朝起きたらアグネスフライトに転生してたしトレセン学園に見た事ないウマ娘が多過ぎませんか!? 作:佐久間有限
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キズナ、エピファネイアと共に練習用のコースに向かうと朝でもウマ娘の姿が数人見えた。もちろんその中には見た事あるウマ娘や見た事のないウマ娘の両方が存在していた。
「やっぱり朝の時間帯だと数も少ないね〜」
「それを狙って来てるんでしょ。後、今日は2時間後にリギルとスピカの合同練習があるみたいだから見物客が集まる前に自主練始めるよ」
「はいは〜い」
どうやらリギルとスピカの合同練習があるらしい…めちゃめちゃ見たいんですけど。私はデジタル程じゃないけどウマ娘オタクみたいな気質あるし。
とりあえず最初は2人の併せから見せてもらった。私は転生してからマトモに動いてはいない。それ故に少しでも感覚を取り戻し走り方を記憶に残す為に走りを見させてもらった。
「なんとなくの転生特典もちゃんと活用したいしね…」
色々と作戦を考えながら2人の併せを見てもレベルが高いのが頷ける。それは同然な事とも言える。今年のダービーウマ娘候補に皐月賞前から挙げられる2人だ。
同じように併せで練習しているウマ娘達と比べてみてもレベル差があるのが分かってしまう。一緒のタイミングで走らなくて良かった…と安心はしてるけどきっと来年のダービーにも怪物が出て争う事になると感じてしまう。
「フライトちゃ〜ん!まずは私と併せやろ〜!」
「あ、はい」
右回り2000mで転生してから初めての併せを開始した。私の脚質は基本的に差し追込タイプになる。キズナの後方を走り続ける。やはり走ってみると身体は動き方を覚えてて安心したけど…最近動いてなかったので動きが鈍い。
このままでは差し切れずに併せが終わってしまうが…このままでは終わらない。転生してレースを見て分かった事はウマ娘は無意識にスキルを使用している。明らかに最後の直線でのスピードは【末脚】や【全身全霊】が発動してる可能性が非常に高い。
そんなスキルを私は故意に使用できる。スキルは全部使えると思うけど使用には限度がある。恐らくウマ娘のアプリと同様にスキルptに上限がある。現状ではスキル1つ程度しか使えないが…ラストに使うしかない!
第4コーナーを走り抜けても未だにキズナを抜ける気配が見えない。多分、キズナはスキル【末脚】を無意識に発動するだろう。最後の直線100mを迎えると想像通り【末脚】を発動して私を置き去りにしようとするが…少しでも可能性に掛けて【直線加速】を発動させる。
「負けッない…!」
心からの声と共にスキル【直線加速】を発動する。もちろん私だって【末脚】を発動したい気持ちはもちろんある。でもね、【末脚】を発動させようとしてもピクリとも脚が動いてくれない。もっと時間を掛けてスキルptを貯めろって事ですかね。
最後の直線は…頑張っても無理でした。確かにアグネスフライトは東京2400mの日本レコードにコンマ1秒まで迫りました。あれは予想ですが
「勝ったよ〜!やっぱり勝つのは気持ちいいね!」
「はぁ…はぁ…疲れた…」
「やっぱり本調子じゃなさそう?」
「まぁ、何日間も寮に篭ってたし…。今日の併せで感覚を取り戻すよ」
その後はキズナとエピファネイアと共に休憩を挟みながら併せを何本かやらせてもらった。実力者の2人と走るとしんどい時もあるけど走るのが楽しい方が上回ってます。スキルの使用タイミングの練習にとなるし。
勝率は…1割切ってました。やっぱりウマ娘で言ったらステータスの差もあります。それを少しでも補う為にスキルを使ってますけど【直線加速】ではキツいという結論に至りました。これは日々練習して最低でも最後の直線で【末脚】は発動させたい所です。
「やっぱり実力不足だったなぁ。あの時の走りを再現するのは時間が掛かりそう…」
「お疲れ様!それじゃ明日も併せやろうよ!」
「いいの?チームでの練習とかもあると思うけど…」
「大丈夫だよ!うちのチームは結構緩いし。ねっ!エピちゃんもいいでしょ?」
「その呼び方はと…そうですね。私としてもフライトさんと併せを今後もやりたいですね」
どうやら勝率1割を切っている私とまた併せをしたいと言ってくれる。ありがたい限りだ…もうこれって友達でいいよね?うん、多分友達!そう思って接する事にしておこう。
少し身体を休めてストレッチをしながら2人の話しを聞くと午後はチーム練習もあるらしい。参加してもいいよ!と元気よく言われたが流石に今回は遠慮させてもらった。私は専属トレーナーよりもチームに入りたいが…それは選抜レースを走ってから考える事だ。
「うちのトレーナーならフライトちゃんの事も気に入ると思うけどな〜。基本的に好きにさせてもらえるし結構楽だよ?」
「確かに好きにさせてもらえますけどトレーナーとしての腕は保証できます。ホッコー先輩やカナロア先輩も信頼してますし」
「えっと、カナロア先輩って…ロードカナロアで合ってます?」
「そうですよ?」
マジかよ。キズナが所属してるチームもリギルと同レベルの厨パになってますね…。他にも聞けば名馬の名前が聞けるかもしれないけど恐ろしいからやめておきます。寮に戻ってゆっくり調べた方が心のゆとりがあります。
私はリギルとスピカの合同練習をこの目で見たかったのでこのまま休憩するけど2人は別コースで再度併せに行くらしい。これ以上練習量で遅れていいのか…とも考えたがリギルとスピカの合同練習の魅了には逆らえなかった。
「リギルとスピカのチームメンバーでも確認するか〜」
持ってきていたスマホで調べようとしたら…トレーナーバッチを付けた若めのトレーナーに声を掛けられた。どちらさんですか?
「俺はさっき話してたキズナとエピファネイアが所属しているチームのトレーナーだ。元々君の事は気になっていたし少し話してみたくてね」
まさかのトレーナーでした。やっぱりトレーナー陣にも私の名前って知られてるんですね…選抜レースで勝った場合の後が怖いなぁ。
少し警戒しつつ話しても嫌悪感も抱かない誠実なトレーナーでした。私が気になる事にも詳しく説明してくれたり優しかったです。これってチームに誘う為の餌付けですか?
「あぁ…もちろんアグネスフライトというウマ娘が俺のチームに来てくれたら最高だな。トレーナーとしての最高のウマ娘としてダービーウマ娘にさせてやりたい。だが、入学式前に誘う気はないし今は興味があって話してるだけだ。これから選抜レースを走ったら色んなトレーナーやチームから声を掛けられるだろうし…その中で俺のチームを選んでくれたら最高だけどね」
めちゃくちゃ誠実なトレーナーさんでした…変に疑ってごめんなさい。他にも魅力的なチームからの誘いがあったら考えるけどやっぱり第1候補にさせてもらいます。
実はその後にトレーナーさんと一緒にスピカとリギルの合同練習を一緒に見たりしました。正直ウマ娘の名前や解説してくれる人が隣にいてめちゃくちゃ助かりましたね。その内容はですね…とてもすぐには受け止められない内容ばかりでした。寮に戻ってゆっくり頭の中を整理します…もうお腹いっぱいです…。
今後新規のウマ娘も続々登場するみたいなのでアグネスフライトをどうしても期待しちゃいます
エアシャカールやアグネスタキオンとの会話を見れたら幸せでしかありません…!!