DRAGON QUEST 竜の騎士と神々の世界   作:梟帥

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vs怪獣プスゴン


怪獣プスゴン

スイの塔・最上階

 

 

 

「やっと辿り着いた……!」

 

「ふぅ……複雑な階段を登るのに何時間喰ったことか……」

 

 

 

 リュウとポップは息も荒げていた…………。

 

 

 

「リュウ様、ポップ様……」

 

「……?」

 

 

 

 フウラは大扉の前に立っていた。

 

 

 

「この部屋の中に、「風のころも」があるんだね?」

 

「……そうだろうな?」

 

「……そして、このトビラが()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()トビラ……」

 

 

 

 フウラがトビラに手を触れる瞬間、手のひらが光った! 

 

 そしてそれに呼応してトビラが開いた! 

 

 

 

「扉がっ!?」

 

「開いたっ!」

 

「よっしゃあ! 入ろうぜ!」

 

 

 

 リュウたちは扉の先の部屋に入ったその時、驚く光景が広がっていた!! 

 

 

 

「なっなに……この部屋……??」

 

 

 

 ピンク一色の家具、絨毯……。

 

 そして装飾品が飾られており、目を疑うような部屋だった! 

 

 

 

「なんだぁ……!? 

 

 この部屋、まるで()()()()()()()()感満載じゃないか!?」

 

「ふうむ……?」

 

 

 

 リュウは机に近づいてテーブルの一箇所を手に触れた……。

 

 

 

「これは……まだ暖かいぞ?」

 

「えっ!?」

 

「おいおいっ!? それって……!?」

 

「恐らく、()()()()()()()()()()()のだろうな?」

 

「てことは……それって……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰だっ!? 

 

 

 

「うげぇっ!?」「きゃあっ!?」「っ!!」

 

 

 

 窓から一匹の巨大な竜のような怪獣が現れたっ!!!! 

 

 

 

「何だ、お前たち? 

 

 この怪獣プスゴンさまのスウィートルームに、土足であがりこむヤツは…………!?」

 

「ああっええっと! すみません!! 

 

 悪気があってあがったんじゃあ……!!」

 

 

 

 ポップが慌てふためくその時……。

 

 

 

「…………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時! 

 

 怪獣プスゴンに電流が走った!! 

 

 

 

「これはっ!? 

 

 なっなんてことだ…………!」

 

「ひっ!?」「っ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キュートだ…………♡」

 

「……えっ?」「なに?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただかわいいだけじゃない! 

 

 ちょっと毒のある瞳! 

 

 抱きしめたくなるような身体のサイズっ! 

 

 こんな気持ちははじめてだっ! 

 

 オレといてくれ! 

 

 ずっとずっと、一緒に暮らそう!!!」

 

 

 

 怪獣プスゴンはフウラにアプローチしてきたっ!!!! 

 

 

 

「でぇっ!?」「はあっ!?」

 

「わっ私!?」

 

 

 

 突然のアプローチにフウラとポップたちは戸惑っていた! 

 

 

 

「ど……どうしよう〜。

 

 困るわ、だってあなた……怪獣だし…………。

 

 きっと、お父さまも許してくれないと思う……」

 

「そっそうだそうだ!! 

 

 大体お前! いくらフウラがかわいいからって、立場を弁えろよ!!!!」

 

「たとえどんなに情熱的に接しても、壁の厚さはお前が考えているものより上をいくぞ!! 改めるんだ!」

 

「…………何を言ってんだ、お前ら?」

 

 

 

 プスゴンは突然、フウラの人形をにぎった! 

 

 

 

「えっ!?」

 

「オレが欲しいのは! 

 

 お前が持っている、このキュートなハニーをよこせえぇぇぇっ!!」

 

「えええっ!?」

 

「はあっ!?」

 

「そっち!?」

 

 

 

 プスゴンとフウラは人形争奪戦が始まった! 

 

 

 

「ケキちゃんはダメえええっ!」

 

「ぐぬぬぬぬぬううう!!」

 

「くう〜〜〜〜〜!」

 

 

 

 引っ張り合いの末、フウラが勝った! 

 

 

 

「ちっ! なかなかやるな、エルフめ! 

 

 何しに来やがった!?」

 

「私たちは、風のころもを取りに!」

 

「風のころも? 

 

 ……くっくっく!」

 

「なっ何がおかしいんだ!?」

 

「ああ、悪ぃな? 

