シャルロッテは〇〇が食べたい   作:火野ミライ

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お待たせしてすいません。


シャルロッテはパフェが食べたい

y月t日 天気?

 

「ユエ」、ベベ達の新しい仲間なのです!

彼女は300年ぐらい前にこのダンジョンに封印された吸血鬼。魔力がある限り再生できて、とっても強力な魔法を使うんです!! 頼りになる新しい仲間、ユエの主食はもちろん吸血鬼らしく「血」だ。

 

定期的にハジメの首筋に噛み付いて血を吸うのをよく見るです。ユエと言う名前はハジメがつけた名前で「月」を意味するとか? 初めて見た時、囚われている彼女の姿と周囲を舞う魔力の残留から月を連想させたんだって。正直、分からなくもない。

 

ちなみに彼女の服は無く、毛皮をバスタオルの様に巻き付けて移動してる。所で魔力が無くなれば再生できないなら、こんな地下深くに閉じ込める必要ありますかね? 後、ベベの事を不思議そうな目で見つめるのは辞めて欲しいです………

 

 

 

E月9日 天気?

 

せっかくだから時間が許す限りユエとの出会いについて書いていくです。

 

一つ目の巨人を瞬殺した後、彼らが守っていた扉の中へと進んだベベ達。そこで見たのは立方体の物体にとらわれた彼女だった。その姿を目にした瞬間、ハジメから「恐怖」の感情を感じたです。これはベベの予想になるんですけど、人間に酷似した吸血鬼の姿を見て日本から一緒に来たクラスメイトや王国の人達を思い出したんだと思う。

 

べべ以外に読めないけど補足しておくとハジメは学校で虐めを受けていて、異世界であるこの世界で自分だけ大した力も無く落胆の視線を受け、実践訓練で魔物(ひしめ)く「オルクス大迷宮」で火球を受けて地下深く(ベベがいた階層)に落ちたんです。火球は恐らく任意的に当てられた(予想)。

 

その件もあってか、ものすごく怯えていた。それこそ最初はユエの声が聞こえない程に。ベベを抱きしめる事でなんとか立っていられる程に弱ったハジメに対してユエは助けを求める。ベベに縋るハジメと必死に助けを求めるユエ。その間に立っている(抱きしめられている)ベベには事を見守る事しかできなかったですよ。

 

 

 

z月0日 天気?

 

続き

 

無意識に後ずさったハジメに喉をつぶす勢いで叫ぶユエ。その痛々しさに何時ぞやのハジメの姿を重ねたベべはハジメの腕から抜け出して、彼女の元に向かう事を促す。喋れないか指差し? 腕挿し?になっちゃったけど。

 

ベベが自分から行き先を指定したのは何気に初めてだったですよ。それもあってかハジメはゆっくりっとユエに近づき声をかけた。そこでユエの過去を聴く事になったんですけど、詳しい事は書かずに心にしまっとくです。

 

少なくともハジメと同じく「裏切られた過去」を持つユエを助ける事になったです。この時、今まで以上に魔力を込めるハジメ。ベベも微力ながら協力したんですよ! と言ってもホントに気持ち程度ですけど………

 

ユエを捉えていた立方体が崩れると共に疲労で座り込むハジメ。そこに「ありがとう」とお礼の言葉を伝えるユエ。その後は自己紹介をしたんです。その後はサソリもどきと戦闘になったんですけど、回復したユエに一撃「蒼天」と言う最上級魔法を皮切りに討伐。

 

こうしてベベ達に新しい仲間が出来たんです。

余談ですけど、最初ベベは魔物と思われていたらしい。ハジメから魔女と説明を受けた時は面白いぐらいに驚愕していたです。使い魔を召喚したらしばらく固まっていたと事も記述しておくですよ。

 

 

 

t月R日 天気?

 

日記を書くのは何時ぶりでしょうか?

そんな事はどうでも良くて今日はまさかのティラノサウルス(頭お花咲いてる)に遭遇したですよ!!!! 地球上では巨大隕石やら氷河期やらで絶滅したというアノ! 昔…と言うか前世で「恐竜キ○グ」をテレビで張り付いてみてたのを思い出しましたよ!(もっとまともな記憶はいまだ思い出せてない)

 

ティラノサウルスや他の恐竜も頭のお花が取れた瞬間、怒りを乗せて踏みつけてる姿にはさすがに唖然としたのです。後にその理由をベベ達は身をもって理解したのです。

 

なんと花の正体は生物に寄生し、理性の残ったまま操るモノだった。

全く、なんて下手な操りですか。操っている証拠が丸見えですし、理性が残っていたら意味ないでしょ。理性が有る様で、ない状態にして幽鬼じみた状態にし、自滅を促すのが良いんですよ! まぁ、ベベは普段口づけじゃなくて噛み殺しですし、何なら最近はハジメとユエの睡眠時のボディガードだけで戦闘はしてない……

 

アレ? なんでこんなこと書いてるんだ?? まぁ、いいです。

話を戻して、その寄生花にユエがやられました。ユエと言う戦力けん人質?鬼質? を手にし優位を得たと思った寄生花の主「Gertrud」じゃなくて、植物女がその姿を現しこちらを嘲笑う(Gertrudってなんだけ?)。

 

植物女の寄生花はベベとハジメには聞かないが迂闊に手が出せずに防戦一方。その時ユエが「私は良いから…撃って!」と叫んだです。その声を聴き、銃を向けるハジメ。その銃口は震えて照準が定まってない様子。

 

ユエと一緒に過ごすうちにベベと二人きりの時には見えなかった、人間らしい弱さを見せてくれるようになったです。互いの過去に涙を流し合い、強敵相手に言葉を交わしながら背を合わせて戦う。きっとハジメにとっては故郷の人間と一緒にいるよりも、ハジメとしていられたと思うんです。

 

そんなハジメに撃たせない為にベベはハジメの肩を踏み台にし飛び上がり、第2形態へと姿を変えながら植物女の頭部に噛み付き壁に激突。そのまま頭部を噛み千切り、植物女を殺しましたよ。植物女の頭は美味しくなかったけど、絶望に満ちた表情が見れただけ良しとしますか。

 

あ~でもやっぱ、口直しにパフェ食べたいです。




前書きにも書きましたがお待たせしてすいません。小説パート日記パートで悩みに悩んで日記パートにしました。

補足しておきますとシャルロッテと出会ったことで心の拠り所ができ、自分以外にも心配できる余裕を持てるようになりました(ただし同級生は例外とする)。
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