今回は某芸人のネタ風味でお送りします。
トレセン学園の廊下に、1冊の本が落ちていた。
そこに通りかかったタマモクロス。
「なんでこんなとこに絵本があるん?……せっかくやしちょいと読んでみよ」
【ちょっと昔のある所に、おじさんとおっさんとおやっさんとおいちゃんとオヤジがいました】
「おっさん多ない?」
【おじさん1号は不意にうどんが食べたくなりました】
「まあ……ちょっと唐突やけどええか」
【そこで、おっさん2号が言います。『うどんを打つか』おっさん達は早速、うどんの材料を準備することにしました】
「手打ちか。凝っとるなぁ」
【小麦粉100kgと水75L、塩少々】
「いや量いかつ!オグリでも紛れとるんか!?」
【更におやっさん3号は張り切って、材料を混ぜました。にちゃ……にちゃ……。量が多すぎてなかなか混ざりません】
「そりゃそうなるわ」
【すると男か女か分からない人が機械を持ってきました。『これを使うといいでしょウ』おっさん達はたいそう喜びました】
「なんか見覚えあるヤツ出てきた」
【機械の助けを借りて生地をこねたら、おっさん5人で、ラップでくるんだ生地を踏みます。にゅっちょんにゅっちょん、にゅっちゃーら たっぱにょっぽにゅち たっぱぽぽにゃぽんぽぽ】
「どう踏んだらそんな音すんねん!?」
【生地がいい感じになったところで、麺を切ってゆでます】真っ黒なツボらしきものにうどんを入れる様子が描かれている。
「魔女が薬とか作っとるヤツやん!なんか光っとるし!」
【そこへアグネスタキオン印の薬を少々】
「ついにガッツリ実名出しよったぞオイ」
【茹で上がったうどんをお皿に乗せて、トッピングを載せればできあがり。おいちゃん4号はその間に米を炊いていました。オヤジ5号は『うーむ、主食がかぶってしまった』と呟きました】
「いやうどんはオカズやろ!なんや、まさかウチのツッコミを見越してたんか!?」
【バレたか】
「当たっとるんかい!てかなんで会話成立してんねん!?」
「はぁ……なんやこの絵本……思わずツッコんでもうたわ……ん?」
ふと、上から視線を感じてその方を見ると……真顔でタマモを見つめる岩間の姿があった。シンプルに怖い。
「ぎゃああああああああああああああああああああッ!?」
「おおおッ!?」
「なんや……岩間トレーナーか。頼むからあんま脅かさんといて……」
「あっ……申し訳ありませんタマモさん。あまりにじっくり読んでいたのでお邪魔するのも悪いと思いまして」
「まあええわ……これ、岩間トレーナーのなん?」
「ええ、その通りです」
「なら返しとくわ。勝手に読んどって堪忍な」
「構いませんよ」
「……もう一つ、聞いてええか?この機械持ってきたヤツ……盛本トレーナーやろ?」
「……あなたのように勘のいいウマ娘は好きですよ」
「なんかキャラ変わってへんか!?」
絵本の作者が何者かは、多分誰も知らない。
関西弁変なとこあったらお許しください