 

 実はオレはな、風のころもを取りにきたヤツを倒すように言われているんだ!」

 

「ええっ!?」「なんだって!?」

 

「このスウィートルームに居れば取りにくるやつは必ず来るって言ってな、頼まれた仕事を果たすついでに、マイ・スウィートハニーを手に入れる! 

 

 一石二鳥とはこのことだぁっ! 

 

 いくぜっ! ドラゴンラリアットっ!!!」

 

「危ない!!!!」

 

 

 

 リュウはフウラを庇った! 

 

 

 

「きゃあああっ!!」

 

 

 

 フウラを庇ったリュウは壁に衝突した! 

 

 

 

「フウラ! リュウ!」

 

「……おおっとあぶねぇ!! 

 

 オレのウルトラ・ハイセンスなインテリアが!! 

 

 ちょっとタンマな?」

 

 

 

 プスゴンはソファとテーブルとティーセットを片付け始めた! 

 

 

 

「これでよしっと、本当だったら()()()()()()はいけないけど……。

 

 こんなこともあろうかと!!」

 

 

 

 プスゴンはバッグからものを取り出した! 

 

 

 

「なっなんだ……?」

 

「ジャジャーン!! 「戦闘空間結界杖(バトルフィールドバリアーロッド)」!!」

 

 

 

 プスゴンは短い杖のような物を取り出した! 

 

 

 

「ばっばとる……?? 

 

 なんだそれっ!?」

 

「説明しよう! 

 

 コイツは一定の空間範囲内に結界が召喚できるのだ!!!!」

 

「結界……?? 

 

 何のために!?」

 

「戦うためなんだよ!」

 

「えっ?」「戦うため?」

 

「そうだ! 

 

 コイツを使えば強力な必殺技や魔法攻撃を使う人たちのために作られたどうぐなのだっ! 

 

 街中でも室内でも結界を張って()()()()()()どうぐなのだ!!」

 

「はぁっ!? なんだそりゃ!?」

 

「ああっ? 信じないのか? 

 

 だったら、見せてやる!!」

 

 

 

 プスゴンは杖を腕高く振りかざした! 

 

 その時、杖の宝石が光って結界のようなものが展開した!!!! 

 

 

 

「なっ何これ!?」

 

「これは……!?」

 

 

 

 結界の中に入ってしまったポップ達、リュウは結界を攻撃した! 

 

 しかし、攻撃は通らなかった! 

 

 

 

「……なるほど、ただの結界ではなさそうだな?」

 

「そうさ! この結界は簡易に破られるものじゃないからなっ! 

 

 この杖が発動している限り、この結界は解けないのさ!」

 

「……つまり、()()()()()()()この結界を発動している杖を奪取すればいいんだな?」

 

「そういうことだ! 

 

 さあ、始めようかっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怪獣プスゴンとの戦いが始まった! 

 

 

 

「いくぞぉっ!!」

 

 

 

 プスゴンはショルダータックルを仕掛けた! 

 

 

 

「危ねぇっ!?」

 

 

 

 ポップは素早く避けた! 

 

 

 

「嘘だろっ!? なんっつー足の速さしてんだよ!?」

 

「気をつけろポップ! さっきの一撃を見舞えばひとたまりもないぞ!?」

 

「言わなくても一目瞭然だよっ!?」

 

「あわわ……!?」

 

「フウラ、君は戦線の後ろにいるんだ! 

 

 ここは私たちがやる!」

 

「はっはい!?」

 

 

 

 リュウとポップは戦闘態勢に入り、構えた! 

 

 

 

「へっ! いくら二人がかりでも、オレ様に勝てるかな?」

 

 

 

 プスゴンはバッグから傘を取り出した! 

 

 

 

「降り落ちれ! 雷のカサ!」

 

 

 

 プスゴンは取り出した傘から雷が降り注いだ! 

 

 

 

「うわわわっ!?」

 

「くっ!?」

 

 

 

 ポップとリュウはギリギリ雷から逃げ避けた! 

 

 

 

「なっなんだ今のっ!? 

 

 なんであのカサから雷が!?」

 

「わからんっ! だがあれは()()()()()()()()()ということだ!!」

 

「その通り! これは()()()が作り上げた()()()()の一つさ!」

 

「「魔法道具!?」」

 

「そうさ! この「雷のカサ」は威力は弱っちいが、広範囲で使い勝手が良い! 

 

 武器にも道具にもなれる、一石二鳥の魔法道具なのさ!」

 

「随分と喋るのだな? 

 

 勝者たる余裕なのか、あるいは自慢か?」

 

「へっ! 勝者の余裕だぁ? 

