Lostbelt No.■.■■ 昏き■■の玉座   作:KEI (~ ̄³ ̄)~

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プロローグ0の聖杯戦争の内容をちょっと変えました。

 
 
 
 
 
 


プロローグ1 キリシュタリア・ヴォーダイムの夢

 

 

 場所は崩壊し始めている時間神殿

 

 そこに二人の男が相対している。

 

 黒髪長髪の男は、顔にかすり傷、黒を基調とした魔術礼装に乱れはあるが表情には余裕がある。

 

 それに対し、土と血で汚れたスーツとマント、細い剣のような杖を手にしている金髪の青年はひび割れた地面に手を付き血反吐を吐いていた。

 

「(こんなところで終われない。こんなところで諦めて終わるために"あの少年"は私を助けたのではない!)」

 

 金髪の青年は、歯を食いしばり、杖を握る手に力を込め、脚の魔術回路に魔力を回し立ち上がる。

 

 こんなところで諦めるわけにはいかないと奮起する。

 

 それを見かねた敵対する男が言った。

 

「ここで貴様の旅は終わりだ。キリシュタリア・ヴォーダイム」

 

 敵対する男の無情とも言える宣告を受けてもなお金髪の青年、キリシュタリア・ヴォーダイムの目に諦め、敗北と言ったものは映っていなかった。

 

「なぜ、そこまでして戦う?立ち上がれる?諦めない?終わりを受け入れない?」

 

「受け入れるわけにはいかないのさ」

 

「なぜだ?──────この世界は本来の世界ではないのだろう?」

 

「─────!」

 

その言葉に金髪の青年は驚きを隠せなかった。

 

「(そうか、君もペペロンチーノ(鴉郎)さんやヒナコのように気づいていたんだね)」

 

「その表情を見るに間違いではないらしいな。まぁもとより(オレ)とヒナコならまだしも貴様と(オレ)だけが生き残るなど存在するはずのない可能性だった」

 

「そうか、君は全てを理解した上でこの時間神殿まで付き合ってくれたんだね」

 

 疲弊したキリシュタリアの顔に笑みが浮かぶ。

 

「────この世界がどういったものか一考の余地があるな。シュミレーターの中だとするとやはりあの簒奪者が関わっていそうだが…………まぁ、いい。大体のことは理解した。理解した上でもう一度問おう。なぜ、戦う?架空の世界、仮初の世界でボロボロになってまで戦ってその先に何がある?何を得る?何もない筈だ」

 

「────それがあるんだよ。とても喜ばしいことがね。────君を倒すことでようやく、ようやく現実で皆と会える」

 

 キリシュタリア・ヴォーダイムの答えに敵対する黒髪の男は目を見開き、動作が僅かな時間止まった。

 

「────ふ、ふふ、クハハハハハ!────こんなに心の底から笑ったのは数十年ぶりだ!あぁ、認めよう。認めよう、キリシュタリア・ヴォーダイム。貴様は、()()てきた中で最も偉大な人間の一人だ。────そして、認めたからには一切の手加減なく貴様を倒し、この旅を終わらせよう」

 

 キリシュタリア・ヴォーダイムの顔に再び笑みが浮かぶ。彼に認められたことに嬉しさを感じていた。

 

「ああ、この旅を終わらせよう。アルフ・エンブリー( 友よ )

 

 その言葉を合図に、黒髪の男、アルフ・エンブリーの周りに漆黒の瘴気が漂い始めた。

 

 

 

 

「■より授かりし■は黒く輝きて───────────」

 

 

 

 

 相対する男が詠唱を開始した、それに合わせキリシュタリア・ヴォーダイムも左手を空に掲げる。

 

 キリシュタリア・ヴォーダイムが今から操る魔術は、神代よりもさらに古く、占星術のルーツにもなった、かつて宇宙に魔力が満ちていた時代の「理想魔術」と呼ばれるもの。

 その名は「惑星轟」。それは、サーヴァントですら子供の玩具のように破壊できる力をもっている。

 

 キリシュタリア・ヴォーダイムも特技の高速詠唱を開始する。

 

 

 

星の形(スターズ)宙の形(コスモス)神の形(ゴッズ)我の形(アニムス)

天体は空洞なり(アントルム)空洞は虚空なり(アンバース)

虚空には神ありき(アニマ・アニムスフィア)

「■■の■よ、今、人智の勝利(・・)を宣言する。眼は古く、手足は脆く、知識は淀んだ。残り僅かな(・・・・・)人間として、数多の決断、幾多の挫折、全ての繁栄を意義(・・)あるものにしよう。この一撃をもって()は撃ち倒される。変革の鐘を鳴らせ!」

冠位指定/人理保障天球(グランドオーダー/アニマ・アニムスフィア)

 

 

 

 キリシュタリア・ヴォーダイムが最大威力を誇る『惑星轟』の詠唱を完成させる。

 

 それと同時にアルフ・エンブリーも詠唱が完了した。

 

 

 

 

 巨大で大量の隕石と黒い衝撃波が衝突し時間神殿が完全に崩壊した。

 

 

 

 

 星が夜明けの太陽の前に霞んでいってしまうように、意識が消えていく中キリシュタリア・ヴォーダイムは確信していた。

 

 

 

 私の魔術は()に届いたのだと─────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

「状況の変化を確認した」

 

 

 

「選ばれし君たちに提案し、捨てられた君たちに提示する」

 

 

 

「栄光を望むならば、蘇生を選べ。怠惰を望むならば、永久の眠りを選べ」

 

 

 

「神は、どちらでもいい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それを聞いた■■の口角が上がった。




 

キリシュタリア・ヴォーダイム 【スキル変更】

〈エルサレムの記憶〉→〈エルサレムの観光〉
初めてのこの特異点で思い出が出来たキリシュタリア
入国・出国審査がとても厳しいとされるイスラエル、そのためキリ様物見遊山気分でワクワクw


〈メソポタミアの記憶〉→〈メソポタミアの共闘〉
三女神相手に共闘したことによる思い出
藤丸立香の尽力のおかげで三女神同盟は味方についたがこれはイレギュラー
キリシュタリアの旅では最後まで敵対した



New 〈時間神殿の対敵〉
時間神殿での思い出
「それは決して色褪せない泡沫の夢だった。彼らとは信頼し合えた。笑い合えた。助け合えた。すれ違えた。認め合えた」









キリ様の詠唱かなり考え込んだ~
キリ様強化
藤丸立香頑張れ〜w







オリ主の詠唱はまだ後の方で〜


 あとオリ主の名前(アルフ)の方はマジてきと~です。名前の意味なんてないです(意味ある名前にしようとしたけど真名即バレしかないと思ったのでw)





今後ともよろしくお願いします
(次の更新はちょっとあくかも、クリプター会議から始めようか、それともオリ主の異聞帯の話にしようかかなり迷ってて、あとリアルでバイトのシフト入れすぎちゃってw)

ドイツ異聞帯のクリプター、アルフ・エンブリーと異聞帯の協力者エミリーについて

  • 北欧②以前にエミリーの真名は分かってた
  • 北欧②でエミリーの真名が分かった
  • 北欧②前にはアルフの真名はわかってた
  • 北欧②でアルフの真名は分かった
  • どっちも分かった
  • どっちもまだわからない
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