DRAGON QUEST 竜の騎士と神々の世界   作:梟帥

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主に水竜ギルギッシュ回
戦闘パートです。


水竜ギルギッシュ

グレン城・宿屋

 

 

 

 一室にて、クロコダイン達はエイドスの元に集っていた。

 

 

 

「さて、お前達に話しておくのは「竜の騎士」についてじゃ」

 

「っ!!」

 

「何か分かったのか!」

 

「うむ、そうじゃ…………。

 

 実はな、()()()()()のじゃ」

 

「!!!!」

 

「じゃが、その竜の騎士は()()()()なのじゃ」

 

「へっ?」

 

「行方不明だって!?」

 

「どういうことだ!?」

 

「それはな、あの日エテーネの村に「冥王」の襲撃に遭って、その時に()()()()()()()()()してしまったのじゃ……」

 

「!?」

 

「冥王の目論みは予想は付くが、その竜の騎士は行方不明となり、レンダーシアへの航路が閉ざされてしまった。

 

 我々はその竜の騎士を迎え入れ、彼の地へと向かわせると言う役目をおおせつかった身でありながら、このような事態(トラブル)に遭うとはな…………」

 

 

 

 エイドスの苦悩を肌で感じ取ったクロコダイン達は、意気消沈していた……。

 

 

 

「…………こんな話をしていても仕方がない。

 

 支度は整えたか?」

 

「うむ…………」

 

「……なら、行こう。

 

 わしが案内しよう……」

 

 

 

 賢者エイドスと共に、「雲上湖」へと向かったクロコダイン達…………。

 

 旅道中のモンスターを倒しつつ、ゲルト海峡の宿を泊まりつつ、目的地へと向かった…………。

 

 

 

 

 

 

 

???????? 

 

 

 

 そうか……騎士が生きていたか……。

 

しくじったな? ネルゲル……。

 

 ほお? 珍しいな? あなたが私に声をかけるなんて……? 

 

ふん、貴様のことだ? 大方「竜の騎士」の捜索を、各地の配下達にやらせて、見つけ次第その手で葬る目論見であろう? 

 

 ご想像にお任せしますよ? 

 

 それと、()()()()()が気掛かりなのですがね? 

 

「アバンの使徒」とその仲間達か? 

 

 そう、彼らは異世界から来た戦士……、そして……。

 

()()()()()()()()()()()()もか? 

 

 ……なんだ、そこまでご存じでしたか? 

 

奴らのことは聞いておる、しかし彼らは我が敵ではない……! 

 

 おや、仕留めたのですか? 

 

否、生かしておる。彼らをあえてな? 

 

 何か目論見でも? 

 

目論みなどない、少し挨拶をしたのだよ? 戦士たる礼節を持ってな? 

 

 ほお? 

 

さすが勇者と言ったところだ、私もなかなか楽しめたよ

 

 ふっふっふっ……、まあ所詮あなたの敵ではないと言うことですね? 

 

その上、彼は「竜の騎士」を鍛え上げたのだからな? そうでなくてはつまらない……! 

 

 ほお? ()()()()()()()()のがくやしいのですか? 

 

ネルゲル……口がすぎるぞ? 

 

 それは失礼、ではレンダーシアの方は頼みましたよ…………? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()殿? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランドン山脈

 

 

 

 クロコダインとミナコ達は「雲上湖」へと向かうため、道中のモンスターを倒しつつ向かっていた。

 

 グレイトアックスを振るうクロコダイン

 

 ヌンチャクを振るい、体当たりを得意とするチウ

 

 そして、金属体の戦士ヒムの戦いぶりに驚く賢者エイドス。

 

 そして、その三者と並ぶ猛者ミナコ……。

 

 

 

「この先に進めば本当に辿り着けるんだろうな?」

 

「うむ、この先の頂上付近にある「雲上湖」があるのじゃ」

 

「その雲上湖にあるグロリスの木があるんだろ? 

 

 その木からしずくを取るんだよな?」

 

「そうじゃ、そのためには……」

 

「この「レムルの聖杯」だな? 