 

 違うな、()()()()()なんだよ!!」

 

 

 

 プスゴンは助走を付けてリュウに突進してきた! 

 

 

 

「くらえっ! ドラゴンテイルウィップ!!」

 

 

 

 突進の勢いをつけた短い尻尾をリュウに叩きつけてきた! 

 

 

 

「うおっ!?」

 

 

 

 寸でのところでかわすも、その勢いは叩きつけた箇所から衝撃波と振動が走った! 

 

 

 

「げぇっ!?」

 

「っ!?」

 

「ほお? お前なかなかやるな? 

 

 さて、これはどうかな?」

 

 

 

 プスゴンはバックからイチゴのようなものを取り出して投げた! 

 

 

 

「イチゴ!?」

 

「なんだ、これ?」

 

「……っ!」

 

 

 

 その時! イチゴのヘタ部分から火花が放ち、震えだした! 

 

 

 

「ポップ! フウラを連れて離れるんだ!!」

 

「えっ?」

 

 

 

 震えだしたイチゴは爆発した!! 

 

 

 

「うわぁ!?」

 

「きゃあっ!?」

 

「ポップ! フウラ!」

 

「はっはっはっ! どうだ! 

 

 この「マジカルバッグ」はな、変幻自在の「ふしぎバクダン」が出せるんだぜ!! 

 

 イチゴ型だけじゃなく色んな物に化けられる爆弾になれる! 

 

 なかなかいいシロモノだろ!」

 

「けっ! なにがいいシロモノだよ! 

 

 それがなきゃあ、てめぇは何もできないってことじゃないか!!」

 

「……あ?」

 

「そんなものに頼ってるんじゃあ、てめぇの強さはその程度ってことじゃないか!」

 

「……ほぉ? 

 

 じゃあ、少しは気合を入れてやろうか?」

 

「……えっ?」

 

 

 

 プスゴンは腹式呼吸をして、突進の姿勢をした! 

 

 

 

「歯ぁ食いしばれ!! ドラゴンヘッドタックル!」

 

 

 

 プスゴンはもの凄い勢いをつけてポップに頭突きを仕掛けてきた! 

 

 

 

「どぉうぇ!?」

 

 

 

 ポップは間一髪に避けた!!!! 

 

 

 

「マジかよ!? あの巨体であんな一撃を!? 下手したら即死じゃないか!?」

 

「……ちっ。避けやがって……! 

 

 だが、次はこうはいかねぇぞ!」

 

 

 

 プスゴンは気合を入れた!! 

 

 

 

「ポップさま!」

 

「気をつけろ! ポップ! 

 

 奴は肉弾戦だけではなくどうぐを使う機転も優れている!」

 

「わかっているよ! あんなヘンテコなものを巧妙に使いこなすうえに、戦闘面も強い! 舐めてかかるとやばいってのがよくわかったよ!!」

 

 

 

 ポップは体勢を立て直した、立て直して間合いを取って魔法力を溜め始めた! 

 

 

 

「リュウ!」

 

「なんだ、ポップ殿?」

 

「悪ぃけど時間を稼いでくれ! 

 

 痛みが来る前にケリをつけたいんだ!!!!」

 

「何か策があるというのか!?」

 

「策ってわけじゃねぇが、時間を稼いで欲しいんだ! 

 

 魔法力を溜めて使うのに時間がかかっちまうんだ!」

 

 

 

 ポップ殿の策……何をするのかはわからないが信じるしかない!! 

 

 

 

「なんだぁ? 何コソコソやってんだ? 

 

 まあ、オレ様に勝てる見込みなんてないがなっ!」

 

「勝てる負けるは戦いの終わりで判断してもらおうか!」

 

 

 

 プスゴンは高く飛んでボディプレスをかますも、リュウは素早く避けた! 

 

 

 

「スキあり! 瞬迅槍!!」

 

 

 

 リュウは槍を素早く槍を突き抜いた! 

 

 

 

「ちっ! なかなかやるじゃねぇか! 

 

 だがこれもあるんだぜぇ!」

 

 

 

 プスゴンはバッグからビンのようなものを取り出した! 

 

 ビンの蓋をとって中の液体を飲んだ! 

 

 プスゴンの身体の傷が塞ぎ始めた! 

 

 

 

「っ!?」「なっ!? 回復薬!?」

 

「そうだっ! さっきの攻撃はなかなかだったぜ! 

