ウマ娘 恋愛ダービー『あなたはトレーナーである』読者参加型 作:雅媛
あなたはアグネスタキオンのトレーナーであった。
今は、アグネスタキオンの夫である。
無事(?)トレセン学園のトレーナーをクビになったあなたは、トレセン学園所属の整体師として、再就職した。
タキオンを無事3年間走らせた腕が買われたのだ。
そして欠勤ですぐに再度クビになった。
タキオンが、あなたが学園に行くのに対して、駄々をこねたのだ。
「トレーナー君がNTR(ナリタトップロード)されるよぉお!!!」
「いや、俺はタキオン一筋だし」
「そういって他の女の肌をいやらしくなでるんだぁ!! やだああああ!!!」
「そりゃマッサージとかするけど嫌らしくしないし……」
今日もどったんばったん大騒ぎである。
ほかのウマ娘に触るのが、どうしても許せないらしい。
タオル越しで、直接触らないといってもダメらしくて、毎日大騒ぎである。
「私にはいやらしくする癖にー!!!!」
「そりゃタキオン相手なら、思いっきりいやらしくするよ」
タキオンは何を言っているのだろうか。あなたは首を傾げた。
最愛の愛バであり、妻であるタキオンにいやらしいことしなくてどうするというのか。
当然毎日いやらしいマッサージを十分にしている。
だが、タキオンにかまえば、そのままいやらしいマッサージになって学園に行けないし
かといって無視して行こうとすれば、すぐ押さえつけられて、首輪に手枷足枷が出てきて、地下室行きだ。
攻めタキオンもたまには良いものだ。
つまりどっちにしろ出勤は不可能ということだ。
ということで、あなたは学園に行くことができず、すぐにクビになった。
幸い財産は、タキオンの賞金に、あなたの3年間の給料と、それなりに蓄えはある。
だが、タキオンと子供ができれば、いろいろ入用になるだろう。
最低限収入が欲しかった。
「トレーナー君の知識自体を広めるのは賛成だし、そういうのをするのがいいのではないのかな?」
「例えば?」
「まずは本だね。まとめて出せばそれなりに評判になるだろう」
「なるほど」
「あとは動画とかを配信してもいいかもしれないね。私にしているとき、撮影して、それを流せば参考になるだろうさ」
「なるほど……」
ウマチューバ―なんていう職業があるくらいだ。
トレーニングについては無難なものしか知らないあなただったが、こと、体調管理方法については詳しい自信がある。
ということでまずは撮影だったが……
すぐにおじゃんになった。
まずマッサージ中のタキオンの反応がいやらしすぎる。
こんなのアップロードしたら、ウマチューブにすぐ削除される。
それによく考えたら一般公衆にタキオンの柔肌をさらすなんて、あなたにはできないことだった。
ということで、マッサージ練習用の等身大人形を買ってきて、それで撮影を始めたのだが……
「トレーナー君が人形にNTR(ナリタトップロード)されるよぉお!!!」
「いやそんなわけ…… あっ」
人形に嫉妬したタキオンが、アグネススペシャルで人形を攻撃してしまったのだ。
人体を知り尽くした上で放たれるアグネススペシャルに、人形は哀れ手足が捥がれ、首は爆散した。
ちなみにタキオンが人形を爆散させたシーンは偶然撮影していたので、そのままウマチューブにアップロードしたら、すごい再生数になった。だが、グロテスクで危険ということですぐに削除されてしまった。
結局動画プロジェクトは中止になってしまうのであった。
結局、無難に執筆することになったが、これがまた大変である。
なんせ、あなたは執筆なんてしたことがない。
適当に文を連ねてみるが、これでいいのかもわからない。
さらに執筆を始めると、タキオンが邪魔をしてくるのだ。
「はい、トレーナー君、あーん」
「あの、タキオン?」
「あーん」
こんな感じで膝の上に座って差し入れを食べさせてくる。
「甘いものは考えているときに脳にいいんだよ」
「で、何が入ってるんだ、これ」
ショッキングピンクの丸い謎物体を指さす。絶対ろくなものではない。
「もちろん媚薬だよ!」
「当然のように媚薬を盛るな」
「トレーナー君の選択肢は二つだよ。おとなしくこれを食べるか、無理やり私に食べさせられるかだ」
「実質一択だな……」
結局あなたとタキオンは、この後うまぴょいをすることになり、執筆なんてまるで進まないのであった。
そんな風に、おはようからおはよう迄、毎日あなたとタキオンはイチャイチャしていた。
朝は同じベッドで目を覚まし、朝食を作る。
食事は基本あなたが作るが、紅茶を入れるのはタキオンだ。
そうしてあなたはタキオンを抱っこして、食事である。
お互いあーんしながらゆっくりと食事を済ませる。
食事が終わって、ゆっくり片づけをしたら、お互いにマッサージを行う。
最近はタキオンがあなたに対してマッサージもしてくれる。
まずはあなたがタキオンにマッサージをして、次にタキオンがあなたにマッサージをする。
基本性欲を持て余すが、そのあとは、軽く外でランニングをしたり、体を動かす。
あなたはまだしも、ウマ娘のタキオンは、走らないと体や心に悪影響が大きいのだ。
そうしてひと汗かいたら、そのまま二人でお風呂に入る。
一緒にお風呂に入って、体をお互い洗い合えば、そのまま夜の運動が始まるのは自然のことだった。
お風呂に入った意味があまりないまま、遅い昼食を作って食べる。
朝以上に二人でくっつきながら、時にあーんをして、時に口移しなんかしちゃいながら、食事をゆっくり進めていく。
食事が終わり、片づけたら大体二人でお出かけである。
食料を補充したり、公園を散歩したり、ちょっとしたデートである。
タキオンと二人、手を恋人つなぎをしながら歩く街はちょっと特別である。
タキオンお気に入りのはちみーショップではちみードリンクを飲んで、大体二人で帰るのであった。
帰ればもう夕方であり、一応お仕事をすることになっている。
なっているが、仕事もせずにイチャイチャすることになるのがほとんどだ。
そうして延々とイチャイチャしながら、軽く夕飯をつまみつつ、結局一日が終わってしまう。
あなたとタキオンの生活はただれていた。
そんな生活をしていれば、すぐにできるものはできてしまう。
あなたのお仕事は、タキオンのお世話に戻った。
結局トレーナー時代と何も変わらなくなった。
そうして子供も生まれれば、タキオンの世話以外にも、子供たちの世話も加わる。
大好きなタキオンと、大好きなタキオンとの子供の世話をして暮らす。
それは何と幸せなことだろう。
結局あなたはアグネスタキオンのトレーナーが天職だったということである。
あなたはアグネスタキオンのトレーナーであった。
今はもうアグネスタキオンのトレーナーではない。
だが、やっていることは何も変わっていなかった。
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