気づいたら、赤ちゃんになっていた
何が起こっているのだろうか、ただ、チャンスだと思った
赤ちゃんに戻る前は、いわゆる陰キャラ、というかスーパーボッチオタクだった
だからやり直しのチャンス、もう一度人生をすることができると…
でも…残念ながらそれは叶わなかった、半身不随、生まれつきの障害があった
それも動かない半分は焼きただれたような跡があった
親からは気味悪がられるこの見た目では友達も当然できず、第二の人生エンジョイとはいかなかった
だから、人体実験に参加した
どうやら反物質を体内で生成する、そのテストケースの保険
つまり、保険の保険ぐらいの扱いだが、この手術によって傷が治り、超パワーをつけることができるらしい
というよりなんか聞いたことあんぞ、この設定…
へ?主治医は柳沢誇太郎?
あ、暗殺教室ゥ!?
え?じゃあこの実験に参加して反物質生物になったら俺殺されるのでは?!
い、いやだ!まだ死にとうない!
こうなったら…
脱走、するか…
3月12日
研究室が崩壊した、どうやら俺は忘れ去られていたようだが、なんとかあぐり先生を助けることはできるだろうか…
どうやら間に合わなかったようだ、死神もとい殺せんせーが飛び去っていってしまった…
ん?てことはもうすぐ雪村あかりがここをを通るのでは?
まじか!最推しちゃんはひと目見て帰らなきゃ…
あ、あれは…
美少女すぎる…
ようやくアニメの中に来た感じがするなぁ、とりあえず話しかけに行こ
「その箱は、持ち帰らない方ががいいよ」
「誰ッ?!」
「ふむ、誰と言われても名乗るほどじゃないというか名乗る名がないので困るのだが…」
「そうだな…アキとでも呼んでくれ」
これは単純にカエデと合わせたかっただけ…
許して!
「でも、多分この箱はおねぇちゃんを殺したアイツを殺せる箱だから」
「あの触手生物が君の姉を殺したところをきちんと見たのか?」
「それ、は…見て、無いけど」
「なら、多分違うね、きっと死因は別のところにある。あの胡散臭い柳沢とかね」
適当に言ったけど死因が柳沢ってのはあながち間違ってないよな…
無差別触手地雷を作って使ってたのはアイツだし
「じゃあ、私は、どうしたらいいの?」
「あって話をすればいい。ほら、そこの紙に彼女の持つクラスを引く受けると書いている。きっとそこに行けば話ぐらいはできるさ」
「そっか、話せば、わかるかもしれないもんね」
「うんうん」
あー素直で良い子だなー!好き!かわいい!結婚しようか!!!
…おっと、気持ち悪いところが出てしまったか
その後とりあえず彼女を家に送り届け、俺も家に帰ろうとしたのだが…
俺家ねぇじゃん!!!
とりあえず近所の森に隠れ住むことにした
幸先が悪すぎる…
だいぶ触手と化した体に慣れてきた
殺せんせーのように全身触手なわけでもないが、半身は触手になりきっている
多分このまま行けば全身触手人間になるだろう
そんな事がわかったタイミングで触手に反応があった
どうなりたいのかを聞いてきた
いや、別に物理的に聞いてきたわけではないのだが、その、ニュアンス的な感じでわかるのだ「どうなりたいのー?」って
俺はそれに人間になりたいって答えた
すると触手は形を変え、俺は人間の形を保つことができた
皮の下では全身触手化が進んではいるが、それでも人間の形に慣れていることで俺は感動した
なんだ!触手くんっていいやつだしかわいいな!!!
前言撤回、やっぱごっついやつかもしれない
一度試しに全力で動いてみたらとてつもないスピードとパワーが出た…
それに殺せんせーはパワーが意外とないと言ってたけど、俺が人間の形をしていることが原因なのか、とんでもないパワーを繰り出せる
具体的には力の入ったパンチで山の頂上が消し飛んでしまった…どうしようどう責任取ろう…
出せる力の研究と並行して反物質についての理解も深め研究を進めている
具体的に言えば、大半物質用素材やレーザーの無効化なのだが、コレに関しては特に苦労しなさそうな感じはする
とりあえずで人体に一つ並列演算用の脳を数機増やしてみたのだが、コレがまた面白いようにうまくいったのだ
恐らく俺の体は殺せんせーよりも実験と改造がしやすい物体っぽい
あるいは彼らとはまた別の物質で反物質化させていたのかもしれない
もう一ヶ月が経ちそうである、雪村あかりとは何度かあって話、というよりカウンセリングをしている
愚痴を聞いたり、不満を吐かせたり、まぁ色々だ
その代わり、彼女からは戸籍関連のコネを紹介してもらった!
これで来年度からはE組に入ることができるだろう!
今からとても楽しみだ!!