Lostbelt No.■.■■ 昏き■■の玉座   作:KEI (~ ̄³ ̄)~

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プロローグ0 AD.■■■■

 

 

 

 

「ねぇ、あなたが過去の英雄なの?────きっと強いのよね?一騎当千の力があると聞いたの」

 

 

 一人の女が震える声でそう言った。

 

 

「私聞いたの────聖杯戦争の、あらゆる願いを叶える願望機、聖杯の噂を聞いたの!どんな願いだって叶えることができるって」

 

 

 彼女の中の6つ(・・)の気配にはすぐ気づいた。

 

 

「私があなた()召喚者(喚んだ者)よ!お願い私を勝たせて!」

 

 

 召喚主は瞳のダムは今にも崩壊寸前だった。

 

 

「私はもう死ななければならないの世界のために!本当の心、まだ生きていたいという想いを閉ざして!まだ人生の半分も生きてないのに!まだやりたいことがたくさんあるのに!家族と共に過ごしたい!恋人ともっと一緒にいたい!いつかお母さんになって子供を産んで育ててみたい!でもそんなこと誰にも言うことなんてできない!

お願い!私のサー()ント、私を助けて!」

 

 

 彼女はひどく歪な形の令呪を宿した手を胸に当てそう叫んだ。

 

 

「『■■』をこの身に宿して────すべてが終わってしまう前に願望機(聖杯)の奇跡を私にください!」

 

 

 

 

 彼女とあいつ(・・・)が重なった。行く宛もさく彷徨い続けていた女、(オレ)が手を差し伸べた女と。

 もしかしたら(オレ)が喚ばれた理由も彼女の中の存在以外に■■■に似ているという共通点があるのかもしれない。

 

 喚ばれた者として、サーヴァントとしてやるべきことは決まった。彼女が生きる道を作り、彼女が安寧を手に入れる姿を見届けようと。

 

 

「了解した、(マスター)よ。サーヴァント アヴェンジャー 真名■■■ ■■■■■またの名を■■■ ■■■■■いや■■ ■■■のほうがわかりやすいか

絶対的な悪として、この昏き魂に誓い、君の訴えを聞き入れよう。君を助け、聖杯を手に入れることを約束しよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一週間にもおよぶ聖杯戦争は我が陣営の勝利で終わった。悪特攻を持つアサシン相手にはマスター殺しを決行し、アサシンと同盟を結んでいたライダーもすぐに後を追わせた。トロイアの守護者のランサーと円卓の騎士のバーサーカーが戦っているところに介入することで漁夫の利を得た。未来予測を可能にするキャスターを味方につけ、マスターと二重契約を行った。幸運の女神の化身とされるアーチャーと2本の槍と2本の剣を持ったとされるセイバー相手は正面から打ち倒した。

 相手には7騎のほとんどを撃破して、聖杯が現れるとマスターの彼女聞いてきた。

 

 

「あなたは何を望むの■■■■■」

 

 

「私はね、まだ死にたくなかったの。あのときは、世界を救うためであってもまだ死にたくない、まだ生きていたいと願った。この聖杯で解決はするけどこの先(・・・)どう生きるかは決めてないの。だから参考までに聞かせてほしいの。この一週間を戦い抜いたマスターとサーヴァント(相棒)として。─────あなたは何を願うの?」

 

 

 理解の超えた存在に聖杯戦争を勝ち抜いたマスターは問いを投げかける。

 

 

 

(オレ)、いや私は─────」

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

「ああ、いたいた。アルフ、キリシュタリアとオルガマリーが呼んでいたわよ。『もうコフィンに乗り込む時刻だってのにどこで油を売ってるの!』ってね」

 

 瞼を開き、回想が脱却する。壁に背を預けていたオレに人間としての偽りの名を呼ぶものが現れる。

 

「何よ寝てたわけ?ああまったく、これからファースト・オーダーでしょ?何、浮かれてるわけ?」

 

「ふ、まさか、これから始まるのは人類の未来を取り戻すための戦いだ。浮かれてる人間などいるわけがないだろう。まぁ、(オレ)らは異なるがな。

 我らの生きる道はここにはない。我らの生きる道は"空想の枝の先にしかない"。」

 

 

 男の発した内容が声をかけた女性に緊張を走らせる

 

 

「─────」

 

 

 カルデア戦闘服の魔術礼装を纏った眼鏡をかけた長髪のツインテールの女性は口を閉じたまま男の次の言葉を待つ。

 

 

「マリスビリーの誘いに乗ってここまできた貴様はどうする?死んだあの男言う通り姿を偽ったままカルデアで過ごすか。(オレ)と共に人理の滅びを────し、安寧と調和が続く異聞帯(・・・)で今度こそ──────か」

 

 

 

 男の言葉にようやくその女性は口を開く。

 

 

 

「─────カルデアで永遠を生きようと満たされることはない。このカルデア(世界)であの方のいない朝が来るたびに絶望した。人類もAチームもカルデアもどうだっていい

 答えなどとうに決まっている。異聞だとしても再び会えるのなら─────」

 

 

 

 




初めての方ははじめまして!お久しぶりの方はお久しぶりです!
最近ようやくリアルのしがらみがなくなり自由になったため好きなことできます。そのため前から案はあったやつを投稿します。ただACと………(この話は続いたらw)


えっと久しぶりに書いたのでおかしいところあるかもしれませんが優しい目でよろしくお願いします。
明日にはプロローグ2出したいですね〜 がんばります!

あと作者はFateシリーズすべて踏破してるわけではなくどちらかといえばにわかの部類に分類できると思います。そのため矛盾とか出てきたら優しく教えて下さい⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾

どうか今後ともよろしくお願いします

ドイツ異聞帯のクリプター、アルフ・エンブリーと異聞帯の協力者エミリーについて

  • 北欧②以前にエミリーの真名は分かってた
  • 北欧②でエミリーの真名が分かった
  • 北欧②前にはアルフの真名はわかってた
  • 北欧②でアルフの真名は分かった
  • どっちも分かった
  • どっちもまだわからない
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