宇宙戦艦ヴンダー 《Reise zu einem Wunder》 作:朱色の空☁️
そして第7章!あと2章で完結です!
ガトランティスの書くので頑張らないと……
来るべき、阻まれる者
宙に波が立つ。
一隻の次元潜航艦が、境界面に波しぶきを立てて浮上していく。
目の前に映るのは、母なる星、しかし、その姿は決して美しいものではない。デスラー総統の目にはそう映った。
「この星にしがみついて何になる」
既に老いた緑の星は、サレザーの日を浴びて、その輪郭を輝かせている。
しかし、その目はガミラスを見ているように見えて、その奥でのぞく星を見ていた。
『まもなく大気圏に突入します。艦内にお戻りください』
「ゼーリックに同調した反乱分子もすべて内偵済みです」
「まもなく一掃されることでしょう」
暗殺から身を隠し、長らく死亡したと思われていたデスラー総統はその玉座に再び君臨した。
ゼーリックの暗殺は全軍と閣僚に伝わり、ゼーリックは自身の腹心であるゲールに射殺され、ゼーリック派の人間はまとめて検挙、ギムレーが長官を務める親衛隊によって掃討されることとなった。
「君には、不愉快な思いをさせてしまった」
「……いえ」
総統暗殺の嫌疑が晴れその際に下された死刑判決が撤回されたことにより、ドメルは長きにわたった拘束から解放された。
その間あらゆる情報を遮断され、自身が拘束されていた間に何があったのかは知らなかった。
「しかし、これで総統の治世も盤石という事ですね」
「主力艦隊を90日の彼方に置き去りにしておいてか」
それは尤もなことで、今現在の懸案事項である。
「バランは、ゲシュタムの門を統括する超航法ネットワークの中枢です。これを破壊されたため通常のゲシュ・タム航法による航行に頼らざるを得ず、我々の基幹艦隊の大半はまだ、この宙域になります」
「本国に戻るには、最低でも3か月は要することになります」
全てのゲートはそのエネルギープラントからのエネルギーによって稼働するため、現状ゲートは稼働不能。
そしてバランから大マゼラン正面に直接向かう事の可能なゲートはそれそのものが破壊されてしまい、現状通常のゲシュタムジャンプを何度も繰り返すしかなくなっている。
「総統、一言、お命じ下さい。ヴンダーを沈めよと」
「やってくれるか?」
「それが、私の成すべきことです」
「お前のために精鋭を取り揃えておいた。作戦が終了した暁には、奥方も罪一等を減じられるであろう」
「ご配慮感謝します。ヒス副総統」
今現在もドメルの妻である「エリーサ・ドメル」は反政府運動加担の疑いで有罪判決が下されたままだ。
その撤回の申しは、今のドメルにとっては何よりも願っていたことだった。
「エルク、君にはもう一つ、頼みたいことがある」
その目は、望みを含んだ目立った。
「すまなかった」
「えっちょっと顔上げて?!」
「自ら結んだ約束を自ら破ってしまった。ユリーシャもサーシャさんも、僕らが結んだ約束で信頼して波動砲搭載を容認してくれた。それなのに僕らは、一方的に信頼を破ってしまった」
波動砲を惑星に向けた。惑星破壊を狙ったことではなかったが、惑星に向けたことは事実。戦略上必要だったとはいえ、条約に抵触したことは変えられない。
イスカンダルとの信頼を一方的に破ってしまったことにけじめをつけるため、ハルナとリク、真田と沖田艦長はユリーシャと岬に憑依したサーシャに頭を下げていた。
「ムツキリクさん、あの状況では波動砲を戦術に組み込む以外に突破する方法がなかったこと、条約を自ら破ることも覚悟して全員の意志で運用したことも知っています。全て、コダイさんが伝えてくれました」
「古代くんが?」
「はい、彼は何か抱えていますが、十中八九波動砲の事でしょう。今回の事は、スターシャ姉様は難色を示されることでしょう。ですが、決して惑星を壊そうとして発射したことではないという事を、私達の方から説明を行います」
少し不安な目をしたサーシャは、リクの目をまっすぐに見て、そう紡いだ。
「お願いします。……と言えるような立場じゃないですが」
「私たちが恐れたのは波動砲の力に溺れるということで、今回のことを私達から非難するつもりはありません」
そう言い切ってサーシャは、岬に体を返した。
「サーシャさんは?」
意識が体に戻ってきた岬はリクに聞いた。
「今回のことを非難するつもりはないそうだ。ユリーシャ、ありがとう」
「あなた達はあくまでも生き残るために使っていることは、今までを見ればわかるわ」
まっすぐ前を見るユリーシャの目は、嘘偽りの染みのない目だった。
Wunder第2船体アレイアンテナ基部観測室は、談笑の場としてだけなく、星を見るのにはうってつけの位置だった。
