第五回 ウマ娘短編合作 ウマ娘のバレンタイン   作:雅媛

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メインキャラクター:タマモクロス

前書
すごい!!!!!


タマモ・『めっちゃすごい』・クロス(作:常盤道玄坂円盤投げ)

「うわあああああ!!!!!」

「チョコ飛んできたあああああ!!!!!」

 

 チョコレート大爆発事件!!!!! 

 

「何があったんや……」

 

 タマちゃん参上!!!!! 

 

「タマ。実は、ここでチョコレートを作ろうと思っていたんだ。少し失敗してしまった」

 

 オグリ説明!!!!! タマちゃん超速理解!!!!! すごい!!!!! 天才!!!!! 白い稲妻!!!!! 

 

「ほーん。片付け手伝ったろか?」

「助かる。ありがとう」

「よっしゃ、任しとき」

 

 やさしい!!!!! 

 

 

 時間の経過!!!!! 片付け終わった!!!!! すごい!!!!! 才能!!!!! 

 

 タマちゃん聞く!!!!! 

 

「チョコ、誰に渡すつもりなんや?」

「トレーナーだ。日頃の感謝を込めたチョコレートだ」

「日頃の感謝か。ええやん」

「タマも作るか?」

「うーん。遠慮しとくわ、ほな」

 

 タマちゃん遠慮した!!!!! 

 

「んー……やっぱようわからんな。食いもんに想いを込める、ってなんなんやろか」

 

 タマちゃん分からない!!!!! タマちゃん理解したい!!!!! タマちゃん頑張るぞ!!!!! 

 

「せや! トレーナーにチョコ渡したろ!」

 

 タマちゃん特攻!!!!! 当たって砕けて全知へGO!!!!! 

 

「でもどんなチョコ渡せばええんやろか?」

 

 タマちゃん悩む!!!!! どうするタマちゃん!!!!!

 

 

 時間の経過!!!!! バレンタイン前日の朝!!!!! 

 

「なんもわからん! 高級なチョコでも買ったらええんか? いやちゃうな、そんな高級なチョコ渡されたらトレーナーもビックリしてまう。かといって安もんはマズイ。……せや、手作りチョコ作ればええ! サプライズプレゼントや!」

 

 タマちゃんいいよ!!!!! これなら渡す側の気持ち理解できるかもしれない!!!!! 

 

 

 時間の経過!!!!! タマちゃんチョコ作ってる!!!!! 

 

 レシピで作り方調べたんだって!!!!! えらい!!!!! 

 

 湯煎とかもろもろの作業終わった!!!!! すごい!!!!! レシピ通り!!!!! いいよ!!!!! 

 

 型に流し込んだ!!!!! 順調!!!!! あとは冷やすだけ!!!!! 

 

 

「ん? あ、タマモ! ちょっといいか?」

「トレーナー!?!?!?」

 

 

 ──刹那。

 

 タマモクロスは、思い知った。

 

 タマモクロスの手から無常にも離れたトレー。

 型に流し込んでいたチョコレートは、未だ熱を孕んでいる。

 

 不幸なことに、トレーナーがすぐ近くにいる。

 このままであれば、チョコレートはトレーナーの足に直撃することだろう。

 

 下手をすれば、トレーナーが火傷をしてしまう。

 

 ──ウチは、白い稲妻になる! 

 

 タマモクロスは、覚悟を決めた。

 

 

 

 タマちゃん超速トレー回収!!!!! やっぱタマちゃんサイコー!!!!! タマちゃんやればできる子!!!!! ホワイトライトニング!!!!!

 

「うおっ!?」

「すまんトレーナー! チョコかかってないか?」

「大丈夫だ。……トレーにはちょっと溢れたみたいだが、見る限り下には落ちてない。すごいな!」

「せやろ! ウチは白い稲妻や!」

 

 タマちゃん有頂天!!!!! 

 

 

 ──刹那。

 

 タマモクロスは思い知った。

 

 チョコレートを作っていることが、バレた。

 

 

 タマちゃん動転!!!!! 

 

「チョコ作ってるのか。誰に渡すんだ?」

「えぇーっと……あー……家族や!」

「家族? こっちに来てるのか?」

 

 墓穴掘った!!!!! 

 

「ああー……こっち来とるで! 会うか?」

 

 墓穴めっちゃ掘った!!!!! 

 

「そうだな、一度挨拶しようと思っていた。連絡してくれるか?」

 

 逃げ場なくなった!!!!! やばい!!!!! 

 

「すまんトレーナー! ほんまはトレーナーに渡そ思うとったんや!」

 

 自白した!!!!! 

 

「まだ作っとるから後でな!」

「ああすまん、さっきの騒動で忘れていた。ちょっと取材の依頼が」

「そんなもん後でいくらでもやったるわ!」

 

 安請け合いした!!!!! 何やってるんだ!!!!! 

 

「そうか、あー……じゃあ楽しみにしてるよチョコ」

「ええから早よどっか行かんかい!」

 

 トレーナー締め出した!!!!! 

 

 かわいいね!!!!! 

 

 

 時間の経過!!!!! 今日はバレンタインデーだ!!!!! 

 

 

 ──刹那。

 

 タマモクロスは、思い知った。

 

 どう渡せばいいのか、全く分からない。

 

 例えば、甘々な空間を作る。

 口では簡単に言えるのだが、今までにそのような経験がないのだ。

 上手くやれる自信がないのである。

 

 しかしながら、サクっと渡してしまうのもダメだ。

 何故なら、それだとチョコレートを渡す側の気持ちが分からないから。

 

 八方塞がり。

 タマモクロスは、途方に暮れた。

 

 

「タマモ……チョコはまだか?」

 

 トレーナーがボケた老人みたいなこと言い出した!!!!! 

 

「トレーナー! 昨日食ったやろ! 忘れんなや!」

 

 タマちゃん漫才始めた!!!!! 

 いい感じのムードもう作れないよ!!!!! 

 

「そうか、俺は昨日食ったのか。じゃあ仕方ないな。……んなわけねえだろ!」

「バレてしまったもんはしゃーない。ほれ、これがウチのチョコや! 食うてみい!」

「いただきます……うまい!」

「せやろ! レシピ通りに作ったからな!」

 

 

 チョコに想いを込めることがどういうことなのかは理解できなかった!!!!! でもトレーナーにチョコを食わせることができた!!!!! 及第点!!!!! 

 

 

 でもそんなことはどうでもいい!!!!! レシピ通りに作ったチョコは美味しい!!!!! 大団円!!!!! よかった!!!!! 

 

 タマちゃん大勝利!!!!! 

 

 イェーイ!!!!! 

 

 

 ──刹那。

 

 タマモクロスは、思い知った。

 

 

 そういえば、取材を安請け合いしてしまっている。

 何の取材なのか普通に知らないので、聞かなければならない。

 

「そういえば、取材って何の取材なんや?」

「ああ、それは──」

 

 

 ──刹那。

 

 タマモクロスは、思い知った。

 

 

「──詳しい内容は知らないんだが、どうやら恋愛番組に使うらしい」

 

 

 

 ちなみにタマちゃんトレーナーのことが好き!!!!! 

 

「あああああやってもうたあああああ!!!!!」

 

 タマちゃん嘆いた!!!!!

 

 




ノブレスオブリージュに則って書き上げタンホイザ!!!!!

作者
常盤道玄坂円盤投げ
代表作
ウマ娘 Topsy-Turvy
https://syosetu.org/novel/276520/
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