 

 この聖杯に「グロリスのしずく」を入れるのだな?」

 

「そうじゃ、しかし……」

 

「ん? なんだ? まだ何かあるのか?」

 

「……着けばわかる…………」

 

「「「「??」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランドン山脈・雲上湖

 

 

 

「ここが、雲上湖……!」

 

「ほへぇ〜、綺麗なところだなぁ……」

 

 

 

 辺り一面を見渡す限りの雲海、無風にして絶景のその場所はミナコとクロコダイン達の心を射止めた。

 

 

 

「ここにその「グロリスの木」があるのか?」

 

「そうじゃ、ほれ()()にな?」

 

「…………えっ?」

 

 

 

 ヒムは足下を見た……。

 

 そこにはグロリスの木が()()()()()()()()()

 

 

 

「なっ!? これが!?」

 

「こっこれがグロリスの木!?」

 

「そうじゃ、このグロリスの木からしずくを取るのじゃ。

 

 そのためには…………」

 

 

 

ボフンっ! 

 

 

 

「っ!?」

 

 

 

 突如、雲海から柱が立った。

 

 その中から咆哮が響いた……! 

 

 

 

「なんだ!?」

 

「何か……来る!?」

 

 

 

 雲海から竜のモンスターが現れた!! 

 

 

 

きしゃぁあああああああ!!! 

 

 

 

「なっなんだ!?」

 

「水竜ギルギッシュ……。

 

 この雲海の……グロリスの木の守護者と呼ばれている竜じゃ」

 

「はあっ!?」

 

「言ったじゃろ? ()()()()()()()()とな?」

 

「なるほどね、こいつは()()()()()()()()()わけね!」

 

 

 

 ミナコ達は武器を構え、戦闘態勢に入る! 

 

 水竜ギルギッシュはミナコ達を襲いかかった!!! 

 

 

 

 

 

水竜ギルギッシュが現れた!! 

 

 

 

「グロリスのしずくどうこうよりも、こいつを倒さないといけないのかよ!?」

 

「これを倒さないとしずくは安全に取れないじゃない! 

 

 しかも強いし!」

 

 

 

 ギルギッシュは高く飛んでボディプレスをした! 

 

 

 

「うわぁっ!?」「危なっ!?」

 

「とにかく、総力でいかないとまずいよ!」

 

「ああっ! ヒム! チウ! ホイミン! いけれるな!」

 

「ああっ!」「はいっ! クロコダインさん!」「うんっ!!」

 

 

 

 クロコダイン達は連携を取り、ギルギッシュと戦った! 

 

 

 

「オラァ!!」

 

 

 

 ヒムは連続に殴った! 

 

 ギルギッシュは押されるも、耐えた。

 

 ギルギッシュは両翼を広げ、暴風を起こした! 

 

 

 

「くっ!」

 

 

 

 ヒムは暴風攻撃を受けた! 

 

 

 

「ヒムっ!」

 

「大丈夫だ!」

 

「ヒムちゃん! ここは隊長に任せろ!! 

 

 窮鼠包包拳!!」

 

 

 

 チウは前転を行い、高威力の体当たりをギルギッシュにぶつけた! 

 

 ギルギッシュは怯む様子はなく氷の息を吐いた! 

 

 

 

「うげっ!」

 

 

 

 チウは氷の息を浴びられた! 

 

 

 

なんの、まだまだぁ!! 

 

「声震えていますよ、隊長さん?」

 

「大丈夫?」

 

 

 

 ホイミンはチウにホイミをかけた。

 

 

 

あっありがとう! ホイミン! 

 

 

 

(まだ震えてる……相当効いたな、これ?)

 

 

 

 ギルギッシュは呼吸を深くし、強力な氷の息吹を放った!! 

 

 

 

「させんっ!! 燃えよ爆炎!!」

 

 

 

 クロコダインはグレイトアックスを構え、爆炎を放った! 

 

 放った爆炎は氷の息吹を相殺したっ!! 

 

 

 

(流石は獣王……そしてその仲間たちか……)

 

 

 

 賢者エイドスは彼らの戦いぶりを感服していた……。

 

 

 

(彼らの戦力ならば……或いは……!)

 

 

 

「さて、わしも一肌脱ぐとするか! 

 

 メラマータ!」

 

 

 

 メラミの五発の球はギルギッシュに目掛けて放った!! 

 

 ギルギッシュはメラマータの攻撃を耐えた! 

 

 

 

「ふぅむ、やはり一筋縄では行かんか?」

 

「エイドスどの、この竜は一体……?」

 

「なに、昔のことは今話さなくていい

 

 何よりもしずくを取らないとな!」

 

 

 

 賢者エイドスは三発のメラを放った! 

 

 ギルギッシュは対抗策のヒャドを三発放った! 

 

 

 

「烈・魔神剣!!」

 

「孤月閃!!」

 

 

 

 クロコダインとミナコの同時に技を放った! 

 

 ギルギッシュはダメージを受けた! 

 

 

 

「あと少しだ!」

 

 

 

 ギルギッシュは闘気を高めた! 

