Lostbelt No.■.■■ 昏き■■の玉座 作:KEI (~ ̄³ ̄)~
これはつまりプロトマーリン、ティアマト、獣ネロちゃま来ますかね?
あとマシュの制服のイラストが尊かった。
(用事があって途中から見れてないのでTwitterの情報だけど……)
ドイツ異聞帯の大都市の外れで戦闘が行われていた。
そこでは『海の悪魔』と呼ばれた女海賊が、何もない空間から大砲と弾を出し、コンクリートの地面もろとも敵を討ち取ろうとしていた。
しかし、その砲撃が敵対者に命中することはなかった。あたかも未来予知ができているかのように。
敵対者、エミリーは真紅の剣を手に持ち肉薄し、『海の悪魔』に斬撃を与える。『海の悪魔』の持つ銃とエミリーの持つ剣が交わり、火花が舞い散る。
そしていくつかの攻防の末、海賊「私掠船」のキャプテンであり、彼女が生きた時代世界各地に植民地を持ち、その広大さ故に最強と言われた「
「ぐっ!コイツはやばいね」
「海の英霊が大地で戦うことが間違いだったのだ。それでは
「それはどうかな」
『海の悪魔』が不適に笑う。
すると、空が波紋を広げ、空間から先程とは比べ物にならないほど多くの海賊船が、亡霊たちと共に現れる。
「星の開拓者。あらゆる難行を不可能のまま実現可能にするスキル。海域ではなくともこれほどまでの力を─────」
「だがそれでも終わりだ。貴様の命運は今尽きた」
「そうかい。じゃあー最後にその命運、派手に使いきってやろうじゃないか!」
『海の悪魔』が持つ銃口に魔力が集う。
海を思わせる青い魔力の渦が銃弾となって自身が召喚した百を超える船舶と共に敵対者エミリーに向かって最大火力の砲撃を放った。
「霊基を代償にしての宝具発動か」
『海の悪魔』が霊基にダメージを負いながらも宝具を展開が完了する。
「最後にアタシの名前を覚えておきな」
「テメロッソ・エル・ドラゴ」
「"太陽を落とした女"ってな」
太陽を落とした女が自身の喚んだ亡霊たちに号令を掛け、「野郎共!!砲撃用意!!」と右手を掲げる。
「宝具
「"嵐の王" "亡霊の群れ"」
「"ワイルドハントの始まりだ!!!"」
「全艦隊、一斉砲撃!!やっちまいな!!」
太陽を落とした女が右手を振り下ろす。それと同時に百を超える砲撃、光線がエミリーを襲う。
それに続くように火薬を大量に積んだ火船隊も突撃する。
ドイツ大都市の外れに耳を
「─────これはやっちまったかい?」
爆撃によって舞った土煙は大地に吹く風によって流さるのを太陽を落とした女は確認した。舗装された大地を抉り取った跡。
相対する者がこの異聞帯に生きる人間であることを考慮して、太陽を落とした女は跡形もなく敵対者を殺してしまったと気を抜いてしまった。
それが決定的な隙だった。
太陽を落とした女がそれを言った後、機関銃による強力な銃撃の雨が女を攻撃した。
それに続き銃撃した
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
ひどくうるさい爆撃音、金切り声、硝煙の匂いがあたり一面に充満する。
「ぐ…う…」
銃撃を喰らったがかろじてまだ現界することができていた太陽を落とした女が頭を回転させる。
「(次喰らえばアタシは退去する。次の攻撃まであとどのくらいの猶予がある?その間に何ができる?"あとどのくらいの時間を稼げばいい?")」
知恵を絞りながら太陽を落とした『海の悪魔』は、残された力を使い切ることを決める。再度空間に砲台を出現させ、空飛ぶ急降下爆撃機の撃墜を狙う。
「(せめて殿として役目ははたさないとね)」
「最後の一発喰らっていきな!」
声高らかに叫び太陽を落とした女は、砲口を爆撃機を操縦するサーヴァントに向け狙いを絞る。
しかし、狙った砲口から弾が出ることはなかった。
ズムッ、という音と共に彼女は胸部に違和感を感じた。
彼女が目線をさげるとそこには刀身があり、ぶしゅ、という音と共に血が溢れ出す。
「ここまでだ。『海の悪魔』フランシス・ドレイク。太陽を落とした女よ」
