しかし、「まもの使い」カムイの登場によって逆転する。
悪魔ザイガスを倒し、ナブレット団長はこれまで成してきたことを告白した。
その後、ナブレット団長は銀の丘に行った
フッキー達も銀の丘は向かった、そこで彼らは真実を知ることになった……。
銀の丘にたどり着いたフッキー達、不思議な扉の前にはナブレット団長がたっていた……。
「悪かったなあ、ガキども。
もう大丈夫だ! そこから出てきていいぞ!」
ナブレット団長はそう言うと、扉が開いた……!
扉の中には、プディン達がいた……。
「でっでも……」
(無理ないわよね……あんなことをしたから……)
「もう、なんにもしねえよ。
ほらほら、あうちに帰りたいんだろ?」
「ナブレットさんの言う通りだよ、もう大丈夫だから?」
ナブレットをフォローをしたレオナ。
そのおかげか、子供たちは外に飛び出た!
「やったー!」「外に出られる!!」
「まっ待ってよー!」
「わーいっ!」「でられるー!」
「団長さん……ぼく、団長さんのこと信じてたよ!」
「よせやい! ケツがかゆくなるぜ!
ほれっ! さっさと出てこい!」
「うんっ!」
プディン達が外に出たことで、扉が閉められた。
「言ったろ? この扉は
フッキー・レオナ・メルル。おめえたちが悪魔ザイガスをやっつけるチャンスを持ってきたおかげで、こうして扉は開いてガキどもはおうちに帰れるんだ」
「ナブレットさん……」
「ありがとよ、本当に何から何までな……」
「えへへ、またフッキーさん達に助けてもらっちゃったね?
やっぱりチャンピオンはかっこいいや!
ありがとうっ! フッキーさん! レオナさん! メルルさん!
オルフェアのみんなを助けてくれて!」
プディン達の感謝の歓声は銀の丘に響いた……。
「……それよりも、ナブレットさん?」
「おっ? なんだい?」
「質問してもいいかしら?」
「……内容は予測できるぜ?
言ってみな?」
「……
それに、この前悪魔ザイガスが言っていたこと全てのことについて」
「……だろうな?」
「悪魔ザイガスは、オルフェアの子供たち……つまりプディン達の命を狙っていたこと……。
それはつまり、アイツが言っていたことに関係があるんじゃないかしら?」
「
「……そうだ、そこまで言うなら俺が直々に言うよ。
プディン達とおめえらに話すよ……。
むかーしむかしのお話しさね…………」
15年ほど前のこと…………。
オルフェアに、ある
その娘には、生まれつき
ある日……娘はどうしても銀の丘へ行かねばならないと……そんな予感がしたのです……。
「ほんとにヘンな扉あるし〜!?
予知っ娘⭐︎アルウェちゃんも
こんなヘンなのがほんとにあるなんて、さすがにびっくりだわあ…………。
えーとお、こんにちはぁ?
よばれてとびでたアルウェですうー!」
するとどうでしょう? まるであたかも娘が来るのを待っていたかのように、扉が開きました……。
銀の丘に現れた不思議な扉の中で
娘は「フォステイル」というプクリポから
なんでも願いがかなうノートをもらいました。
ノートにかける願いごとは3つ。
ただし、3つめの願いを書いたとき
願いを書いた者は
フォステイルは、そう語ったそうです。
「これってえ、これってえほんとなのかなあ?
えーとお…………そっか!
ためしてみちゃえばいいんだーっ。
アルウェちゃん、かしこーい!
ノートさん ノートさん。おねがーいっ!
あたし、アルウェちゃんはあ
本物のお姫様になりたいでーすっ!」
その願いを書いた娘は、本当に願いはかないました。
次の日、メギストリスのお城から使いが来て
娘を王の妃に迎えたいと、告げたのです。
それから娘はメギストリス王妃としてしあわせな日々を送っていました。
…………しかし…………
王妃の元に悪魔が現れたのです。
「お前が予知のチカラを持つ娘……アルウェにまちがいないな……?」
「ちがいまぁーすっ」
「なっなんだと!?」
「あたしはぁ、もうお姫様なんだから!
アルウェ王妃ちゃん様って、呼びなさーい」
「ふざけるなっ! 頭からバリバリ食ってやるぞ!!」
「やーん。こっわーいっ!
怒ったー怒ったー!!」
「ぐぬぬ……このバカ娘め……。まあいい!
貴様はアルウェ……」
かわいい「アルウェ王妃ちゃん様」だもーん」
「……貴様はかわいいアルウェ王妃ちゃん……様に? まちがいないな?」
「そうだけどお、あなただあれ?」
「……このアストルティアのどこかに、
そいつの居所を予知してもらおう…………!」
「えぇ〜? やだぁ。
アルウェ、そういうの予知したくなあい!」
「…………予知をしないのならそれでもよい。
その代わりに、お前殺し!