 

 でもこれのおかげでさっきのダメージは帳消しだ!」

 

 

 

 プスゴンはラリアットの姿勢をとって突進してきた!! 

 

 

 

「くっ!」

 

 

 

 リュウは避けて技の姿勢をとった! 

 

 

 

「これならどうだ! 

 

 旋風槍!」

 

 

 

 リュウは槍の鋒に小さな旋風を起こして振り払った! 

 

 

 

「うげっ!?」

 

「さらにっ! 追連!」

 

 

 

 さらに追撃を行い、プスゴンに有効打を与えた! 

 

 

 

「やった!」

 

 

 

「ちっ! なかなか筋が良いじゃねえか……! 

 

 だがそれで俺に勝ったなんて思うなよっ!!」

 

 

 

 プスゴンは気合いをためた!! 

 

 

 

「お前相手にこの大技を使うなんてなぁ!」

 

 

 

 プスゴンは突進してリュウを目掛けて抱きしめた! 

 

 

 

「ぐあっ!? なっ何をっ!?」

 

「何って、こうするんだよ!!」

 

 

 

 プスゴンはリュウを地面に叩きつけ、装飾品のない箇所の天井に目掛けてぶん投げた!! 

 

 そしてプスゴンはぶん投げたリュウより高く飛んだ! 

 

 

 

「必殺!! トレビアン式ドラゴンヒップ!!」

 

 

 

 プスゴンは全体重乗せてリュウをヒップドロップをぶちかました! 

 

 その巨大ともいえた大ダメージはリュウは声を上げる間も無くダウンした! 

 

 

 

「リュウ!!」「リュウ様!!!」

 

 

 

「へっ! この一撃は流石のお前でもこたえたようだな?」

 

 

 

 プスゴンの一撃で白目剥いたまま倒れていたリュウ……。

 

 

 

「……どうやら、KOのようだな?」

 

「リュウ様!!」

 

「リュウ! 伸びてんじゃねえよ!! 

 

 立つんだ! リュウ!!」

 

「へっ! いくら呼びかけても無駄だよ?」

 

 

 

 ポップ達はリュウに何度も呼びかけた! 

 

 しかし、反応がなかった……! 

 

 

 

「リュウっ!!」「リュウ様っ!!」

 

「はっはっはっ! 

 

 だから無駄だって言ってるだろ? 

 

 残るはおまえらだけになったようだなぁ?」

 

 

 

(くそっ! 魔力を溜めてる途中だってのに!)

 

 

 

「どうする? 俺と戦うか、それとも尻尾巻いて逃げることもして良いんだぜ?」

 

 

 

 …………っ! 

 

 

 

 逃げる……? 

 

 仲間を置いてか……? 

 

 

 

「別に逃げても良いんだぜ? 

 

 どうせ俺には勝てないしな!」

 

 

 

「…………ああ、そうだろうな?」

 

「?」

 

()()()ならスタコラさと逃げていただろうさ?」

 

「あ?」

 

 

 

 思い出すぜ……、この展開。

 

 ロモスの戦いが始まったあの時の俺なら尻尾巻いて逃げていただろうな? 

 

 でも……あの時、「まぞっほ」のおっさんが言っていた()()()()を思い出すぜ……! 

 

 

 

「生憎だが、そうはいかないぜ……!!」

 

「ああ?」

 

「ポップ様っ!?」

 

 

 

 ポップは魔力のため段階は高まりつつあった……。

 

 

 

「こんなところで逃げたら、仲間が……俺自身が許せないからな!」

 

「ポップ様……」

 

「へっ! 何カッコつけてるんだ? 

 

 魔法使いのくせして勇者気取りか?」

 

「……勇者? 

 

 ……何言ってるんだ? おまえは?」

 

「ああ?」

 

「おまえ、勇者って言葉とその意味を知ってるか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勇者ってのはな! 

 

「勇気を持つ者」を「勇者」って言うんだ! 

 

 そしてそれは! 「打算のいらない」もので、顧みないからこそ勇者になるんだよ!! 

 

 

 

「……はぁ?」

 

「……ポップ様?」

 

「……って、カッコよく言ってるけど

 

 これ俺自身の口じゃないけどな?」

 

 

 

 昔の俺なら、この場で土下座して逃げていただろうよ? 

 

 でも今は違う…………! 

 

 

 

「俺がここで逃げたら、誰がフウラを守る? 

 

 誰が風のころもを取るんだ? 

 

 誰が()()()()()()()んだ?」

 

「……!」

 

 

 

 魔力が溜め終わったか、ポップ自身魔力のオーラを纏っていた……! 

