弥彦・出雲崎殺人ライン   作:新庄雄太郎

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歩夢と侑としずくは、友人の愛と一緒に新潟へ向かった。



第1章 日本海を見ていた女

冬休み、歩夢と侑としずくは愛と一緒に上越新幹線と越後線に乗り次いで、愛ちゃんの母方の親戚の家に一緒に行く事になった。

 

この日、歩夢と愛たちは上野発7時32分発の上越新幹線「あさひ503号」に乗って新潟へ向かった。

 

「でも、凄く便利になったのね。」

 

「でしょ。」

 

「ホント、眺めがいいのね。」

 

「うん。」

 

「でも、新幹線は早いのね。」

 

と、しずくは言った。

 

歩夢と愛としずく達が乗った「あさひ503号」は新潟に到着し、新潟からは越後線に乗って出雲崎へやって来た。

 

出雲崎駅

 

「おう、愛ちゃん。」

 

「おばさん。」

 

出迎えてくれたのは、愛の叔母かず代である。

 

「おや、今日は友達の付いてきたのか。」

 

「うん、私の部活メンバーだよ。」

 

「そうか。」

 

愛は、歩夢達と一緒に叔母の家に来て、楽しく話をした。

 

新潟は今、雪景色に変えようとしている。

 

「今の季節は風が冷たいな。」

 

海岸では、魚を取る漁師の姿を見た。

 

「おい、もう帰ってきたのか。」

 

「ええ。」

 

「父さん。」

 

「おう、もう帰ってきたのか。」

 

「ええ、新宿から夜行快速で来たから。」

 

「おう、そうか。」

 

「中々、帰ることが出来なくて。」

 

「そうか。」

 

「お母さんは?。」

 

「うん、心配ないよ。」

 

「そう。」

 

そう言って、彼女は出雲崎の海を歩いた。

 

井鼻海水浴場は新潟県出雲崎町の北端に位置し、広い砂浜と、海の向こうには佐渡、北側には弥彦山が望める風光明媚な海岸です。遠浅の海岸は波が穏やかで、家族連れに大人気です。

 

毎年夏には、安全祈願の神事を行い、海開きイベントとして「クリーン作戦とサザエのつかみ取り」が開催されます。これは、海をきれいにして県下有数の水揚げ量をほこる出雲崎のサザエをもらえるという嬉しいイベントです。

 

冬は、雪国越後路と言われ、スキーや雪だるまや餅を食べたりするのも楽しいものです、又瓢湖では白鳥が飛んでやってきたりしている。

 

今回、歩夢と侑は冬休みに愛と一緒に新潟の出雲崎へ叔母の家に一緒に行かないかと招待されたのです。

 

「新潟って、雪が多いのね。」

 

「本当だわ。」

 

「うん、日本海も暖かくなるのね。」

 

「ええ。」

 

「せつ菜ちゃんも行きたかったかな。」

 

「うん、でもお土産だけは買っておこうよ。」

 

「そうね。」

 

そして、次の日の事だった。

 

「お、何だありゃ。」

 

と、漁師は何かを見つけたのだ。

 

「何ですかね。」

 

「人魚かな。」

 

「いや、こんな所に人魚なんているわけねぇぜ。」

 

「そうかな。」

 

と、他の漁師が言った。

 

一体、何だろう?




そして、出雲崎で殺人が起きた。
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