Lostbelt No.■.■■ 昏き■■の玉座 作:KEI (~ ̄³ ̄)~
北欧異聞帯
北欧の地で一人の女性、オフェリア・ファムルソローネが希望を持って、生きるに値すると身を捧げてくれたキリシュタリア・ヴォーダイムのために、命を賭けようとしていていた。
オフェリア・ファムルソローネが終末装置、スルトとの契約の要石で魔眼を排除しスルトの弱体化を試みる。
「この瞳を排除して……スルトとの契約を、切り離す……!」
魔眼とは、それ単体で魔力を生み出すものである。その魔眼を強引に排除となると、それは脳を破壊してしまう可能性もある大変危険な行為だった。
事実、脳の破壊はされなかったようだが、魔眼を埋め込んだ右眼からは多量の出血が見られた。視神経や網膜に損傷、右眼の視力は永遠に失われるかもしれない。マシュも激痛に苦痛の声を漏らすかつての仲間を心配して彼女の名を叫ぶがオフェリア・ファムルソローネが止まることはない。
「魔眼と、魔術回路の接続を……解除!魔眼は……力を失い……!要石としての機能も、同時に、消え失せる!」
「オフェリアさん!それ以上は……!」
カルデアのマスター、藤丸立香も彼女を心配して名を叫ぶ。
それにオフェリア・ファムルソローネは「まだ、まだよ!」と魔眼と魔術回路の接続を解除しただけでは足りないと自身の正規契約をしているサーヴァントに発する。
「シグルド!真なる大英霊、北欧のシグルド!お願い……!力を貸して!ただの一度きりで構わない!あれを……!
「了解した、
「輝け、輝け、輝け!私の‥‥!此処に輝け、私の─────」
オフェリア・ファムルソローネが決死の覚悟で
それを代償にオフェリア・ファムルソローネは命を落とす─────"はずだった"
「ちょっとストップよ。オフェリアちゃん」
突然、一人の女性が現れる。赤よりの茶色の長髪の女性。まずでその場にいきなり現れたように。
突然の訪問者に周囲の時が止まる。
「オフェリアちゃん、魔術以外にも他にもしたいこと、やりたいことあるんじゃないの?死ぬのはやりたいこと全部成し遂げからじゃない?それに、あなたの命は、
突如として現れた女性が
『はああぁ!!何を言ってるのだね!そこの娘は!』
カルデアの新所長のゴルドフルが真っ先に声を上げる。
そんな中歴戦のマスター、藤丸立香は冷静に事態を分析し「クリプター?」と疑問を浮かべる。2017年最後の日、ダヴィンチちゃんに聞かされた話を思い出し、彼女がもう一人の女性クリプター、芥ヒナコであり仲間の救出に来たのではないかと考えていた。
しかし、それもマシュとダヴィンチちゃんに否定された。
「いや、彼女はクリプターではない。前の私の記録にも該当する者はいないよ」
「はい、先輩。私もあの方を知りません。少なくともカルデアで会ったことはありません。オフェリアさんの知り合いのようですが……」
カルデア一行はオフェリアに回答を求め視線を向ける。
「え、エミリー?どうして……」
クリプター、オフェリア・ファムルソローネも驚きを隠せずに現れた女性の名前と思われる呼称を小さな声で呼ぶ。どうしてこんな場所にこんな時に来てしまったのか?と、そんな表情をしていた。
「どうしても何も助けてきたのよ。オフェリアちゃんとは友達のつもりだし、あとスルトはほっとけなくてね。ここの異聞帯と
そんな同性の心配を他所に現れた女性はさも当然と返し、先程言われたゴルドルフ・ムジークの「そこの娘」に反応した。
「それにしてもカルデアの新所長は失礼ね。そこの娘なんて、私の方が少なくともあなたの倍は生きているのに」
『え?』
『ふむ、レディとの話は大変魅力的だが今はそれどころではなくてね。ミス・エミリー、と言ったかね。君はあの巨人王を倒す術があるのかね?』
「あら!あなたがかの有名なガンギマリ薬中のシャーロック・ホームズ!後でサインでももらおうかしら!──────なんて
『──────』
「エミリー!」
「オフェリアちゃんもそこで大人しくしてなさい。あなたが
「良かろう。
北欧の女王、スカサハ・スカディの応答に満足したのか当然現れた女性は納得の笑みを浮かべ、