 

 

 

「待たせたな? 第二ラウンド、相手してやる!」

 

 

 

 ポップはブラックロッドを持ち、溜めた魔力を流しこんだ! 

 

 

 

「伸びろ! ブラックロッド!」

 

 

 

 ブラックロッドは光り輝きながらゆっくりと伸びた。

 

 

 

「ぬおっ!? なんだその杖!? 伸びんのか!?」

 

「まあな!」

 

 

 

 ポップはブラックロッドを構え、プスゴンの前に立った! 

 

 

 

「さあ行くぜ!」

 

 

 

 頼む……持ってくれよ? 

 

 

 

「杖が伸びたからって、何も変わったところなんてないじゃないかよ?」

 

「そう言ってられるのも今のうちだ! メラっ!」

 

 

 

 ブラックロッドの先端からメラの球が放たれた! 

 

 

 

(……っ!? なんだ、あのメラは!?)

 

 

 

 メラはプスゴンに当たった

 

 ところがその威力は想像を超えて大爆発したのだ! 

 

 

 

「……っ!」

 

「……くっ! なんて威力のメラをしてやがるんだ!? 

 

 メラミ以上メラゾーマ未満じゃねえか!」

 

「そうか? でもこの魔法でもメラゾーマ並みの威力を出した奴がいるからな!」

 

 

 

 思い出すぜ……! 

 

 あの時の戦いのことをよ……! 

 

 忘れられない、あのメラを……! 

 

 大魔王(バーン)が放ったメラをくらった俺だからわかるぜ? 

 

 初級の魔法でも魔力量が膨大で強力な魔法使いがメラを唱えりゃあメラゾーマ並み、いやそれ以上の威力になれる…………! 

 

 でも、今の俺の状態じゃあ溜めるのに数分数時間がやっとだ。

 

 

 

「ウォーミングアップは済んだところだし、いくぞ! プスゴン!!」

 

 

 

 ポップとプスゴンの戦いが始まった! 

 

 

 

「へっ! いくら魔力が強いからって見掛け倒しなんだよ!!」

 

 

 

 プスゴンは突進を仕掛けた! 

 

 

 

「おらぁっ!!」

 

「っ!」

 

 

 

 ポップは咄嗟にプスゴンの突進攻撃を躱した! 

 

 

 

(くそっ! いつものような戦い方はできないってのがキツい……!)

 

 

 

 いつもなら難なく身体動かして魔法を連続に唱えたり

 

 ブラックロッドを伸縮自在に扱えられる……。

 

 でも、今の俺はそんなことができない……! 

 

 

 

 ポップは呼吸を整えて懐のまほうの小びんを2本出して一本の小びんを飲んだ。

 

 

 

(こまめにやるしかないか……!)

 

 

 

「魔法使いのくせに、なかなか運動神経がいいじゃねえか?」

 

「そりゃどうもっ!」

 

 

 

 ポップはメラを放った! 

 

 

 

「危ねぇっ!!」

 

 

 

 プスゴンはメラを躱した! 

 

 

 

「おっと残念!」

 

 

 

 その時、メラは軌道を変えてプスゴンに目掛けて追跡して爆発した! 

 

 

 

「ぐあっ!? 

 

 ばっバカな……!?」

 

「メラが!?」

 

「ふう……これくらい出来て当然さ?」

 

 

 

 メラを操作するなんて、普通の魔法使いは扱いが難しい上に最高等レベルの魔術。

 

 魔法操作は魔術を極め抜いた者のみにしかできない。

 

 

 

(くっ……! 

 

 メラの操作なんて簡単だって言ってたけど……。

 

 今の俺じゃあメラがやっとって……!)

 

 

 

「……っ!!」

 

 

 

 突然、わずかな痛みが感じた……! 

 

 

 

(やべぇ……! 

 

 ここにきて痛みが……!?)

 

 

 

 早いところ決着をつけないと! 

 

 

 

 ポップは魔力を溜め始めた! 

 

 

 

(メラ・ヒャド・ギラ・イオ・バギ……。

 

 これらの最上位は使えない……!)

 

 

 

 どうする……! 

 

 魔力溜めてもメラゾーマ級の魔力は出せない……。

 

 …………なら、一か八か「アレ」をやってみるか!! 

 

 

 

 ポップはブラックロッドを魔力を溜め始めた! 

 

 

 

「なんだ……? さっきのような手品でもするのか?」

 

「どうかな! 

 

 メラ×バギ! 

