ネタバレ有りです。
「何っ!? その話は本当か!?」
「はい、「金剛山脈」の鉱山及び集落は壊滅。
救援に駆けつけた賢者マリーン様は「竜の騎士」と交戦するも行方不明……、その場にいた「双竜紋の騎士」もマリーン様と共に行方不明となっています」
その報せを聞いた王と騎士及び親衛隊は驚きの声が溢れていた……!
「バカな……!? 仮に双竜紋の騎士と宝石の賢者と謳われた二人はその竜の騎士に敗れたというのか!?」
「しかし、敵側に囚われている話も討ち死にされたという話がない……!!」
「探しに行きましょう! きっとどこかに身を隠して療養しているはずっ!!」
「ならぬっ!!!」
王はそう発言し、ざわめく配下たち鎮めさせた。
「王よ……!? 何故っ!?」
「不確かな情報と確信のないものに踊るでない!!
聞けばその二人には
大魔王に討ち取られる前になんとしてもだっ!! よいなっ!!」
「……っ!」
「宰相! この件、ホーローとエイドス達に伝えているか!?」
「はっ! 今しがた伝えに出したぞっ!!」
「うむ……! 竜の騎士は賢者たちに任せるとして、残るは……」
「
「うむ……!」
(
アンルシアは行方不明……!
そして
レンダーシアの
そして切り札としての竜の騎士は襲撃の最中にバシルーラによって飛ばされて消息不明状態……。
(難儀なものだ……! 王としての不甲斐なさに腹ただしいものよ……!)
そんな最中、一人の衛兵が現れた!
「っ!!? 何事だっ!?」
「吉報です!」
竜の騎士アルス様と従者ホフマン殿
発見したとのこと!!」
その報せを聞いた瞬間、その場の人たちは吃驚仰天の反応をした!!
「場所は!?」
「プクランド大陸の「プクレット村」の海岸に倒れていたところを村の人たちが助け、協会の一員の報せを受けたエイドス様が急遽現場に駆けつけ、緊急手当てを済ませ保護したとのこと!」
衛兵の伝令を聞いた瞬間、王を始めその場にいた人たちは歓喜の声が上がった!!
「そうか!! 保護したのか!!」
王は喜び、宰相たち家臣は安堵をした……。
「はい! 今しがたエイドス様は自身の隠れ家をお二人を養生させています。
出立の方はご心配や用途のこと、以上であります!」
「わかった、では協会に伝えるのだ!
「グランドタイタス号」の大強化を執り行い、竜の騎士を我ら「グランゼドーラ王国」を迎え入れる!
各々の軍は守りを固め、持久戦で持ち堪えるのだ!」
各兵は王の命により戦線に立っている軍に吉報を伝えに回った……!
(これであとはアンルシアと竜の騎士……!
その間、我らが持ち堪えれば……!!)
「…………そうか、それは仕方あるまい」
「ええ、残念ながら…………」
「……そんな、それでは!!」
隠れ家にて、エイドスとホフマンは医師から
「難儀な話じゃ……いや、無理もない話か?」
「アルス様……!」
「ただいま……」
「アルス様……っ!」
魔瘴が立ちこむ奥地からアルスが出てきた……。
「アルス……また奥に行かれたか?」
「……だから?」
「アルス様っ! これ以上は危険です!
このままではあなたの身体は……生命が持ちません!!」
「……で?」
「「で?」って……!? アルス様っ!」
「心配すんなよ? ホフマン? エイドスさん?」
そんなのバカで腑抜けの輩のすることだ……!」
!!!
ホフマンとエイドス、そして係医はアルスの生気のない瞳の奥から溢れ出る殺気と憎悪を感じ取った……!
「次でさ? 奥義が完成しそうなんだ?
アバンストラッシュの代わりになれるかなと思ってね?
魔神剣のバリエーション……汎用性高くてよかったよ……!!!」
「アルス様……!?」
「アルス、其方は……!」
「次で最後になるよ?
完成した暁に見せてやるよ?
仇敵打倒に相応しい奥義をな……!!!」
アルスの一言一言に、殺気がこぼれており
圧と怒りと憎しみが感じ取れていた……!
(アルス様…………!!)
次回
奇跡の復活