ドラゴンボールNH   作:あゃ

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第8話

~ベジータside~

 

べ「ち!どこにいやがるんだ!」

 

ベジータがある高い山の頂上の方をとんでいるといきなり、山の中からまぐまがわいてきて飛び出してきた

 

べ「な、なに!?」

 

ベジータは間一髪でかわしたが、その周りの熱帯林はマグマの熱で炎に覆われた。ベジータは燃え上がる森の中であたりを見回した

 

べ「どこにいるんだ!この近くにいることはわかっているんだ!」

 

ベジータはこの近くにいるであろう何者かに叫んだ。すると、マグマの中から怪物が出てきた。体は炎のように赤く鋭い目をしていた

 

べ「貴様が邪悪龍だな?」

 

邪「そうだ。俺は六神龍。ベジータだな?」

 

べ「よくご存じだな。貴様はいつの願いで生まれたんだ?」

 

六「俺はセルとの闘いの時に人造人間17号と18号の体の中に取り付けられた爆弾を取り除くときに誕生したんだ」

 

この願いは、昔セルとの闘いの終了後神殿で、一つ目の願いでセルに殺された人達を生き返らせてあと一つの願いが考えつかないときにクリリンが、考え出した願いだ

 

べ「なるほど。では、おしゃべりはこのくらいにしてそろそろ貴様を片付けさせてもらうぞ」

 

ベジータは戦闘のため構えた。六神龍も承知したように構えた

 

六「俺は前の超四神龍とほぼ同じぐらいの力を身につけているぞ?前、まったくかなわなかった貴様にこの俺を倒せるとは思えんぞ?」

 

べ「ふん、この俺が前と同じような戦闘力だと思うか?」

 

すぐに、六神龍はベジータに向かって攻撃をしかけていった。ベジータは瞬時に超サイヤ人4になり六神龍からの攻撃をさけた。六神龍とベジータはふたたび間をとった

 

六「よく今のに反応できたな。確かに前とはちょっと違うようだな」

 

べ「今頃分かっていってももう遅いぜ。それに俺の力はまだまだこんなものじゃあないぞ。貴様に勝てる可能性はない!」

 

六「それはどうかな?」

 

ふたたび六神龍はベジータに向かっていった。今度はベジータも攻撃をしかけてみようと思い、六神龍にパンチをしてみると、手が焼けるように熱くなってきた

 

べ「な!」

 

ベジータは反射的に、六神龍から手を離した。六神龍を見てみると、体が赤く光っており体が高温の状態であった。前の四神龍のときとそっくりな状態である

 

六「驚いたか。俺は、瞬時に体を太陽異常の1万度まで上げていくことができるのだ。前の邪悪龍の四神龍は太陽と同じ6000度までであったが、俺は奴よりも強い。だから、奴よりも高温を出していくことができるんだ」

 

べ「ち!やっかいな野郎だぜ(うかつに、攻撃はできんな。何か他に攻撃の仕方はないだろうか)」

 

六「それじゃあいくぞ!俺にあたったらやけどをしてしまうぞ!」

 

そう言って、六神龍は再び体を高温にしベジータに向かって飛んでいった。六神龍は一方的にベジータに攻撃をしていくのであったが、ベジータは手を出せずにただ攻撃をかわしていくだけであった

 

べ「くそ!これじゃあ、いつまでたっても終わらん。やつを一気に片付けてしまう方法はないのか!?」

 

ベジータは焦ったような表情で、必死に六神龍を倒す方法を考えていた。一方六神龍は、絶対的に勝つ自信があったようで、笑みをだしながらベジータにひたすら攻撃をしていた。しかし、攻撃を続けていてもベジータにはかすりもしない、ベジータはすべて軽くかわしていた。六神龍は体力がどんどん削られていくだけであった。そして、六神龍は攻撃を一度やめてベジータと間をとった

 

六「はぁはぁはぁ」

 

べ(!?やつの息が乱れている...ようし、やつが体力をなくしたところで一気に攻撃をしかけて一撃で終わらせてやる!)

 

ベジータがそう思った瞬間、六神龍が口を大きく開けた

 

べ「!?」

 

六神龍の口から炎のエネルギーがベジータのほうに放射された。ベジータは間一髪でそれをさけた。しかし、炎の攻撃により軽いやけどをしてしまった

 

べ「ち!」

 

六「お前が勝てることは一切無い。俺に攻撃をすれば必ずお前も俺の熱によりダメージをうけてしまう」

 

べ「そんなことはわかっている。さっさと攻撃してくるんだな」

 

六「まあ、よかろう。早く死にたいのならばな」

 

そして、六神龍はふたたびベジータに攻撃をしかけた。六神龍は本気でベジータを殺すつもりで攻撃をしていた

 

六「だだだだだ!!!」

 

数秒間で何百回もの攻撃をひたすらしていた。しかし、ベジータはすべてなんなくとかわしていた

 

べ「どうした!貴様の力はそんなものなのか!?」

 

ベジータが少し六神龍を挑発した。すると、六神龍は怒りさきほどくりだした、炎のエネルギー波を次々とベジータに放射していった。さすがのベジータも先ほど一度の攻撃で軽傷であったがやけどを負っている。なので、六神龍からの攻撃にとまどっていた

 

べ「く、くそ!」

 

ベジータは六神龍の攻撃をかわしていたが、これ以上はかわしきれないと思い、上空に逃げた。そして、ベジータは気を超サイヤ人4では最高のところまであげた。そして、ベジータが初めて地球に来たとき悟空と闘っているときに使った、ベジータの技ギャリック砲をうつ準備をした

 

六「攻撃をしてくるつもりだな。俺も特大のをしてやる。今までのとはでかさとパワーが全然違うぞ!俺の大技で完全に消滅してしまうがいい!」

 

べ「貴様のようなカスに俺がやられると思っているのかー!いくぜ!ギャリック砲!」

 

六「いくぞ!だぁぁぁぁ!」

 

おたがい、最強の技を放った。二つの最強の気はぶつかりあっていた。しかし、時間がたっていくとベジータがどんどんおしていっていた

 

六「な、なんだと!?」

 

ついに、ベジータのギャリック砲が六神龍の目の前まできてしまった。六神龍は負けじまいとすべてのパワーを放ったが、ベジータには遠く及ばなかった。そしていよいよ、ベジータのギャリック砲が六神龍を包み込んだ

 

六「そ、そんなぁぁぁ...」

 

六神龍は完全に消滅した...

 

ベジータは変身をといた

 

べ「今のようなやつだと、トランクス達は危ないかもしれんな。悟飯はすでに一匹倒したようだな。俺も次を行くか...」

 

そして、ベジータはまた別の方向へ飛んでいった。さきほどまで戦闘が繰り広げられていたこの地域は熱帯林がすべて焼き尽くされていた。緑はもうなく、何もない地域になってしまった

 

 

 

 

 

悟天は邪悪龍を探していた

 

天「兄さんとベジータさんはもう一匹ずつ倒しているなぁ。僕もがんばらなくちゃ!」

 


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