銀河間空間が望めるその虚空を眺めながら、古代は何かを考えていた。
「古代くん」
「睦月さん?」
「ちょっといいかな?」
あの後リクは古代を探し回った結果、古代はアレイアンテナ基部の観測室で考え事をしていた。
そんな古代を連れて向かった先は、実験農場だった。
「やっぱり、気にしているんだね」
「ユリーシャさんにサーシャさんとの信頼とも呼べるあの条約を何の相談もなく破ってしまったことに、責任を感じています」
「それは皆そうだ。忌むべき力は忌まれるのに値するほどの力を持ち、使い手の覚悟が否応にも試されてしまう」
土の匂い、青々としたスイカの葉が生い茂り、古代は腕まくりをしてスイカの玉返しをしていた。
邪魔の入らないような場所を探した結果実験農場に目が止まり、そこで作物の世話の傍ら話すこととなり、しゃがみこんで葉を触る古代の傍らリクはホースで水を撒いていた。
「古代君。君は、核のカバンというものを知っているかい?」
ホースで水を撒きながらリクは不意に古代に問いかけた。
「核のカバン……ですか?」
聞きなれない言葉に首を傾げるが、流石に「核」という言葉が入っているから不穏な物だと察してしまう。
「簡単に言えば、いつでもどこでも核兵器が発射できてしまうカバンだ。まだ世界が核兵器の保有を継続していたころの話だ」
20世紀終盤、冷戦と呼ばれる一触即発状態に世界が包まれた時、大国は発射ボタンを持ち睨み合っていた。一度握ったらその力に魅入られて手放せなくなるその力は、一発も放たれることはなかったがその持ち得るプレッシャーを存分に振り撒いた。
「21世紀ごろの話ですね。戦争らしい戦争が消えて平和がやって来た頃でしたか?」
「そう。核兵器自体は大戦中に生み出されたらしいけど、それが極東の日本で初めて戦争に投入され、その威力が判明した」
それを語るリクの目はどこか悲しげで、ここではないどこかを見ているような雰囲気だった。実際には見ていないし、もう200年は昔の事だ。それでも今と繋がることがあるのか、それを想う眼だ。
「その威力に使った本人も驚愕していたが、それを政治や反撃のためのカード、威圧用、あるいは挑発に用いることも考えた。アメリカは、歴史上反撃のカードや威圧のために用いていたらしいけど、本気で使おうと考えていた国もある」
「主にアメリカやロシアの大統領が外交時に持ち歩いていて、外交時に自国が外からの攻撃に合ったときに、報復として発射命令が出せるようにしていたらしい。幸いなことに、実際に使用されたことは一度もないけどね」
眉をハの字にして困ったような笑みを浮かべたリクだったが、それとは一転して深刻そうな顔となった。
「発射承認は、大統領と国防長官の2人行うが、大統領の発射命令を受けた国防長官は、その命令が、大統領からの物かどうかを判断するのみ。つまり、発射命令は大統領しか出せない、大統領ただ一人がその責務を負う事となり、その判断1つで敵を跡形もなく吹き飛ばすことも出来てしまう」
「なぜ波動砲発射時に、3人分の認証が必要か、考えたことはある?」
ホースの蛇口を止め、リクは古代の方に振り返った。
その問いに古代は、一瞬思索した後にこう答えた。
「それは、強大すぎる力に制限を設けたかったからですか?」
「半分正解かな。Wunderを条約型戦艦とすることも含めてこのシステムを組み込んだ。でも、もう半分は……」
そしてまっすぐに古代の目を見据えたリクはこう続けた。
「たった一人に引き金を引かせない、背負わせないためなんだ。最終的に「コントローラーの引き金を引く」のはどうしてもその席に座っている古代くんになってしまうけど、艦長と真田さん、そして全員が『撃つ』という意思を見せてあれは初めて発射可能となる。3人分の認証はその意思表示の役割を持たせてある。これだと意思決定者本人の優劣に大きく左右されてしまうけど、これなら本当に必要な時に正しく運用できると考えた。これはあくまで地球目線からの考え方だから、スターシャさんがなんて言うかは分からないけどね」
リク本人は、波動砲発射承認システム構築時に「核兵器の発射システム」を参考にしていた。
しかし、それは「お手本にした」という事ではなく、「もっと別の意味で参考にしていた」という事。
たった一人に委ねてしまうという事を危惧したことで、この意思決定者3人による認証を取り付けた。
「あれは、君だけが全て背負う様な物じゃない。使い手の覚悟が試される兵器だけど、誰も『誰か1人が全てを背負わなければならない』なんて考えていない。勝手かもしれないけど、あれを創った僕らの言葉を聞いてほしい」
そう言いながら、徐に冷蔵庫まで歩いていき、そこから取り出したドリンクボトルを古代に差し出した。
