わいわいがやがや。
あーでもないこーでもない。
常より大盛り上がりの神々の遊技場ですが、最近は輪をかけて浮ついた雰囲気が漂っています。
事の発端となったのは、あの男神でした。
今までじっと
といっても、他の神のように
ある時ふと思い立ったように何かを差し出してきたかの男神。
何かと思って受け取ってみると、それは一つの
なるほど、こんなふうに関わってくるつもりか。
神々はそんなふうに思いながら
なんと
神々は悩みました。しかしやらないという選択肢はありませんでした。
せっかく彼が用意してくれたものを無碍にはしたくないという思いは当然ありましたが、それ以上に
とは言えども、です。
こういったものには相応の準備が必要なのです。
相応しき時に、相応しき場所で。もちろんそこに至るまでの
そんなこんなで神々はその
気分はさながら前夜祭といったところでしょうか。
チラリ。とある神が男神の様子を伺います。
その一柱は次の
今回の騒動の発端となった
ある意味ではもっとも彼と付き合いのある神といっていいでしょう。五十歩百歩かもしれませんが。
男神は、
何を考えているのかわからない茫洋とした瞳で、じっと
しかしその瞳の奥底には、何かを期待するような炎が灯っているように見えました。
仄暗い炎。しかし愉悦と称するには必死過ぎる。まるで懇願するかのような……
そこまで考えて、首を振りました。
彼が何を考えているのか、それはわかりませんし、問いただす気もありません。
今回の事を彼も楽しんでくれたらいいな。
ただそう思うことにしました。
神といえども万能ではなく。《宿命》や《偶然》には逆らえず。
世界がどうなるかなど、わかろうはずもないのですから。
そこまで考えると辺りを見回しました。
そして他の神々があーでもないこーでもないと話をしていてこちらを見ていないことを確認すると、