この大陸のプクリポの子供たちをかたっぱしから喰らってるまでよ!!」
「………………うぅう……。
そういう悪いことはダメよう!」
「はっはっは! あっはっはっはっはあっ!
おそろしいかぁ!? おそろしいだろう!
ならば言うことを聞け!!
竜の騎士の居所を、私のために予知をするのだっ!!」
娘は、世界におそるべき災いが
迫っていることを悟りました……。
そして、娘は不思議なチカラで
いまだアストルティアには竜の騎士が
生まれてないことも、知っていたのです……。
「……竜の騎士は……。
竜の騎士くんは、まだ生まれてないの」
「なんだとぉ!?
いいかげんなことを言うと、承知せんぞ!」
「ほんとよ! ほんとなのよ!!
…………竜の騎士くんは、まだ……いない…………。
でも、もうすぐ……これから15年の間にアストルティアのどこかに生まれるの……。
ほらあ! 予知してあげたわよおっ!
今度はあたしの言うこと、聞きなさい!」
「……なんだと?」
「…………約束して!
15年よ。15年経ったら竜の騎士は生まれてくる。
でももし見つけられなかったら
「なにっ!?」
「あとそれともう一つ!
15年間オルフェアの子には手を出しちゃダメ!!
15年後にオルフェアの子供たちみんなを食べていいけど、それまでぜったい……!!
ぜったい! ぜったいダメなのっ!!」
「…………なにを言い出すかと思えば。
たった15年ぽっち、待てばよいのだな?
悪魔にとってはほんのひと眠りよ!
よかろう。お前との契約を交わしてやろう。
これからの15年の間は、オルフェアの子供には決して手を出さん。
ただし……15年後の今日になったら、竜の騎士を見つけ出せなかった場合……好きにさせてもらうぞ……!
15年後の今日オルフェア中の子供を皆殺しにし、竜の騎士を始末してくれるわ!
ご苦労だったな、アルウェ!!
予知のほうびに、お前はいずれ
苦しまぬよう殺してやろう!!
はっはっはっ! あっはっはっはっはあ!!」
「あたし……わかるの……
竜の騎士くんは……生まれない……。
でも、15年後には……いるの。
15年後に竜の騎士くんがいるのは
あたし……わかるの…………!」
だって、
「その後、アルウェのヤツがオルフェアに里帰りして
ひとり息子の「ラグアス王子」を生んだのは
それから1年後のことだった……。
悪魔なんざと契約したせいなのか…………
ほんとのトコはわからねえが、アルウェはその後
住んでた家もろとも……。
ひと晩でミイラみてえにひからびて死んじまったと聞いてるぜ……」
「そんな……!?」
「そんなことが……!」
「じ……じゃあ、もしかしてアルウェさんはノートに
「さあなあ…………。俺にはわからねえ……。
でも、これだけは確かよ。
アルウェは、オルフェアのガキどもを悪魔から守るために15年後の今日に町中の子供をさらえと俺に頼んだのさ?
子供さえ隠しておきゃあ、演芸チャンピオンさんと流れ星のお姫様が狼男と出会って、悪魔ザイガスを倒してくれるから……ってな?」
「そうだったの……」
「つまり、僕たちがカムイさんと出会ったから?」
「そうだな……おおっと。ついつい長話になっちまったぜ?
本当にすまなかったな、フッキー。レオナ。メルル。
おめえたちには礼をしたいから
後でサーカステントに来てくれ。絶対だぜ!」
「礼……?」
「礼って……もしかして?」
「ふふふ……。おお〜い! ガキども〜!!
オルフェアの町へ帰るぞ〜!!」
プディン達はナブレット団長と共にオルフェアの町へと向かって帰った……。
「私たちも帰ろっか!」
「えっ?」
「決まってるでしょっ! お礼といったら……!!」
「……そゆことね!」
フッキーたちも、オルフェアの町へと向かって帰った……。
「ここかぁ〜!!!
悪漢ナブレットのアジトはっ!?」
パクレ警部が現れた!
「うぬう。かような場所に不似合いな
いかにもアヤシイ扉を発見…………!!
悪漢ナブレットめっ!!
神妙にお縄にかかれいっ!」
パクレ警部は扉に向かって突撃するも、急に扉が開き
パクレ警部は中に入ってしまった……。
「ななっなんであるかっ!?
このミョーな場所は…………!?
あっ開けてくれぇ〜い!!
誰か〜! 助けてえ〜っ!!!!」
次回
キーエンブレム