子供達の戦争   作:秋月雪風

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第十三話(新生黒刃艦隊結成)

1週間後

 

東矢「出港用意!各艦状況知らせ!」

 

響艦長「こちら駆逐艦響。直掩隊全艦出港用意よし」

 

大鳳艦長「戦闘空母大鳳他、戦闘艦用意よし」

 

明石艦長「補給艦明石、及び補給船団出港準備よし」

 

雫「大和・・・じゃない、日ノ本、出港準備完了です」

 

東矢「よし、じゃあ、出港!機関始動、微速前進!」

 

乗組員1「微速前進、了解!」

 

乗組員2「タグボート牽引開始!」

 

乗組員3「各艦順次出港!」

 

東矢「・・・ふぅ、ドックをでたか」

 

雫「はい。・・・少ないですね」

 

東矢「なにが?」

 

雫「私達といっしょに来た子達」

 

東矢「・・・、98人が死んだからな」

 

雫「これ以上は厳しいですよ・・・」

 

東矢「ああ、これ以上はな・・・」

 

乗組員「艦長、港からでました」

 

東矢「分かった。進路、硫黄島基地に」

 

乗組員1「了解!進路硫黄島基地へ!」

 

乗組員2「左舷より発光信号!」

 

東矢「んっ?あ、あれは・・・」

 

そこには錆びれた大型の戦艦が座礁していた。

 

雫「大和の前型の戦艦武蔵です。秋風元帥の乗艦だった艦です。こんなところに・・・」

 

乗組員「えっと、二度はない、以上!」

 

東矢「返信、二度目は死ぬ、以上!」

 

乗組員「了解!」

 

東矢「・・・(秋風さん。死ぬまでには、この戦争を終わらせます)」

 

東矢は武蔵に向かって敬礼した。

 

東矢の招集命令が入った黒刃残存艦艇や乗組員は各地より集まった。

 

そして数日が経った1月22日、戦艦日ノ本は硫黄島基地、第一ドックに入港した。

 

東矢と咲凪は艦から降りるとそのまま会議室に向かった。

 

東矢「・・・(・・・幸谷達の艦はあった。もしここにいなければ・・・)」

 

東矢は不安がりながらも会議室の扉を開けた。

 

幸谷「・・・グーグー・・・」

 

春奈「あっ、やっと来た」

 

康太郎「お久しぶりです。東矢さん」

 

三雪「・・・ムニャムニャ・・・」

 

東矢「お前ら・・・ほんとに久しぶりだな・・・」

 

春奈「咲ちゃんも、無事だったね。ねえ、そうだよね?」

 

春奈は隣で寝てる幸谷の腹を殴った。

 

幸谷「ゴフッ!?・・・んあ?っ、おお、東矢!それに咲凪も!」

 

東矢「久しぶり。ついでに三雪も起こして」

 

春奈「分かった。おーい、雪ちゃーん」

 

幸谷「女子は優しく起こすのな」

 

春奈「そうでしょ?こんなに可愛い子を殴るなんてできないよ」

 

三雪「・・・んっ・・・ふわぁ~」

 

春奈「おはよ。東矢達が来たよ」

 

三雪「はーい・・・」

 

雫「三雪、久しぶり」

 

三雪「っ!お姉ちゃんー!」

 

雫「わわっ!きゅ、急に飛び付かないでよ。よしよし」

 

雫は三雪の頭を撫でた。

 

東矢「さてと、だ。雑談はここまで、作戦会議とかを行う」

 

幸谷「へいへい。それで、今の戦力は?さすがに増えたろ?」

 

東矢「ああ、じゃあ、まずは自軍艦隊の戦力からだな」

 

東矢はスクリーンを下ろし映像を映し出した。

 

幸谷「お、おう・・・、すごい数だな。ここまで多いのはうちぐらいじゃないのか?」

 

東矢「ああ、一応司令部の許可は下りてるけど、すげぇなって言ってた」

 

春奈「でしょうね」

 

康太郎「それで、次の作戦は?」

 

東矢「・・・中国だ」

 

春奈「中国のどこ?」

 

東矢「今度の作戦はアメリカ、日本、オーストラリア、カナダ、メキシコの合同上陸作戦だ」

 

幸谷「そりゃあ、かなりの大物だな」

 

東矢「我々の任務は5つ。1、日本海の制海権確保。2、制空権の確保。3、橋頭堡の確保。4、輸送路の確保。5、可能な限り沿岸部都市などを制圧、だ」

 

幸谷「はああ、すっげ」

 

春奈「かなり忙しいわね」

 

康太郎「しかし成功すれば戦局は大きく変わります」

 

東矢「そうだ。今回の作戦は今後に関わることだ。必ず成功させるぞ」

 

全員「了解!!」

 

東矢「ではこれより作戦内容を伝える」

 

それから数時間、作戦説明や協議などで盛り上がった。

 

東矢「それで、この上陸作戦の隊長は、幸谷がいいと俺は思う」

 

春奈「確かにそうね」

 

幸谷「おお!よし!任せろ!!」

 

雫「私達は空から援護しますね」

 

幸谷「ああ!頼んだ!」

 

東矢「出撃は、2月1日、午前9時とする。各員準備を始めろ。以上、解散!」

 

それから出撃までの間各艦艇は艦艇、人員移動や改修、補給作業、訓練で忙しくした。

 

そして出撃の2月1日

 

乗組員1「出港!舫を解け!」

 

乗組員2「周囲に敵機、敵艦の反応無し」

 

乗組員3「機関出力安定。外部電源ケーブル切り離します」

 

春奈「各艦出港、沖合いで陣形を整えています」

 

東矢「・・・よし!新生黒刃艦隊出撃!」

 

新生黒刃艦隊

 

旗艦戦艦、日ノ本

 

空母、瑞鶴、戦闘空母、大鳳、揚陸空母、瑞鳳

 

ミサイル重巡洋艦、古鷹、加古、青葉、衣笠

 

ミサイル駆逐艦、雪風、初霜、涼月、冬月、響、潮

 

改型ミサイル駆逐艦、文月、三日月、吹雪、白雪、深雪、白露、村雨、時雨、春雨、不知火、天津風、時津風

 

潜水空母、翔鶴、ミサイル潜水艦、飛龍、蒼龍

 

護衛潜水艦、雷、電、漣、曙、橘、桜、刃、月

 

新型防空護衛艦、秋月、初月、貭月、丸月、宵月、春月、照月、花月、高月、夜月、香月、雨月、山月、浜月、海月、咲月

 

対潜護衛艦、立風、海風、那智、山波

 

補給艦、明石、三河、相模、駿河、海津、紀伊、薩摩、丹波

 

輸送艦、対馬、壱岐、八丈島、佐渡

 

強襲揚陸艦、弥生、皐月、睦月、如月、卯月、川月、白月、葉月、長月、夏月、菊月、望月

 

そして、新生黒刃艦隊は日本海を目指した。

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