ウマ娘 恋愛ダービー『あなたはトレーナーである』読者参加型   作:雅媛

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これで、タキオン編は終わりです。


10【エンディング】あなたはアグネスタキオンのトレーナーであった

 あなたはアグネスタキオンのトレーナーであった。

 今は、アグネスタキオンの夫である。

 

 無事(?)トレセン学園のトレーナーをクビになったあなたは、トレセン学園所属の整体師として、再就職した。

 タキオンを無事3年間走らせた腕が買われたのだ。

 そして欠勤ですぐに再度クビになった。

 

 

 

 タキオンが、あなたが学園に行くのに対して、駄々をこねたのだ。

 

「トレーナー君がNTR(ナリタトップロード)されるよぉお!!!」

「いや、俺はタキオン一筋だし」

「そういって他の女の肌をいやらしくなでるんだぁ!! やだああああ!!!」

「そりゃマッサージとかするけど嫌らしくしないし……」

 

 今日もどったんばったん大騒ぎである。

 ほかのウマ娘に触るのが、どうしても許せないらしい。

 タオル越しで、直接触らないといってもダメらしくて、毎日大騒ぎである。

 

「私にはいやらしくする癖にー!!!!」

「そりゃタキオン相手なら、思いっきりいやらしくするよ」

 

 タキオンは何を言っているのだろうか。あなたは首を傾げた。

 最愛の愛バであり、妻であるタキオンにいやらしいことしなくてどうするというのか。

 当然毎日いやらしいマッサージを十分にしている。

 だが、タキオンにかまえば、そのままいやらしいマッサージになって学園に行けないし

 かといって無視して行こうとすれば、すぐ押さえつけられて、首輪に手枷足枷が出てきて、地下室行きだ。

 攻めタキオンもたまには良いものだ。

 つまりどっちにしろ出勤は不可能ということだ。

 

 ということで、あなたは学園に行くことができず、すぐにクビになった。

 

 

 

 幸い財産は、タキオンの賞金に、あなたの3年間の給料と、それなりに蓄えはある。

 だが、タキオンと子供ができれば、いろいろ入用になるだろう。

 最低限収入が欲しかった。

 

「トレーナー君の知識自体を広めるのは賛成だし、そういうのをするのがいいのではないのかな?」

「例えば?」

「まずは本だね。まとめて出せばそれなりに評判になるだろう」

「なるほど」

「あとは動画とかを配信してもいいかもしれないね。私にしているとき、撮影して、それを流せば参考になるだろうさ」

「なるほど……」

 

 ウマチューバ―なんていう職業があるくらいだ。

 トレーニングについては無難なものしか知らないあなただったが、こと、体調管理方法については詳しい自信がある。

 

 ということでまずは撮影だったが……

 すぐにおじゃんになった。

 

 まずマッサージ中のタキオンの反応がいやらしすぎる。

 こんなのアップロードしたら、ウマチューブにすぐ削除される。

 それによく考えたら一般公衆にタキオンの柔肌をさらすなんて、あなたにはできないことだった。

 

 ということで、マッサージ練習用の等身大人形を買ってきて、それで撮影を始めたのだが……

 

「トレーナー君が人形にNTR(ナリタトップロード)されるよぉお!!!」

「いやそんなわけ…… あっ」

 

 人形に嫉妬したタキオンが、アグネススペシャルで人形を攻撃してしまったのだ。

 人体を知り尽くした上で放たれるアグネススペシャルに、人形は哀れ手足が捥がれ、首は爆散した。

 ちなみにタキオンが人形を爆散させたシーンは偶然撮影していたので、そのままウマチューブにアップロードしたら、すごい再生数になった。だが、グロテスクで危険ということですぐに削除されてしまった。

 

 結局動画プロジェクトは中止になってしまうのであった。

 

 

 

 結局、無難に執筆することになったが、これがまた大変である。

 なんせ、あなたは執筆なんてしたことがない。

 適当に文を連ねてみるが、これでいいのかもわからない。

 さらに執筆を始めると、タキオンが邪魔をしてくるのだ。

 

「はい、トレーナー君、あーん」

「あの、タキオン?」

「あーん」

 

 こんな感じで膝の上に座って差し入れを食べさせてくる。

 

「甘いものは考えているときに脳にいいんだよ」

「で、何が入ってるんだ、これ」

 

 ショッキングピンクの丸い謎物体を指さす。絶対ろくなものではない。

 

「もちろん媚薬だよ!」

「当然のように媚薬を盛るな」

「トレーナー君の選択肢は二つだよ。おとなしくこれを食べるか、無理やり私に食べさせられるかだ」

「実質一択だな……」

 

 結局あなたとタキオンは、この後うまぴょいをすることになり、執筆なんてまるで進まないのであった。

 

 

 

 そんな風に、おはようからおはよう迄、毎日あなたとタキオンはイチャイチャしていた。

 朝は同じベッドで目を覚まし、朝食を作る。

 食事は基本あなたが作るが、紅茶を入れるのはタキオンだ。

 そうしてあなたはタキオンを抱っこして、食事である。

 お互いあーんしながらゆっくりと食事を済ませる。

 

 食事が終わって、ゆっくり片づけをしたら、お互いにマッサージを行う。

 最近はタキオンがあなたに対してマッサージもしてくれる。

 まずはあなたがタキオンにマッサージをして、次にタキオンがあなたにマッサージをする。

 基本性欲を持て余すが、そのあとは、軽く外でランニングをしたり、体を動かす。

 あなたはまだしも、ウマ娘のタキオンは、走らないと体や心に悪影響が大きいのだ。

 

 そうしてひと汗かいたら、そのまま二人でお風呂に入る。

 一緒にお風呂に入って、体をお互い洗い合えば、そのまま夜の運動が始まるのは自然のことだった。

 

 お風呂に入った意味があまりないまま、遅い昼食を作って食べる。

 朝以上に二人でくっつきながら、時にあーんをして、時に口移しなんかしちゃいながら、食事をゆっくり進めていく。

 

 食事が終わり、片づけたら大体二人でお出かけである。

 食料を補充したり、公園を散歩したり、ちょっとしたデートである。

 タキオンと二人、手を恋人つなぎをしながら歩く街はちょっと特別である。

 

 タキオンお気に入りのはちみーショップではちみードリンクを飲んで、大体二人で帰るのであった。

 

 帰ればもう夕方であり、一応お仕事をすることになっている。

 なっているが、仕事もせずにイチャイチャすることになるのがほとんどだ。

 そうして延々とイチャイチャしながら、軽く夕飯をつまみつつ、結局一日が終わってしまう。

 

 

 

 あなたとタキオンの生活はただれていた。

 そんな生活をしていれば、すぐにできるものはできてしまう。

 

 あなたのお仕事は、タキオンのお世話に戻った。

 結局トレーナー時代と何も変わらなくなった。

 

 そうして子供も生まれれば、タキオンの世話以外にも、子供たちの世話も加わる。

 大好きなタキオンと、大好きなタキオンとの子供の世話をして暮らす。

 それは何と幸せなことだろう。

 

 結局あなたはアグネスタキオンのトレーナーが天職だったということである。

 

 あなたはアグネスタキオンのトレーナーであった。

 今はもうアグネスタキオンのトレーナーではない。

 だが、やっていることは何も変わっていなかった。




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