 

 

 

「なっこれは!?」

 

「おいおい!? 

 

 竜も闘気を使うって反則だろ!?」

 

 

 

 ギルギッシュは闘気を込めたブレスを放った!! 

 

 

 

「どおっ!?」

 

「うぎゃあっ!?」

 

「ぬおっ!?」

 

「冷たっ!?」

 

「うわあっ!?」

 

「ぬうっ!」

 

 

 

 クロコダイン達は闘気を込めた氷の息吹に大ダメージを受けた! 

 

 

 

「うっそだろおい!? 

 

 ここまでの威力があるのかよ!?」

 

「闘気を込めた一撃……! 

 

 よもやアストルティアの竜は()()()をっ!?」

 

「いや、闘気術を使えるのはごく一部の竜のみ……。

 

 あの竜はその中でも()()なる者……、気を抜いたら負けるぞっ!!」

 

 

 

 ギルギッシュは再び闘気を込めた!! 

 

 

 

「また来るぞっ!!」

 

「ひぃっ!? 二発目!?」

 

「あれを二発もやったらただじゃあ済まないっ! 

 

 クロコダインさんっ!」

 

「むっ!? ミナコ、()()をやるのか!?」

 

「ああっ! 道中で閃いた()()を使うっ!」

 

「待て! ミナコ! いくらお前の身体能力でも、できるかどうか分からないぞっ!?」

 

「できるできないじゃないよ! やるかやらないかの二択よっ!」

 

 

 

 ミナコは闘気を込め、自身の武器に纏わせた!! 

 

 

 

「……そうだったな!」

 

 

 

 クロコダインは闘気を込め、グレイトアックスが燃え上がる!! 

 

 

 

 

 

「呼吸を合わせて!」

 

「闘気をっ!」

 

「魂よっ!」

 

「猛々しくっ!」

 

「焔の如くに燃え上がれっ!!」

 

 

インフェルノ! ドライブ! 

 

 

 

 ギルギッシュが放った闘気を込めた氷の息吹を打ち返すかのように、クロコダインとミナコの連携奥義が炸裂した!! 

 

 

 

「ギシャァアアアアっ!!!」

 

 

 

水竜ギルギッシュを倒したっ!! 

 

 

 

 ギルギッシュは力尽きたかのように地上に落ちた。

 

 そして周囲に光が包まれ、倒れたギルギッシュは姿形も消え去った……。

 

 

 

「やったあっ!!」

 

「なんと……!?」

 

「おいおいおいおい、クロコダイン! ミナコ! 

 

 今の技どうやったんだよ!?」

 

「どうやってって、閃いたんだよ」

 

「えっ? それだけか?」

 

「ぶっつけ本番だったが、上手くいくとは思わなかった。

 

 はっはっはっ!!」

 

「まあ、あたしの魔神剣の要領とクロコダインさんのグレイトアックスを中心(ベース)とした技を合わせたのさ。

 

 結果は見ての通りさ!」

 

「へぇ〜! そいつはスゲェな!」

 

「なるほど! つまり僕とヒムちゃんの連携奥義ができるってわけか!」

 

「いやぁ……それは流石に……」

 

「お主たち、話はその辺にするのじゃ。

 

 ほれ、グロリスの木が表に出るぞ?」

 

「えっ?」

 

 

 

 逆さになっていたグロリスの木は光だし、地表へと姿を現した! 

 

 

 

「はあ……!」

 

「これが、グロリスの木……!」

 

「ミナコ! レムルの聖杯を!」

 

「オッケー!」

 

 

 

 ミナコは聖杯を出し、グロリスの木から「一つの実」がゆったりと落ちてきた……。

 

 

 

ちゃぽん

 

 

 

レムルの聖杯に「グロリスのしずく」を入れた!! 

 

 

 

「やったぁ!」

 

「よしっ、それをバグド王に飲ませれば戦争を食い止められる!」

 

「うむっ! 急ごう!」

 

「………………やっとじゃ……」

 

「???」

 

「むっ? いや、成せなんだことを成せたことに喜んでいたのじゃ……。

 

 その嬉しさ余ってな?」

 

「そうか……」

 

「さて、グレン城に急ぐぞ? 

 

 早くせねば戦になってしまうぞ?」

 

「そうだね、行こう!!」

 

 

 

 クロコダイン達は急ぎグレン城に向かって駆け走った! 

 

 

 

 

 

 

 

 




水竜ギルギッシュ回完了
連携奥義の名前と由来は「リバース」です。
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