「君が背負おうとしている物は、皆背負っている。僕らもだ」
それを受け取った古代の顔は、少しだけ晴れた顔をしていた。
『クダン司令、お待たせして申し訳ありません』
「いいや、これ程の短期間でよく特定してくれた、感謝している」
フリングホルニの艦橋で通信モニターに向かうのはクダン司令。補給を終え、ディッツ提督の側近からの報告が来るまでは、暫定的ではあるが大マゼラン方面に舵を切っていた第101艦隊は、この通信を受けてすべての艦が足を止めていた。
『もったいないお言葉です。ディッツ提督が更迭されてからの護送経路を洗い出し、収監先の収容所惑星の特定に成功しました。第17収容所惑星・レプタポーダ、そこが、提督の収監先です』
それは大マゼランのサレザー恒星系に比較的近くに位置する恒星系、その惑星の一つだった。
ガミラスの政治犯、軍規違反による罪人などは、基本的に本星から収容所惑星に強制的に送還されてしまう。
総統暗殺容疑の濡れ衣を着せられたディッツ提督は、「政治犯」とされて収容所惑星行きとなった。
「レプタポーダか、よりにもよってガトランティス人の収容もしているあそこか……」
『はい。ですが、司令の艦隊が直接出向いて反乱を仕掛けても、あそこの常備戦力で押し返されるでしょう』
「そこなのだ。軌道上からの降下でプレッシャーを与えられても、それが内部まで波及するとは考えにくい」
『そこでです。私の方で少し仕掛けることにしました。囚人の房を開放して混乱を起こすことも考えています』
「……君、本当にガルの側近なのか?」
かなり突飛な考えに、思わずクダンも呆れた。
『私も少々頭に来ていまして、やれることなら何でもやろうという所存です』
その突飛なことを言い出した側近はなかなか凄みのある顔をしている。
「命は大事にしたまえ。またあいつの側近をするのだろう?」
『もちろんです』
大きくうなずく側近を見るなり、クダンはディッツの人柄の良さを高く評価していた。
「君にその仕掛けの準備を任せたい。こちらもレプタポーダに向かう」
『お任せください。クダン司令』
通信を終えたクダンは通信を開きオープン回線で全艦に呼びかけた。
「諸君、そのままで聞いて欲しい。私はアウル・クダンだ。これは、正規の作戦に従ったものでは無い。それに上から命令があった訳でもない。反乱と見受けられてもおかしくは無い。それでも私は、最も信頼する者を、最も信頼する友を助けたい。どうか、この齢50の変わり者に免じて、共に来てもらいたい」
「これより艦隊旗艦フリングホルニは収監中の航宙艦隊総司令ガル・ディッツの解放へ動くべく、第17収容所惑星へ舵を切る。どうか同じ志を持つ者たちよ、私と共に来てもらいたい」
回線を切り、マイクを置いたクダンは大きく息をした。
「司令。ディッツ提督には我々もお世話になってます。そのまま置いていくような人間は少なくともこの艦隊にはいませんよ?」
操舵手が舵輪片手に笑いながら言い、艦橋要員が異口同音にそう言う。
「叔父様、行きましょう。あの演説は、司令としての言葉じゃなく、アウル・クダン1個人としての言葉でした。心は伝わります」
「お前にそう言って貰えるとわなぁ……長いこと軍人として生きてきた甲斐があったよ。……進路0-3-0、レプタポーダに向かう!」
フリングホルニが進路を変更し、ゲシュタム機関のエネルギーを推進力へと転化していく。
それに習って全ての直衛艦が進路を変え、フリングホルニに随伴していく。
「全艦進路変更を確認!」
「皆……ありがとう。では、向かうとするか」
この演説は後の世で「フリングホルニの意思」と呼ばれ、語り継がれるのであった。
「まさか、テロンのあの船にイスカンダルのお方が……」
「前にセレステラがバランに来ていたことがあったな」
総統府からエアカーで出発したドメルとハイデルンは、外殻から望める夜空を見ていた。
「確か、アケーリアス遺跡の調査という事で来ていましたな」
「あの時、遺跡を起動させてヴンダーの内部の情報を取得したらしい。そこにイスカンダル人が乗艦しているという情報を得ていたようだ」
「まさか、そんなことが」
「あの女は魔女だからな、おかげで仕事が一つ増えた」
その外殻に開いた穴からゆっくりと降下していく艦隊が望めるが、不思議と空母しかいなかった。
はたから見れば壮観な光景だが、これには現在のガミラスの戦力事情が大きく関わってきている。
「バルグレイ、ランベア、シュデルグにバルメス。そしてどっちつかずで終わったダロルドとナグルファルか」
ドックに停泊した艦を眺めながら歩くゲットーは、偏り具合に思わずため息を漏らした。
「なんだよ空母が6隻のみかよ」
