デスマーチスピンオフ・幸腹   作:naogran

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グルメ3「リザの夜食」

『BGM:安穏』

 

森の中。馬車で皆が眠っている。一部を除いて。

 

リザ「!!」

 

タスク「ッ!」

 

槍を持ったリザが、タスクが模擬戦をしていた。今日の夜番はライトとタスクとリザ。

 

タスク「うん。良い刺突だ。上達したな。リザ。」

 

リザ「いえ、まだまだです。」

 

ルル「リザさん。タスク様。見張りお疲れ様です。」

 

眠っていたリザが起きていた。

 

リザ「ルル。起こしてしましましたか?」

 

タスク「あれ?睡眠結界の効果が切れたのか?」

 

ルル「いえ。何だか眠れなくて・・・」

 

タスク「そうか。」

 

リザ「では、良かったら眠気が来るまでお付き合いしますよ。」

 

ルル「っ!是非!」

 

 

 

 

3人がハニーホットミルクを飲んで温まった。

 

リザ「こんなに甘くて美味しいミルクは初めて飲みました・・・」

 

ルル「蜂蜜を入れてみたんです。」

 

タスク「あ〜、美味い。」

 

ライト「お。3人で雑談か?」

 

リザ「ライト様。」

 

タスク「よう。見回りご苦労様。」

 

ライト「異常は無かったぞ。ルル、俺にも1杯くれ。」

 

ルル「はい。」

 

ハニーホットミルクをライトに差し出した。

 

ライト「あ〜。美味え〜。温まる〜。」

 

リザ「毎日このような温かくて美味しいものが食べられるなんて、本当にありがたい事です。」

 

ルル「そうですね。ご主人様とライト様には感謝してもしきれません。」

 

ライト「止してくれよ。」

 

リザ「私は、ルルにも感謝しているのですよ。何時もありがとうございます。」

 

ルル「そんな・・・私のお料理なんてまだまだで・・・タスク様からまだまだ伝授しなきゃならないので・・・わ、私こそ何時もリザさんに守って頂けて凄く感謝してて・・・」

 

”ガサッ”

 

リザ「!」

 

タスク「どうした?」

 

リザ「・・・下がって下さいルル。彼方の茂みに何か居るようです。」

 

ルル「!」

 

リザ「・・・少し様子を見て来ます。ライト様とタスク様はルルの護衛を。」

 

ライト「任せろ。」

 

タスク「気を付けろよ。」

 

茂みへ入り、その正体を暴いた。それは、イノシシだった。

 

ルル「・・・イノシシ・・・ですか?」

 

リザ「・・・イノシシですね。」

 

ライト「イノシシだな。」

 

タスク「確かにイノシシだ。」

 

ルル「魔物じゃなくて安心しました。ほ・・・」

 

リザ「全くです。夜が明けたら一応ご主人様に報告しておきま・・・」

 

”ぐぅ〜〜〜〜〜〜”

 

突然リザの腹が鳴った。

 

ルル・リザ・ライト・タスク「・・・」

 

ライト「リザ、腹鳴ってるぞ。」

 

ルル「あの、良かったら・・・4人で頂いちゃいますか?」

 

リザ「・・・!」

 

ライト「ワオ。夜食タイム。」

 

 

 

 

4人で夜食タイム。

 

リザ「イノシシの解体終わりました。」

 

ライト「下拵えバッチリだ。」

 

ルル「ありがとうございます!此方も準備出来ました。」

 

材料は、猪肉、酒、塩こしょう、玉ねぎ、ナス、ピーマンなどの野菜。

 

ルル「少し独特な臭いがしますね・・・」

 

リザ「狩ったばかりなので、すぐに処理すれば大丈夫ですよ。」

 

タスク「まずは、塩水で2・3回洗って、しばらく酒に漬けておく。これで臭いは消えるぞ。」

 

ルル「ありがとうございますタスク様!ではお肉を漬けている間に野菜を切りましょう。」

 

玉ねぎは半月切り。ピーマンは縦に切り、ナスは輪切りにする。

 