オフェリア・ファムルソローネにエミリーと呼ばれた女性が流行歌を口ずさむかのような流暢かつ小さな声でそれを告げた。
「─────権能、一部開放」
その言葉を合図にエミリーの周りに紫色の瘴気のようなものが、そして禍々しい魔力の隆起が感じられた。
『な、なんだねこの異様なまでの魔力量は!技術顧問!』
『信じられない。この数値、魔力回路、魔力量、これは人間が持っていい
二代目レオナルド・ダ・ヴィンチの分析にカルデアと北欧異聞帯の一同は驚きを隠せないでいた。そしてそれは巨人王も同様であった。
「 なんだ!その力は! 」
巨人王スルトの驚愕したことには目もくれないエミリー。。
「─────ああああああがあああああああああああ」
彼女から女性の声次第に野太い男、もしくは獣のような唸り声へと変化していく。
そして、獣のような唸り声が収まるとエミリーの禍々しい魔力の上昇はそこで止まる。
そして、
「 くっ、させるか 」
「 星よ……終われ……灰燼に帰せ! 」
「 『
巨人王スルトを象徴すら星の聖剣同様、星の生み出した神造兵器による絶対破壊の一撃が迫る。
しかし、迫りくるレーヴァテインを用いた対界宝具による攻撃は彼女、エミリーには届かなかった。
そして、エミリーは青年のような男性の声で唱えた。
「─────
「─────巨人王、スルトよ。『堕』 『ち』 『よ』」
一部分、聞き取れない言語でそれを唱えたエミリーはゆっくりと右手のひらを掲げ、それを握りしめる。
「 グガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!! 」
エミリーか放った多量の紫色の雷撃が巨人王の神体を覆う。
そして、雷撃が襲い、スルトの咆哮が続くこと十数秒
巨人王スルトの膝が地面についた。
「─────っ、す、すごい!」
カルデアのマスター、藤丸立香は嘘偽りのない感想を洩らす。だがそれと同時に彼女の手の甲の赤い紋様、令呪を見たことによって感じていた、比較してしまっていた──────己の力の弱さを。
というわけで時期が早すぎますが藤丸立香(男)2部5章のキリ様の惑星轟(星空)が降り注いだときと同様の状態に陥ってますw
6日ほど前には書き終えていたのですがいろいろ考え込んでて投稿が遅くなりました。誠に申しわけありません。
投稿が遅れた理由としましては字体で色々戸惑ったことと2/27の生放送での情報を見てから投稿したいと考えていたからです。
前に後書きでちょっと書きましたがACの出てくるキャラと被りそうなんですよね(かなり困ってる)しかも願望の流刑妃とかマジで……………
まあそれについては追々考えていくとして今回はスルトに膝をつかせたオリキャラの情報を一部開示します
真 名 :────────
(偽 名) :エミリー・ローズ
魔術系統 :なし (しかし、降霊術には関心がある様子)
魔術回路・質 : EX
魔術回路・量 : A
魔術回路・編成: "異常" (過去に該当なし)
あれ、どこぞの熾天使よりもヤバそうだなぁ(白目)
ドイツ異聞帯のクリプター、アルフ・エンブリーと異聞帯の協力者エミリーについて
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北欧②以前にエミリーの真名は分かってた
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北欧②でエミリーの真名が分かった
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北欧②前にはアルフの真名はわかってた
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北欧②でアルフの真名は分かった
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どっちも分かった
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どっちもまだわからない