『BGM:安穏』
とある商店街。
店主「嬢ちゃんどうだい?」
アリサ「また今度ね!」
店主「安くしとくよ!」
ルル「す、すみません。今日はちょっと・・・」
レモンを売ってる店。
ルル「うん。これが良いかも。」
奴隷少女のルル。実は曽祖父が元日本人である。
ルル「ねぇアリサ・・・あれ?」
忽然とアリサが消えた。
店主「今ならオマケにもう1個付けちゃうよ?」
アリサ「よし!じゃあ買った!」
果物を売ってる店で桃を買った。
ルル「何を買ったの?アリサ。」
アリサ「桃よ!美味しそうでつい♡きっとこれ位ならご主人様も許してくれるわ。ね?」
同じく奴隷少女のアリサ。転生者で亡国・クボォーク王国の元姫君。
ルル「・・・アリサってば。じゃあこれは食後のデザートにしましょうか。」
アリサ「さっすが!話が分かるぅ〜!」
護衛にリザに買った食材を持たせた。
ルル「リザさん、持たせてしまってすみません。」
リザ「いえ。その為に来たので。」
奴隷で蜥蜴族のリザ。
帰って来た。
ジーク「帰って来たぞ。」
サヤ「おかえりなさい!」
ジークとサヤ。2人は兄妹。
タマ「帰った〜!」
ポチ「待ってたのです!」
犬族のポチと猫族のタマ。2人もリザと同じ奴隷で、シガ王国・セーリュー市の迷宮事件収束後にライトとサトゥーに買われた。
アリサ「今日はお土産もあるわよー!」
サトゥー「ああ、3人共。買い出しご苦労様。おかえり。」
この世界の転移者で、彼女達のご主人様のサトゥー。
ライト「ご苦労さん。」
同じく転移者で、仮面ライダークウガの力を持ったライト。
アリサ「たっだいまー!」
タスク「調理場の準備出来てるぞ。」
ライトの仲間のタスク。仮面ライダーアギトの力を受け継いだ男。
アリサ「さっすがぁ!」
サトゥー「今日はルルがメイン料理を作ってくれるんだよね。」
ルル「は、はい!ご主人様が教えて下さったお陰で料理もかなり慣れてきましたし・・・」
タスク「期待してるぞルル。」
ルル「それに、戦闘に参加出来ない分、少しでもお役に立ちたくって・・・」
サトゥー「ルル。ルルの料理が食べられるの凄く嬉しいよ。楽しみにしてる。」
積極的にルルを褒めるモードに入ってる。
ルル(が・・・頑張らなくっちゃ!!)
ナナ「ルルから急激な体温の上昇を感知しました。」
ホムンクルスのナナ。元No.7。
ミーア「む。」
エルフ少女のミーア。本名ミサナリーア・ボルエナン。サトゥーに懐いてる。
ドロシー「あれって恋してるのかしら?」
亡国・フリージア王国の元姫君のドロシー。
ローズ「あらあら。」
メイリン「お熱いですね〜。」
巫女姉妹のローズとメイリン。
『BGM:平穏』
調理開始。
ルル「よし!早速作りましょう!」
材料は薄力粉、片栗粉、酒、油、鶏肉、醤油とにんにくと生姜など好きな調味料。
ルル「まずは鶏肉を一口大に切ります。」
鶏肉を一口大に切った。
ルル「次にお酒と好きな調味料を混ぜたものを何種類か作って・・・」
醤油、にんにく、生姜、塩麹を用意。
ルル「それを鶏肉に揉み込みます!」
酒と4つの調味料を入れて鶏肉を揉む。
アリサ「うわ!4種類も作るの!?手間の掛かる事するわね。」
ルル「味付けを変えるだけだから。それに・・・色んな味があった方が皆喜んでくれると思って。」
竃で料理を作ってるサトゥーをジッと見る。
アリサ「ルルらしいわ。」
数分後。
ルル「さっき漬けておいた肉を薄力粉と片栗粉を混ぜたものをつけて、しっかり熱した油の中に・・・入れます!」
油に薄力粉と片栗粉を塗した鶏肉を入れて揚げる。
ポチ「お、美味しそうな匂いなのです・・・!」
サトゥー「我慢した分美味しくなるよ。」
ライト「空腹もスパイスの1つだ。」
ルル「こんがりとした美味しそうな色になったらあげます。」
こんがり揚がった鶏肉を網の上に乗せた。
ルル「網の上でしっかり油を切って、盛り付けたら・・・唐揚げの完成です!」
今日のメニューは唐揚げ。
料理が出来た。
サトゥー「じゃあ料理も揃った事だし。」
ライト「早速食べるぞ!」
全員「頂きます!」
タスク「美味そうな唐揚げだなぁ!ルル、材料は何を使ったんだ?」
ルル「はい。此方から醤油味。にんにく味。生姜味。塩麹味です。」
タスク「おぉ!どれも美味そうだ!」
ライト「このナスの素揚げはミーアの分な。」
ルル「お好みでマヨネーズやお塩を付けて下さい!」
メイリン「良いですね!」
リザ「ど、どれから食べれば・・・」
ポチ「迷うのです・・・!」
タマ「一気食い?」
ポチ「な!?それは邪道ですよタマ!」
ルル(し、真剣・・・!)
