南と高山は、女が止まったと思われる温泉へ向かった。
「彼女は、温泉へ泊ったのかな。」
「考えられるな。」
「ええ。」
「早速、弥彦温泉へ行って見よう。」
「ええ。」
弥彦温泉旅館
「ああ、この女が泊まっていたかですか。」
「ええ。」
「その客なら一昨日チェックアウトされていますが、どうかしたんですか。」
「実は、出雲崎で水死体で発見されたんです。」
「まぁ、その客が。」
「はい。」
「客の名前は憶えていますか。」
「ええ、確か仙風侍 美弥果でしたけど。」
「あれ、水原名義じゃないな。」
「どうした、高山。」
「彼女は、偽名を使って旅館に泊まったんだ。」
「やはり。」
「水原は偽名を使って弥彦温泉に泊まったんだ。」
「なるほど。」
高山は、高杉班長に報告した。
「何、水原は偽名を使って1泊したのか。」
「ええ、本名使ったら捕まると思って偽名使ったと思われます。」
「そうか、それで何か分かったか。」
「それがですね、水死体の被害者の水原は仙風侍 美弥果と名乗って温泉に泊まった事が分かったんです。」
「なるほど、2人は引き続き捜査を続けてくれ。」
「わかりました、それからですね犯人と思われる男が浮上したんです。」
「おっ、それ本当か、高山。」
「ええ、年齢は20代から35歳ぐらいの男なんです。」
「じゃあ、その男が怪しいのか。」
「ええ。」
「よし、捜査を続けてくれ。」
「わかりました。」
と、高山は電話を切った。
そして、次の日。
ある日、犬を連れて弥彦付近を散歩していた。
ワンワンワン
と、犬は吠えた。
「どうしたんじゃ、シロ。」
と、言って見ると。
「うわっ、何じゃこれ。」
そこへ、居合わせたところ南と高山がやって来た。
「どうしました。」
「こ、ここ、この人死んでるわ。」
「えっ。」
と、高山は様子を見に行くことにした。
「はっ、これは。」
近づいてみると、それは男性の死体だった。
「どうしたんですか。」
と、弥彦温泉の番頭がやって来た。
「近寄るな、殺人かもしれません。」
「えっ。」
「もしかしたら、あなたは警察官ですか。」
「いや、鉄道公安隊ですけど。」
と、高山は手帳を見せた。
「そうですか、私は何をしたらいいでしょうか?。」
「あなたはすぐに、警察へ通報してください。」
「わかりました。」
高山は、弥彦神社で不審者は見なかったか聞き込みを行った。
「誰か、不審人物を見た人はいませんか、目撃者はいませんか。」
と、高山は言ったが、全然見当たらなかった。
暫くして、新潟県警のパトカーが到着した。
現場に到着した早川警部補と南刑事が話を聞いた。
「なるほど、その女が温泉で会った男が犯人と判明してその行方を追っていたら死体で発見されたと。」
「はい。」
そこへ、部下掛け新潟県警の小森警部に言った。
「小森警部、被害者の身元が分かりました。」
「本当か。」
「はい、被害者は東京在住の坪井 幹也さん27歳です。」
「おう、それで死因は。」
「恐らく、絞殺ですね。」
「ええ。」
「これ、何かのメッセージじゃないでしょうか?。」
「ん、何かな。」
と、何か書いてあった。
ヤヒコニ イッテ ウラ
「あっ、本当だ、これはどういう事なんだろう。」
「どういう意味なんでしょうか。」
「ええ。」
と、南は謎を解くことになるのだ。
この事件の犯人は誰なのか?