 

 メラストーム!!」

 

 

 

 メラの火がバギの風に舞ってプスゴンに襲いかかった!! 

 

 

 

「うおおっ!?」

 

 

 

 プスゴンに確実なダメージを与えた! 

 

 

 

「よっしゃあ!! メドローアの要領と真似した合体魔法だ!」

 

(……くっ! っても、溜めた魔力の撃つ回数は良くて3〜5発だ! 

 

 一発でも良いっ! デカい一撃を与えるんだ!!)

 

 

 

 仮に出来ずとも()()()()()()()()()!! 

 

 

 

「やってくれるじゃねぇか!! 

 

 だがこれしきのことで倒れるオレさまじゃねぇ!!」

 

 

 

 プスゴンは気合いを溜めた!! 

 

 

 

「おらぁ!! ドラゴンヘッドタックル!!!」

 

 

 

 プスゴンはポップに目掛けて猛突進の頭突きを仕掛けた!! 

 

 

 

「んなっ!? いきなり大技!? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …………なんてな? 

 

 ヒャド×バギ! 

 

 ブリザード!!!」

 

 

 

 ヒャドの冷気がバギの風に舞い、冷気が床を含めて大気中の空気を凍らせた! 

 

 凍らせたことで空気が白く輝きを放っていた! 

 

 

 

「っ!?」

 

 

 

 プスゴンは凍った床によって姿勢が崩れて滑り倒れてしまった! 

 

 滑り倒れたことでバリアの壁に正面衝突によるダメージを受けた! 

 

 

 

「ぐっ……!! 

 

 ……やってくれるじゃねぇか!!!!!」

 

 

 

 プスゴンが凍りついた床に殴り入れた

 

 殴ったことで凍った床にヒビが入った!! 

 

 

 

「バリアの中じゃなかったら、オレは負けていた…………!!!!」

 

 

 

 随分とやってくれるじゃねえか……! 

 

 このバリヤがなかったらオレ様の自慢のインテリアが傷つくところだったぜ……? 

 

 

 

「大したレパートリーをするな? 

 

 ただの魔法使いだと侮っていたぜ……!」

 

「へっ、そりゃどうも……」

 

 

 

(何だよアイツ!? 初級魔法の合わせ魔法を使っても倒れないとか……!? 

 

 それだけタフなのか!?)

 

 

 

「しかし、いくらお前が魔術のプロでも一人でオレ様に勝とうだなんて自惚れるなよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だろうな?」

 

「っ!?」「!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 プスゴンは声の下方向に向くと、そこには倒れて気絶したリュウが立っていた……!!!! 

 

 

 

「何ぃっ!?」「リュウ!」

 

「どういうことだ!? あの必殺技で起き上がった人間や魔物はいないんだぞ!? 

 

 それを何で立って……!?」

 

「私が助けたのよ!!」

 

「っ!?」

 

 

 

 リュウのそばにはフウラがいた! 

 

 

 

「……っ!! 

 

 そういうことか、お前!」

 

 

 

俺がここで逃げたら、誰がフウラを守る? 

 

 誰が風のころもを取るんだ? 

 

 誰が()()()()()()()んだ? 

 

 

 

「お前があの時言った言葉! 

 

 そのために買って出たのか!!」

 

「へっ! リュウを助けようと行くフウラを邪魔しようと目論むだろうと思ってな? 

 

 メラストームとブリザードは広範囲に攻撃するだけじゃねぇからな!!」

 

「!!」

 

 

 

 メラストームに巻き込まれ、ブリザードに包まれた時に視界が遮られた。

 

 その瞬間にあの娘は足早にリュウの元へ駆けつけたってのか……! 

 

 

 

「形勢逆転ってところか?」

 

「くっ! それがどうした!!」

 

 

 

 プスゴンは気合をためた!! 

 

 

 

「ポップっ!」

 

「ああっ! 行くぜ!」

 

 

 

 ポップはイオとバギの合わせ魔法をリュウの槍に付与した! 

 

 

 

「おお……! これなら!」

 

 

 

 リュウは槍を構えた! 

 

 

 

「なんだぁ? 大技でもぶちかますのか?」

 

「そんなところだな? 

 

 お前を倒すのに、この一撃で十分だ!」

 

 

 

 プスゴンは深呼吸した! 

 

 

 

「火も吹けねえ毒も吹けねえオレ様だがよ! 

 

 この息吹はオレ様の自慢の大技だっ!! 