空母のみで出来ることと言えば随分と限られてしまう。駆逐艦、軽巡、重巡がいないのだから、ガミラスの十八番である高機動雷撃戦闘は今回は封印されてしまう。
「ぼやくなバーガー」
「本土防衛艦隊は親衛隊が牛耳っている。こちらに艦隊を回すような余裕はないのだろう。おかげで空母護衛艦隊の編成も出来ないな」
本来空母は艦載機運用能力に特化していることもあり、例外はあれど殆どは自衛能力に乏しい。
だが、宇宙空間では空母にもある程度の戦闘能力が求められることもあり、各艦それなりの自衛武装を積んでいる。それでも本格的な砲戦能力を搭載しているわけでもない。
それを補うために空母護衛艦隊と隊列を組んで戦闘に投入されるのが一般的なのだが、現状それすらできない。
すべては超空間ネットワークを破壊、もしくは機能停止されたことによる大損害だ。
「だが駒はある。これでやれというならこれでやるしかないな」
「船はいいとして、子供と年寄りしかいないじゃないか」
「精鋭が聞いて呆れるな」
「おお! バーレン!」
1人の老兵の存在に気付いたハイデルンは、その老兵のもとに駆け出した。
「ハイデルンか?!」
その老兵、バーレンと呼ばれた老兵はハイデルンの存在に気付いて顔が明るくなった。
「生きているとは思わなかったぞ?!」
「貴様こそこの死にぞこない!」
お互いの生還を喜んでいるが、聞く限り本当に再開の挨拶かと耳を疑いたくなる。が、互いに肩をたたき合い歯を見せ満面の笑みを浮かべているあたり、これには前例があるのだろう。
「オルニ戦役以来だな」
「そうなりますな」
「船は古く、兵は幼い。やれるか?」
「兵は戦場で一人前になるとおっしゃられたのは閣下でしたな」
「頼むぞ」
「ザーベルク!」
バーレンとドメルはかつて同じ宙で戦場を共にしている。
それ故ハイデルンとドメルの関係の様に、互いを知ったうえでこう話すことが出来る。
「気をぉ~付け~!」
独特な訛り声が響き、次元潜航艦の目の前にはクルーが整列していた。
今回の作戦には次元潜航艦も投入される。だが、それはやはり戦闘目的ではなく、デスラー総統がドメルに頼んだとある頼みも今回の召集の原因でもある。
(イスカンダルのお方が?)
(ミレーネル・リンケ特務官の残した記録では、イスカンダル人が2名乗艦している。彼女らの保護を君に任せたい。そのために必要な戦力があれば私が動かそう)
(2名……ですか?)
(そうだ。最悪1名でも構わない。君の神殺しを陽動に使う様で済まないが、頼まれてほしい)
(……このドメル、一命に賭けて)
「また、貴様の手を借りる。フラーケン」
「バレラスは空気が悪い。願ってもないです」
ドメルに冤罪がかけられる前に、フラーケンはドメルの元で動いていた。
今回も断層内からの索敵と、その特命を頼んである。
「あれは、ザルツの?」
珍しいことに、ガミラス人に混ざってザルツ人の部隊が整列していた。
「2等臣民の部隊?」
「惑星ザルツの義勇兵だな」
ガミラスの属国となっているザルツ人……通称「2等ガミラス人」はガミラスの軍事侵攻時に勇敢に戦い、決して過小評価することのできない戦いをした。
それが認められて、2等ガミラスとしての権利が与えられている。
「B特殊戦群所属、第442特務小隊であります」
隊長のゲルト・ベルガーがドメルにガミラス式の敬礼をする。
「諸君らには、極めて重要な任務を任せたい。我々に出来なくて、諸君らだからこそ可能な作戦だ」
「ガミラスのため、全力を尽くします」
「ホントに信用できるのかね?」
バーガーが疑念をぶつける。
ガミラスから見てザルツは占領地と見られもする。このような重要な作戦にそのような人間を招集するとはいかがなものか、そう感じたのだろう。
「青き花咲く大地、気高き我が故郷よ」
それに対しての答えと見るべきだろうか、小隊の一人、ノラン・オシェットがガミラスの国歌を声高らかに歌い始めた。
ガミラスへの愛国心に上も下もない。自分たちは見た目が違ってて尚且つ周りが思っているように占領地の人間だ。それでもガミラス人だ。
「響け歓喜の歌」
「永遠のかごは我らとともにあり続けん」
その圧に押されて、周りのガミラス軍人もそろって国歌を歌う。
「ガーレガミロン。称えよ所国の所業を」
ドックに響き渡る国歌はその一帯を占拠し、神殺しに集まった全ての兵に響き渡った。
「ここに居たのですね」
「勝手に外に行くと危ないのよ? サーシャ姉さま」
どこかに行ってしまったサーシャを探しに艦内中を探し回った星名とユリーシャは、遂に艦外で星を見ているサーシャを発見した。
「ごめんねユリーシャ。外の星が余りにもきれいだから、つい外に出てみたの」
