数時間後
小笠原諸島沖の島
咲凪「着水します。衝撃に備えて」
核攻撃で各所に損傷をおったがなんとか目的地の島に到着した。
雫「・・・っ!」
しかし着水した瞬間、警報が鳴った。
東矢「お、おい。どうしたんだ?」
雫「左舷フロート欠損!油圧システム停止!速度下がらない!座礁する!」
東矢「全員衝撃に備えろ!!」
飛行艇はそのまま止まらず浜辺に乗り上げた。
乗り上げた飛行艇は左翼から接地し、何回か回って止まった。
東矢「・・・っ!咲凪さん、大丈夫ですか?」
雫「・・・え、ええ。なんとか・・・」
東矢「みんな、大丈夫か?」
幸谷「あ、ああ・・・、無事だ・・・」
春奈「燃料が漏れてるかもしれないから降りた方がいいんじゃない?」
東矢「そうだな。全員降りろー!」
乗っていた人達は後ろの扉から降りていった。
幸い、漏れた燃料は砂浜が吸収していたため火災はおきず、多数の怪我人がでたが死者はいなかった。
幸谷「さてと、ほんとにここにあるのか?」
康太郎「本の内容では、古い小屋から行けるはずです」
東矢「よし、じゃあ、幸谷と春奈と康太郎と咲凪は来てくれ」
幸谷「わかった。念のため銃を持ってくぞ。康太郎、お前は短機関銃を持て。俺はショットガンを持ってく」
康太郎「分かりました」
咲凪「それで、どっちに行けば・・・」
東矢「とりあえず、あっちに行こう」
春奈「他の人は?」
東矢「無事な人は怪我人の治療をして待機って伝えて」
春奈「わかった。言ってくる」
東矢「康太郎、幸谷、準備は?」
幸谷「もう少し。っ、康太郎、それは機関銃の弾だ。短機関銃はこっちだ」
康太郎「あ、は、はい!」
幸谷「準備できたぞ」
東矢「じゃあ、行くぞ」
東矢達は森の中に入っていった。
そしてしばらく森を歩いているとぼろぼろの小屋を見つけた。
東矢「・・・、幸谷、先行してくれ」
幸谷「わかった。開けるぞ」
東矢「おう・・・」
幸谷はドアを蹴り破って中に入った。
小屋の中には梯子だけあった。
幸谷「・・・下りるぞ」
東矢「・・・おう」
幸谷から順に康太郎、東矢、春奈、咲凪の順番で下りた。
下りた先は造船ドックだった。
幸谷「こりゃ、でかいドックだな」
東矢「そうだな」
???「誰!!」
東矢「っ!?」
声が聞こえ全員がそっちを向いた。
そこには一人の少女がいた。
東矢「・・・君は?」
秋風三雪「秋風三雪と言います。この秘密基地の参謀です。あなたは?」
東矢「春波東矢と言う。横須賀の第47予備人員のものだ」
三雪「・・・横須賀・・・じゃあ味方ですね。もしかして、あの飛行艇も?」
雫「は、はい・・・、私の愛機、だったものです」
三雪「・・・、そ、そうですか。それで、ここに来た理由は?」
東矢「艦艇に一向に乗れなくてな、そしたらここにあると聞いたが・・・」
三雪「・・・はあ、分かりました」
三雪は近くのレバーを上げ電気を点けた。
ドック内には2隻の大型艦の他に多数の艦艇があった。
東矢「な、なんだ、この艦艇は・・・」
三雪「・・・これでいいよね?お父さん」
秋風貞夫「ああ」
奥から一人の男が歩いてきた。
東矢「・・・あなたは?」
貞夫「ああ。申し訳ない、この基地の司令官の秋風貞夫だ。これら艦艇はそちらに託そう。人員もだ」
三雪「お父さんは?」
貞夫「俺はここを守る。三雪、お前は春波さん達と一緒に行け」
三雪「・・・わかった・・・。ちゃ、ちゃんと、ここに帰ってくるからね!」
貞夫「ああ。春波さん、娘をよろしく頼む」
東矢「わ、分かりました。じゃあ、春奈達と一緒にいろ」
三雪「分かりました!」
東矢「さてと、貞夫さん。外にいる連中を中に入れさせてください」
貞夫「わかった。こっちでやっておく」
東矢「ありがとう。では、俺らはあの戦艦の艦橋で会議をする。全員こい」
全員「了解!」
戦艦艦橋第一会議室
東矢「・・・まずは、ここの司令官を決めないとな」
幸谷「お前でいいだろ」
春奈「そうね」
康太郎「そうですね」
雫「それでいいです」
三雪「異論ないです」
東矢「お、おう・・・」
幸谷「それで他は?」
東矢「三雪はなにが得意だ?」
三雪「戦闘機です!」
雫「私と同じだ~」
三雪「そうなんですか?」
東矢「お前は飛べれば何でもいけるだろ・・・」
三雪「この艦にも戦闘機は搭載されています。2機ありますから片方に乗ったらどうですか?」
雫「乗る!」
東矢「じゃあ、咲凪を航空隊総隊長で、三雪を副隊長にする」
雫、三雪「了解!」
東矢「幸谷や戦闘長として艦隊の戦闘指揮を採ってくれ」
幸谷「おうよ!」
東矢「春奈は通信、レーダーをやってくれ」
春奈「分かったわ!」
東矢「康太郎は機関長として機関を管理してくれ」
康太郎「はっ!」
東矢「あと、木島には40人で航空特殊部隊、中川には80人で海兵特殊部隊を作って空母に乗れ」
木島拓郎、中川翔太「了解!」
東矢「次に各艦の艦長は・・・」
東矢はいろいろと指示した。
東矢「さてと、最後に艦隊名なんだが・・・、なんにしよ」
幸谷「あとでいいんじゃね?」
東矢「そうだな。じゃあ、以上、解散!」
三雪「おねえ・・・じゃなくて咲凪さん、戦闘機見ます?」
雫「・・・あなた、何歳?」
三雪「13歳です・・・」
咲凪「私より一つ下なんだね。・・・お姉ちゃんって呼んで言いよ」
三雪「は、はい!お姉ちゃん!」
東矢「それじゃ各員点検開始」
全員「おおー!」
全員はあちこちに向かった。