ルル「続いて具材を串に通していきます。串の先端を残しておくと串全体が温まって熱が通りやすくなるそうです。後、具材がずれ難いようにお肉で挟むと良いですよ。」

 

ライト「良いね良いね。」

 

タスク「こっちはちょこっとヘルシーに。」

 

リザ「はっ!・・・ルル、詰め過ぎてしまいました・・・」

 

ライト「肉詰め過ぎ・・・」

 

火が通り難くなるので注意して下さい。

 

ルル「最後に塩こしょうで味付けをして・・・じっくり焼きます。火はしっかり通しましょう。」

 

 

 

 

数分後。

 

ライト「そろそろ食べられそうだ。」

 

ルル「猪肉の串焼き!完成です!」

 

リザ「串で食べると言うのも新鮮ですね。」

 

ルル「何だかワクワクしちゃいます。」

 

ライト「ん〜。良い匂い。」

 

タスク「それじゃ、頂こうか。」

 

ルル・リザ「はい。」

 

猪肉の串焼きを食べる。

 

ルル「臭みが無くなって食べやすくなってる・・・美味しい・・・」

 

リザ「美味です・・・!子供のイノシシだからか食感も柔らかい・・・油も意外とさっぱりしていて幾らでも食べられそうです!」

 

ライト「中まで火がしっかり通ってジューシー。」

 

タスク「野菜も火が通って味がしっかり付いてて美味い。」

 

ライト「そうだタスク。エールあるけど飲むか?」

 

ストレージからエールを出した。

 

タスク「お!気が利くな!」

 

串焼きを食べ、エールを飲む。

 

ライト「ぷっはぁ〜!美味い!」

 

タスク「あぁ〜。やっぱりこの2つはピッタリだなぁ〜。」

 

リザ「ですが・・・こんな物を食べていた事を知られたらポチやタマが騒ぎそうですね・・・」

 

タスク「確かに。」

 

ライト「あの子達は肉に目がないからな。」

 

ルル「ふふふ。じゃあこれは、私達4人だけの内緒にしておきましょう。」

 

リザ「そうしましょう。」

 

タスク「じゃあ食べ終わったら、洗浄魔法で匂いを消そうか。気付かれないように。」

 

 

 

 

 

 

だが翌朝。

 

ポチ・タマ「・・・・!」

 

何故かバレてしまった。

 

ポチ「ずるいー!抜け駆けは良くないのです!」

 

ルル「す、すみません・・・」

 

ライト「ごめんよ・・・」

 

タマ「タマのは!?」

ポチ「ポチのは!?」

 

タスク「すまん。全部平らげた・・・」

 

ポチ・タマ「わーーーーん!!

 

タスク「何でバレたんだ?しっかり洗浄しておいたのに・・・」

 

ライト「2人の嗅覚だろう。微かな匂いを嗅いだんだろう・・・」

 

サトゥー「2人共安心して。先日の肉がまだ少し余ってるから朝食で食べよう。」

 

ポチ・タマ「・・・!わーーい!」

 

サトゥー「ルルとリザ、ライトとタスクは2食続けて肉になるけど大丈夫?」

 

リザ「勿論です。」

 

ライト「どんと来い。」

 

リザ「肉なら何食でも入る自信があります!」

 

ルル(リザさん昨日ほぼ1人で食べ切ったのに・・・凄い・・・)

 

ミーア「はぁ〜〜〜・・・また肉・・・」

 

肉が苦手なミーアが落ち込んでいた。

 

ルル「ミーアちゃん!今度はお野菜いっぱい食べましょうね?」

 

タスク「昼は飛びっきりの野菜料理振る舞うから、それまで我慢出来るか?」

 

ミーア「・・・うん。」

 

こくりと頷いた。

 

ルル「では、私達も朝食の準備をしましょうか。」

 

ミーア「ん。」

 

タスク「あぁ。」

 

次はどんな料理で幸せを奏でようか。

 

 

 

 

『ツヅク』




         キャスト

        ルル:早瀬莉花
        リザ:津田美波

       ライト:山崎大輝
       タスク:小林裕介

      サトゥー:堀江瞬
        ポチ:河野ひより
        タマ:奥野香耶
       ミーア:永野愛理
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