前方に見えるのはタランチュラ星雲。大マゼランの玄関口ともいえる星雲が目の前に広がり、サーシャを探しに来た星名とユリーシャも目を奪われる。
「それに、ミサキの体を借りている間なら、私だけじゃなくてミサキにも見せてあげられるでしょ?」
「ごめんなさいね、ホシナ。ミサキは、貴方にぎゅってしてもらいたいみたいよ?」
それが何なのか分からないけど、とりあえずやってほしそうだったかサーシャは素直に星名に伝えた。
意味を理解していた星名は赤面し、「とある2人組の前例」もあって、そういうネタには敏感となったユリーシャはにやにやするのであった。
「私にはよくわからない。けど、この子がそう望んでいるみたいだから、そうしてあげて?」
_______________
Wunderを再び迎撃するために、ドメルは手持ちの空母とドメラーズ三世を海上軍港に持ち込んだ。
「待ちかねたよ。君のご所望の物は、用意してある」
そう出迎えたタランは早速、備え付けリフトにドメルを招いて上へと上がった。
別のドックではガイペロン級4隻には艦載機を、そしてゲルバデス級2隻に何やら物々しいサイズの機体の搭載作業が行われている。
「最高機密の試作兵器、まったく兵器開発局を説き伏せるのには苦労したぞ?」
「感謝します」
リフトに乗ってドメラーズ三世の艦橋上部を眺めるドメルとタランは投光器のような物を見ていた。
それが艦橋上部に設置され、作業員が艦橋に上り設置作業に係っている。
明らかにただの投光器ではない。最高機密とタランが言うとおり、これは戦争に革命をもたらすようなものだ。
「まあいいさ、君の合理的我儘には慣れてる。今までもそれで勝ってきたようなものだからな。……しかし、あんなものも使うのかい? あれは兵器じゃないはずだが……」
タランの目に映るのは、巨大なドリル上の弾頭を搭載したミサイルのような物だった。ミサイルのようなものと言ったのは、そもそも兵器ではないからである。
それが重爆撃機ガルントに懸架されて、ゲルバデス級航宙戦闘母艦のダロルドとナグルファルの甲板上に固定された。
「はい。Wunder攻略にはあれが使えると閃きました。ちょうど2つです」
「なるほど……それと、あれは出来れば使うのは本当はよした方が良い、本当に持っていくのかい?」
リフトから降りたドメルとタランはドックに降り立ち、艦底部を眺めた。
巨大な筒のようだが、Wunderの48㎝ショックカノン、その砲身のようにも見える。
だが大きすぎる。とても48㎝に見えない大きさで、砲身がドメラーズの4分の1にもなる巨砲だ。
「はい」
「試作の末に生まれて欠陥品の烙印を押されたはずなのだが、君のお眼鏡にかなうのはどうして変わったものばかりなのかな? ……一応発射出来るようには改造した。普通の陽電子ビーム砲塔とはわけが違う、短時間での連射は無理だ。インターバルにそれなりの時間が必要だ」
リフトアップされたドメラーズ三世の巨体を見上げたタランは、苦笑いしながらその兵器を眺めた。
あまりにも長大な砲身、リボルバーの弾倉状に装填された陽電子ビーム発振システム。あたかも巨大なリボルバーだ。
(……本来あれはあの方の兵器の試作。陽電子砲とはわけが違うが、砲身に限れば何十発撃とうがびくともしない。上手く使ってくれ)
「大マゼラン星雲の玄関口に位置するこのタランチュラ星雲は、濃密な星間物質とイオンの嵐が吹き荒れる危険な宙域です。おまけに宇宙ジェットの噴出も確認されています。幸いなことに、宇宙ジェットの中心に位置する天体は全て原始星で、超大質量ブラックホールなどの存在はありませんでした」
この航海始まって以来の最も危険な宙域と形容できるほどのタランチュラ星雲。名前に違わぬ凶悪さは、宇宙ジェットという現象で表現されている。
宇宙ジェットは、激しい天体活動がプラズマ上のガスを一方硬貨双方向に噴出する危険な現象。分かりやすく説明すると、恒星が自前でビームを発射しているのだ。それもプラズマ。影響を受ければWunderも決して無事では済まない。
「すでに、コスモレーダーに障害が出始めています」
たとえ余波を食らうだけでもグリーゼ581の時みたいに電子機器に障害が発生しかねない。
「この星雲を構成する七つの恒星系、便宜上、七色星団と呼称しますが、現状、この宙域を突っ切ることが、最短経路です」
「ワープで飛び越えられないんですか?」
「最大ワープでも飛び越えられない。全体領域が余りにも広すぎる」
七つの恒星系を飛び越えることくらいわけない。だが今回はその恒星間の宙域が相当離れていて、最大ワープでの跳躍距離を優に超える。
その恒星間の宙域は、イオン乱流が入り乱れていて、その奔流に飲まれれば終わり。
