! ミナコ!!」
「クロコダイン!! ミナコさん!!」
「なんと……!!!」
がいこつ軍団を倒したチウとヒム。
オーレンの元へ駆けつけるも、その光景は炎に包まれていた
ただただ絶句せざるを得なかった。
「それで終わりではないのだろう?」
「……えっ?」
炎の中から、クロコダインとミナコが現れた!!
「良い奥義だ、オーレン……!」
「効いたぜ、この一撃は!」
「ふたりとも!!
無事だったのか!」
クロコダインとミナコの無事を確認した一同は喜んでいた……!!
「やはり、そうでなくてはな……!!」
「お前の奥義、見事だ……!
クロコダインの手に「グレイトアックス」があった。
あの時の奥義の最中、クロコダインはグレイトアックスの魔力で「炎の壁」を作っていた。
「ほお、それはかの
なるほど、それならば説明が付く……!」
「ロン・ベルクを知ってるのか!」
「ふっ、生きている頃にその話を知ってな?
死して見られるとはな……!
我が双剣を持って勝ってみたくなってきた!!」
オーレンは闘気を最大値に溜めた!!
「そうか、ならば俺の持てる闘気全てを捧げよう!!」
クロコダインの闘気はグレイトアックスに纏った!!
「唸れ! 纏え! 燃え上がれ爆炎!!」
グレイトアックスは炎を出し、包まれた!!
「天地二刀・闘気の型「無双の太刀」!!」
「燃え盛れ!!
烈破焔焦撃!!!」
オーレンの闘気を纏った双剣をクロコダインに切り掛かった!
クロコダインは炎と闘気を纏ったグレイトアックスはオーレンに叩き切った!
爆風に包まれた……。
爆煙の中から
「烈破焔焦撃……見事なり……。
わが天地二刀流、敗れたり……!!」
オーレンは膝を地についた……!
「はぁ……はぁ……」
クロコダインは全身汗まみれになっていた……。
「クロコダインっ!!」
「クロコダインさん!!」
ホイミンはクロコダインにホイミをかけた!!
(烈破焔焦撃…………。
本来なら、あれは
やはり、
「クロコダイン……エイドス……」
「オーレン……」
「聖杯を貸してやろう……その代わりに……」
「案ずるな、必ず返す。
そして、
「エイドス……」
オーレンは瘴気に包まれ、その中から「レムルの聖杯」が姿を現した……。
「これが、「レムルの聖杯」か……!」
「こいつが……!」
「そうじゃ、それが「レムルの聖杯」じゃ。
あとは「グロリスしずく」じゃ……」
「「グロリスのしずく」?
それって確か……」
「そうじゃ、グレン城から南に行き、ゲルト海峡の宿を経由して洞窟の先からランドン山脈の山頂に行くのじゃ」
「なるほど、その山頂に行けば良いんだな?」
「そうじゃ、そこは「雲上湖」と言う場所に「グロリスの木」があるのじゃ」
「グロリスの木……!」
「その木から
そのしずくを入れるためには聖杯がいるのじゃ」
「そうか……だから聖杯が必要だったのか……」
「うむ、しかし
「何?」
「いったん、グレンに戻るぞ
そこでお前達に話しておきたいことがある……」
「?????」
「レムルの聖杯」を手に入れたクロコダイン達は、グレン城に戻り。
次なる目的地「雲上湖」の支度に取り掛かっていた……。
宿屋で
宿屋でひと時を済ませ、エイドスと共に「雲上湖」に向かった……。
戦闘回・オーレン戦完了。
文章力は相変わらずなれど、精進中ってな感じです。