「(これは
フランシス・ドレイクが頭に浮かんだ考えを整理しようとするも時はそれを許さなく彼女の身体は光に包まれ退去を始まる。
「────すまないね。あとは頼んだよ■■」
仲間にあとを託し太陽を落とした海賊はドイツ異聞帯から去った。
『海の悪魔』フランシス・ドレイクの退去を見届けたクリプター、アルフ・エンブリーの協力者、エミリーは額を押さえてぽつりと呟いた。
「──────■の愛が、頭痛が────頭がひどく痛む」
戦闘が終了するとエミリーの持つ真紅の剣はいつの間にか消えていた。
戦闘機が彼女の隣に舞い降りるとそれを操る自身の契約したサーヴァントに労いの言葉をかけようとする。
サーヴァントが戦闘機から降りると義足の足音が焼けた大地に響く。
「助かったわ、ライダー」
「なに、契約してる仲ではないか!気にする必要はないぞ
「う、うん……」
「何か気にすることがあるのか?ドレイクなどという名の海賊は討ち取ったではないか?」
「う、うん。そうよね(気にすることがあなたのことなのよ……。あなたの目を見るとなんとも言えない感じになるんだよ……。これもまたこの身に宿る一人、■■■■・■■■■が要因なんだよね……。)」
自身の不遇さにエミリーはため息をつく。
「(というか!自身の召喚したサーヴァントを押し付けるとかアルフは、いや、■■■■■は何考えてるのよ!都市付近で戦闘の後始末とかあるのに!書類偽造してまで出撃するバーサーカーのような彼を私なら御せると思ってるかしら?カウンターのサーヴァントを相手にしてるから今の所は良好だけどカウンター召喚されたサーヴァントを全て倒したらどうすれば………。カルデアが来るときサーヴァントが残らないぐらいのギリギリのペースで………)」
エミリーが悩みに悩んでライダーの今後の御し方を考える。
「────ター。
「ふぇ?」
「聞いておったのか?」
「え、えーと……」
「悩み過ぎは良くないぞ、
「(────っ、あなた自身が悩みの種なんだけど、って言えたらどんなに楽か………)」
「何を考えてるか私のような軍人には分からぬが契約したからには
一個師団の価値があると言われたサーヴァントは自身と契約を結んだ者の肩に手を置く。
「グランドクラスのサーヴァントが召喚されたのは厄介はことだが
自信を持ち、胸を張って告げるライダーにエミリーも安堵する。
「そうね。これからもあなたの活躍には期待してるわ。この国の大英雄」
■■■■■に押し付けられたライダー、彼はドイツ軍の英雄。
自分の抱く期待感に間違いはないと確信しているエミリーは友のオフェリア・ファムルソローネ、藤丸立香をマスターとするカルデア一行がドイツを訪れるのを待つことにした。
静かに死を待つ老人のように。
投稿遅くなってすいませんでした。
4月からマジで忙しくなりますが書ききりたいと思ってます!(でもACと被ったらどうしようとヒヤヒヤしてます(汗))
というわけで今回はクリプター、アルフ・エンブリーが召喚し、エミリーと契約を結んだサーヴァントについてです。
伏せ字が多いですが本文中で既にライダーの真名がわかった人は結構いるのではと思います
それに関連してエミリーの真名につながる情報もかなり出てますねw
ライダーの情報(一部)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
クラス:ライダー
真名 :■■■=■■■■■・■■■■
ドイツ■■軍人、ドイツの英雄
異名『■■■■の悪魔』『不死鳥』『■の■■』
その他の情報
・爆撃機を操る
・義足
・『不死』を連想させる英霊
エミリーは彼をバーサーカーのようなライダーと称し、彼がいろいろ偽装工作をして勝手に何回もカウンターとして召喚されたサーヴァントの討伐に赴くことに悩んでいる。彼女としてはノイマンに押し付けたいと思ってる。そして、エミリー自身、彼の目を見るとなんともいえない感じになるらしい。
今回はドイツ異聞帯での戦闘の話でした。
次回は話がかなり飛びます。