1914年第一次世界大戦勃発、2000万人以上死傷
1939年第二次世界大戦勃発、5000万人以上死傷
人は2回の大戦が起き、多くの人が死んだ。
そして第二次世界大戦から100年、再び大戦が始まった。
ほったん2040年6月にウクライナにロシアが侵攻した。
それにより各国はウクライナ派とロシア派に分かれた。
戦争初期はロシアとアメリカのみが介入したが徐々に周辺国、さらにはそれを好機とした中国がロシア側に入り、日本に宣戦布告した。
中東、アジアでおきた戦争は2048年になると各国がロシア側かアメリカ側のどちらかに入り戦いを始めた。
そして3度目の大戦、第三次世界大戦が勃発した。
・・・
第三次世界大戦勃発から17年後
2059年8月、横須賀基地第47予備人員宿舎内食堂
春波東矢「はぁ・・・、今日も演習だけかよ・・・」
川崎幸谷「ほんとだよ。いつになったら艦がくるんだよ・・・。あーあ、はよ演習艦じゃなくて艦艇に乗りたいな~」
薄田春奈「そんなこと言ってもないものはないでしょ・・・」
薄田康太郎「そうですよ。人も艦も足りてないんですよ。だから僕たちみたいな若い人が徴収されてるじゃないですか」
この第47宿舎にいる隊員は全員10~18歳ぐらいの子供しかいなかった。
なぜなら圧倒的人員不足に陥っていたからだ。
第三次世界大戦は17年経ち死傷は5億人を超えていたが未だに終わらなかった。
理由は各戦線が膠着状態しており、一向に決着がつかなかった。。
また都市部や工業地帯への爆撃、そして核攻撃も行われ各国は物資等の生産の遅れや人員補充のため子供もどんどん徴収していった。
そして日本は日本海で対中露戦線を任されており必死に防衛し、どんどん前線に物資人員を送るが次々と戦死していくため政府は13歳から徴収していた。
幸谷「どっかに艦艇転がってねえかな」
春奈「ないよ。あっても使われてるか使えないかのどっちかだよ」
康太郎「・・・そういえば、姉ちゃん!」
春奈「ん?どうしたの?」
康太郎「小笠原沖の島が昔基地として使われていたってこないだ本で見かけたんだ。それでもしかしたら放棄された艦艇があるかもって思って・・・」
東矢「それだ!よし、そこに行こう!」
春奈「行くってどうやって?」
東矢「強行突破だ!」
幸谷「ははは、そりゃ名案だ。俺も参加するぜ。康太郎はどうだ?」
康太郎「もちろん行きます!」
東矢「あとは春奈だけだぞ。どうする?俺らと行くか?」
春奈「・・・・はぁ・・・、どうなっても私は知らないからね」
東矢「よし!じゃあ他の奴らも誘って行こうぜ!」
全員「おー!!」
そして全員準備を密かに始めた。
3日後、深夜
水上機乗降場
東矢「全員揃ったか?」
幸谷「ああ、ざっと200人だ」
東矢「すぐにばれるな・・・、出発を急ごう。頼むよ、咲凪さん」
咲凪雫「分かりました!任せてください!」
咲凪が離水の準備を進めているとき突如基地全体からサイレン音が鳴り始めた。
東矢「な、なんだ?」
幸谷「ばれたわけじゃ、ないよな・・・」
康太郎「と、東矢さん!大変です!!」
東矢「どうした?」
康太郎「中国から、核ミサイルが飛んできます!目標はここ!あと3分!!」
幸谷「まじかよ!?」
東矢「咲凪!今すぐ離水だ!!」
雫「は、はい!ハッチ閉鎖!1から6番エンジン始動!舫強制解除!滑水開始!」
飛行挺は離水するために岸から離れようとしたが、その時走ってくる人影が見えた。
春奈「っ!こっちに人が走ってくる!」
東矢「なに!?咲凪、ハッチ開放!速度落とせ!可能な限り助けるぞ!春奈と幸谷は呼び掛けろ!」
幸谷「わかった!」
幸谷は身を乗り出すと大声で叫んだ。
幸谷「おーい!急げ!!」
春奈「後ろのハッチから乗って!!」
走ってきた人達は開いたハッチから次々に飛び乗ってきた。
兵士「はあはあ・・・た、助かった・・・」
春奈「咲ちゃん!ハッチ閉めて!」
雫「了解!ハッチ閉鎖!フルスロットル!」
東矢「全員シートベルトを着けろ!離水するぞ!」
雫「現在速度50!」
東矢「咲凪!隣座るぞ!」
雫「分かりました!速度80!離水速度まであと40!」
康太郎「・・・ん?っ!!こ、こちら上部銃手!ミサイルを視認!4時方向!予想着弾まであと1分!」
東矢「な、わ、わかった!康太郎、絶対に核の光を見るなよ。いいな!!」
康太郎「分かってます!」
雫「速度120!離水!各システム異常なし!」
東矢「よし、高度10を維持しながら離れるぞ!」
雫「了解!」
東矢達が乗っていた輸送挺が基地から離れた瞬間核ミサイルは基地内に着弾、大きな爆発がおきた。
飛行挺は直撃は免れたがその後の爆風に襲われた。
東矢「わ!あ、く、くそ。・・・ひ、被害は?」
雫「第2エンジン出力低下、垂直尾翼破損、レーダー類使用不可」
東矢「だ、大丈夫なのか?」
雫「・・・垂直尾翼への油圧管閉鎖、第2エンジン停止、高度3000まで上昇」
東矢「すげぇ落ち着いてるな・・・」
雫「とりあえず飛行に支障ありません。このまま向かいます」
東矢「ああ、頼んだ」
飛行挺はそのまま目的の島へ向かった。