そして、また闘いが始まった。三星龍が何回攻撃してもトランクスにあてることはできなかった。トランクスもさけるのは決して簡単にかわせているわけではないが、すべてきちんと攻撃が見えていて完ぺきにかわすことができていた。しかし、三星龍は攻撃をやめないため隙が出来ずトランクスは攻撃をしかけることができていなかった
ト(これじゃあ攻撃できない!!)
するといきなり三星龍は攻撃をやめた。チャンスと思いトランクスは攻撃をしかけようと、パンチをくりだそうとするが
「おい」
三星龍の呼びかけによってトランクスは攻撃を急停止した。トランクスは体勢を元に戻し、三星龍の話を聞くために少し間をとった
三「お前の本気はまだまだこんなものではないだろう。俺はお前には勝てないと今の攻撃でわかった。なら、お前の本気で俺を殺してくれ。そうしないと、俺のプライドがゆるさないんだ」
トランクスは少し考えた。三星龍がこのようなことを言うのか。もしかしたら、何かの罠かもしれない。しかし、トランクスは三星龍の言葉を信じ、全力にするようにした
ト「わかった。いくぞ! だぁぁぁぁぁぁ!」
トランクスは以前悟空が始めのブウと闘うときと同じ格好をして、気を最大限まで高めた。まわりの台地は震え、近くの草は揺れた。トランクスの周りには竜巻がでてきて、トランクスを囲んだ
ト「だぁぁぁぁぁぁ!」
トランクスは全力の力を出し切った。その勢いで竜巻はさらに大きくなり、やがてどんどん小さくなっていき竜巻はおさまり、なかから体が金色に点滅してさきほどよりも金色のオーラが大きくなって気も大幅に上がっているトランクスが出てきた。もう、三星龍とは気の大きさが全然違うほどにまでなっていた
三「!?」(ここまでなのか...他の邪悪龍ならこいつに勝てるが、俺の戦闘力なら無理だぞ・・・」
三星龍は冷や汗をたらし、体が少し引いていたがもとに戻した
三「これが、お前のパワーか。よし、そのパワーで俺を殺してみろ!」
トランクスは三星龍を睨めつけて言った
ト「本当にいいんだな?」
三「もちろんだ」
ト「行くぞ!」
そして、トランクスは先ほどとは違いトランクスが三星龍に攻撃をした。三星龍はトランクスに一度も攻撃をあてることができなかったが、トランクスはほぼすべての攻撃を三星龍にあてていた。一つ一つの攻撃は悟飯やべジータに比べては弱いが、三星龍にとっても重い一撃一撃であった。それがほぼすべてあたっているのだから、三星龍のダメージはどんどん減っていって、傷はどんどん増えていった
三(もう少しだ・・・)
三星龍は攻撃をされながらも、少し笑っていた。何かを企んでいた。トランクスはただひたすら攻撃をしていて、そのことに気付いていなかった
ト(なかなかしぶとい奴だ。いくら、殺されてもいいといってもこれだけ攻撃されたら耐えられなくなるはずだ。特にこの邪悪龍に関しては)
それからもしばらくトランクスは攻撃をしていたが、三星龍は少しもやめろと言わずにただひたすら攻撃を耐えていた。すると、しばらくするとどんどんトランクスの攻撃が三星龍にあたらなくなっていき、トランクスの息もあがりはじめた
ト「ど、どうなっているんだ!?」
三「どうした?俺はまだ死んでいないぞ?お前のパワーはそんなものだったのか?」
ト「く!」
さっきまではすべて攻撃があたっていたのに、今はすべてかわされている。しかも、三星龍はさっきまであたっていた攻撃で体中傷だらけだ。しかし、今ではトランクスよりも力が増えている。トランクスは混乱していた
三「お前には体力がなかったらしいな。残念だな、俺は逆にお前を殺すことになりそうだな!」
ト「く!」
そして、三星龍はまたトランクスに攻撃をした。今度はすべてトランクスに攻撃が命中した。しかも、やればやるほどどんどん三星龍は力を増していきトランクスはどんどん力がなくなっていた