Wunderはガミラスを退けながら航海を続けてきたが、自然だけは退けられない。
宇宙というあまりにも巨大なスケールの前ではどうにもならなず、せいぜい波動砲でフレアを薙ぎ払えたくらい。それでも脅威を直接排除することは出来ず、言うならば「躱すなりはねのけて隙をついて退避してきた」
「突破するのは、難しそうだな」
「そこで迂回ルートを策定してみたのですが、どうしてもコースが限られてしまいます。ここが大マゼランの玄関口という事もあり、彼らはこの宙域を我々よりもよく知っているとみて間違いないでしょう」
大マゼランはガミラスの領土と言っても差し支えない。バランにあれだけ集結させられるだけの戦力を持ち、銀河系に攻め込める以上、少なくとも大マゼラン一帯は既にガミラスが統一していることだろう。
「現在のガミラスの勢力としては、大小マゼランは既に統一されています。そのうえ、勢力範囲の維持のための戦力がギリギリというのが現実です」
ガミラスの事情をスターシャから聞いていたサーシャによると、領土拡大を急ぎすぎた影響で戦力がカツカツという事らしい。
「領土の急速拡大で、配備戦力の余裕が少なくなっているという事か、そこまで領土拡大して、何故マゼラン近傍からじわじわではなく、遠く離れた天の川銀河に来たんだ?」
「それもそうです。わざわざ銀河系の太陽系にまで来なくても、銀河系の衛星銀河辺りから地道に侵略していけばいいのですが、何故太陽系なのかが分かりません」
ここまで大マゼラン星雲についての説明をしてこなかったが、大マゼラン星雲は、天の川銀河を中心にして回ってる、言わば「衛星銀河」という星雲で、天の川銀河と大マゼラン星雲は「恒星とそれを周回する惑星」という関係だ。
今までの航海は、天の川銀河とそれを周回する大マゼランの位置関係も重要になっていて、2199年時での太陽系の位置、銀河系同士の位置関係、そして航海時の時間経過による大マゼランの公転による位置補正、大マゼランは秒速400㎞という圧倒的な公転速度で周回していてる。これは宇宙規模では微々たるものかもしれないが、動き続ける目標地を目指している以上無視はできない。そして大マゼラン星雲が棒状銀河や渦巻き型銀河の特性をわずかなが保有していることも加味して、サレザーがどのようにして星雲内を公転しているのか、そこから算出される星雲内での正確な位置情報も込みで航路図が作成されている。
さらに航海日程の遅れやエンジン出力の事も加味して定期的に航路図と日程を確認してその都度航路を引き直している。
これも全てWunderの高度な観測があってのことだが、それを扱う人の技術も高度である。
「その議論は後でじっくり行うとして、方針としてはここを突破するという事ですね」
「バラン星で一歩先んずることが出来たといって、ここで迂回を選べば、奴らに付け入る隙を与え、兵を集める余裕を与えかねん。その上で防衛線を展開されては、ガミラスの規模を考えれば広大な防衛網を敷かれかねない」
「我々もこの死地を突破することも敵は想像もつかないでしょうね」
「だが懸念点が一つ存在する。仮に我々を迎撃する司令官が中性子星の戦いと同じ司令官なら、儂の思考が読まれている可能性がある」
「あれだけの艦隊を誤射無しで運用している以上、敵は相当な切れ者と思います。戦略家として沖田艦長と同等ならば、予測されていてもおかしくありません」
「……いずれにせよ、この宙域を突破する。総員第一種戦闘配置を維持しつつ星団を通過。現状稼働可能な全ての火器を立ち上げ、命令があり次第直ちに発射可能な状況を維持、対空警戒を厳とせよ」
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ややノイズが混じった古いホロ映像を見つめるドメル。その目は懐かしむような決意を帯びたような目だ。
息子を幼くして亡くし、最愛の妻はまだ投獄されたまま。
Wunderを落とせば妻は減刑される。ならば再戦を果たし、そしてこの祖国に報いる。それだけだった。
『バルグレイ、発進準備完了』
『ランベア、発進準備完了』
『シュデルグ、発進準備完了』
『バルメス、発進準備完了』
『ナグルファル、発進準備完了』
『ダロルド、発進準備完了』
一等航宙戦闘艦1隻、多層式航宙母艦が4隻、航宙戦闘母艦が2隻。現在のガミラスの戦力事情があるとはいえ、あまりにも偏った戦力だ。だが与えられた戦力で「最大限の備えとWunder対策」を行った。
「全艦、発進準備完了」
ハイデルンが各艦からの状況を通信で受け取り、ドメルに準備完了と伝える。
「全艦発進せよ」
ドメルの命令で全ての船がドックから離床して、スラスターを噴射する。