 

 ドラゴンエアグレネードブレス!!」

 

 

 

 プスゴンの口から大きな空気の塊が吐き出してきた! 

 

 

 

「ひぃっ!?」

 

「っ!?」

 

 

 

 ポップとフウラは空気の塊に驚いた! 

 

 

 

(あれは……? 

 

 空気砲に似た原理で放つ衝撃波か?)

 

 

 

 リュウは呼吸を整え、身構えた。

 

 

 

「……だが、この一撃にかけると決めた以上。

 

 決めさせてもらう!!」

 

 

 

 リュウは己が闘気を槍に込めた! 

 

 

 

「ぶちかませっ! リュウ!!」

 

「リュウ様!!」

 

「ああっ! 必殺!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

爆砕暴風槍!! 

 

 

 

 突き出した槍の斬撃がバギの竜巻がイオの爆発を纏い、プスゴンの必殺技と衝突した!! 

 

 一進一退の攻防の決着に、プスゴンとリュウの必殺技によるせめぎ合いの衝突。

 

 衝突の余波はポップたちの手汗を吹き飛ばし、結界全体に振動が行き渡っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴォン!! 

 

 

 

「ぐはぁっ!!」「くっ!!」

 

 

 

 互いの必殺技が爆発し、プスゴンとリュウは吹き飛ばされてしまった! 

 

 

 

「リュウ!」

 

「リュウ様!!」

 

 

 

 ポップたちはリュウの元へ駆けつけた! 

 

 

 

「……くっ、奴は……プスゴンはどうなった?」

 

「ああ、アイツは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オレ様がなんだって?」

 

「っ!?」「いいっ!?」

 

 

 

「大したやつだったな? 

 

 だがなぁっ!!」

 

 

 

 プスゴンは全身全霊の力を出した! 

 

 力を出したことで全身から闘気が発した!! 

 

 

 

「げえっ!?」「バカなっ!?」

 

「さっきのは中々の威力だったが、そうはいかねぇぜ! 

 

 オレ様を本気にさせたから以上、お前らに勝ち目はないぜっ! 

 

 本気のオレ様に挑んだことを後悔してやるぜぇ!!!」

 

「嘘だろっ!? アイツまだあんな力を!?」

 

「このままでは確実に……!」

 

 

 

 リュウは体制を整えるも息が上がっていた……。

 

 

 

「くそっ! ここまできて負けるわけには……!!」

 

 

 

 ポップは魔力をため始めたその時! 

 

 

 

ズキンっ!! 

 

 

 

「ぐあっっ!!!!」

 

「ポップっ!?」

 

 

 

(うっ嘘だろ……!? 

 

 ここに来て痛みがっ!?)

 

 

 

「んん? なんだぁ? 

 

 ギブアップはまだ早いぜ?」

 

 

 

 闘気全開にしてプスゴンは一歩ずつリュウたちのもとへと近づいてきた……!! 

 

 重みと圧のある足音はリュウとポップの戦意をへし折らせた……! 

 

 

 

「あっ……あああ……!」

 

「……ここまでか!」

 

 

 

 あわや敗北……と思ったその時だった!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やめて!!!」

 

 

 

 その時、フウラがプスゴンに向けてケキちゃん人形を投げた! 

 

 

 

「なっ!?」

 

 

 

 それを思わずプスゴンは人形をキャッチした。

 

 

 

「フウラ!?」「何を……!?」

 

 

 

「それあげるから、もうやめて!」

 

 

 

 人形を渡されたことの驚きか、全開に出した闘気が薄れた……。

 

 

 

「フウラ、良いのか?」

 

「あの人形はお前の……?」

 

 

 

「いいのっ! 

 

 あ・げ・る・か・ら!!」

 

 

 

「はっはあ……?」

 

「だが、あの人形は……」

 

 

 

「……っ! そうだぜ! 

 

 こいつはお前にとって大事なものなんだろ!?」

 

 

 

「死ぬほど大事なものよ!」

 

「死ぬほどって……!?」

 

 

 

「じゃあ、なおさらこいつは……!」

 

 

 

「いいのっ! あげるから!!! 

 

 私は風乗りになる!!」

 

「フウラ……」

 

 

 

「…………」

 

 

 

「それは、思い出なの。

 

 亡くなったお母さまとの思い出…………。

 

 でも、もういらないの! 

 

 私、風乗りになるの! 

 

 お母さまの後を継いで

 

 風乗りに絶対なるの!!」

 

 

 

「フウラ……お前……!」

 

 

 

「風のころもを着て、風乗りになる私と

 

 コオリさまの明日なの! 