真剣に悩みながら、それぞれの唐揚げを食べる3人。
リザ「・・・美味です・・・!」
タマ「美味美味〜!」
ポチ「でりんじゃらすなのです!!」
でんじゃらす+でりしゃすを併せた言葉。
ジーク「この塩麹味美味いな!」
サヤ「お醤油味もとっても美味しいです!」
アリサ「やっぱり唐揚げにマヨネーズの背徳感・・・堪らないわぁ〜!」
ミーア・ナナ「おナスも美味し〜。」
ローズ「美味しい!ドロシーさん!この醤油味美味しいよ!」
メイリン「私が食べたこの塩麹もオススメですよ!」
ドロシー「そんなに押さないで?でも美味しいわね。生姜味が好きかも。」
ルル「・・・」
横でサトゥーが唐揚げを口にした。
サトゥー「・・・うん!美味しい!」
ルル「お、お口に合いましたか・・・?」
サトゥー「(よく行ってた居酒屋を思い出す。)勿論だよ。もう料理はルルに任せて大丈夫だね。」
ルル「い、いえ!まだまだ私なんて・・・!」
ライト「そんなに否定するなよ。美味いは美味い。ルル、これからの料理期待してるぞ。」
ルル「ライト様・・・」
ライト「ん〜!やっぱりにんにくは唐揚げにピッタリ!米が進む!」
タスク「生姜の唐揚げ、これ俺好きかも。」
アリサ「ぱくぱく。」
ルル「ん?」
口をぱくぱくしてるアリサに気付いた。
アリサ(ルル!やったね!)
ルル(アリサ・・・私は何時もアリサに頼ってばかりだった・・・)
初めて出会った時から、アリサはルルを何時も守ってくれた。
ルル(私にも何か出来たらって何時も考えてた・・・でも今日は皆を、アリサを、ライト様を、ご主人様を・・・笑顔にする事が出来た!)
美味しく楽しい時間は幸せを運んで・・・
皆で唐揚げを食べた後。アリサがある果物を出した。
アリサ「良い香りねぇ。」
ルル「さっき市場で買って来た桃ね。」
アリサ「そうそう!」
ライト「うん。良い桃だな。甘い匂いがする。」
タスク「美味そうだな。」
アリサ「でしょでしょ?唐揚げも美味しく頂いた事だし・・・早速お口直ししましょ!」
ルル「そうね。」
ライト「じゃ、食後のデザートを作りますか。」
調理開始。
ルル「まずは、桃の凹んでいる部分に包丁を入れて、種に沿うようにしてぐるりと切り込みを1周入れます。」
タスク「それで、掌で優しく包むように桃を持つ。そして切り込みに沿って捻れば、桃が二つに割れる。」
ルル「スプーンで種を取って、食べやすい大きさにカット。潰れやすいので皮は最後に剥いて・・・」
アリサ「ルルー!シロップも出来たわよ♪思ったより簡単だった!」
ルル「ありがとうアリサ。」
ライト「水と砂糖とレモン汁で作ったシロップだ。」
タスク「んで、最後に皿に盛り付ければ。」
ルル「桃のシロップがけの完成です!」
ライト「良いね!美味そう!」
ルル「皆ー!デザートですよー!」
食後のデザートは別腹かな♪
『ツヅク』
キャスト
ルル:早瀬莉花
アリサ:悠木碧
ライト:山崎大輝
サトゥー:堀江瞬
ポチ:河野ひより
タマ:奥野香耶
リザ:津田美波
ミーア:永野愛理
ナナ:安野希世乃
ジーク:相葉裕樹
サヤ:大野柚布子
タスク:小林裕介
ドロシー:山村響
ローズ:藤田咲
メイリン:佐藤亜美菜