ドメラーズ三世も浮上して降着装置を艦底部にしまい、空母船隊の後に続く。
サレザーの陽光を背に受け、6隻の船は高く高く上り続ける。
その前方には巨大な何かがその宙域に鎮座している。
「艦隊、第2バレラスを通過します」
第2バレラス。その名と通り第2の帝都とも呼称してもいいその異様なまでに巨大なものは、ガミラスとイスカンダルのラグランジュポイントL1に位置する巨大な空間起動要塞都市。
巨大な岩盤を丸ごと切り取り、そのまま空高くに浮かべたようなその見た目は、ガラス張りの居住区に数多のビルを生やし、「都市」としての役割を果たしている。
「これより針路を通達する。コース728、目標、七色星団」
ドメル艦隊、否、神殺しの艦隊が向かう先は魔の宙域「七色星団」Wunderがそこを通ると確信しているであろうドメルの目は、迷いがなかった。
「しかし、こんな魔の宙域を突っ切って来るでしょうか?」
「ヴンダーの艦長が私の予想通りの男ならば、必ず七色星団を突っ切ってくる。我々に時間を与えずにひたすら前に進む。一戦交えた時に、そう感じた」
確信を持った目でまっすぐ宙を見るドメルの横顔を見て、ハイデルンも疑念を捨てた。
「では、それに我々は賭けましょうか。コース728にゲシュタムアウトを設定! 全艦ジャンプに入れ!」
全ての艦がエンジン出力を上げ、ガミラス艦独特の赤いワームホールに突入、そのまま七色星団へ向かっていく。
「ワープアウト! 現在位置、7thA恒星近傍!」
七色星団にワープで飛び込んだWunderは、そのイオンの流れの中に飛び込んだ。
あえて危険な宙域に飛び込むこととなり、総員には船外服の着用と、ベルトで体を座席への固定が命じられている。
「電離圧、濃度高い!」
「舵を手動に移行!」
「レーダー、センサともに感度良くない! 光学モードに切り替える!」
レーダー手の西条がレーダーの切り替えを行い、ノイズが混じるレーダー表示が正常になった。
「すべての観測機器を耐EM防御に切り替えるわ!」
さらに宇宙ジェットのプラズマによる放電対策で、赤木博士が全ての観測機器を耐EM防御に切り替える。
グリーゼ581でのビルケランド電流の事もあり、電子機器の損傷対策として観測機器に耐EM防御機能を実装。艦外で発生した大出力電流、超高電圧にもある程度の耐性を付けることに成功した。
「切り替え完了まで30秒! しばし時間下さい!」
その傍らで、椅子が足りずに非常時の備品のベルトで赤木博士の椅子に体を固定するマリは、耐EM防御への移行状況を確認する。
その為戦闘艦橋のみを無重力にして人員を無理矢理増やし、艦橋内で出来ることを増やしている。
荒れ放題の宙域に船は揉まれ、姿勢制御スラスターでも抑えられない揺れに襲われ、艦橋要員にはベルト着用が命じられた。
外部環境がモニター越しに視認できる戦闘艦橋。だがそこに映るのは、煙幕にでも覆われたかのような景色。
「不可視波長での視野は?!」
「センサー情報統合して出します!」
こちらも椅子が足りずに、真田の座席にベルトで腰を括り付けているリクとハルナが、手持ちのタブレットで情報を統合し、全周スクリーンに転送して展開する。
スクリーンに映る外部映像に、イオン濃度や熱源、そして現状判明しているイオンの流れがプロジェクションマッピングのように重ねて表示された。
「ブラッシュアップした物に更新するので少々時間をください!」
リクとハルナが各種情報を解析してさらなる細部の数値化を続ける。
「頼りは光学モードとこの環境データか」
「まるで大昔の洋上艦だな」
いつものレーダーが効かず、各種センサーと目視で進むしかない酷い状況のなか、荒れた海をWunderは勇敢に突き進んでいく。
「ホントにこの状況で仕掛けてくるんでしょうか?」
「来るも何も、この状況で仕掛けられたら、迎え撃てるのは俺らだ」
「でも、赤白戦乙女は置いていくんですよね?」
「ああ、あの2人は切り札だ。専用機の改造は、副長と睦月夫妻に頭下げて突貫で進めてもらった。コスモゼロ改と重武装型EURO2、みんな大好き山盛り状態の機体だ」
「あんなに乗せて大丈夫だったんすか?」
「EURO2の推力は普通のファルコンを凌ぐ。推力が許すかぎり乗せたんだろ。それに……式波二尉はあれも使うつもりだろう」
「あれですか……赤木博士からちょろっと聞きましたけど、あれ人を殺しかねないんですよね?」
「俺も見たのはあのシミュレータだがな、相当なものだ。……あれは人用に作られたような物じゃない」
「止めないんですか?」
「それを聞いて止まるような人間じゃない。それに、「あれ用」に博士が二尉に作っていたからな」
「それでどれだけいけるか……ってとこです」
