宇宙戦艦ヴンダー 《Reise zu einem Wunder》 作:朱色の空☁️
『AD2155✕✕✕✕国連航宙技研
極秘研究施設ガリラヤベース残留記録』の続きとなっています。
まだ残留記録の方を読んでいない方は至急ブラウザバックを推奨します。
Eyes only
結論
火星爆心地から半径300キロメートル圏内の『生物の侵入』は現段階の科学力では不可能。
その根拠として、被災範囲に展開されている正体不明の結界により、あらゆる生物の形状が崩壊する『単細胞及び多細胞生物形状崩壊現象』が発生。
通常生物が結界圏内に侵入後、橙色の液体に還元され、全ての生命活動の停止を確認した。
なお、その未知の結界と高次元宇宙空間との関係は不明。
無人機による爆心地偵察も実行されたが、センサー系統に深刻な異常が発生、通信障害発生後墜落を確認。機体全体に結界の侵食が瞬時に発生したことを光学で確認。
結界内部、及び高次元宇宙空間はこちら側の物理法則が通用しないものと推測する。
以降、調査方法の確立が完了するまで、一切の調査を凍結。
記録
2167年9月13日
月面、静かの海付近で異常重力場と特異点の発生を確認
10秒後、月面に振動を確認。真空環境下で少年1人を保護。人型兵器『仮称 Mark.6』、巨大な赤い槍『カシウスの槍』を隔離。
(我々の命名した名称ではなく、月面で保護した少年の証言である)
国連により月面にMark.6調査用仮設基地『タブハベース』が設営。
Mark.6の基本構造はガリラヤベースの巨人と同一であり、スーパーソレノイド機関の実装を確認。
Mark.6は基本的には少年の操縦により動くのではなく、人外と推定される少年の能力によって稼働しているものと推測。
これにより最重要指定遺物として隔離、情報の外部流出防止措置の後、封印。
少年を地球に移送、国連管理下で軟禁状態による管理を開始。
2170年✕✕月✕✕日
京都大学形而上生物学研究室の提案により、少年とmark6による火星爆心地調査を開始。
同年
Mark6爆心地に侵入、形状崩壊なし。Mark6周辺に空間の相転移の発生を確認。詳細な性質は不明。しかし、その特殊力場を使用して結界を押し退けていることは推測により判明。
少年の供述によると、「心の壁」と呼ばれるものとのこと。対象の物体に対して、恐怖、拒絶などの負の感情を指向することにより発生する壁であり、全生物が「身体形状の固定」に使用しているとのこと。
この空間相転移防壁を以後、「絶対恐怖領域(Absolute Teller Field)」と呼称する。
Mark6の観測機器によると、爆心地付近で巨人の肉片及び我々の観測機器では観測不能な電磁波波長(?)を確認。
少年の証言によると『魂』と呼称されるものとの事。
Mark.6により、巨人の肉片多数を回収。月面での検査の結果、ガリラヤベースにて調査されていた巨人と同質の物体と判明。
国連直下財団法人Seeleの資金援助により、ガリラヤの巨人のコピーを試験的に製造開始。
これと並行して、巨人の人為的操作の目指した操縦システムを、Mark6を参考に制作。操縦試験時に、搭乗員の精神崩壊を確認、付属パイロットの制作が開始された。
プロジェクトSOE
仮称、汎用人型機動兵器の開発が開始された。
その少年の名は
渚カヲル
Mark6専属パイロット
暫定コード『ゼロチルドレン』
「この世界で会える時を楽しみにしてるよ。碇シンジ君……」
サイドストーリー2本目です。
国連が見つけたMark6はどこからやってきたのでしょうか
意味深なカヲル君のセリフ、今後どうなるのでしょうか?
書いてて思ったのですが、これはかなりの爆弾だなあと思いました。
リクとハルナが真実を知る日は近いかもしれませんね。
現在第4章を執筆中ですが、やはり試験の方が大切ですね。
学生の皆様、勉強頑張ってください!
社会人の皆様、仕事頑張ってください!
とりあえず、書けるとき(大抵深夜帯)に書いてるので、
「ペース落ち→アイディア枯渇」はなさそうです。
この話が一体いつまで書き続けるかはわかりませんが、完結までちゃんと持っていきます。
それまでこの小説にお付き合いいただければ幸いです。
では、次章でお会いしましょう