 

 明日のためなら、思い出はいらないの!」

 

 

 

 フウラの決意はプスゴンとリュウたちの戦いの結末を変えた。

 

 敗色濃厚の展開を、フウラの決意と行動によって終わらせた……。

 

 

 

「…………う」

 

「?」

 

 

 

「うおおおおん! 

 

 泣けるじゃねえか!! 

 

 ……わかった! 

 

 ハニーと引き換えに、これをやろう!」

 

 

 

 プスゴンはバッグの中からカギのようなものを取り出し、フウラにわたした! 

 

 

 

「カギ? なんのカギなの?」

 

 

 

「このカギは、風のころもが入っている箱を開けるカギだ。

 

 それを使えば箱を開けることはできるぜ!」

 

 

 

「本当なの!?」

 

 

 

「ああ、そうだ! 

 

 なんでも盗難対策に考えて作ったものらしくてな? 

 

 それで、そのカギは()()()に守るようにって言われてここに居座るように言われたんだ!」

 

 

 

「なに?」「えっ!?」

 

 

 

「ある方……? 

 

 誰なの? その方って?」

 

 

 

「ああ、その方はななんでもよ風乗りを絶させて()()()()()()()()()()()()()()()ってワケのわからないことを言ってたんだ」

 

 

 

「ええっ!?」「何だって!?」

 

 

 

「なっなにそれ……!? 

 

 一体誰なの!?」

 

 

 

「誰って、ネルゲルって奴だよ?」

 

 

 

「ネルゲル……?」

 

 

 

「ああ、なんでも「エテーネの村」にいた()()()()()()()()()らしいんだ」

 

 

 

「竜の騎士!?」

 

「竜の騎士……!? 

 

 それはポップが言っていた……!?」

 

 

 

「オレ様もよくわからねぇが、お前の明日の方が響いたからな!」

 

 

 

「おい待ってくれ!! 

 

 その話、何処で聞いたんだ!?」

 

 

 

「なっなんだよ? 

 

 そんなのネルゲル本人から聞いたんだ! 

 

 なんでも逃げられちまったから血眼になって探してるって話を聞いてな? 

 

 よくわからないけど……」

 

 

 

「探してるって……それって!」

 

「待て、ポップ」

 

「リュウ……?」

 

「プスゴン、聞いてすまなかったな。

 

 我々も竜の騎士についてはまだわからないところが多い……。

 

 ネルゲルから、そう聞いたのか?」

 

 

 

「まあ、そんなところだ…………」

 

 

 

「そうか、結構だ」

 

 

 

「ああ、まあとにかく。

 

 オレ様はこの辺りでお暇させてもらうぜ? 

 

 愛しのハニーのことは……」

 

 

 

「いいの、風乗りになるって決めたから」

 

 

 

「……ああ、お前の決意に免じて受け取るぜ? 

 

 ハニーは丹精込めて大事にするからよ! 

 

 じゃあ、あばよ!」

 

 

 

 プスゴンは大きい窓から地上に降り立った! 

 

 

 

「……いいのか?」

 

「いいの、それにケキちゃんのことよりもお二人のことが大事だから。

 

 それに、風乗りになるって言ったからね?」

 

 

 

 フウラは箱の錠前にカギを差し込み、箱を開けた。

 

 中には「風のころも」がはいっていた! 

 

 

 

「きれい……。

 

 お母さまの……においがする……!」

 

「それが、風のころもか……」

 

「やったな、フウラ!」

 

「ありがとう、リュウさま。それにポップさま。

 

 これでようやく風乗りの儀が行えるわ!」

 

「ああ!」「そうだな!」

 

「……そうだ!」

 

 

 

 フウラは窓に近づき、口笛を吹いた! 

 

 口笛の音に反応したか、カムシカが複数現れた! 

 

 

 

「リュウさま! ポップさま! 

 

 一緒にアズランの町に戻ろう! 

 

 カムシカたちと一緒に乗ればすぐだから!」

 

「おっおう……」「そうか……!」

 

 

 

 二人は恐るながらもカムシカに乗った。

 

 

 

「よぉうし! それじゃあ、いくわよ!!」

 

「うっうわぁっ!?」

 

「おおっ!?」

 

 

 

 スイの塔から「風のころも」を手に入れた一同

 

 その後、イナミノ街道に一旦通って支度に取り掛かり始めたフウラ。

 

 リュウとポップは足早にアズランへと戻った。




次回
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