「無駄口叩くなお前ら。出撃命令が下れば秒で戦場だ、構えてろ」
「上は大荒れここは穏やか、静かなものだな」
「流石にここが荒れるなんて有り得ませんからねぇ?」
超空間プローブを境界面から露出させ、通常空間の様子を伺う次元潜航艦は、誰にも侵略されない次元断層で黙々と待っていた。
「連中、ここ通るんすか?」
「ドメル将軍の読みだ。賭けてみる価値は、あるな」
こんなとこ馬鹿でも通らない、とハイニは言いたげだ。でもここを通ると読んだ。
半信半疑で待つハイニとは変わって次元潜望鏡を覗き込むフラーケンは降格をやや上げていた。
「艦影確認、巨大です。9時の方向」
その方向に潜望鏡を向けると、勇ましく飛ぶ鳥が映った。
「ドメラーズに打電だ」
「猟犬より暗号入電。羊は迷いの森に入った」
「読みが当たりましたな」
本当に読みが当たり、この間の宙域にやってきた。それが艦橋に緊張感を広げていく。
「追伸です。『訂正する、羊ではなく鳥だ。美味しく調理を任せる』です」
フラーケンが送ってきた冗談で、作戦前の艦橋の雰囲気が少し柔らかくなる。
確かに今の戦力を全て上手く使えば、フラーケンの言う「美味しく調理」も可能だろう。
「美味しく調理か……やつらしい物言いだ」
「各艦に通達、直ちに作戦行動に移れ」
6隻の中で索敵能力に長けたバルグレイが先行して、前方の宙域に進入する。
「第一次攻撃隊、発艦準備に係れ!」
「艦長、後を頼みます」
「ご武運を、少佐」
ゲットーが艦長に敬礼をして、自身の乗機に向かっていった。
バルグレイに露天駐機された戦闘機、DWG109デバッケが発艦体勢に入り始める。
デッキにリフトアップされて発艦甲板に姿を現したデバッケは、緑色の矢じりの様な鋭利さを持つシャープな戦闘機だ。
ミサイルの懸架が4発のみでその他の火力を内蔵機銃にに頼っているあたり、決定打にやや欠けるが速度は十分な高速機だ。
それが不可視のリニアカタパルトで加速され、一気に発艦速度まで加速され、次々に宙に飛び立っていく。
先導するのは隊長機であるゲットーのデバッケ。尾翼が他の機体と違い白で塗装されている。
全機が発艦し、矢じりのような陣形を組み宙へ飛翔していく。
ところ変わって縮退星が怪しく輝く7thB恒星付近。乱流層を突破したWunderは、イオンと星間物質の雲の上に出た。
「乱流層を突破した!」
「……ここは凪いだ海だな」
縮退星の黄緑の光が怪しく輝く宙は、嘗ての地球の満月の夜空のようだ。
後輩前の地球の一面を知っている面々は、その光景に少しばかりの懐かしさを覚える。
「いやはや、環境データ集めてよかった……」
「この船観測機器充実させたからね。過去の私に救われたよ」
「その観測機器守れるようにしたのは誰かしら?」
「「ありがとうございます神様仏様赤木博士」」
ベルト固定で宙に浮きながらハルナとリクはその仏様に手を合わせた。
「仏でも何でもないわよ私」
「博士、謙遜もいいけどたまにはドヤァってやってもいいんですよ?」
「なによ、そういうキャラじゃないのよ私」
「レーダーに感! 敵攻撃機と思われる編隊を確認! 距離30光秒!」
レーダーの反応音に全員が身構え、全周スクリーンに敵機の表示を示すマーカーが表示された
「総員戦闘配置! 航空隊は発進準備!」
「戦闘艦橋から航空隊管制室へ! 航空隊発進!」
『了解、艦底部ハッチ解放。発進準備に入ります』
両舷第2船体第2格納庫のハッチが解放され、リニアレールでコスモファルコンが発進していく。
「加藤隊長! 私も行きます!」
「お前は切り札だ。やばいと思ったら躊躇なく出てくれ! 100加藤、発艦する!」
加藤のコスモファルコンも一気に艦外に射出され、切り札の2機を残した航空機隊が一斉に宙を駆ける。
あるところは朝焼け、またあるところは夕焼け、様々な顔を見せるこの宙域に双方の思惑が入り乱れる。
地球の名将、ガミラスの名将。互いの戦力、戦略が今ぶつかり合う。
その先に見据えるのは、勝利であった。
皆さんこんにちは、朱色です。
ついに七色星団決戦が書けます。テンションが高いです
おまけに年末には追憶の航海も放送されるようなのでもっとテンション高いです。
新しい章なのでテーマソングをと考えたのですが、前の章で使っていた「桜流し」が結構雰囲気良かったので続投です。
筆者が好きだってのもありますが、良い曲です
ちなみに第8章のテーマソングは決めています。
旧劇を知っている人ならピンとくるかもしれません。「あの曲です」
甘き死よ来たれではなく、「あれ」です
七色星団結構かかりそうなので、次に出すときは年明けになりそうです
それでは皆さん良いお年を
(@^^)/~~~