ト「はぁはぁ。ど、どうなっているんだ・・・」
トランクスにはもう元気がなかった。宙に浮かんでいるのがやっとで、浮かんでいてもふらふらしている状態であった
三「では、最後のとどめを行くぞ!」
そういって、三星龍がトランクスにとどめをしようとしたときであった。
ドン
いきなり、三星龍がふっとんだ。そして、そのまま岩に激突した。砂埃がでてきて、すぐに三星龍は岩をすべてどけて、岩から抜け出して砂ぼころりのところから出てきた
三「な、なにものだ!」
そこには、トランクスの父べジータがいた
ト「と、父さん!」
べ「なさけないぞ!トランクス!」
ト「す、すいません・・・」
べ「食え」
べジータはトランクスにむかって一粒の豆を投げた。仙豆だ。トランクスは仙豆を食べて力を取り戻していた
ト「あ、ありがとうございます!」
べ「ふん、油断するな。俺はお前の攻撃をずっと気で見ていたがどうやらこいつは、貴様のパワーを吸収していくらしいな。お前のパワーをうけておりながら、奴はどんどんパワーが増して行っていた。それと同じ文お前のパワーはどんどん落ちていた」
トランクスはただ驚いているだけだった
ト「そ、そんな」
三「よくわかったな。さすが、サイヤ人王子べジータだ」
べ「ふん、当たり前だ」
トランクスはだから自分の攻撃が時間がたつにずれてあたらなくなっているのかということに納得した
べ「よし、それじゃあこの俺が一瞬のうちに片付けてやる!」
ト「ま、、待ってください!」
べジータはトランクスの方を向いた
ト「こいつは俺の敵です。俺にやらせてください!」
べジータは真顔でトランクスの顔を見て、その顔が本気であることを確かめた
べ「わかった。しかし、さっきと同じ過ちをするなよ」
ト「はい!一瞬で終わらせます!」
トランクスはべジータと硬い決意をしてふたたび、三星龍の目の前にたった
三「さっきはどうもありがとう。お前のおかげでお前のパワーを大きく超えることができた」
ト「さっきまでのは無効だ!」
三「なんだと?」
ト「サイヤ人の特徴を忘れてないか?」
サイヤ人・・・戦闘民族であるから他の人間とは違うこと・・・
三星龍はそのサイヤ人のある特徴を思い出し、びっくりするのであった
三「ま、まさか」
ト「そうだ。サイヤ人は闘えば闘うほど強くなる。そして、重症なほどけががなお知ればパワーアップする。だから、俺はさっきよりもパワーをかなりあげておるぞ」
三「くそ!」
ト「すぐに終わらせてやる!」
トランクスは攻撃をうつ準備をした。構えて、気を最大まで高め始めた
三星龍も気をためていた
そして、トランクスの気が最大まであがり、三星龍にむかって攻撃をした
ト「バスターキャノン!」
トランクスの技は三星龍の攻撃を跳ね飛ばし、そのまま三星龍に直撃しそのまま宇宙に流されていって、爆発した
トランクスは超サイヤ人をとき、べジータのほうをむいた
べ「まだまだだな。まあ、しかし前よりも強くなったな」
トランクスはべジータに少しであったがほめられて少し良い気分になった
そして、トランクスは三球龍をとり、べジータとともにとんでいった
三星龍が死んだおかげで、西の都の近くの森などは元気をとりもどしていた
ブルマは家の外から森がどんどん元気をとりもどしていっていて、べジータとトランクスらしき2人が見えたので、二人が邪悪龍を倒してくれて生きているということに安心した。
ブルマは笑みをこぼし、二人の背中をみつめているのであった
さあ!邪悪龍はあと7匹中4匹!みんなは、最後まで倒していけるのでありましょうか!?
終わりましたぁ
やっと、トランクスの闘いが終わりました。
ちょっと、べジータに手伝ってもらいました笑
トランクス強くならないといけませんね!
次はウーブか・・・悟天か・・・
がんばります!